ロティーナ!?
曹貴裁!?
昨日の2段階驚き
どーもこんばんは
まあキジェは是非はともかくサンガが招聘したがってんのはよく知られた話やったし…。
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第28節、大分トリニータvs川崎フロンターレの一戦です。
現段階で優勝の可能性を残しているのは首位の川崎フロンターレ、2位ガンバ大阪、試合数の関係で5位のセレッソ大阪の3チーム。このうち前節で5位セレッソが17位清水に、2位ガンバが18位仙台に敗れ、その一方で川崎は横浜FMに3-1で勝利しました。この結果、川崎は今日の大分戦で勝利すればJ1史上最速となる5試合を残して優勝決定となり、同時にJ1が18チーム34試合なって以降の歴代最多勝点を獲得する事も決定します。
川崎にとっては明日のガンバの結果を待つより、自分達の手で勝利を収めて試合後にシャーレを掲げたいのは当然でしょう。一方、大分もこれに勝てば2年連続のTOP10入りに望みを繋ぐ事が出来ます。いよいよJリーグもクライマックスです。
両チームスタメンです。
川崎は前節決勝ゴールを挙げたジェジエウが累積警告により今日の試合は出場停止。CBには車屋紳太郎が入り、小林悠は第21節以来のスタメン復帰を飾りました。
対する大分は柏戦が柏の新型コロナウィルス感染者発生により延期になった事で第26節横浜FC戦から中17日という休養たっぷりでこの試合に臨みます。知念慶は川崎からレンタル移籍中の身なので、この試合には契約上出場出来ません。
本日の会場は大分県大分市、昭和電工ドームです。特徴的な外観を持つ事で知られるこのスタジアムを設計したのは豊田スタジアムやロシア W杯の会場となったガスプロム・アレーナも設計した黒川紀章氏です。
川崎にとって一つ嫌な思い出があるとすれば……2009年、ラスト3試合という段階で川崎は鹿島やG大阪の追撃を受けながらも首位をキープしていました。そんな中で川崎は当時最下位だった大分との対戦…1位vs18位の対戦に挑みましたが、先日引退を発表したフェルナンジーニョにゴールを決められてまさかの0-1で敗北。その試合で鹿島に首位を奪われ、そのまま鹿島に逆転優勝されるという……大分からすればその再現を、川崎からすればその記憶を払拭したいところでしょう。
前半開始から試合の主導権を握ったのは大分でした。大分もポゼッション重視のチームとはいえ、序盤からボール保持の面で川崎より優位に立ちます。更にセカンドボールに対する出足の速さからゴールチャンスにも多く繋げていき、最も決定的だったのが19分、町田也真人、島川俊郎と繋いで最後は伊佐耕平がシュートを放ちますがGKチョン・ソンリョンのペースで川崎は失点を回避。
しかし飲水タイムを終えても流れは大きくは変わりません。そして迎えた35分、町田也真人の絶妙なフィードに抜け出した野村直輝が背後から谷口彰悟に倒されてPKを獲得。更にこのプレーで谷口には一発退場処分を科せられます。そしてこのPKを野村が確実に決めて大分が先制。
前半からビハインド&数的不利という窮地に立たされた川崎はその後も大分の攻撃を受け、結局川崎は前半は攻撃の糸口をほとんど掴めないまま前半終了。大分リードで後半に向かいます。
谷口退場後から守田英正をCBに組み込んだ川崎は後半開始から中村憲剛と長谷川竜也を下げて田中碧と三笘薫を投入。60分には小林悠を下げて旗手怜央もピッチに送り込み、まずは同点弾を目指します。川崎は前半よりはボールを持てるようになり三笘や齋藤学がサイドから打開を図るものの、大分もアタッキングサードへの侵入を許しません。
76分には齋藤を下げて脇坂泰斗、79分には山根視来を下げてレアンドロ・ダミアンも投入。終盤は圧倒的に攻め込みはしたものの、大分DFの高い集中力もあっていつもなら通る最後の一本が通らず……。最後はGKチョン・ソンリョンも攻撃に参加しましたが実らず、試合はそのまま終了。勝てば優勝の川崎でしたが、大分の見事なパフォーマンスの前に1-0で敗れました。
勿論谷口の退場は大きな痛手でしたが、そもそもそれ以前から今日の大分のパフォーマンスは素晴らしかったです。前半は完全に試合を制圧してましたしね。ある意味で前節とは逆の立場になった川崎も一人少ないことを感じさせなあ迫力は見せましたが、大分視点で見れば数的同数だったとしても十分勝利に値するだけの試合を見せていたと思います。
川崎の優勝条件は明日、埼玉スタジアム2002で行われる浦和レッズvsガンバ大阪の試合でガンバが引き分け以下であれば川崎の優勝が決まります。ガンバが勝った場合、優勝の行方は11月25日の川崎vsガンバ直接対決に持ち越しです。
11月25日えらい事なるぞぉ。
ではでは(´∀`)