なんかこういうブログ書いてても来年20チームになる実感がわかない。
どーもこんばんは
さてさて、本日は「J1全20チーム補強調査」のPart2です。
詳しい企画概要やら趣旨の説明はPart1の方を見て頂けましたら幸いです。
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では今日はFC東京から!東京+神奈川全チーム!
情報や記述は1月7日時点のものとなっています。
監督:長谷川健太(4年目)
J1リーグ:6位(勝点57、17勝6分11敗、47得点42失点得失点差+5)
ルヴァン杯:優勝
胸スポンサー:XFLAG(ゲーム会社)
主な補強情報
入団
GK 廣末陸←町田(復帰)
GK 阿部伸行←長野
DF 蓮川壮大←明治大学
MF 青木拓矢←浦和
MF 渡辺凌磨←山形
退団
GK 志村滉→磐田(復帰)
DF 木村誠二→京都(レンタル)
MF 平川怜→松本(レンタル)
MF 宮崎幾笑→岡山(レンタル)
FW 矢島輝一→大宮
基本方針
→継続路線
ルヴァン杯を制して良いスタートを切れたFC東京。その決勝戦でも先制ゴールを決めてMVPを受賞したレアンドロをレンタルから完全移籍に切り替える事は今オフの至上命題だったでしょうし、それが果たせた事はまず一つの成果でしょう。放出に関しても出場機会の少ない若手のレンタルに留めていますし、長谷川監督就任以降は大卒ルーキーを上手く使いながら大型補強というよりは中長期的な視野で見ている印象です。
ただ、結局昨季も露呈したのが全体的な層の薄さ。安部柊斗や中村帆高がすぐに主力に定着したので室屋成と橋本拳人の穴は致命傷には至りませんでしたが、ただでさえ運動量の多いスタイルなだけにその辺りの層を厚くする事はマストです。その点、青木は理にかなった補強だと思います。
監督:鬼木達(5年目)
J1リーグ:優勝(勝点83、26勝5分3敗、88得点31失点得失点差+57)
ルヴァン杯:ベスト4
天皇杯:優勝
胸スポンサー:富士通(総合ITベンダー)
主な補強情報
入団
MF 小塚和季←大分
MF 塚川考輝←松本
MF ジョアン・シミッチ←名古屋
FW 知念慶←大分(復帰)
FW 遠野大弥←福岡(復帰)
退団
MF 中村憲剛→引退
MF 下田北斗→大分
基本方針
→継続路線
昨季にあれだけのパフォーマンスを見せた川崎ですから、目指すものや狙う事は昨季と基本的には同じ。後はACLに耐え得る選手層を維持・ブラッシュアップする事が求められます。小塚や塚川の獲得に加え、知念、遠野、宮城天(←富山)も復帰。特に遠野はJ2で大ブレイクを果たしていますからね。
ただ、不安なのが海外からの引き抜きに遭う可能性です。既に守田英正のポルトガル移籍が確実視されており、その穴は名古屋から獲得したシミッチが補って余りあるレベルと捉える事も出来ますが、今のままいくと三笘薫や田中碧辺りはいつオファーが舞い込むか時間の問題にすらなっています。川崎にとっては慰留が前提でしょうが、プランBの用意をしておく必要はあるのかなと。
監督:アンジェ・ポステコグルー(4年目)
J1リーグ:9位(勝点47、14勝5分15敗、69得点59失点得失点差+10)
ルヴァン杯:ベスト4
胸スポンサー:日産自動車(自動車メーカー)
主な補強情報
入団
GK 田川知樹←興國高校
DF 角田涼太朗←筑波大学
DF 岩田智輝←大分
MF 樺山諒乃介←興國高校
FW エウベル←バイーア
退団
FW ジュニオール・サントス→柏(復帰)
基本方針
→継続路線
昨季はJ2で活躍した選手を中心に大量補強を敢行しましたが、最終的にはその大半がシーズン途中でレンタルで退団。同時に、そのメンバーも今発表されている段階ではレンタル延長か完全移籍への移行で復帰組はいません。
ただ、実際問題としてACLに向けた補強という意味合いが強かった事もあって昨季が多すぎただけなのであって、一般的には今オフも順調に移籍市場を渡り歩いています。ジュニオール・サントスは退団しましたがエウベルを獲得し、人気銘柄とも目された岩田も獲得。特に岩田の獲得は非常に大きいですよね。ポステコグルー体制4年目、今季も攻撃的スタイルの熟成が為される事でしょう。
監督:下平隆宏(3年目)
J1リーグ:15位(勝点33、9勝6分19敗、38得点60失点得失点差-22)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
胸スポンサー:小野寺グループ(飲食業)
ホームスタジアム:ニッパツ三ツ沢球技場
主な補強情報
入団
FW クレーべ←千葉
FW ジャーメイン良←仙台
FW 小川慶治朗←神戸
退団
DF 志知孝明→福岡
DF 小林友希→神戸(復帰)
MF 中山克広→清水
FW 斉藤光毅→ロンメル
FW 一美和成→G大阪(復帰)
基本方針
→大型補強
横浜FCは正直少し不安なところがありました。昨季はレンタル移籍を上手く活用した補強が出来たとはいえ、裏返せば彼らはいずれ返さなければならない存在。実際に小林と一美はレンタル元に復帰し、エース格の斉藤も海外移籍も早い段階で決まっていたので苦戦しそう…とも思っていました。
しかし蓋を開けてみると、レンタル組のうち六反勇治、杉本竜士、手塚康平を完全移籍に切り替えてマギーニョのレンタル延長にも最高。これだけでも結構な成果だと思いましたが、ここに更に高橋、渡邉という実績抜群の2人に加えて小川とクレーべ、更にジャーメインに岩武克弥(←浦和)まで獲得。清水の影に隠れながらも横浜FCもこのご時世で相当動きましたね。斉藤の他に志知や中山の退団など痛みもあったものの、降格枠が4つになっても残留を十分達成できるだけの戦力整備をしてきた手腕は見事です。
監督:浮嶋敏(3年目)
J1リーグ:18位(勝点27、6勝9分19敗、29得点48失点得失点差-19)
ルヴァン杯:グループステージ敗退
胸スポンサー:三栄建築設計(不動産業)
ホームスタジアム:レモンガススタジアム平塚(神奈川県平塚市)
主な補強情報
入団
DF 山本脩斗←鹿島
MF 中村駿←山形
MF 名古新太郎←鹿島(レンタル)
FW 町野修斗←北九州
退団
DF 坂圭佑→大分
MF 齋藤未月→ルビン・カザン(レンタル)
MF 鈴木冬一→FCローザンヌ
MF 松田天馬→京都
MF 金子大毅→浦和
基本方針
→売却後の補修
湘南に関しては「慰留最優先」というフェーズはとっくに超えてしまいました。海外に新天地を求めた齋藤と鈴木、そして金子や坂に関しても時間の問題だとは言われていましたが、松田と中川寛斗(→京都)をJ2に強奪される形になったのは痛手だったかと。
ただ、効か不幸か湘南は移籍市場が受け身から始まる事には慣れてもいますし、自分達に出来る立ち回りで選手を引っ張ってきてはいる印象です。しかし仙台が思っていたより草刈り場になっていない事、清水と横浜FCが想像以上に補強してきた事を踏まえると……今季は相当厳しいのは目には見えてるように思います。
Part3につづく!
20チームかぁ。
ではでは(´∀`)