押してもだめなら〜明治安田生命J1リーグ第8節 横浜F・マリノスvsセレッソ大阪 マッチレビュー〜

【ご報告】

YouTubeでラジオっぽいこと始めてみました。

月曜日更新予定です。宜しくお願いします。

 

 

という訳で本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第8節、横浜F・マリノスvsセレッソ大阪の一戦です。

 

 

 

消化試合に2試合の開きがあるので順位的には少し離れていますが、今シーズン好調なチーム同士の一戦です。

前年度王者として挑んだ昨季は不本意な成績に終わったマリノスは前節湘南に引き分けて連勝こそ止まったものの、第4節浦和戦を筆頭に内容の伴った勝利で充実したシーズンを送っています。前田大然を筆頭に昨季は不完全燃焼に終わった選手の爆発も大きいですね。対するセレッソ大久保嘉人の爆発や西尾隆矢の大当たりもあって好調を維持。前節鳥栖の連続無失点と無敗を止めて3位に浮上しました。両者とも、川崎&名古屋追撃の為に重要な一戦。第8節唯一の火曜日開催です。

両チームスタメンです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406184900j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406184903j:image

 

前節からのメンバー変更は多少あるとはいえ、元々ローテーション気味にスタメンを組んでいるマリノスに対して、緊急事態発生中なのがセレッソの方です。

セレッソはトップチームの選手と関係者に新型コロナウィルス感染者、及び濃厚接触者が数名出た事で試合開催は可能になりましたが、レヴィー・クルピ監督が濃厚接触者と判定された為に指揮官不在。代行で小菊昭雄コーチが指揮を執りますが、ただでさえ坂元達裕や原川力が負傷中のところに今日は瀬古歩夢、丸橋祐介大久保嘉人らもメンバー外。ベンチ入りしたGK春名竜聖は2004年生まれの16歳とまさしく総力戦となっています。

ちなみに小菊コーチは2012年の天皇杯にて、当時第3次政権だったクルピ監督が家庭の事情で帰国した際にも代行監督を務めています。

 

 

本日の会場は神奈川県横浜市日産スタジアムです。

先日は日本代表の日韓戦が行われた日本で最大のキャパシティーを誇るスタジアム。日本で何かしらの国際大会が行われる際の決勝戦会場は大体ここです。東京五輪男子サッカーの決勝会場もここですし、2002年日韓W杯決勝、元祖ロナウドが奇妙なヘアースタイルでドイツ相手に2発ぶち込んだ舞台もここ。ちなみに最大収容人数は72327人となっていますが、実際に入場者数が7万人を超えたのは2019年ラグビーW杯決勝のイングランドvs南アフリカが唯一の事例(70103人)となっています。

余談ですが、セレッソは現在マリノスに対して5連勝中。マリノスが優勝した2019年でさえセレッソのシーズンダブルに終わり、マリノスが最後に勝利したのはなんと2011年が最後(この時も監督はクルピ)。2017年度の天皇杯決勝で激突した際は2-1でセレッソが勝利して優勝しましたが、この時延長戦で決勝ゴールを挙げたのはマリノスユース出身で現在はマリノスに復帰した水沼宏太でした。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406212500j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406212457j:image

 

 

前半から試合はオープンな展開となりました。9分、セレッソ松田陸のクロスを松田力がヒールで合わせたシュートがポストに。そのこぼれ球に詰めた豊川雄太が押し込みましたが、これはオフサイドと判定されてゴールならず。その後も清武弘嗣が惜しいロングシュートを放つなど、チャンスに直結する場面はややセレッソの方が多く進んでいきます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406212529j:image

 

ボール支配率ではマリノスが相当上回っていたものの、セレッソ前節鳥栖戦と同様にDFラインがあまり釣り出されない、迂闊に前に出ない事を徹底してきたのでエウベル、前田大然、仲川輝人の3トップが活きるスペースも無く効果的な縦パスも入れられなかったので攻撃が停滞。前半は0-0で終えます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406231658j:image

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406212550j:image

 

 

試合の流れとしては後半も大きくは変わりません。セレッソ松田力を下げて中島元彦、マリノス天野純を下げてオナイウ阿道を投入しましたが、構図としては固めるセレッソvs攻めあぐねるマリノスの状態が後半も続いて、後半最初の決定機も61分のセレッソの場面でした。ですが藤田直之のFKに合わせた豊川のヘッドはGK高丘陽平のファインセーブで阻止。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406212728j:image

 

ただ、マリノスはオナイウの投入で少し2トップ気味な形にして、仲川も仲川と78分に交代した水沼も意識的に純粋なサイドアタックを心掛けるようになり、それでセレッソゴールに迫るようになっていきます。そして迎えた87分、CKの混戦からチアゴ・マルチンスのシュートはセレッソのDF陣にブロックされましたが、こぼれ球をオナイウが叩き込んで遂にマリノスが先制!

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406231724j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406231719j:image

 

セレッソも猛攻をかけようとしますが、そうなるとスペースが出来たマリノスにとっては逆にやりやすい形に。試合はそのまま1-0で終了。マリノスは対セレッソ戦の連敗を5に止めると共に、セレッソから2011年以来となる勝利を挙げました!

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406231742j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406231746j:image

 

 

今日の試合しかり、前節鳥栖戦しかり、対戦相手によるものなのかセレッソが思っていたより引いてきた事はマリノスにとっては相当やりにくかったと思います。実際にマリノスは長い間「ボールは持てるけどチャンスが出来ない」みたいな状態が続いていました。そう意味ではオナイウの投入と2トップ気味なシステムに変えて、サイドからシンプルにいくダイレクトアタックに近いやり方で無理矢理セレッソを引っ張り出したのは見事だったかなと。

マリノスセレッソに対して長らく苦手意識があったでしょうから、好調チーム同士の対決という意味でもこの勝利は相当大きいでしょうね。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210406231820j:image

 

 

阪神勝ち逃げ成功!

ではでは(´∀`)