DAZNで試合観てからパナスタに飛ぶハードスケジュール
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第25節、大分トリニータvs浦和レッズの一戦です。
ここ4試合で3勝1分。特に第23節仙台戦は6-0の圧勝で制し、前節は2位のC大阪相手に逆転勝利を収めた浦和は来季のACL出場権獲得の可能性をなんとか繋ぎ止める事が出来ています。このままこの連勝が今のG大阪や一時期の鹿島のような伸び方をすれば、3位以内も十分現実的な目標として捉えられるでしょう。しかし今日の対戦相手大分はJリーグの中でも曲者感が強いチーム。しかもアウェイ大分戦は浦和にとって大の鬼門。浦和の勢いは継続できるのでしょうか。
両チームスタメンです。
ACLに伴う変則日程により第24節を9月の時点で消化していた大分は第23節G大阪戦以来2週間ぶりの試合。休養バッチリで挑む試合ですがG大阪戦からはスタメンを4人変更し、普段は左CBのレギュラーである三竿雄斗を一列前で起用して左CBには刀根亮輔を起用。7ゴールを挙げている田中達也をベンチに置き、GKにはムン・キョンゴンに代わって第8節鹿島戦以来の先発となる高木駿が入りました。
浦和は前節からスタメンの変更はなし。第22節柏戦以降で見ても左サイドバックを宇賀神友弥から山中亮輔に代えた以外の変更はなく、好調を維持してからメンバーをそのまま起用します。
2002年日韓W杯や昨年のラグビーW杯の会場としても使用された「ビッグアイ」でお馴染みの大型スタジアムですが、上でも述べたように実は浦和にとってこのスタジアムは超絶鬼門です。2004年2ndステージ第4節で浦和が4-1で勝利してからというもの、それ以降浦和はこの地で2分5敗。浦和が優勝を果たした2006年も1-2で敗れ、2009年の大分の14連敗は浦和戦で止まり、大分がダントツの最下位で降格した2013年もここではドローゲーム…。ジンクスは果たして?
序盤、自分達のペースで試合を進めたのは大分の方でした。しっかりとボールを繋ぎ、なかなか決定的なシーンまでは結びつけられなかったものの、基本的には浦和陣内で多くの時間を過ごしながら浦和のラインを下げ、フラストレーションを与え続けていきます。
とはいえ、劣勢だった浦和も前半終了間際にはいくつか決定的なシーンを作ります。40分には山中亮輔のクロスのこぼれ球を長澤和輝がミドルシュート。44分には右サイドで粘ったマルティノスのクロスに興梠慎三が合わせますが、どちらもシュートは枠の左に逸れてゴールならず。前半は0-0で終えます。
後半立ち上がりは大分の猛攻の時間が続きます。前半よりもより一層ゴールに向かって果敢に迫っていった大分は何度も浦和に対して波状攻撃を仕掛けていき、度々浦和ゴールを脅かしていきますが、最近安定感を増している浦和の守備陣も非常に高い集中力を見せてゴールを許しません。
しかし大分がなかなか好機を活かせないでいると攻め疲れ的な部分も出てきて、浦和もサイドからを中心に攻撃の時間を作れるようにもなってきました。浦和は70分にツートップをレオナルドの杉本健勇に代えてからは2人の高さと強さを活かすシンプルな攻撃の圧を強めていきます。
大分も81分に3枚替えを敢行してフレッシュな顔を投入すると、88分には右サイドを突破した田中のクロスに野村直輝が頭で合わせる途中出場コンビが決定的なシーンを作り出しましたが無情にもクロスバー直撃。終盤は大分の速さと浦和の強さがぶつかり合う見応えのある攻防が繰り広げられましたが、最後までゴールは生まれず0-0で終了。浦和は鬼門・大分ドームで今日も勝つ事は出来なかったものの、これで5戦無敗となりました。
大分は終始すごく自分達の良さを出せていたと思います。前半から緩急を使い分けた攻撃で何度も浦和ゴール前に雪崩れ込むような攻撃でチャンスを作っていましたし、やっぱり完成度は高いなと改めて感じる試合でした。ただ前節G大阪戦と同様に最後の一押しが足りないところが去年との差という気も…。浦和のDF陣がよく耐えたという側面もありますがね。0-0ではありますが、非常に面白い試合でした。
じゃ行ってきマース。
ではでは(´∀`)