G・BLUE〜ブログとは名ばかりのものではありますが...ブログ。〜

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"信じる者は救われる"とか言うなら誰か助けてほしい〜明治安田生命J1リーグ第30節 ヴィッセル神戸vsガンバ大阪 マッチレビュー……を書くつもりだったんだけど、到底書ける精神状態じゃなかった件〜

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台風とのせめぎ合い

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第30節、ヴィッセル神戸vsガンバ大阪の一戦です!

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

どちらにとっても、これが全くもって望んだ形では無かった事は確かです。ただそれでも、一つのクラブにとって、一人の選手、一人のファンにとって、クラブ史に残るであろう大一番は、その歴史の中で何度訪れるでしょうか。今日の試合は言うまでもなくそういう試合で、このステージでは戦いたくなかったという気持ちをお互いに抱えながらも、この試合でどっちが勝つか……それは単なる一喜一憂ではなく、近い将来に留まらないクラブの歴史を左右すると言っても決して大袈裟ではないでしょう。

16位ガンバ、勝点29。17位神戸、勝点28……神戸にとっては言うまでもなく絶対的に勝たなければならない試合で、ここで負けようものなら、クラブにとって著しい致命傷を残す事になります。一方、ガンバは勝てばこの地獄の残留争いで一息をつく事は可能になる。しかし、もし負ければ……松田浩監督体制で少し上向いたチームの流れは一気に翳ってしまうでしょうし、神戸に1試合未消化試合がある事を踏まえると、引き分けたとしても自力での残留圏は神戸が握る事になる。双方にとって「引き分けさえも許されない」とはまさに今日のような試合の事で、結果次第では向こう10年に渡ってターニングポイントとして扱われるやもしれません。

 

ラスト5試合……ここまで来れば、最後は根性や神通力のような、本来は頼ることが好ましくない非科学的な言葉にすがる事も必要になってきます。近年は混迷期を過ごしており、今年に至ってはこんな成績。それでもガンバが今も一定のブランド力や人気を持てているのは一体なぜか?それは先人達が修羅場をモノにしてきたから、絶対に負けてはならない、Death or Alive のような修羅場を自分達の方に傾けてきた、その歴史があるからです。全てを賭けても足りない……それほどの意味を持つこの試合、最後に笑うのが白のユニフォームである事を信じて……。

両チームスタメンです。

 

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ガンバも神戸も、お互いにFC東京と戦った前節からはスタメンの変更はなく、同じメンバーで今日の試合に挑みます。

ガンバは前節で見事なパフォーマンスを見せた山本悠樹を継続して先発起用。第26節広島戦から始まった松田体制も今日で6試合目となりましたが、この6試合全てで先発起用されているのは東口順昭三浦弦太、髙尾瑠、齋藤未月、ファン・アラーノ、食野亮太郎、パトリックの7人となっています。ベンチメンバーとしては前節はメンバーを外れた小野瀬康介が戻り、加藤大智も一森純に代わって第23節京都戦以来のベンチ入りとなりました。

神戸は前節と同様、マテウス・トゥーレルと怪我から復帰した菊池流帆がCBを組み、神戸加入後は前線で起用される事が多かった飯野七聖が右SB。小林祐希を中盤に組み込んだ形を継続しています。また、ベンチにはACL以降の試合を負傷で離脱していた大迫勇也が復帰しました。

後述しますが、ガンバの松田監督は2006〜2008年に神戸で監督を務めており、吉田孝行監督は2008年に神戸に加入したので、1年だけ選手と監督の関係性を築いていました。その後、松田監督がフロントに入った長崎の監督に吉田監督が就任しましたが、成績不振によりコーチ降格と松田監督の就任に至ったという過去があり、そういう監督同士の因縁にも注目です。

 

本日の会場は兵庫県神戸市、ノエビアスタジアム神戸です。

ACLとの兼ね合いもあり、神戸は9月10日の名古屋戦から14日のFC東京戦、そしてこのガンバ戦と8日間でホームゲーム3連戦を戦う事になりました。神戸はこの3試合を「CLIMAX 3」と銘打ち、3試合それぞれでデザインの異なるオリジナルカードを配布。台風14号の影響で一部のイベントは形式の変更を余儀なくされていますが、今日はコレオグラフィーも予定されており、クラブとして施策も色々打ってきました。

8月からガンバの監督を務める松田監督にとっての神戸は現役を終えた場所であり、そして指導者としての始まりを迎え、多くの時間を過ごした場所です。このスタジアムのこけら落としとなった2001年の試合にもヘッドコーチとしてベンチに入っていましたし、2006年途中から2008年までは監督としてこのスタジアムが仕事場でした。特に2007年のガンバ戦では、テクニカルエリアで当時のガンバの西野朗監督と舌戦を繰り広げたりもしていましたから……まさか西野さんが神戸、松田さんがガンバの監督をやる日が来るとは…。

 

 

本日は現地観戦です!諸事情により神戸側の席になったのでユニフォームを着ることは出来ませんが……それでも気持ちは間違いなく!スポーツ観戦日記は後日更新します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……と、言いたいところでしたが。

 

 

以前にもNoteで書いたように、基本的に私は試合前の部分は試合前のうちに書いておいて、試合後に試合の部分を書いていく手法を採っています。

つきましては、試合前の部分はきっちり書いているんですが……もうここから先を今、書く気力がありません。帰り道、特急だと思ったら各駅停車乗ってましたし、帰り道は乗り換える駅も間違えました。この説明文を書いているだけで正直いっぱいいっぱいです。

 

 

どうしましょう。どうしたらいいんでしょうか。たすけて。たすけてください。もう今日が何曜日かもわかりません。ノエスタの帰り道、歩道に出るまでのあのスペース、膝の皿があった感覚がありませんでした。今日は訳あって、神戸側の座席で観戦しておりましたが、それでも途中までは記憶が正しければ楽しかった。ただ、VARから全てが変わってしまった流れと雰囲気、今季何度も見た、殴られ続ける終盤の弾の方が多いロシアンルーレットでもやってるようなあの感覚、打ちひしがれるコンコースのモニターに流れていた大迫勇也のヒーローインタビュー……その全てまだ、心身共に蝕まれているような気分です。

この試合の感想はもう少し心が落ち着いた時、しっかりポエミィ〜〜〜な文章でスポーツ観戦日記としてアップできればと考えていますので、ブックマークなりなんならしていただければ幸いです。あと誰か助けてください。

ではでは。