試合前にパナマの選手思いっきり鼻くそほじってたの抜かれてて草
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは国際親善試合、日本代表vsパナマ代表の一戦です!
10月以来となる日本代表戦。今回も欧州組のみで構成された日本代表メンバーでオーストリア遠征に挑みます。来年3月からはカタールW杯アジア2次予選が再開となりますし、インターナショナルウィークとして定義されている試合としては予選前最後のゲームとなります。結果と内容、両面で有意義な試合にしてほしいところですね。
両チームスタメンです。
森保一監督は12月のE-1選手権以来、インターナショナルウィークとしては去年の6月以来となる3-4-2-1を採用。最前線には南野拓実を配置し、2シャドーには久保建英とコパ・アメリカ以来の出場となる三好康児が起用されました。諸事情により大迫勇也と堂安律が招集できなかった一方、10月のオランダ遠征に参加できなかった橋本拳人や長友佑都がスタメンに名を連ねています。
本日の会場はオーストラリア、グラーツにあるメルクール・アレーナです。ちなみにドイツのデュッセルドルフのメルクール・シュピール・アレーナとは別。
このスタジアムを本拠地としているSKシュトゥルム・グラーツはかつてイビチャ・オシムが監督として長らく率いて輝かしい実績を残したチーム。こけら落としの試合でもオシム監督が指揮を執っていました。また、1997年から2005年までの間は同地出身の著名人の名を冠して「アーノルト・シュヴァルツェネッガー・シュターディオン」だったという豆知識…。
2010年、南アフリカW杯に向けた事前合宿の際にはこのスタジアムでイングランド代表と対戦。この試合で楢崎正剛から正GKの座を奪った川島永嗣がフランク・ランパードのPKを止めたり、先制点は取ったけど闘莉王と中澤佑二のオウンゴールがあったり…濃い試合でしたね。
久々の3バックがどう機能するかというのが一つのポイントでしたが、日本はボールは繋げるけれど良い位置でボールを持てず、10月の代表戦同様にもどかしい展開が続いていきます。ただ、30分過ぎには南野拓実や久保建英の間で徐々にテンポ良くボールが動くシーンも増えてはいきました。
守備に関しては逆に危険な位置でパナマにボールを持たせず、システムを変えても中央の吉田麻也を中心に安定した出来を披露。前半の最後の方に何度かサイドから危ない場面を作られはしたものの、特に崩されるようなシーンは与えずに前半は0-0で終えます。
後半開始から日本は橋本を下げて遠藤航を投入。後半になると日本はスペースを作る・使うの部分で流動的に動けるようになり、54分には三好のパスに抜け出した南野の折り返しに長友が詰めて決定機を迎えましたがこれを大きく枠の外。長友を下げて原口元気を投入した58分にも久保、原口と繋いで最後は室屋成がシュートを放ちますがこれも枠の上へ…。
それでも閉塞感のあった前半とは打って変わって後半は流動性のある攻撃で多くのチャンスを作る事が出来ました。61分、久保のパスに抜け出した南野が相手GKルイス・メヒアに倒されてPKを獲得し、これを南野自ら沈めて日本が先制。
うまくパナマの守備陣を崩せるようになってきた日本は得点直後にも原口が決定機を迎えるなど追加点のチャンスを作ります。71分に南野、久保を下げて鎌田大地、浅野拓磨を投入し、飛び出してきた浅野がGKメヒアの一発退場を誘発してからはほぼほぼワンサイドゲームに。
元々の戦力差はあるにしても、なんやかんや落ち着いた試合展開は見せた日本。後半は特に大きなピンチもなく、1-0で3試合連続となるクリーンシートを達成しました。
前半は閉塞感が否めませんでしたが、後半はかなり良いサッカーが出来ていたのではないでしょうか。一人退場後の展開はノーカンとしても、10月シリーズと比べて連係的な感覚も戻ってきたのかうまく攻撃を回せていましたし、悲観する必要は一切ない試合だったのでは。遠藤と柴崎のボランチのところでだいぶ落ち着いたので、両サイドの室屋、長友、原口もガンガン前に行けましたし、外れはしたものの右サイドの攻撃から長友、左サイドの攻撃から室屋という決定機があったのはある程度やりたい事が出来ていた証でもあるのでは。とにもかくにも、次のメキシコ相手にどこまでやれるかは大きなポイントですね。
遠藤うめぇな…。
ではでは(´∀`)