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ACL組の2チーム編成不可避問題。横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸、FC東京のカタールに行くかJ1最終節に出るか、外国人選手枠も踏まえてメンバー予想してみた。

(※今回のブログを読む前に!一部追記した箇所を除いては10月30日に書いたブログです。)

 

 

 

ごま油って万能だよね。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、新型コロナウィルスの影響でJリーグの当初予定がズレにズレまくっているのは今更言うまでもない話ですが、Jリーグ勢で最も「日程」に振り回されているのは横浜F・マリノスFC東京ヴィッセル神戸の3チームです。

というのもこの3チームにはAFCチャンピオンズリーグがこれから絡んでくるので、ここから更にヘビーな事態になってくる訳ですよ。

 

 

 

当初は10月に再開予定だったACLでしたが、AFC様の相変わらずのグダグダっぷりも影響して11月再開に変更。そして大会方式もカタールでの集中開催という形式に変更になりました。

どこかしらの国で集中開催になる事は決まっていたので、Jリーグ側もそれに合わせた日程変更(該当期間中の横浜FMFC東京、神戸の試合の前倒し)を行うなど対策していましたが、AFCが急に日程をズラした事でJリーグ側も対処の仕様がいよいよ無くなってしまい、その結果決勝まで日本勢が勝ち上がった場合、J1最終節と決勝戦の日程が被るという事態になってしまいました。更にカタール開催という手前、帰国の際には14日間の隔離が課せられます。という事は単純計算すると決勝トーナメントに進出した時点でACLカタールに行ったメンバーは最終節に出られない計算になる訳で……。その為、決勝トーナメントに進出した時点で上記の3チームにはACLに出るチーム、J1最終節を戦うチームの2チームを編成する必要があるのです。

 

 

恐らく各チーム、それこそ日本代表のように最初から23人前後のメンバーを選定してカタールでの試合を行う、もしくはACLの登録上限人数である35人、及びそれに近い選手をとりあえずカタールに連れて行って予選リーグを戦い、決勝トーナメント進出が決まった時点で「カタール残留組」と「帰国組」に分ける…このどちらかの選択が求められる事になります。

で、今回は……決勝トーナメント進出したとして、ACLに出場する3チームはどういうメンバーを構成するのかを予想してみました。勿論、このブログを書いているのは10月12日なので、ここから怪我やコンディション不良などで状況は変わってくるでしょうが……あくまで参考程度にご覧頂ければ、と思います。

一応、人数としては23人をカタールに残すなら誰を残すのか?誰をJリーグに挑ませるのか?という前提で進めていきます。

 

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ヴィッセル神戸

 

ACL組予想メンバー23人

GK1 前川黛也

DF3 渡部博文

DF4 トーマス・フェルマーレン

MF5 山口蛍

MF8 アンドレス・イニエスタ

FW9 藤本憲明

FW11 古橋享梧

FW13 小川慶治朗

MF14 安井拓也

DF17 菊池流帆

GK18 飯倉大樹

DF19 初瀬亮

FW21 田中順也

DF22 西大伍

DF24 酒井高徳

DF25 大崎玲央

MF27 郷家友太

GK28 吉丸絢梓

MF31 中坂勇哉

MF38 佐々木大樹

FW41 小田裕太郎

DF44 藤谷壮

FW49 ドウグラス

監督 三浦淳宏

 

J1最終節に回る可能性の高い主力選手→セルジ・サンペール、ダンクレー

最終節→12月19日14:00 vsFC東京@味の素スタジアム

 

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元々今季の神戸はトップチーム登録選手が28選手しかおらず、少数精鋭スタイルの編成になっていました。その為、Jリーグとは異なる外国人枠(3+アジア枠1)に漏れた選手以外はトップチームのほぼ全員をカタールに向かわせて、残った外人選手+ユース選手を2種登録する形で最終節を戦うと思われます。

最終的にはマリノスFC東京も似たような形式を取るとは思うのですが、神戸がマリノスと異なるのは既に最終節が消化試合になる事が濃厚になっている部分。ですので、ルール上の理由で登録できない外国人選手を除いてはACLに戦力を集中投下できる状況と言えるでしょう。

 

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FC東京

 

GK1 児玉剛

DF3 森重真人

DF4 渡辺剛

DF5 丹羽大輝

DF6 小川諒也

MF7 三田啓貴

MF8 高萩洋次郎

FW9 ディエゴ・オリヴェイラ

MF10 東慶悟

FW11 永井謙佑

MF15 アダイウトン

MF20 レアンドロ

DF22 中村拓海

FW23 矢島輝一

FW24 原大智

FW27 田川享介

MF28 内田宅哉

MF31 安部柊斗

DF32 ジョアン・オマリ

GK33 林彰洋

DF37 中村帆高

GK41 野澤大志ブランドン

MF44 品田愛斗

監督 長谷川健太

 

J1最終節に回る可能性の高い主力選手→波多野豪、アルトゥール・シルバ

最終節→12月19日14:00 vsヴィッセル神戸@味の素スタジアム

 

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FC東京の場合にポイントなるのは主に2点。一つは東の復帰がいつになるか、もう一つはFC東京にとって最終節が重要な意味を持つ可能性がある事です。

東が全治3〜4ヶ月の負傷とリリースされたのが7月26日なので、単純計算すると復帰時期は10月末〜11月末。ACLの事を踏まえると絶妙に微妙なんです。問題なくACLに間に合うか、もしくは逆に今年中の復帰が厳しいのなら決断は簡単なのでしょうが、復帰がギリギリになるなら「決勝トーナメント中に戻ってくればOK」か「回復に専念させてJ1最終節に出す」かの二択が迫られます。東がACLに出られないとなった場合は外国人枠もアダイウトンではなくA・シルバをチョイスする可能性も出てきますしね。でもそう考えると、ジョアン・オマリをアジア枠で使えるって凄く大きいね…。

もう一つの要素としてはFC東京は現時点で5位につけています。勿論、試合数が多い割には2位なので他の上チームの結果次第にはなりますが、日本に帰すかどうかの最終判断をしなければならない時点でJ1は5試合残っている以上、2位か来季ACL出場圏内の可能性は残っている可能性があるです。そうなると、GKには林彰洋がいるので、波多野か児玉のどちらかは日本に残す可能性が高いんじゃないかと思っています。最終節の相手はユース組中心のメンバー構成になりそうな神戸ですから、その点ではACLに注力し易いのは確かです。ただ、2位に入ると今度は天皇杯も重なり、ACLの勝ち上がり次第では天皇杯も日本組で戦う必要が出てくる可能性もあるので……。

 

(※追記)

柏レイソルに新型コロナウィルス感染者が複数出た事により、11月7日に予定されていたルヴァン杯勝戦の中止が11月4日に発表されました。現状では代替日程の予定が決まっていないのでなんとも言えませんが(一応12月26日が候補とする説もある)、もし仮にFC東京ACL、および帰国後の隔離期間中に日程が組まれた場合はベンチ入りメンバーに入らない可能性が高い選手は日本に残す事もあるかもしれません。

 

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横浜F・マリノス

 

DF5 ティーラトン

MF6 扇原貴宏

FW7 大津祐樹

MF8 喜田拓也

FW9 マルコス・ジュニオール

DF13 チアゴ・マルチンス

DF15 伊藤槙人

DF16 高野遼

FW17 エリキ

MF18 水沼宏太

DF19 實藤友紀

GK21 梶川裕嗣

FW23 仲川輝人

DF25 小池龍太

MF26 渡辺皓太

DF27 松原健

GK32 高丘陽平

DF33 和田拓也

GK34 中林洋次

FW38 前田大然

MF39 天野純

DF44 畠中槙之輔

FW45 オナイウ阿道

監督 アンジェ・ポステコグルー

 

J1最終節に回る可能性の高い主力選手→大津祐樹ジュニオール・サントス

最終節→12月19日14:00 vs横浜FC@ニッパツ三ツ沢球技場

 

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この10月に色々動いたマリノス。主な動きとしては、ACLで外国人枠を外れる事になりそうな朴を鳥栖に、エジガル・ジュニオを長崎にレンタルで放出しました。3位以内の可能性をまだ残すFC東京に対し、マリノスも少し前までは悪くない位置につけてはいましたが…試合数と現在の順位を見ると、最終節の時点で可能性が残っていない方が確率は高いです。逆を言えば、神戸同様に気兼ねなくACLに注力できるとも言えます。上記の2人を放出に踏み切ったのもマリノスとしてリーグ戦にある程度見切りをつけた側面もあるのでしょう。

メンバーに関しては、まず外国人枠ではジュニオール・サントスをどうするかと言う事。あの推進力はACLのメンバーに欲しいところですが、一方でブラジル人としてはチアゴ・マルチンス、マルコス・ジュニオール、エリキの3人が絶対的なところがあるので…。

 

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この3チームってかFC東京はすごい複雑な気持ちでJ1終盤戦見てそう。

ではでは(´∀`)