クリスマース!
どーもこんばんは
なにもしてない。
さてさて、本日は前回に続いてJ1全18チーム満足度考査です!
今回は順位順にやってますので、Part1では川崎、G大阪、名古屋、C大阪、鹿島、FC東京を取り上げました。今回は7〜12位なので柏からスタート。
企画趣旨や概要はPart1の方にまとめてますので、是非そちらからご覧ください。
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監督:ネルシーニョ(2年目)
J1リーグ:7位(勝点52、15勝7分12敗、60得点46失点得失点差+14)
ルヴァン杯:決勝進出(現在大会中)
チーム得点王:オルンガ(28得点)
胸スポンサー:日立製作所(家電メーカー)
ホームスタジアム:三協フロンテア柏スタジアム(千葉県柏市)
満足度→満足
ルヴァンを獲っても獲らなくてもこの辺りの感覚に落ち着くのでは。柏と言えば今季に向けて積極補強も敢行しましたし、元々の戦力も厚いですから最初から昇格組として扱ってはいけないのは誰もが同意するところ。ですので大満足とまではいかないでしょうが、それでもある程度は充実したシーズンだったと思います。オルンガが凄まじすぎたのでインパクトはそこに向きますが、別にオルンガワンマンチームという訳でも無かったですし。
ただ、そうとは言ってもオルンガの去就は気になるところ。Jリーグであれだけの活躍をすれば欧州クラブやら中東・中国の金満クラブが食指を伸ばしてくる可能性もあります。来季に向けての一つのポイントはまずはそこでしょうね。
監督:城福浩(3年目)
J1リーグ:8位(勝点48、13勝9分12敗、46得点37失点得失点差+9)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
胸スポンサー:エディオン(家電量販店チェーン)
ホームスタジアム:エディオンスタジアム広島(広島県広島市)
満足度→普通
ACL圏内争いには絡めず、最後は3連敗でシーズンを終えましたが、後半戦には8戦負けなしも記録して気がつけば横浜FMや浦和も抜いて8位でフィニッシュ。城福監督体制としては一番低い順位ではありますが、広島の規模や体力も踏まえれば悲観するような順位でないのも間違いありません。
それ以上に今季は長年レギュラーを務めていた柏好文、柴崎晃誠といった選手から東俊希、浅野雄也がレギュラーを奪うなど、森島司や大迫敬介が台頭した昨季に続いて東京五輪世代の選手の台頭が目立ちました。レアンドロ・ペレイラの去就に左右されるところはあるでしょうが、主力の引き抜きさえなければ来季以降楽しみなチームの一つだと思っています。
監督:アンジェ・ポステコグルー(3年目)
J1リーグ:9位(勝点47、14勝5分15敗、69得点59失点得失点差+10)
ルヴァン杯:ベスト4
ACL:ベスト16
チーム得点王:ジュニオール・サントス、エリキ(13得点)
胸スポンサー:日産自動車(自動車メーカー)
満足度→普通
元々優勝した去年の時点で優勝チームとしては波が大きかったのは事実で、得点は川崎の次に多かったにも関わらず失点は一桁順位のチームとしては唯一のワースト5入り。第11節清水戦や第13節神戸戦に代表される試合の大味っぷりは昨年以上に顕著で、結果的にそれが過密日程と共に9位に甘んじた要因でもありました。そういえば前回優勝の時も次の年9位だったっけ…。
ただ、余りにも波が激しかったので順位は大幅ダウンにはなりましたが、マンネリで全てが低下したのではなく良いところは良いところでしっかりと継続出来ていたので、まだサイクルの終わりという訳でもないでしょう。個人的にACLは3チームの中で一番期待してたんですが…。来年も変わらぬアタッキング・フットボールを見せて欲しいですね。
監督:大槻毅(2年目)
J1リーグ:10位(勝点46、13勝7分14敗、43得点56失点得失点差-13)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
チーム得点王:レオナルド(11得点)
胸スポンサー:三菱重工業(重工業)
ホームスタジアム:埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)
満足度→超不満
まず単刀直入に、浦和の規模と選手層で2年連続二桁順位というところがもはや全てです。昨季はまだACL準優勝という加点要素がありましたが、今季はそれも無く。システムを4-4-2に変更した序盤はレオナルドの好調もあって上位をキープしてはいましたが、徐々に徐々に……。4点差負けが4回、しかも6失点試合が2つあり、最後はあれだけ批判されたペトロヴィッチ監督に率いる札幌に完敗したのもかなり浦和ファンの精神に来たんだろうなと。
結局のところ、浦和は色んな意味で個人能力に依拠し過ぎたように見えます。それが良さを発揮する部分もあるし、なんならそれをプラスに働かせてきたのが黄金期の浦和とも言えますが、それは当時の個が圧倒的だったからというもので、最近ではそこも中途半端になったのに依拠度だけ増したような。徳島で確固たるスタイルを構築したリカルド・ロドリゲス監督招聘でどうなるか注視したいです。
監督:片野坂知宏(5年目)
J1リーグ:11位(勝点43、11勝10分13敗、36得点45失点得失点差-9)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
チーム得点王:田中達也(8得点)
胸スポンサー:ダイハツ九州(輸送用機器)
満足度→満足
序盤は5連敗を喫するなど苦しみましたが、第10節横浜FM戦で連敗を止めてからは連敗は一度2連敗したのみでその後は白星先行。最終的には11位という順位に落ち着き、仮に今季降格があったとしても残留争いには一切絡む必要のないシーズンを過ごせていました。去年に引き続きお見事です。感覚としては鳥栖みたいなJ1定着コースに入っているようにも見えますね。
片野坂監督の志向するサッカーの完成度は高まり、今季は田中が絶好調。なんというか…鹿島の連勝を止めた試合や川崎の優勝決定を阻止した試合のように「曲者」みたいな雰囲気が漂ってきました。ただ、だからこそ大分がそろそろ頭の片隅に置いておきたいのは「片野坂の後」をどうするか。安定期に入りつつある今からプランは考え始めた方が良いとは思います。
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ(3年目)
J1リーグ:12位(勝点39、10勝9分15敗、47得点58失点得失点差-11)
ルヴァン杯:ベスト8
チーム得点王:アンデルソン・ロペス(9得点)
胸スポンサー:石屋製菓(菓子メーカー)
ホームスタジアム:札幌ドーム(北海道札幌市)、札幌厚別公園競技場(北海道札幌市)
満足度→普通
ホーム開幕戦が第6節にずれ込むなど北海道という地理的な要因もあって、柏と鳥栖関連を除けばACL組の次に変則日程を余儀なくされたのも影響したのか第8〜19節(前倒しの第29節込)までの成績が1勝2分10敗。1勝も出来なかった8月と1勝しか出来なかった9月の大スランプは札幌にとって致命傷ではありましたが、なんやかんやでその期間以外は白星先行。昨季とは異なり今季は目立った補強も少なく、その上でク・ソンユンと鈴木武蔵が途中退団する難しいシーズンでしたが、大卒ルーキー三人衆が揃ってレギュラーに定着するなど、長い目で見ればポジティブなシーズンと捉えられる出来でした。
そもそも、ちょっと前までの感覚で言えば札幌の12位なんか大成功じゃん?とも思うのですが、12位で「うん、まぁ、そこそこ」と思えるようになった事自体が近年の札幌の成長ぶりの証でもあると思います。良い意味で安定期コースに入ってきた感はあるので、この路線を維持しながら来季も期待したチームの一つです。
次回はラストのPart3!鳥栖、神戸、横浜FC、清水、仙台、湘南編です!
いつからイヴと当日の力関係逆転したの…?
ではでは(´∀`)