ラーメン終わりのブラックコーヒーの贅沢
どーもこんばんは
さてさて、皆さま、クリスマスです。
昨日のクリスマスイブから続くこの2日間、皆様はどうお過ごしですか?
愛する家族や恋人と過ごしているのでしょうか。
親しい友人と聖夜を謳歌しているのでしょうか。
スポニチやりやがったとほくそ笑んでいるのでしょうか。
Jリーグは12月24日、来る2022シーズンの開幕戦、及び各チームのホーム開幕戦の日程を発表しました!
まずは対戦カードから確認していきましょう!
【2022明治安田生命J1リーグ】
※( )内の数字は昨季の順位です。
第1節(開幕戦)
2月18日(金)
川崎フロンターレ(1位)vsFC東京(9位)@等々力陸上競技場※オープニングゲーム
2月19日(土)or20日(日)
横浜F・マリノス(2位)vsセレッソ大阪(12位)@日産スタジアム
湘南ベルマーレ(16位)vs柏レイソル(15位)@レモンガススタジアム平塚
清水エスパルス(15位)vs北海道コンサドーレ札幌(10位)@IAIスタジアム日本平
名古屋グランパス(5位)vsヴィッセル神戸(3位)@豊田スタジアム
京都サンガFC(J2・2位)vs浦和レッズ(6位)@サンガスタジアム by Kyocera
ガンバ大阪(13位)vs鹿島アントラーズ(4位)@パナソニックスタジアム吹田
サンフレッチェ広島(11位)vsサガン鳥栖(7位)@エディオンスタジアム広島
アビスパ福岡(8位)vsジュビロ磐田(J2・1位)@ベスト電器スタジアム
第9節
2月23日(水・祝)
※ACLの日程により前倒し開催
第2節
鹿島アントラーズvs川崎フロンターレ@茨城県立カシマサッカースタジアム
ジュビロ磐田vs清水エスパルス@ヤマハスタジアムor静岡スタジアムエコパ
【J2・J3はこちらから】
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…で、今回はですね…毎年恒例ではございますが「どこよりも早い!早すぎてもはや役に立たない2022シーズンJリーグ開幕戦マッチプレビュー&開幕カード、過去の印象的な勝負選」をお届け致します。
…そうです、役に立たないんです。
だって補強とかみんな完了してないもん。予想もクソもないもん。
なので、今年の開幕戦の現段階でわかっている塩元帥ばりにあっさりさっぱりした見どころ紹介、そして開幕カードの過去の名勝負を振り返ってみます。
是非、開幕まで待てない!年越しを待てない!そんなあなたの時間つぶしにしてもらえればと思っております。
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川崎フロンターレ(1位)vsFC東京(9位)
2018年から続く「金曜開幕」の慣習も今年で5回目。2月18日、唯一の金曜開催として行われるオープニングマッチはいきなり多摩川クラシコが実現しました!
言わずもがな、ここ2シーズンで圧倒的な強さを見せている川崎は今年も優勝候補の本命と目される事になるでしょう。対するFC東京は新潟でパスサッカーを確立したアルベルト・プッチ・オルトネダ監督を新たに招聘。ミクシィが実質的な親会社になった事もあって、絶対的王者vs改革元年とも言えよう構図の対戦になりました。
【川崎vsFC東京、過去の名勝負】
2006Jリーグディビジョン1第30節
2006年11月11日15:04@味の素スタジアム
FC東京得点者:ルーカス(14分)、戸田光洋(51分)、平山相太(83分)、宮沢正史(89分)、今野泰幸(89分)
川崎得点者:谷口博之(7分)、我那覇和樹(17分)、ジュニーニョ(42分)、マルコン(49分)
Jリーグ史に残る逆転劇として呼び声高いゲームであり、そしてFC東京史上最高の試合として3本の指には確実に入るゲーム。J2元年の昇格チーム同士だった両チームだが、この年は川崎がラスト5試合で首位浦和と勝点差4。優勝争いの渦中にいたのに対し、FC東京はここ数試合は復調傾向こそあったが12位と低迷していた。
当然ながら下馬評としては川崎が優位な中で、J史上最強クラスの得点力を誇った当時の川崎は前半を2点リードで折り返すと、後半開始早々にもマルコンがゴールを決めてリードを3点差に広げた。しかし直後にFC東京が1点を返し、更に川崎のエース・ジュニーニョが2枚目のイエローで退場となると試合の流れは一変する。1点差まで追い上げ、川崎はマルコンまでもが退場して完全にFC東京ペースで6分のロスタイムに突入すると、FC東京は鈴木規郎のシュート性のボールに宮沢正史が合わせて同点。更にほぼラストプレーで今野泰幸が地を這うようなミドルシュートを突き刺し、FC東京がJリーグ史に輝く大逆転劇を演じてみせた。
一時は川崎を勝点差1まで追い詰めたものの、最終的には引き離されて2位で終わったマリノス。とはいえ、シーズン途中に「監督の海外移籍」という事で退任したアンジェ・ポステコグルー監督からケヴィン・マスカット監督への引き継ぎはスタイルも含めて実にスムーズに進みました。
しかしマリノスにとって、対戦相手のセレッソは長年天敵としているクラブです。昨季は2012年から続いていた未勝利記録と対セレッソ戦5連敗こそ何とか解いたものの、終盤戦は優勝を争う大事な場面で再び敗れてしまいました。相性では大きく立場の異なる両者。今年を占う一戦です。
2021明治安田生命J1リーグ第8節
2021年4月6日19:03@日産スタジアム
マリノスにとってセレッソはまさしく天敵だった。2011年の勝利を最後に、2012年からの9シーズン、全ての公式戦に於いて一度たりともセレッソに勝てなかったのだ(5分11敗)。2017年には天皇杯決勝で敗れ、セレッソがJ2に降格した2014年も2試合ともドロー。マリノスが優勝した2019年でさえもセレッソにはシーズンダブルを喰らい、2018年からは5連敗を喫する有様だった。
しかしその呪縛は遂に解かれる。試合終了間際、2017年の天皇杯決勝ではセレッソの一員としてマリノスを沈めた水沼宏太のCKから生まれた大混戦の中、最後はオナイウ阿道が叩き込んだ虎の子の1点でマリノスが勝利。セレッソ相手に実に10年ぶりの白星を掴んだ。
尚、セレッソはこの日、レヴィー・クルピ監督が新型コロナウィルスの濃厚接触疑いによりベンチ入り出来なかった事により小菊昭雄コーチが代行で指揮を執ったが、この4ヶ月後に正式にクルピから小菊コーチに監督の座が移る事になる。
@レモンガススタジアム平塚
昨季は最終節で何とか残留を決めた湘南。昨季途中からの就任でポジティブな印象を残した山口智監督の下で初めてシーズンインから戦います。思えば山口監督にとっては初めてのキャンプ指揮ですからね。
対する柏は昨季は大不振でしたが、監督界の大ベテランであるネルシーニョ監督の続投に踏み切りました。新人監督vsベテラン監督という見方も出来るこの試合。そういう視点で試合を見てみるのも楽しみの一つですね。
【湘南vs柏、過去の名勝負】
2021明治安田生命J1リーグ第20節
2021年6月27日19:03@レモンガススタジアム平塚
柏得点者:ペドロ・ハウル(50分、90+12分))、大南拓磨(90+3分)、クリスティアーノ(90+9分)
4チームが降格する2021年シーズン、4〜5月頃に「あれ?…やばいんじゃね?」と叫ばれていたのはG大阪だったが、6月になるとその枠は柏のものになっていた。同じく残留を争う湘南戦の前の時点で柏は4連敗中でかつ8戦未勝利。そこに酒井宏樹と江坂任の浦和移籍が決まった事で、柏サポは地獄のような状況下に居た事であろう。そんな状況で掴んだ久々の勝利は余りにもカオスな展開となった。
1-1で迎えた78分にウェリントンのスーパーヘッドが決まり、このまま湘南の勝利が予想されたが、試合中に複数回VARが介入した影響でアディショナルタイムの表示は9分となる。そしてその9分間で柏はなんと3ゴールを奪い逆転勝利。湘南のゴールがVARにより2度取り消された事も含め、余りにもジェットコースター的な試合展開となった。
清水エスパルス(15位)vs北海道コンサドーレ札幌(10位)
開幕前の期待とは裏腹に苦しいシーズンを強いられ最終節までJ1を残留を決められなかった清水。ですが、2022年シーズンも引き続き監督を務める事が発表された平岡宏章監督が就任した第35節以降は3勝1分という数字を残しました。
その平岡監督の初陣となり、その後の残留に大きく繋がる事になったのが昨季の第35節、同じ日本平で行われた札幌との試合です。近年は清水にとって天敵感もある札幌ですが、清水にとって昨季のターニングポイントとなった試合がそのまま開幕戦で実現します。
【清水vs札幌、過去の名勝負】
2016明治安田生命J2リーグ第27節
2016年8月7日14:03@札幌ドーム
札幌得点者:内村圭宏(5分)、ヘイス(28分)、都倉賢(90+4分)
清水得点者:北川航也(75分)、鄭大世(84分)
共にJ1昇格に向け9戦無敗で首位を快走する札幌と、1年でのJ1復帰を期待されながらどこか安定しないところもあって5位に沈む清水の上位直接対決は、リーグ最少失点の札幌と最多得点の清水…という構図でもあった。清水にとってはこの時点で2位松本との勝点差が7もあり、これ以上離されるわけにはいかなかった。
ミスも絡んで幸先良く2点を先行した札幌だったが、その後は鄭大世を中心に圧倒的な攻撃力を有した清水が猛攻を仕掛け、ラスト5分に近付いたところで村田和哉のクロスを鄭大世が合わせて遂に2点差を振り出しに戻す。だが敗色ムードにもなった札幌ドームだが、アディショナルタイムに自陣でFKを得た札幌は一瞬の隙を突いて福森晃斗がロングフィードを入れると、都倉賢がそれに反応して劇的決勝点。札幌が真夏の大激戦を制した。
オープニングゲームとなる川崎vsFC東京を除けば、中立視点で最も注目度が高くなるのはおそらくこのカードでしょう。昨季も最後までACL出場権を争って激しく戦った両者の対戦でシーズンは迎えます。
アンドレス・イニエスタを筆頭に大迫勇也や山口蛍、酒井高徳などスター集団である神戸にとっても、Jリーグで2番目に多い勝利数を誇る長谷川健太監督が新たに就任した名古屋にとっても今季目指すものはやはりタイトルのはず。ド頭からの大一番です。
【名古屋vs神戸、過去の名勝負】
2019明治安田生命J1リーグ第17節
2019年6月30日18:03@ノエビアスタジアム神戸
神戸得点者:ダビド・ビジャ(27分、80分)、アンドレス・イニエスタ(63分、69分)、小川慶治朗(87分)
名古屋得点者:和泉竜司(58分)、宮原和也(66分)、中谷進之介(77分)
「バルサ化」を推進していた神戸と、風間八宏監督の下で特殊なスタイルを志向していた名古屋のもはや狂ったような一戦。ビジャ、イニエスタ、ポドルスキの「VIPトリオ」が大きな話題を呼んだ神戸だったが、VIPトリオは常に誰かしらが負傷離脱していた事もあり、この戦力で7連敗まで喫して6月にも関わらず2度目の監督を断行。対する名古屋は開幕ダッシュには成功したが徐々に失速。この頃にはジョアン・シミッチのCB起用など中々凄い状況になっていた。
後に2019年の最優秀ゴール賞に選ばれたビジャのゴールで神戸1点リードで終えた前半はまだしも、後半はもはや狂気じみたテンションで進む。スーパーゴール、パスワーク、チョンボ…何から何までてんこ盛り。この時の神戸と名古屋の状況を思えばある意味では「らしい」が、とにかくカオスな90分は5-3の乱打戦で神戸が勝利した。
12年ぶりにJ1の地を踏むサンガが最初に挑む相手……それはサンガにとって最後のJ1となった2010年に、サンガのJ2行きを決定した相手です。悪い言い方をすれば、サンガのJ1での再挑戦はサンガのJ1を終わらせた相手とのリベンジマッチから始まります。そういえば去年の天皇杯もこのカードでしたね…。
そういう因縁、サンガにとって実に12年ぶりとなるJ1の舞台はサンガスタジアム by Kyoceraです。遂にJ1の舞台にこのスタジアムが降り立ちました!曺貴裁監督vsリカルド・ロドリゲス監督という、昨季のJリーグアウォーズで優秀監督賞を獲得した監督同士というのも見どころですね。
【京都vs浦和、過去の名勝負】
2010Jリーグディビジョン1第30節
2010年11月14日14:04@埼玉スタジアム2002
浦和得点者:エジミウソン(25分)、ポンテ(90+1分)
16位以下の3チームが降格するレギュレーションで行われた2010年のJ1だが、その17位と18位は京都と湘南で早々と固められてしまっており、両者共にこの時点で僅かに3勝。15位FC東京、16位神戸とは既に勝点差が13も開いていた中で浦和との試合を迎えたが、前半に許した先制点を挽回できないまま、最後にはトドメを刺されてサンガの降格が決まった。
そう、12年ぶりのJ1復帰となったサンガだが、11シーズンものJ2生活を決定させたのは浦和だったのだ。そういう意味では開幕戦の相手も浦和になったのはどこか因縁も感じる。ちなみに、何かとネタにされる秋田豊監督の「何を怖がっているんだ!」のくだりはこの試合のハーフタイムでの出来事。奇遇にも、秋田監督も同じ年に岩手を上位カテゴリーに昇格させた。
ガンバ大阪(13位)vs鹿島アントラーズ(4位)
昨季、共にクラブ創立30周年を迎えたオリジナル10同士の一戦です。ガンバにとっては2019年以来となるホーム開幕ですね。ガンバは2022年から新たに片野坂知宏監督が就任。更にエンブレムも装い新たに新シーズンを迎えます。鹿島は鹿島で、近年進めていた世代交代の流れに加えて、これまでのブラジル人監督路線を覆し、クラブ史上初めて欧州出身のレネ・バイラー監督を迎えました。双方共に「変革」を印象付けたい開幕戦ですね。
余談ですが…実はガンバも鹿島も、近年は開幕戦の成績が芳しくありません。ガンバは2012年以降の10シーズンで開幕戦に勝利したのは横浜FMに勝利した2020年の僅か1試合のみで、実に1勝3分6敗と開幕戦が一つの鬼門に。一方、実は鹿島も2016年にガンバに勝利してから5シーズン開幕戦で勝ててないどころか現在開幕戦3連敗中です。褒められたものではない近年のジンクスは両者共に勝ち切りたいところでしょう。
【G大阪vs鹿島、過去の名勝負】
2014Jリーグディビジョン1第27節
2014年10月5日12:34@茨城県立カシマサッカースタジアム
鹿島得点者:赤﨑修平(5分)、土居聖真(65分)
G大阪得点者:オウンゴール(29分)、パトリック(71分)、リンス(90+3分)
J1復帰1年目となっていたガンバは序盤戦では不振に陥ったものの、ブラジルW杯に伴う中断期間が明けて以降は2度の5連勝で一気に優勝戦線に殴り込みをかける。そんな状況で6連勝を懸けて挑んだのがこの鹿島戦で、勝点49で2位の鹿島と勝点46で4位のガンバが雨のカシマスタジアムで激突した。
首位浦和追撃の為に両者共に勝利が必須の一戦、試合は1-1で迎えた後半に柴崎岳のスルーパスに抜け出した土居聖真のゴールで鹿島が勝ち越すが、ガンバも直後にドリブルで左サイドを崩した宇佐美貴史のクロスにパトリックが合わせて同点に追い付く。そして終了間際、鹿島は中村充孝のシュートがGK東口順昭に阻まれたのに対し、ガンバはアディショナルタイムに遠藤保仁のパスをコントロールしたリンスがDFを振り切って右脚一閃。「仕上げのリンス」が面目躍如し、白熱の上位対決はガンバが劇的な形で制した。
2位に浮上したガンバは翌28節で4位川崎を撃破。最終的には第32節の直接対決を制して浦和までも追い抜かし、奇跡の逆転優勝を遂げると共にかつて鹿島しか成し遂げていなかった三冠を達成したが、多くの選手が三冠達成のターニングポイントとしてこの鹿島戦を挙げるほどのインパクトがあった。
広島は新たにドイツ人のミヒャエル・スキッベ監督を招聘。スキッベ監督は欧州でも名の知られた人物ですので、広島はよく連れてきたな…という印象ですよね。面白いチョイスというか、どうなるんだろうというか。広島はユースも優秀ですから、そういうところでの親和性もありそうですし、広島は結構外国人監督の成功率も高いですし。
一方、近年のJリーグの若手育成に於いて大きな存在になりつつある鳥栖は、育成大国鳥栖の立役者でもある金明輝監督が諸事情により退任。しかし愛媛FC時代から、いわゆる「監督の有望株」とも期待されている川井健太監督が新たに就任しました。育成業界の名門・広島、育成業界の新星・鳥栖…そんな構図として見ても面白いかも。
【広島vs鳥栖、過去の名勝負】
2018明治安田生命J1リーグ第26節
2018年9月15日17:03@ベストアメニティスタジアム
後半戦は少しペースを落としていたが、それでも前半戦の貯金もあって2位川崎に9点差をつけて首位に立っていた広島。対する鳥栖は史上稀に見る大混戦となった残留争いの渦中となる16位にいて、GK権田の奮闘もあって守備力は高かったが、フェルナンド・トーレスや金崎夢生を獲得しても得点力不足を脱せてはいなかった。順当に行けば広島が勝利と予想できる構図ではある。
一進一退の試合展開は権田修一、林卓人と両GKの活躍もあって0-0で推移する。しかし76分、安西和樹のFKを高橋祐治が合わせて先制し、そのまま1-0で降格圏の鳥栖が勝利。広島はこの敗戦の翌節を引き分けると、そこから一気に6連敗を喫して優勝を川崎に明け渡す事となり、悪い意味でのターニングポイントとなってしまった。
昨季のJ2リーグ得点王として、磐田のJ1復帰とJ2優勝に大きな貢献を果たしたルキアンの福岡への移籍発表はJリーグファンに大きな衝撃を与えました。一番簡単な言葉で言えばルキアンダービーです。ある意味。
そうでなくても、磐田にとっての開幕戦は自分達の復活の為の戦いという位置づけがされている事でしょう。逆に、昨季大躍進を遂げた福岡にとっては「2021年は良かった」と言われないようにする為の戦いが今シーズンです。鳥栖や札幌のようにJ1に居続ける為、磐田を返り討ちにするくらいのモチベーションで挑みたいところ。
【福岡vs磐田、過去の名勝負】
2001Jリーグディビジョン1 2ndステージ第12節
2001年11月3日14:03@博多の森球技場
磐田得点者:清水範久(15分)、服部年宏(74分)、中山雅史(104分)
2001年の磐田といえば「J史上最強」との呼び声が高い。当時の磐田が如何に凄まじかったかと言えば、名波浩が「年間3敗でブーイングされた」と語るほどのレベルだった。当時2ndステージ優勝を巡って鹿島と壮絶なデッドヒートを繰り広げていたそんなに磐田に、壮絶な残留争いの渦中にいた福岡が挑んだ激闘。
磐田が先制したが、福岡は前半のうちに磐田に対して逆転に成功する。13位の福岡は勝てば残留に大きく近づく寸前まで行った。しかし74分に河口真一が中山雅史を倒して一発退場。このPKを服部年宏に決められて同点に追い付かれると、磐田も鈴木秀人の退場で10対10で迎えた延長戦、最後は川口信男のクロスに合わせたゴンゴールがVゴールとなり、黄金期の磐田を相手にした福岡の大健闘は儚くも散った。
この試合も含め、ラスト5試合で5連敗となった福岡は、この試合前の時点で福岡より下位だった東京V、横浜FMに抜かれてJ2に降格。5年周期ジンクスに突入する事となる。
さぁ、これからまだまだ活性化していくであろう補強も含め、2022年の開幕が楽しみですね。
ちなみに塩元帥とは京都の有名ラーメン店です。
ではでは(´∀`)