残当〜カタールW杯アジア最終予選第1節 日本代表vsオマーン代表〜

ドイツW杯予選が結果的にガンバファンになるきっかけでもありました。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー2022FIFAワールドカップカタール大会アジア最終予選グループB第1節、日本代表vsオマーン代表の一戦です!

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

 

さぁ、カタールW杯に向けた最終滑走路は今日から始まっていきます。長く続く道の始まりは険しさから逃れる事は出来ませんが、ここを勝ち抜かないと夢舞台には辿り着けないのは言うまでもありません。

前回のロシアW杯、先月まで行われていた東京オリンピック……あと一歩、あと一歩が足りなかった日本代表。そのあと一歩を手にしたのかどうか本戦に進まないと確かめる事さえも出来ません。そのチケットを手にする為の戦いが今日、大阪の地か始まります。文字通りのサバイバルレース……その初戦の重要性は今更語るまでもないですが、まさしく天国が地獄か、一挙手一投足の全てがそれを左右していきます。対戦相手のオマーンは1ヶ月間の集中合宿を経てここに挑むそうで。本気以外は介入したい、勝利以外には求められない……シビアで、スリリングで、そして何より心を揺るがすカタールへの道が開幕します!

両チームスタメンです。

 

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日本はここに来て欠場者が続出。移籍の関係で冨安健洋と守田英正が今日までに合流出来ず、かつ代表合流後に板倉滉と南野拓実が負傷。南野はベンチ入りはしましたが板倉は離脱となり、前日のルヴァン杯にフル出場したばかりの昌子源を緊急追加招集するなどドタバタしています。そんな中で冨安と板倉が欠場したCBの吉田麻也の相方には植田を抜擢。ボランチの一角には柴崎岳が昨年のメキシコ戦以来となる代表に復帰しました。2列目は堂安律と久保建英がベンチスタートとなり、スタメンは右から伊東純也、鎌田大地、原口元気という顔触れです。

1ヶ月間、セルビアでみっちり合宿を積んで今日の試合に挑んできたオマーンはダイヤモンド型の4-4-2を採用。スタメンの11人は全員アルシーブ・クラブとドファールSCSCの所属選手で構成されています。また、オマーンを率いるブランコ・イバンコビッチ監督は2003年から2006年までイラン代表を率いており、ドイツW杯最終予選では日本とも対戦していました。

 

 

本日の会場は大阪府吹田市パナソニックスタジアム吹田です。

これまでアジア最終予選では予選のなかった日韓W杯以前は東京の国立競技場、それ以降は埼玉スタジアム2002日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で集中的に行われていましたが、今回の最終予選はなんと関西、大阪から始まります!最終予選が関西、というか関東以外で行われるのは初めて。満員のパナスタで最終予選を戦う事が出来ないのは悔やまれますが、6月の代表戦とは違って今日は5000人の観客の来場が認められています。まっ、私はチケット外れたけどね!

2016年にオープンした当会場は普段はガンバ大阪がホームスタジアムとして使用していますが、単なるホームスタジアムではなく練習場が隣接しており、かつクラブハウスや事務所機能も全てスタジアム内に設置しているので完全なる「本拠地」と言えるでしょう。Jリーグでも屈指の人気スタジアムですが、こけら落としでの初ゴールはオウンゴール(名古屋の竹内彬)だったという……。

 

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非常に激しい雨の中で行われた試合でしたが、日本にとってはオマーンが想像以上に前に出てきたのは少し計算外だったかもしれません。大雨という状況も多少影響したのか、立ち上がりからオープンな試合展開になっていきました。基本的なライン設定の高さとポゼッション権自体は日本が握っていたものの、オマーンのシンプルな裏に抜ける攻撃で吉田や植田の守備の出番も非常に多くなる展開を強いられました。

 

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日本も何度か中央から細かいパス回しで崩そうと試みたシーンはあったものの、雨の影響もあるのかなかなか最後の崩しのパスのところでズレが生じて決定機まで作り出す事はできず、日本が作ったチャンスは伊東や原口がシンプルにサイドを縦に突破したシーンに限定されるようになってきました。中盤こそ柴崎が安定したプレーを見せた事でビルドアップ的には上手くいっていたものの、試合としては一進一退の状態が長く続いていて、むしろオマーンのシンプルな攻撃のペースに付き合わされる形で前半を終えます。

 

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森保一監督は後半から原口を下げて古橋亨梧を投入。ですが後半開始早々、古橋が早速絡んでチャンスを作り波状攻撃に繋げた日本でしたが、オマーンの連続ブロックのような守備で阻まれると、54分には日本の右サイドを崩されて折り返されると、長友佑都の手に当たったとしてPK判定。しかしこれはVARの末に長友が脇を閉めていた事が認められたのでPKをなんとか回避します。

 

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日本は古橋に続いて63分には伊東を下げて堂安、70分には鎌田を下げて久保を立て続けに投入し、70分までに2列目の3人を総替えしてきます。ですが試合は一進一退のまま、日本はボールは持つもののアタッキングサードのところはかなり固められて、ショートパスで打開を図ろうとするものの決定的なシーンになる寸前でズレが生じてしまいます。一方、サイドをオマーンに抜け出される形で何度か危険なクロスを入れられるなどヒヤッとする場面も多く、止まない雨と共に苦しい展開は続きます。

 

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攻めあぐねる日本。そんな日本に悪夢の瞬間が訪れたのは終了間際の88分でした。右サイドを突破したアルヤヒアエイの低めのクロスに対し、ファーサイドにいた途中出場のアルサビが一瞬の動き出しで植田のマークを振り切ると、ワンタッチでGK権田修一の手の届かないところに流し込んでオマーン先制……。

 

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終了間際、日本は吉田を最前線に上げてパワープレーを敢行します。しかしパワープレーでシュートはおろかセカンドボール回収もままならず、日本は90分を通じて最後まで効果的な攻撃を生み出さないまま試合終了。カタールW杯に向けた大事な大事な初戦、日本はオマーン相手に痛すぎる、痛すぎる黒星発進となってしまいました。

 

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吉田が試合後のインタビューに「負けるべくして負けた」という言葉がありましたが……まぁそれが全てとしか言えないような試合内容ではあったのかなと。言い方を変えれば、試合の内容だけで判断したとしてもオマーンが勝つべき試合だったのかなと。ちょっと今日の日本は選手間のポジショニングとか、その辺りが絶妙に少しずつズレていって、それは徐々に大きなズレになっていきました。例えば鎌田大地が大迫勇也に当てたボールのリターンが合わずに流れてしまう…この場面で鎌田が悪かったのか大迫が悪かったのかはともかく、この2人以外を含めてこのようなシーンが余りにも多くて、そしてそれはいつしか守備のライン設定にも波及していきました。

オマーンは中央を固めた上で執拗に日本のサイドを狙い撃ちのように攻撃してきましたが……一応立場上、0-0で焦るのは日本になってきます。そうなると、守備のズレを修正するよりも攻めに気持ちが行ってしまって、終盤になるに連れて長友の背後を突かれるシーンが急増したのはその影響もあるのでしょう。様々なコンディション面は要因としてあるのかもしれませんが、それを言い訳にできるほど偶然という言葉に頼れる敗北ではありませんでした。

 

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ともかく、今日の結果はこれで出てしまったので、よほどの事がない限りこの結果が覆る事はありません。この結果を消す事が出来ない今の日本に出来るのは、これから勝利を重ねて今日の結果を上塗りしていく事。もうそれしか残されていません。次の中国戦で勝利できなかった日には、いよいよ日本は「危機」の意味に違う重さを孕む事になります。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

カタールW杯アジア最終予選第1節

 

グループA

韓国0-0イラク

イラン1-0シリア

UAE0-0レバノン

 

1位 イラン(3)

2位 韓国(1)

2位 イラク(1)

2位 UAE(1)

2位 レバノン(1)

6位 シリア(0)

 

グループB

日本0-1オマーン

サウジアラビア3-1ベトナム

オーストラリア3-0中国

 

1位 オーストラリア(3)

2位 サウジアラビア(3)

3位 オマーン(3)

4位 日本(0)

5位 ベトナム(0)

6位 中国(0)

 

 

おなかこわした。

ではでは(´∀`)