RK-3はきだめスタジオブログ

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噛み合わせ〜明治安田生命J1リーグ第27節 鹿島アントラーズvs川崎フロンターレ マッチレビュー〜

そういえば結局今年プロ野球全然行ってなかった。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第27節、鹿島アントラーズvs川崎フロンターレの一戦です。

 

 

 

前節、ホームで札幌に0-2で敗れて連勝が12でストップした川崎。それでもリーグ戦に於いては2位G大阪との勝点差は大きく広がっており、絶対というよりも超絶圧倒的優位な状態には変わりありません。優勝に向けては確かにカウントダウンが始まり、野球で言えばマジックは点灯しているような状態でしょう。対する鹿島もACL圏内、及び天皇杯出場に向けて負けられない試合です。特にFC東京C大阪が調子を落としつつあるので尚更。邁進か追い上げか、目標により近づく事が出来るのはどちらでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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試合前に永戸勝也に新型コロナウィルスの陽性反応が出た鹿島は前節スタメンで出た荒木遼太郎、町田浩樹など6名が濃厚接触者となった事で永戸を含む7名が欠場。それもあって奈良竜樹が第11節以来の先発出場となりました。

前節札幌に敗れた川崎は元々ターンオーバー志向とはいえスタメンを4人変更。ベンチには怪我から復帰した長谷川竜也も名を連ねています。

 

 

本日の会場は茨城県鹿嶋市茨城県立カシマサッカースタジアムです。

今日は突然のコロナの報で開催が危ぶまれましたが、素早く情報を得て濃厚接触者の特定も完了出来た事で開催に漕ぎ着けることが出来ました。そういえばカシマサッカースタジアムも本来なら今年は東京オリンピックサッカー競技の会場になる予定でしたね。

 

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前半はいつも通りボールポゼッションを高めていく川崎に対し、鹿島はサイドからの素早い攻撃に活路を見出そうとしていきます。終始川崎ペースで試合が進む中でも鹿島は素早い攻撃で16分にはファン・アラーノがドリブル独走で決定機を作るなどしましたが、これをGKチョン・ソンリョンに阻まれた直後の18分、今度はアラーノのパスミスを拾った脇坂泰斗が三笘薫が上手く空けたスペースにドリブルで侵入。そのままミドルシュートを決め切って川崎が先制。

 

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鹿島も攻めの形を作れていないわけではなく、22分には犬飼智也のクロスに上田綺世が頭で合わせたシーンなど惜しい場面は作ります。しかしこれもチョン・ソンリョンのファインセーブに阻まれてゴールならず。前半は全体的に川崎が安定した試合運びでリードして終えます。

 

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後半も基本的には細かく崩していくことを試みる川崎とダイナミックな攻撃を仕掛けようとする鹿島という構図で試合は進んでいきます。しかし両チームともどこか攻めあぐねている中、鹿島は後半開始時の名古新太郎に続いて64分に広瀬陸斗遠藤康を投入。より一層センターの強さを活かす戦術へ。

 

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75分、三竿健斗の縦パスに遠藤が潰れながら右サイドにパスを出すと、これを受けた広瀬のクロスをエヴェラウドがヘディングシュート。一度はまたしてもチョン・ソンリョンに阻まれますが、こぼれ球を自ら押し込んで鹿島が同点に。

 

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鹿島が81分に伊藤翔を投入し、川崎は64分に中村憲剛を下げて投入した大島僚太に続いて78分に下田北斗と怪我から長谷川、更に88分には山村和也齋藤学を投入して勝負に出ます。直後には山村と齋藤のコンビネーションで打開して最後は大島も絡んで山村がシュート。これがGK沖悠哉に阻まれた直後、鹿島は三竿のサイドチェンジを受けた遠藤のクロスに左サイドバック山本脩斗が飛び込んできますが……これもゴールならず。白熱の攻防戦は1-1のドローに終わりました。

 

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終盤の攻防は見応えがありましたね。どちらかと言えば中央から細かく崩していきたいスタイルの川崎と、逆にワイドに使ってサイドからダイナミックに破壊するような攻撃をしていきたい鹿島と、両チームの攻撃に対する異なるアプローチが上手く噛み合っていたおかげで白熱した感じになっていました。ただ、鹿島はこの状況で勝点1を川崎相手にそれなりに充実した内容で掴めた部分と、G大阪C大阪が負けたチャンスを活かしきれなかったという側面と……少し複雑なドローだったかもしれないですね。

 

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ガンバショック。

ではでは(´∀`)