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【思い出の日本vsブラジル】ブラジル戦直前!思い出のブラジル戦をワイのお気持ちベースで振り返るの柳沢玉田巻

 

 

 

さぁ、いよいよ迫って参りました。

 

 

 

JAPAN vs BRAZIL

 

 

 

 

 

サッカーといえばブラジル、ブラジルといえばサッカー……その方程式は、もはや計算するのも面倒なほどの期間に於いてサッカー界に根付いています。いついかなる時も、サッカー界にとってブラジルとはブラジルであり、俗に言うスペシャルワンなる存在とも言えるでしょう。

 

2022年カタールW杯を5ヶ月後に控えた日本にとって今の自分達の実力と現在地を測るのにこれほどパンチのある相手もそういません。ブラジル代表との対戦はこれまでもちょこちょこありましたが、日本国内でブラジルと戦うのは実に1999年以来です。

 

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という訳で今回のブログでは過去の日本代表vsブラジル代表の中から、私がリアルタイムで衝撃を受けた3試合を振り返ってみたいと思います!

先に言いますが、今回のブログでは試合展開がどうのこうのではなく、完全に私個人の思い出ベースに喋っていきます!

 

 

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

#1 出来過ぎた伏線

FIFAコンフェデレーションズカップ2005グループB第3戦

日本2-2ブラジル

2005年6月22日20:45@ラインエネルギーシュタディオン

日本得点者:中村俊輔(27分)、大黒将志(88分)

ブラジル得点者:ロビーニョ(10分)、ロナウジーニョ(39分)

 

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アジアカップ2004王者として挑んだ2005年のコンフェデ杯は、第2戦を終えた時点でメキシコが2勝でギリシャが2敗、1勝1敗の日本とブラジルが準決勝進出を懸けて争う…という構図でした。そして、日本にとってこの試合は、対ブラジル戦の勝利に最も近付いたゲームだったと言えるでしょう。

「この試合のブラジルがどこまで本気だったのか」というところも結構議論されたりはしますけど、この試合のブラジルってなんやかんやガチだったと思うんですよ。コンフェデなんで、ロナウドロベルト・カルロスなど一部主力は来てなかったけど、それでもカカがいて、アドリアーノがいて、なによりロナウジーニョがいた。ロナウジーニョって全盛期こそ短かったけど、当時のロナウジーニョって割と誇張抜きでメッシとクリロナを一人でやってるような選手で。あの時のブラジルって、前回W杯王者というのを抜きにしても今とは比較にならないレベルの"絶対感"があった中で、いくらコンフェデとは言っても"負ければ敗退"という状況に"負けが許されないチーム"が追い込まれていたし、ましてや対戦相手の監督がジーコである以上失礼なプレーは出来ない訳ですよ。もちろん、ジーコのチームと戦える特別な感情も少なからずあったでしょうし。ブラジルに於けるジーコの存在って、日本人が想像するよりも遥かに大きいものでしょうから。

そんな中でこの試合の日本のパフォーマンスは見事でしたし、間違いなくジーコジャパン最高の試合と言っても良かったと思います。スーパーゴールを決めた中村俊輔なんかブラジル側にも結構な衝撃だったみたいですし、得失点差で敗退はしたけど、終了間際のゴールで2-2まで持ち込んだ。加地のゴールがオフサイドじゃなければ、最後に大黒のヘッドが決まっていれば……。この試合って、私がサッカーを見始めて1ヶ月も経たない頃の試合だったんですよね。わっ、日本強いやんけ、サッカー楽しい!ってなりましたもんね……。

 

 

 

#2 あゝ無情

2006FIFAワールドカップドイツ大会グループF第3戦

日本1-4ブラジル

2006年6月22日21:00@FIFAワールドカップスタジアム・ドルトムント

日本得点者:玉田圭司(34分)

ブラジル得点者:ロナウド(45+1分、81分)、ジュニーニョ(53分)、ジウベルト(59分)

 

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「玉田のアレ」か「ヒデのアレ」で大体通じるやつですね。

ドイツW杯の時の日本代表メンバーって、今見てもやっぱりロマンだらけだと思うんですよ。

 

 

私個人としては、やっぱりサッカーを見始めた時の日本代表メンバーともあってノスタルジックに感じる部分もありますし。ジーコジャパンは不安だらけの2年間を過ごした後で、前述のコンフェデ杯のブラジル戦のような試合があった……今になって思えば、日本のサッカー史を物語と捉えた時に、あのコンフェデ杯の激闘はこの試合に繋がる伏線か、ないしは前フリのように思えてくる事もあるんですよね。

今はドイツW杯のメンバーで現役選手というのもかなり少なくなって、色んな選手がそれこそYouTubeなんかでこのドイツW杯について語る機会も増えましたが、やっぱりみんな言うのが先制点からブラジルの全てが変わった…と。見てる側としても、当時小3だった私としても、本来消化試合だったはずのブラジルが見せつけてきた恐怖は刻み込んでくるほどの鋭さがありましたしね……。サッカーを見始めて、初めて見たW杯…あの記憶は今も結構色濃いです。

 

 

 

#3 祭典の憂鬱

FIFAコンフェデレーションズカップ2013グループA第1戦

ブラジル3-0日本

2013年6月15日16:00@エスタジオ・ナシオナル

ブラジル得点者:ネイマール(3分)、パウリーニョ(48分)、ジョー(90+3分)

 

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アルベルト・ザッケローニ監督体制で、当時"日本代表史上最強"とも言われていた日本代表。2012年10月にも親善試合でブラジルとは対戦し、思っていたよりやれた内容と実力差を痛感するスコアの下で敗れた…という流れがありました。そんな中でコンフェデ杯。ブラジルW杯を翌年に控え、ブラジルで行われるコンフェデの、そしてそれの開幕戦……スタジアムはまさしくお祭りであり、戦場であり。雰囲気のヒリヒリ感で言えば、2005年のコンフェデ杯とは比較にならないものだったと思います。

日本としては本田をワントップ気味にしたゼロトップっぽいシステムで、ブラジル相手に爪痕を残したい試合でしたが……開始早々にネイマールにゴラッソを叩き込まれたところから試合は完全にセレソンの渦に。そこからの日本はブラジルと、そしてブラジルというチームというよりも国の圧に飲み込まれるように何も出来ず…。2012年はスコアこそ0-4の大敗でしたけど、内容的には手応えがある部分もあったと思うんですよ。それが失点はこのコンフェデの方が少なかったけど、内容や日本が出来た事の差は雲泥の差でした。公式戦のブラジルってこんかブラジルなのかと…。

ちなみに、この5年後に名古屋グランパスに来るジョーはこれが代表初ゴール。

 

 

 

さぁ、新国立で最初の代表戦という要素も加味して一層の注目度合いが増す試合なのは言わずもがな。今の日本がブラジル相手にどれだけやれるのか…その全てに注目です。

 

 

昔パチモンのブラジルユニ持ってた

ではでは(´∀`)