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コントロール〜明治安田生命J2リーグ第10節 レノファ山口FCvs京都サンガFC マッチレビュー〜

YouTubeで流行り出した「例のアレ」から派生して宙船鬼リピしてる

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J2リーグ第10節、レノファ山口FCvs京都サンガFCの一戦です!

 

 

 

サンガは目下絶好調!4連勝!4月全勝!…なんかラップみたいになりましたが。4月に入ってからのサンガは確実に上昇気流に乗っています。特に攻撃から守備へ、守備から攻撃へ切り替える部分の成長というのはこの1ヶ月かなり劇的で、前節東京V戦はそれが色濃く出ていましたし、厚みのある攻撃は前々節北九州戦で証明。上位2枠を突っ走る新潟と琉球を追撃する為にも、彼等並の連勝街道に身を投じていきたいところです。貯金は作れるうちに作ろう!

両チームスタメンです。

 

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サイドバックを飯田貴敬から白井康介に代えた以外は前節と同じメンバーをスタメンで起用したサンガに対し、山口は前節からスタメンの半数以上に当たる7人を変更してきました。

今日の注目ポイントとして挙げられるのは京都の曹貴裁監督、山口の渡邉晋監督の指揮官対決。曹監督は湘南、渡邊監督は仙台という小さな規模のクラブでJ1を渡り歩いてきた監督同士の再戦というのは、他チームファンでも注目している方は多いのでは。

 

 

本日の会場は山口県山口市、維新みらいふスタジアムです。

正式名称は維新百年記念公園陸上競技場。単純にこのスタジアムが位置する公園の名前が維新百年記念公園なのでこの名前になっていますが、すごく山口…長州っぽくて良いですよね。スタジアム自体は1963年に開場しましたが、2011年の第66回国民体育大会の開催に合わせて改築が行われました。

ちなみに……東京・大阪・京都・兵庫の緊急事態宣言発令に伴い、サンガも5月のホームゲーム2試合の無観客試合が決定してしまいましたが、サンガに最後に制限無しの試合を戦った場所が昨年の開幕戦で訪れたこのスタジアムでした。

 

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試合は山口が圧倒的にボールを支配する形で進んでいって、山口はゆっくり繋いでからサイドに展開していく事で攻撃の活路を見出そうとしていました。ただ、山口もそこまで早くからギアを入れているという訳でもなく、前節東京V戦のように高いライン設定をしている訳でもなかったのでサンガも無理には取りにいかずに、今季のサンガ比で言えば試合はやや静かに推移していきます。

 

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サンガも山口もシュートが遠く、特にサンガにはシュートチャンスもほとんどない時間が続いていました。しかし27分、味方のクリアボールを拾ったピーター・ウタカが荻原拓也とのパス交換から左サイドを突破。DFを振り切ってクロスを上げると中央に待っていた松田天馬が頭で合わせてサンガが先制!

今日はウタカのアシストから生まれた先制点で、サンガが前半をリードで終えます。

 

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後半は宮吉拓実のキックオフから始まります。右サイドに展開したところからファーストプレーで一気に攻撃を仕掛けると、ウタカのミドルシュートがGK関憲太郎に阻まれたこぼれ球に宮吉が詰めて追加点!なんと後半開始から20秒も経たないタイミングでサンガ大きな追加点。これで宮吉は2試合連続ゴール。

 

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2-0になってからはサンガもペース調整に入った部分があったので、山口がボールを保持する試合展開は最後まで続いていきました。ですがサンガには2点リードの余裕もあったので焦る事も慌てる事もなく試合の形勢を巧くキープ。選手交代も駆使しながら時計の針を進めて、そのまま2-0で試合終了……サンガ、2013年以来となる5連勝です!!

 

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試合の主導権はずっと山口でしたし、サンガが勝つために求められたのは守ることというよりも少ないであろうチャンスを確実に仕留める事でした。山口のポゼッションは66%を記録しており、前節のヴェルディとは違ってラインも低かったので、すぐにピンチになる可能性も低い代わりにサンガが攻撃に繋げるのは簡単なことでは無かったと思いますし。

そんな中で数少ないチャンスをゴールに繋げた先制点の場面、集中力が乱れがちな時間での電光石火のゴール、そして試合全体を通した守備面での規律など、試合を通して集中力はあっぱれでした。主導権は完全に山口でしたが、試合をコントロール出来ていたのはサンガでしたね。

 

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

明治安田生命J2リーグ第10節

愛媛FC0-2アルビレックス新潟

ブラウブリッツ秋田1-0水戸ホーリーホック

モンテディオ山形1-0ジュビロ磐田

大宮アルディージャ0-1FC町田ゼルビア

ジェフユナイテッド千葉0-1SC相模原

松本山雅FC1-0ザスパクサツ群馬

ツエーゲン金沢1-1栃木SC

ファジアーノ岡山1-0ギラヴァンツ北九州

レノファ山口FC0-2京都サンガFC

V・ファーレン長崎1-1東京ヴェルディ

FC琉球1-0ヴァンフォーレ甲府

 

1位 アルビレックス新潟(26)

2位 FC琉球(25)

3位 京都サンガFC(22)

4位 ジュビロ磐田(18)

5位 FC町田ゼルビア(17)

6位 ツエーゲン金沢(17)

7位 ヴァンフォーレ甲府(15)

8位 ブラウブリッツ秋田(15)

9位 V・ファーレン長崎(14)

10位 栃木SC(13)

11位 水戸ホーリーホック(12)

12位 ファジアーノ岡山(12)

13位 ジェフユナイテッド千葉(12)

14位 東京ヴェルディ(11)

15位 モンテディオ山形(10)

16位 SC相模原(10)

17位 松本山雅FC(10)

18位 ザスパクサツ群馬(10)

19位 愛媛FC(9)

20位 レノファ山口FC(9)

21位 大宮アルディージャ(8)

22位 ギラヴァンツ北九州(8)

 

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今節は11試合全てに於いて両チームの合計得点が2点以内に収まっており、1-1の引き分けとなった2試合以外は全てクリーンシートとなりました。

首位で唯一無敗をキープしている新潟は数的不利ながらも愛媛に勝利。前節初黒星を喫した2位琉球も終了間際のゴールで甲府との上位対決を制している中、ここに来て京都が5連勝で上位2チームを猛追。3連勝をマークした町田も順位を5位にまで上げています。

下位では最下位に陥った松本、石丸清隆監督を解任して佐藤尽コーチが代行監督を務める山形がそれぞれホームで1-0で勝利。昨季大躍進を見せた北九州と昇格候補とも言われた大宮の2チームはいまだに低迷から抜け出せていません。

 

 

ナンノシケンノジカンナンダ

ではでは(´∀`)