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【J2ラスト10試合!】J2リーグラスト10試合の展望と予想①昇格争い②残留争い編

Hypersonicとかいう新たなるキテレツソング

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、10月2日、3日の試合をもって第32節まで完了した2021明治安田生命J2リーグJ2、いよいよラスト10試合です!

 

 

 

今回のブログでは、ラスト10試合となったJ1昇格争い、そして残留争いの行く末展望していきたいと思います。

 

まずは第33節終了時点での順位表を確認していきましょう。

 

1位 ジュビロ磐田(69)

2位 京都サンガFC(67)

3位 V・ファーレン長崎(58)

4位 アルビレックス新潟(57)

5位 ヴァンフォーレ甲府(57)

6位 FC町田ゼルビア(55)

7位 FC琉球(52)

8位 モンテディオ山形(52)

9位 水戸ホーリーホック(45)

10位 ジェフユナイテッド千葉(44)

11位 東京ヴェルディ(43)

12位 ブラウブリッツ秋田(39)

13位 ファジアーノ岡山(38)

14位 大宮アルディージャ(33)

15位 栃木SC(33)

16位 ザスパクサツ群馬(33)

17位 レノファ山口FC(32)

18位 ツエーゲン金沢(31)

19位 松本山雅FC(31)

20位 ギラヴァンツ北九州(30)

21位 SC相模原(29)

22位 愛媛FC(29)

 

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オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

 

①J1昇格争い

対象チーム:磐田(69)、京都(67)、長崎(58)、新潟(57)、甲府(57)、町田(55)

 

まず、現在の構図を振り返ると…1位磐田、2位京都の2チームが走っていて、この2チーム間での順位変動は度々起こっているんですが、磐田と京都が2位以内にいるという構図自体は第18節からずっと続いているんですよね。今季で言えば、新潟や琉球は序盤戦で飛ばしながらその後失速した、長崎と山形は途中から一気に勝点を伸ばしたけど序盤に勝点を落としすぎた、甲府と町田は露骨な好不調の波は無かったけど、その分すごく勝点を伸ばした時期も無かった……それを踏まえると、年間を通じて安定したペースを保ちつつ、かつ劇的に勝点を伸ばした時期もあった磐田と京都がこういう構図に持ち込んだのは自然な流れであり、磐田と京都は既にカウントダウン状態であって、この2つ以外のチームは既に追い込まれた状態です。

そのことを強く感じたのが…私個人は京都ファンなんですけど、京都の立場からすれば順位に直接関わってくるのは磐田の結果なので、語弊を恐れずに言えば…「磐田負けろ」って思いながら速報を見るじゃないですか。普通は。なんですけど、この前の町田vs磐田の試合の時、「磐田勝ってくれ」って思いながら速報を見てたんですよ。これがどういう事かって言うと、2位と3位の勝点差がこういう感じの開き方をしたら、京都からすれば磐田を抜く事よりも、とりあえず長崎、新潟、甲府、町田とやるなら磐田に勝ってもらって、まずは磐田と京都で2枠を固めてから優勝争いをすればいいじゃない…みたいな気分なんですよね。多分、磐田側の京都に対する考え方も近いんじゃないかと思っています。

ここまでくると、現実的に「磐田と京都がどちらも昇格を逃す」というシチュエーションは起こらないでしょう。今シーズン、ここまでの安定感を見せてきたこの2チームが、ここから同時にスランプに陥るとは現実的に考えにくいですし。だからこそ、長崎以下の4チームはこれから一敗も許されない状況になると共に、磐田か京都のどちらかに狙いを絞る必要がある。要するに、ここからは昇格争いというよりも「磐田・京都vs長崎・新潟・甲府・町田」みたいな構図になってくると思うんですね。であれば、長崎以下の4チームが昇格する為には、まず4チームの総力で磐田か京都を引きずり下ろす必要がある。そうなると、もう京都はこの4チームとの直接対決が無いのに対して、磐田は長崎・新潟との直接対決がある。長崎が、新潟が…ではなく、長崎も新潟も磐田に勝った上で、磐田vs京都を京都に勝たせて磐田に勝点9を落とさせて初めて長崎以下の4チームは昇格の可能性が出てくる…と思っています。

 

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【昇格争い注目のカード】

2021明治安田生命J2リーグ第34節

V・ファーレン長崎vsアルビレックス新潟

2021年10月16日14:00@トランスコスモススタジアム長崎

 

2021明治安田生命J2リーグ第37節

アルビレックス新潟vsジュビロ磐田

2021年11月3日14:00@デンカビッグスワンスタジアム

 

2021明治安田生命J2リーグ第38節

ジュビロ磐田vs京都サンガFC

2021年11月7日14:00@ヤマハスタジアム

 

注目の試合はこの3試合。まず長崎と新潟の試合は磐田・京都への挑戦権を得る為に非常に重要な試合になってきます。その上で新潟vs磐田の結果がどうなるか…。

そして磐田vs京都の直接対決…長崎以下の4チームにとって、この試合で考えられる最悪の結果は引き分けです。そういう意味でも、ある意味当事者である2チーム以上に彼らはこの試合を切羽詰まった気持ちで見ることになるかもしれません。

 

 

 

②残留争い

対象チーム:大宮(33)、栃木(33)、群馬(33)、山口(32)、金沢(31)、松本(31)、北九州(30)、相模原(29)、愛媛(29)

 

「とんでもない事になってしまった」感が強いですね…J2残留争い。降格枠は4枠ですから…この時期になると一つは降格濃厚なチームとかありそうなもんですけど、今季は最下位愛媛と残留圏内の18位金沢の勝点差が僅かに2。降格圏の19位松本から勝点差2のところに14位大宮がいる…という。なんなら、今「残留圏」「降格圏」と簡単に言ってますけど、争いがぐちゃぐちゃ過ぎて試合をやる度にころころ変わってますからね…。

残留争い中のチームにとって、重要ポイントの一つは残り試合の対戦相手です。重要視すべきところは2点あって、まずは直接対決。というか、9チームも残留争いに絡めば直接対決もリーグみたいな事になってくるんですよ。当然ながらこれは言うまでもなく大切です。そしてもう一つは上位陣との試合が何試合残っているか。今季のJ2で分かりやすく言えば、磐田戦と京都戦が残っているか否か…ですね。磐田・京都と戦えば、やはり負ける可能性は高くなってしまう訳で。逆に言えば、そこで勝点を1でも拾えればチームにとって大きな数字になる…という表現も出来ます。

 

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とりあえず、残りの直接対決と、磐田・京都との試合が残っているかどうかをまとめてみました。

 

【J2残留争い直接対決】

第33節:大宮vs金沢松本vs栃木

第35節:大宮vs北九州相模原vs山口

第36節:群馬vs松本北九州vs相模原

第37節:金沢vs愛媛

第38節:大宮vs山口群馬vs相模原

第39節:山口vs北九州

第40節:栃木vs金沢松本vs山口愛媛vs相模原

第41節:相模原vs松本北九州vs栃木

第42節:大宮vs群馬愛媛vs山口

 

【残りの上位(磐田京都)との対戦】

vs磐田(1位)

北九州(第33節)、栃木(第34節)、愛媛(第35節)、大宮(第36節)、群馬(第41節)

vs京都(2位)

相模原(第33節)、群馬(第34節)、山口(第35節)、愛媛(第36節)、大宮(第37節)、金沢(第42節)

 

14位 大宮→直接対決4試合+磐田&京都アリ

15位 栃木→直接対決3試合+磐田アリ

16位 群馬→直接対決3試合+磐田&京都アリ

17位 山口→直接対決5試合+京都アリ

18位 金沢→直接対決3試合+京都アリ

19位 松本→直接対決4試合

20位 北九州→直接対決4試合+磐田アリ

21位 相模原→直接対決5試合+京都アリ

22位 愛媛→直接対決3試合+磐田&京都アリ

 

……ざっとまとめるとこんな感じです。全チームが直接対決は3試合以上残っており、山口と相模原は残り試合の半分が現時点の勝点だと直接対決。特に山口は直接対決がラスト5試合で4つ固まっている状態ですね。一方、松本以外は全チームが磐田戦か京都戦のどちらかを残しており、その中でも大宮、群馬、愛媛の3チームは磐田戦も京都戦も残している状況です。

残り試合の対戦相手がキツいのは間違いなく群馬と愛媛です。この2チームは共に磐田、京都戦を残しているのみならず、直接対決以外の試合の対戦相手が現時点で全て10位以内。更に現時点での上位4チームとの試合を全て残しています。群馬はまだ16位なので「勝点1でもいい」という星勘定が出来るでしょうが、最下位の愛媛にとっては相当厳しいスケジュールと言えるでしょう。順位も含めて考えた時、残り試合が一番良いのは相模原かもしれません。次の京都戦、次々節の山形戦さえ乗り越えてしまえば、後は上位陣との対決は無い上に直接対決ラッシュ。それを考えれば、終盤戦のキーマン的存在となるのは相模原といえるかもしれません。

 

少し心配なのは山口です。前にフォロワーさんが私へのリプで「今年のJ2残留争いが2012年のJ1残留争いに似ている」と仰っていたんですが、確かにそう考えると今の山口の境遇があの年の神戸にどこか重なって見えるんですよね……。

 

 

 

さぁ、マジで読めなくなった残留争いは相変わらずのカオス!昇格争いでは…サンガファンの私としては、最近ちょっとソワソワしてきました。果たしてどうなることやら…。

 

 

小橋の夢〜

ではでは(´∀`)