RK-3はきだめスタジオブログ

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J1全チーム戦力診断Part2〜柏、FC東京、川崎編〜

川崎王朝はいつまで続くのか…

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日は「2022明治安田生命J1リーグ全18チーム戦力診断のPart2」でございます。

 

 

今回はFC東京川崎の3チーム。巻き返しを狙うチーム、変革を目指すチーム、黄金期を加速させたいチームの3本です。

詳しい企画概要はPart1をご覧下さいませ。

 

 

 

Part1→札幌鹿島浦和

Part2→FC東京川崎

Part3→横浜FM湘南清水

Part4→磐田名古屋京都

Part5→G大阪C大阪神戸

Part6→広島福岡鳥栖

 

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

 

柏レイソル

 

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監督:ネルシーニョ(4年目)

ホームスタジアム:三協フロンテア柏スタジアム(千葉県柏市)

胸スポンサー:日立製作所(電機メーカー)

ユニフォームサプライヤー:ヨネックス

 

【昨季の成績】

J1リーグ:15位

ルヴァン杯:グループステージ敗退

天皇杯:3回戦敗退

 

【主な移籍情報】

入団

GK 猿田遥巳←横浜FC(復帰)

DF 岩下航←熊本

MF 中村慶太←清水

MF 小屋松知哉鳥栖

FW ドウグラス←神戸

 

退団

MF ヒシャルジソン→セアラー

MF 仲間隼斗→鹿島

FW 神谷優太→清水

FW クリスティアーノ→長崎

FW 瀬川祐輔→湘南

 

【予想システム】

→3-4-2-1

3-4-2-1と4-2-3-1の2つのシステムで良く言えば併用、悪く言えば定まっていない状態がシーズンを通して続いていた印象。今季も現段階では予想は難しいが、スカッド的には3バックの方がやや整理しやすい…?

 

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GK★★★★★

 

韓国代表の正GKでもあるキム・スンギュの存在はやはりそれだけで心強く、その存在感は言うまでもない。ただ、そろそろレンタルバックで背番号1を託された猿田遥己や、昨季台頭し始めた佐々木雅士辺りの突き上げが欲しいところで、彼らが鹿島の沖悠哉のような形になれれば相当大きい。

 

DF★★★☆☆

 

実力者は多いし、ポテンシャルの高い選手もいるので、ネルシーニョ監督の立場からすれば選択肢が多いのは強み。3バックでも4バックでも対応できる人材が揃っている。だが古賀太陽や上島拓巳辺りにはもうひと段階覚醒を遂げて欲しい気持ちはある。

 

MF★★★☆☆

 

神谷は中村との実質的なトレードのような形となったが、その上でヒシャルジソンと仲間が退団。複数ポジションを高いレベルでプレーできる小屋松の獲得は間違いなく大きいが、若干層としては弱くなったのは否めない。ただ、ここまで不完全燃焼が続いているブラジルトリオが化けるような事があればネルシーニョ監督の面目躍如か。

 

FW★★★☆☆

 

瀬川とクリスティアーノという近年の柏を支えたFW、特にクリスティアーノは文字通り柏を牽引してきた選手なのでその影響は避けては通れない。一人で試合を決められるドウグラスの獲得はプラスだが、近年は稼働率に不安が残る部分もある。ドウグラスがフルシーズン戦えるかどうか、細谷真大が本格ブレイクを果たせるかどうかの2つが鍵。

 

総合★★★☆☆

 

移籍市場の立ち回りに関しては、やさり昨季の江坂任から続く流れとしてネガティブイメージになるのはわかる一方で、単純に補強収支…という面で見ればイメージほどは悪くないとは思っています。

 

 

 

FC東京

 

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監督:アルベル・プッチ・オルトネダ(新任)

ホームスタジアム:味の素スタジアム(東京都調布市)、国立競技場(東京都新宿区)

胸スポンサー:ミクシィ(情報・通信業)

ユニフォームサプライヤー:ニューバランス

 

 

【昨季の成績】

J1リーグ:9位

ルヴァン杯:ベスト4

天皇杯:2回戦敗退

 

【主な移籍情報】

入団

GK ヤクブ・スウォビィク←仙台

DF 木本恭生←名古屋

DF エンリケトレヴィサン←大分

MF 平川怜←松本(復帰)

FW 山下敬大←鳥栖

 

退団

DF ジョアン・オマリ→未定

DF 渡辺剛→KVコルトレイク

DF 中村拓海→横浜FC

DF 大森理生→琉球(レンタル)

FW 田川亨介→サンタ・クララ(レンタル)

 

【予想システム】

→4-2-3-1

アルベル監督が新潟で採用した4-2-3-1が予想されるが、一部報道では「アンカーを置いた」との記述も見られたので4-1-2-3になる可能性もある。FC東京名物の外国人トリオに永井と山下をどう絡めるかも注目。

 

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GK★★★★★

 

一昨年から守護神の座を掴んだ波多野豪、実績と安定感を誇る児玉剛がいるところに、仙台からJ屈指のGKであるスウォビィクを獲得。誰か一人がベンチ外になるのが惜しいほどの面子と言える。さすがに今季中の復帰は厳しそうだが、林彰洋が帰ってくればJ屈指のGK陣となる。

 

DF★★★★☆

 

渡辺、オマリの退団で層が薄くなったCBには名古屋から木本を補強。その後三浦弦太(G大阪)の獲得には失敗したが、大分でインパクトを残したトレヴィサンを迎え入れた。SBは昨季途中に長友佑都が復帰し、終盤には離脱していた中村帆高も復帰。ベテランから若手まで多彩な人材が揃う。

 

MF★★★★☆

 

ルーキーと復帰組を除けばスカッドに変化はない。だが前体制と今季のチームでは中盤の意味も役割も大きく異なるからこそ、その人選や配置への注目は非常に高い。特にレアンドロアダイウトンのような強烈な個を持つ選手をどう組み込むのか、そして最も注目度の高いルーキーである松木玖生(←青森山田高校)がどこまでポジション争いに食い込めるのかの2点が注目。

 

FW★★★★☆

 

絶対的エースであるディエゴ・オリヴェイラは今年も確実に計算が立つ。彼の懐の深さは今季の戦術でも一際役立つはずである。争奪戦を制して獲得した山下もポジショナルプレーで活きるFW。あとは昨季2得点に終わった永井謙佑の復活を待ちたい。

 

総合★★★★☆

 

クオリティの高い選手は安定して常にいるチームですし、今季も実力者を数名補強。CBに関しては森重の後釜という意味でも少し不安が残るところはありますが、基本的には充実した戦力を持ち合わせています。ただMFのところでも書いたように、個々の役割は昨季までと大きく異なる訳で、最初の3ヶ月は我慢の期間にもなるかも。逆に後半戦以降がすごく楽しみなチームかもしれません。

 

 

 

川崎フロンターレ

AFCチャンピオンズリーグ2022出場

 

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監督:鬼木達(6年目)

ホームスタジアム:等々力陸上競技場(神奈川県川崎市)

胸スポンサー:富士通(総合ITベンダー)

ユニフォームサプライヤー:プーマ

 

【昨季の成績】

J1リーグ:優勝

ルヴァン杯:ベスト8

天皇杯:ベスト4

ACL:ベスト16

ゼロックス杯:優勝

 

【主な移籍情報】

入団

GK 早坂勇希←桐蔭横浜大学

DF 佐々木旭←流通経済大学

MF 松井蓮之←法政大学

MF 瀬古樹←横浜FC

MF チャナティップ←札幌

 

退団

GK イ・キョンテ→金海市庁FC

DF イサカ・ゼイン→横浜FC(レンタル)

DF 神谷凱士→藤枝(レンタル)

MF 長谷川竜也→横浜FC

FW 旗手怜央→セルティック

 

【基本システム】

→4-1-2-3

もはや代名詞となりつつある4-1-2-3を変更する理由は見当たらない。こうやってみるとやはり気になるのはチャナティップの起用位置で、インサイドハーフなのか左WGなのか、そこは鬼木監督の選択に注目したい。

 

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GK★★★★★

 

2019年はやや不安定だったが、その後2シーズンのチョン・ソンリョンのパフォーマンスには凄まじいものがあった。第2GKの丹野研太も実力ある選手なので心強いが、両者とも既に35歳を超えている。戦力としてはまだ問題ないが、大卒ルーキーの早坂を筆頭にそろそろ突き上げは欲しいところ。

 

DF★★★★★

 

いわゆる選手名鑑を見た時の評価は五つ星で間違いない。だが、現段階で不安なのは昨季11月に重傷を負ったジェジエウの復帰時期が読めない事。車屋紳太郎山村和也の存在は心強いが……。SBも山根視来と登里享平の負担は年々大きくなっている感はある。ACLも含めると現時点では層はやや不安だが、このクラブは育成も優秀なので新たな台頭に期待したい。

 

MF★★★★★

 

旗手の退団の影響は大きく、それだけで若干の戦力ダウンなのは否めない。だが、一人や二人抜けたところで星は5になるのが川崎の恐ろしいところで、その上でチャナティップや瀬古を獲得。昨季ブレイクした橘田健人や今年から14番を背負う脇坂泰斗、復活を期す大島僚太など、今年も王者に相応しい構成力を有する。

 

FW★★★★★

 

レアンドロ・ダミアン家長昭博の二人がいる時点で最高評価になるのは必然である。小林悠が控えになる戦力の厚さで、昨季は遠野大弥と宮城天も台頭した。ただ、昨夏の川崎が一時調子を落としたのは三笘薫(ユニオン)の穴を埋め切れなかったという部分がある。宇佐美貴史(G大阪)獲得に動いたのはそれを自覚していたからこそだろう。チャナティップを中盤で使うなら、マルシーニョや宮城はそこを補える存在にならねばならない。

 

総合★★★★★

 

少なくとも今季も優勝候補の本命として君臨するのは川崎でしょう。一方で、昨季開幕前の守田英正(サンタクララ)に始まり、連続して選手が海外に引き抜かれているので今季もそのリスクは否定出来ない事、選手層で言えばややスケールダウンしているのは気掛かりです。このクラブの育成力はある意味、昨季より問われるのでは。ただ、ここでまた昨季の橘田のような存在を生み出せば…逆にもう手はつけられないような気もします。

 

 

 

次回は横浜FM湘南清水の3本です。

 

 

今年からゼロックスじゃないのか…!

ではでは(´∀`)