スタバでカップルの皆さんに囲まれながらこのブログを書いています!
どーもこんばんは
さてさて、本日はですね、ガンバ大阪クラブ創立30周年記念マッチの日に更新したブログの後編、「私個人が観に行った試合でマジで感動した試合トップ10」の1〜5位でございます。
…まぁ、肝心のガンバ30周年記念は悲惨な試合となりましたが……こうして時折、過去の思い出に浸るのも悪くないでしょう…(遠い目)
この試合見に来れてよかった!!そんな劇的勝利の記憶を是非!
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第5位
2017明治安田生命J1リーグ第19節
2017年7月29日19:03@市立吹田サッカースタジアム
G大阪得点者:ファン・ウィジョ(65分)、三浦弦太(77分)、アデミウソン(86分)
パナスタで初めてのダービーですね。もうそれだけでテンション爆上がりですし、一般チケットの争奪戦もそれはそれは激しかったですよ。万博、または長居で感じたあの熱狂が、あのスタジアムで味わえると思うと。それにね、この時は両チームのチーム状況もすごく良かったんです。セレッソは9戦無敗で首位に立っていて、ガンバも6位でしたけど、首位が日替わりみたいな混戦だったのでこの試合取れれば全然いける……みたいな。
試合全体ももう凄くバチバチでね……それこそインテンシティー・インテンシティー・インテンシティーですよ。先制点こそ杉本にやられましたけど、この日がデビュー戦だったウィジョのゴール、三浦のヘッドで逆転。そして……あのアデミウソンのゴールの時の空気は尋常じゃなかったですね。感動というよりは全てのアドレナリンが解放されたような試合。テンションフルMAX。あんな気持ちよく夜寝られた事もそうそうない。
……しかし、次にガンバがJリーグで、ホームで勝利するのは実に9ヶ月後の事となるのだった…。
第4位
2019明治安田生命J1リーグ第12節
2019年5月18日19:03@パナソニックスタジアム吹田
もし今も宮本体制が続いていて、仮に今年も2020年のような好成績を残せていた場合、間違いなくターニングポイントと言われていたであろう試合の一つ。開幕からの11試合のガンバは結果も内容も低調で、前節の鳥栖戦は当時10試合で1勝、10試合で1得点の鳥栖にボコボコにされる悲惨な試合だったんですけど、大一番を前に宮本恒靖監督は若手を中心とした大幅なメンバーの入れ替えとシステム変更を敢行。パナスタのスタジアムの空気も相まって激情とも言える空間の中で90分でした。
倉田が決めたあのゴールはガンバ史に残るべき一発であり、パナスタ最高の瞬間の一つであり、そして大阪ダービーのエンターテイメントとしての可能性を示した一撃だったように思います。ちなみに、DAZNの実況を務めた下田恒幸氏の試合前の口上と倉田ゴール時の叫びは今や語り草。色んな意味で、本当に色んな意味で伝説の夜でした。
第3位
2018明治安田生命J1リーグ第9節
2018年4月21日19:03@パナソニックスタジアム吹田
G大阪得点者:ファン・ウィジョ(41分)
2017年9月から続く大不振に巻き込まれたガンバ。その流れは2018年になっても止まらず、この時点で絶賛最下位。第7節磐田戦でようやく勝って勢いに乗るかと思ったら昇格組の長崎にボコボコにされて……文字通り史上最悪の状態で大阪ダービーに突っ込んでしまいました。それに加えて、この年からガンバの監督を務めたレヴィー・クルピはセレッソのレジェンド監督として知られている人物ですから、セレッソ側にとってもこの試合への感情は様々なものがあったと思います。
この時、チームとしての充実度はセレッソの方が遥かに上でした。案の定劣勢で迎えた試合でしたが、16分に東口順昭と三浦弦太が衝突。しかしこのプレーで東口が右頬骨と右眼窩底を骨折しながらも柿谷曜一朗のシュートを止めたところから空気は一変しました。代わって入ったGK林瑞輝はこれがJ1デビュー戦。これまでは東口頼みが否めなかったDF陣も耐えて耐えて踏ん張り……そんな守備できるなら前からやれってちょっとだけ思ったけど実力以上の何かが出る瞬間ってあるんだな…って思った試合でしたね。アディショナルタイムなんかもうハラハラドキドキというか、試合を通じて一本の映画でも見ていたかのような試合だったのを覚えています。「前半のPKが決勝点の1-0」という結果からは想像も出来ないようなスリリングな試合でしたね。
第2位
2006Jリーグディビジョン1第33節
2006年11月26日14:00@万博記念競技場
京都得点者:パウリーニョ(9分、80分)
このブログで何度も言っているように、私はガンバファンであり、サンガファンでもあります。……まぁ、ここ最近はその心配がないという寂しさを感じながら生きている訳ですけど、やっぱりガンバvsサンガというカードにはどこかジレンマを感じて、同時にそのジレンマに喜びも抱いているんですね。
ただ、この試合に関しては私の立場としてはどっちに立っても苦しい…そんな状況でした。ラスト2試合、ガンバは勝たなければ優勝を逃す、サンガは勝たなければ降格が決まる、引き分けはどちらにとっても負けに等しい結果でした。屋根なんてあるはずもない土砂降りの万博記念競技場、雨合羽を着込んでピッチを眺めた私……前評判的にはそりゃあ、ガンバが順当勝ちするだろうという試合な訳ですよ。そもそもサンガは美濃部直彦監督に交代してからまだ一勝も出来てなかったし、降格は確定していないと言ってもこの年はサンガ、セレッソ、福岡の3チームが余りにも酷すぎて15位と16位の差が凄かったゆえなので、やっぱりガンバとの予想としての実力差は歴然としていました。しかしそんな試合のドラマは9分、後にガンバでもプレーするパウリーニョのゴールでサンガが先制したところから大きく動きます。
後半に入ってガンバが逆転したものの、終盤に入ってサンガが同点ゴール。豪雨の中、崖っぷちに立たされた者同士の激しい攻防戦……アディショナルタイムでした。ファーサイドに一度ボールは流れたものの、最後は家長昭博のクロスにマグノ・アウベスが頭で合わせて3-2。今や伝説と称されるマグノのハットトリックでガンバが勝利し、降格するサンガの横で優勝の可能性を最終的に繋いだ…という。凄かったですよ、この試合は本当に……兼業ファンだから余計にそう感じますが、どちらの立場でもとんでもない試合でした。
そして……私、これが初めての万博だったんですよね。ガンバ自体は西京極で見たんですけど。更に付け加えて言えば、この時点では発表されてませんでしたが…シーズン後に海外移籍をする宮本恒靖は結果的にこれが万博でのラストゲームになりました。
第1位
2018明治安田生命J1リーグ第21節
2018年8月10日19:00@パナソニックスタジアム吹田
G大阪得点者:ファビオ(34分)、アデミウソン(90+5分)
まず、やっぱり宮本恒靖が監督になるというのはガンバにとって文字で書くよりも大きな事であり、この監督人事が持つ意味は前任のクルピは勿論、ガンバの黄金期を築いた西野朗監督、長谷川健太監督の就任よりも意味としては重いんですよね。誰もが「その時」がいつかくると思っていた訳で。そして「その時」は唐突に訪れ、初陣の鹿島戦は悪くなかったんだけれども……続く磐田戦はラストワンプレーで追い付かれてドロー。さらに17位ガンバと最下位名古屋の直接対決は2点リードを逆転され、しかも名古屋戦を最後にファン・ウィジョが韓国代表活動の為にチームを離脱するというチームとしては真っ青状態。
しかも対戦相手のFC東京が……まず元ガンバの選手がすごく多くて、大森晃太郎、丹羽大輝、リンスが揃い踏み。そして何と言っても相手の監督が前年まで指揮した長谷川健太で、そして長谷川監督にとって初めて他チームの監督としてパナスタに帰還した訳ですよ。試合前からどう転んでもエモーショナルになるに決まってるような下地がバチバチにあった。その状態で試合が始まったんですね。もうこのシチュエーションがある種漫画ですよね。
ガンバが先制して終盤に突入したんですけど……終了間際にディエゴ・オリヴェイラにやられて。もうこの瞬間正直終わったと思いましたよ。またかと。磐田戦と名古屋戦の事があるから、やっちまったよと。それでもほぼラストワンプレーですよ……あのアデミウソンの一撃……。これまでも胸が熱くなるような試合は何度も見てきましたが、スタジアムで泣いたのってアレが本当に初めてだったかもしれないですね。あぁ、多分この瞬間の為にサッカー見てるんだろうなぁと。あの日あの時あの場所にパナスタにいられた幸運、これは一生忘れる事は無いでしょう。
様々なドラマが渦巻く万博記念競技場、そしてパナソニックスタジアム吹田…これから先の未来もここで、新しいドラマが生まれる事を信じています。
満員に戻れるはいつにやら…。
ではでは(´∀`)