起きたら金増えてねえかなぁ
(唐突な適当)
どーもこんばんは
さてさて、今年ももう11月、年末です。
ガキ使も決まりました。
「今年のトピック」といえば、大体の事柄に同じワードが関連してくるんだと思いますけど……やはりインパクトと言えば東京オリンピックの中止でしょう。
思えば私、7月にオリンピックのチケット当たってたんですよ。サッカーなので東京じゃなくて札幌に行く予定だったんですけど。
その一部始終(要するにまだ完結してない!)を綴った東京五輪観戦(予定)日記も更新してるので是非見て頂きたい。
↓
「1年」……人によってこの365日という期間が長いのか、短いのかはわかりませんが、選手寿命が長くなく、その間に浮き沈みの大きいサッカー選手にとって「1年」が変えるものは非常に多いです。なんなら、例えば「1年だけ活躍した選手」がいたもしても、その1年がいつに当たったのか…で大きく人生が変わったり。要するに、1年で大きく後退する選手もいれば、1年で立場を大きく変える選手もいるのです。
それは今回のオリンピックでも一緒。予定通りに2020年7月に行われていた場合なら絶対レギュラーだったような選手だとしても、実際にオリンピックが開催される(これもまだわかんないけど)2021年7月には全く候補にも入ってないかもしれない、逆に2020年7月なら名も出ていなかったかもしれないのに、2021年7月にはエースになってる可能性もある……1年とはそういう時間なのです。
で、今回のブログで何をやりたいかというと……この1年で一気に評価を上げた選手、一気に序列が上がったり一気に候補に名を連ね出した選手がいる訳です。要するに、言い方は悪いですが…「オリンピック延期で結果的に得をした(=延期になった事でオリンピックメンバーに入る可能性が高くなった)選手」が必然的に出てくるのです。
なので、今回はそういう選手でベストイレブンを作ってみたいと思います。
ちなみに……2020年7月の段階での序列がどんな感じだったのかはこちらから↓
GK
谷晃生
生年月日:2000年11月22日
所属チーム:湘南ベルマーレ
2020年Jリーグ成績:25試合0得点
この一年の間で勢力図が一番変わった可能性があるのはGKではないでしょうか。昨年末は広島でハイパフォーマンスを見せていた事で、メンバー入りどころか正GKも大迫敬介で確定的と思われていましたが、大迫は第17節以降林卓人にレギュラーを奪い返され、その後の出場は僅か2試合。大迫もまだ十分に可能性のあるゾーンにいるとは言え、その地位の盤石性は薄れて来ています。
ですが、今年は昨年までの時点で大迫に次ぐポジションを狙っていた選手が相次いで躍進。出場機会を求めてレンタル移籍を選んだ小島亨介(新潟)、谷晃生が移籍先でレギュラーを掴んだだけでなく、波多野豪(FC東京)、若原智哉(京都)も所属クラブでコンスタントに出場。今季がルーキーイヤーになったオビ・パウエルオビンナ(横浜FM)も急激に存在感を発揮しました。個人的には応援しているチームの兼ね合いもあって谷と若原を推したいところですが、一時は勝負あったかに見えたレースはここに来て大激戦区になってきた印象です。
DF
中村帆高
生年月日:1997年8月12日
所属チーム:FC東京
2020年Jリーグ成績:28試合1得点
DF
瀬古歩夢
生年月日:2000年6月7日
所属チーム:セレッソ大阪
2020年Jリーグ成績:27試合1得点
DF
小林友希
生年月日:2000年7月18日
所属チーム:横浜FC
2020年Jリーグ成績:28試合2得点
DF
福田湧矢
生年月日:1999年4月4日
所属チーム:ガンバ大阪
2020年Jリーグ成績:30試合1得点
瀬古は昨季から代表に呼ばれる事もありましたが、今季はセレッソが優勝争いに絡む主軸の一人にまでなりました。最近は再びレギュラーから外れつつありますが、大きく評価を上げた一人という事には変わりないでしょう。メンバー選考という側面に限れば、オリンピック延期で最も恩恵を受ける事になったのは「97年生まれの大卒ルーキー」となりますが、その中で特筆すべき選手の一人が中村帆高。ルーキーながら開幕スタメンまで飾りましたが、何より室屋成が抜けても大崩れしなかったのは中村が想像以上にハマった事が大きいです。小林もちょこちょこ招集はされていましたが、今季の横浜FCでのパフォーマンスは序列を上げるには十分なパフォーマンスだったと言えるでしょう。
そしてガンバの福田はガンバファンだからってのもありますが、是非メンバーに入れて欲しい選手。昨季から出場機会を掴み、今季はガンバの上位進出の大きな原動力にもなりました。オリンピックメンバーには18人しか選ばれませんが、複数ポジションをこなせるユーティリティ性はそういう状況だからこそ重宝できるはず。
MF
山本悠樹
生年月日:1997年11月6日
所属チーム:ガンバ大阪
2020年Jリーグ成績:29試合2得点
MF
安部柊斗
生年月日:1997年12月5日
所属チーム:FC東京
2020年Jリーグ成績:27試合2得点
MF
金子拓郎
生年月日:1997年7月30日
所属チーム:北海道コンサドーレ札幌
2020年Jリーグ成績:31試合4得点
MF
松尾佑介
生年月日:1997年7月23日
所属チーム:横浜FC
2020年Jリーグ成績:20試合7得点
DFの項でも言いましたが、やはり最も1年延期で得をした形になるのは大卒ルーキーの選手達です。それで…という訳ではないでしょうが、今年は特に大卒ルーキーの活躍が目立った年だったと思います。松尾は実質去年からですけど、安部も金子も1年目ながらレギュラーポジションを獲得。特に安部はもう欠かせない選手にまでなっていますね。
そして、柴崎岳のオーバーエイジ招集が早い段階から言われ続けていたようにこの世代にはゲームメーカーが不足していました。そこに今季彗星の如くブレイクしたのがガンバの山本。9月辺りから矢島慎也、そして遠藤保仁からレギュラーポジションを奪うと、そこからは不動の存在としてガンバの12戦無敗の原動力に。今やようやく見つけた「遠藤保仁の正当後継者」の立ち位置を確固たるものにしようとしています。遠藤の磐田移籍前は試合後に2人で話し込む場面も多く見られたので、その辺りで吸収した事もなんとか五輪に滑り込んで発揮してほしいところ…!
その他で言えば、郷家友太(神戸)や福岡慎平(京都)も良い。
FW
旗手怜央
生年月日:1997年11月21日
所属チーム:川崎フロンターレ
2020年Jリーグ成績:31試合5得点
FW
三笘薫
生年月日:1997年5月20日
所属チーム:川崎フロンターレ
2020年Jリーグ成績:30試合13得点
2トップは川崎の大卒ルーキー2人で。2人とも東京五輪世代の代表活動には度々参加してきた2人でしたが、大学のサッカー部に所属していた昨季までは海外組が合流してくるタイミングでメンバーから外れるようになり、特にポジションが最激戦区だったので相当厳しい状態にいました。しかし、三笘に関しては今季のパフォーマンスが圧倒的過ぎて、もはやA代表入りすら熱望されている状態。マリノス戦のカウンタードリブルなんかあれ伝説レベルよ…。三笘がこのまま一気に五輪代表でも頭角を示せば、それはこの延期がもたらした数少ない恩恵として光り輝くのでは。
まだアピール期間は残っているので、海外組も含めて怒涛の追い上げを見せてくる選手の登場にも期待したいですね!
個人的には福岡くんもう一段階ブレイクしてほしい。
ではでは(´∀`)