RK-3はきだめスタジオブログ

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豪〜天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会準決勝 ガンバ大阪vs徳島ヴォルティス マッチレビュー〜

外国人補強とかどうなるんや

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビューはいよいよやって参りました!第100回天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝、ガンバ大阪vs徳島ヴォルティスの一戦です!!

 

 

 

いよいよやってきました!記念すべき第100回目を迎えた天皇杯ですが、今季はリーグ中断の影響もあってJリーグからはJ2とJ3の優勝チーム、そしてJ1の上位2チームのみに出場権が与えられる事に。

その結果、名古屋やC大阪との2位争いを制してこのノックアウトステージに駒を進めたのはです!!

様々な事がありながらもなんとかここまで辿り着いたガンバ。宮本恒靖監督体制も2年半が経ちました。苦しいことの方が多かったけど遂に辿り着いたこのポジション……さぁ、まずは元日決勝に進みましょう!

両チームスタメンです。

 

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シーズン終盤戦は怪我人も多くなっていたガンバでしたが、今日は右サイドの先発に小野瀬康介が第28節浦和戦以来となる復帰をはたしています。また、ベンチにも宇佐美貴史が第30節鳥栖戦以来の復帰を飾りました。井手口陽介はまだ復帰には至っておらず、Wボランチ矢島慎也&山本悠樹のコンビでスタートします。

 

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本日の会場は大阪府吹田市パナソニックスタジアム最多です。

天皇杯というところでいつもと若干勝手は違い、尚且つチケットの販売も昨今の社会事情を顧みて途中で中断されたりしましたが、泣いても笑ってもこれが2020年最後のパナスタでのゲームです。今季はホームでの戦績が例年より良くなかっただけに、一番大事なこの場面でJ2王者を叩いて欲しいところ…!

 

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本日は現地観戦!

観戦日記はまた後日更新します。

 

 

 

前半からガンバには苦しい展開が続きます。立ち上がりこそ徳島を押し込んだかのように思われましたが、徐々に徳島の高い位置からのプレスに自陣深くに押し込まれていき、気が付けばボールポゼッションも徳島が大きく上回る展開に。徳島はテンポの良い攻撃を組み立てて、特にガンバの右サイドから攻め込んでいく形が増えていきました。

 

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対するガンバは両サイドの小野瀬、倉田秋を中心にロングカウンター気味の攻撃で形勢の逆転を図りにいったものの、上手くガンバにとって効果的なチャンスにまで漕ぎ着ける事が出来ず、前半終了間際の渡邉千真ミドルシュートもGK上福元直人がセーブ。前半は0-0で終えます。

 

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しかし後半、ガンバはいきなり試合の流れを左右する局面をモノにする事に成功します。53分、高い位置で徳島のパスを矢島がカットするとボールは渡邉を経由して小野瀬へ。小野瀬のクロスに合わせた倉田のボレーこそブロックされましたが、ゴール前のごちゃごちゃ大混戦を最後はパトリックがねじ込む形でガンバが先制!!

 

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先制点を奪ったガンバはここから安定感が爆増。「先制点を取ると強いガンバ」というデータもあるので、徳島サイドからすれば心理的な焦りも絡んだのでしょう、プレスからのカウンターがばしばし決まるようになります。宮本恒靖監督は61分に渡邉を下げて怪我明けの宇佐美を投入。これが更なる決定打に。

 

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宇佐美投入で前線で攻撃の起点が作れるようになり、更にWボランチの矢島と山本とも良い距離感とテンポを保つ事でパトリック、小野瀬、倉田、そして81分に小野瀬に代わって入った福田湧矢が何度も徳島DFの背後を突く攻撃を繰り出していきます。そして福田投入直後の82分、右サイドで髙尾瑠、山本と繋ぐと、この時点で既に絶妙なフリーランニングを見せていた福田がパトリックのスルーパスに抜け出し、最後はGK上福元との1対1を制して追加点!!

 

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宇佐美投入後の良い流れは2点目を取ってからも継続され、87分に奥野耕平と塚元大を投入してからも徳島のバタつきに乗じてガンバには3点目のチャンスが多く生まれます。結局3点目には至らなかったものの、特に後半は完璧な試合を展開して見せたガンバは2-0で勝利。決勝進出!元日決勝、元日国立です!!!!

 

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内容が良かった、というよりはものすごく鮮やかな勝ち方だったと思います。特に前半は徳島に攻め込まれる時間も長かったので完璧な内容…とはいきませんでしたが、基本的に全ての場面で理には適った試合でしたね。結果も含めて。ガンバにとって嬉しかったのは小野瀬しかり宇佐美しかり、復帰したけど怪我の影響がどうかな…と思っていた二人が好調だった事。今季のガンバの良さと強みも存分に出ましたし、今季は下位チームに負ける事のやたら多かったガンバだけに一抹の不安はありましたが……お見事でした。

 

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さぁ、決勝です!

対戦相手は順当に川崎フロンターレです。あの11月の屈辱……リベンジを果たすには最高の舞台となる元日決勝、元日国立が用意されました。勝利へのハードルが高いのはもちろん言わずもがなですが、色々あった2020シーズンを良い形で締め、2021シーズンに弾みをつけてほしいです。

そしてなんといっても今回は第100回大会です。「最多優勝」「最長連覇」などは今後塗り替えられる記録ですが「第100回目の王者」という称号を得られるのは今回だけ。全ての舞台は揃いました。あとは勝つだけ!良いお年を!!

 

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…ブログはまだ更新するからね!

ではでは(´∀`)