ガンバちゃん、今年の路線えらい変革的やぞ…?
どーもこんばんは
さてさて、2023年シーズンに向けて、補強の動きはますます活発化しております。
今回は2023年シーズンJ1リーグ、補強途中診断と題しまして、各チームの現時点での補強を見ていこう…という企画です。全3回更新します。この後にどんな動きがあるのかを含めて注目ですね。
※情報は全て2023年1月3日時点のものです。
オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。
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監督:ダニエル・ポヤトス(新任)
本拠地:パナソニックスタジアム吹田(大阪府吹田市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:ベスト16
【主な移籍情報】
入団
GK 谷晃生←湘南(レンタル)
DF 佐藤瑶大←仙台(復帰)
DF 江川湧清←長崎
FW 塚元大←金沢(復帰)
FW 杉山直宏←熊本
退団
DF 昌子源→鹿島
MF 小野瀬康介→湘南
FW パトリック→京都
FW 坂本一彩→岡山(レンタル)
基本的にガンバの補強リリースはたとえ年内にほぼ決まっていたとしても年明けに一気に来るので、多分これを更新した後に色々既報の情報がまとめてくるんだろうと思いますが、それを含めて…今年は例年と比べて、補強スタンスを大幅に転換させてきたことは明白です。そう考えるとパトリックと小野瀬の放出、そして昌子の売却も、クラブとして不退転の覚悟を示すような取り引きとも映ります。その答えが出るまでに時間はかかりますが、そのチャレンジは賞賛したいなと。
そしていよいよ東口順昭vs谷晃生の実現ですよ。ポヤトス体制での変革もそうですし、こういうストレートな競り合いと非常に楽しみです?
監督:小菊昭雄(3年目)
本拠地:ヨドコウ桜スタジアム、ヤンマースタジアム長居(ともに大阪府大阪市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:準優勝
天皇杯:ベスト8
【主な移籍情報】
入団
MF 大迫塁←神村学園
MF 阪田澪哉←東山高校
MF ジョルディ・クルークス←福岡
FW レオ・セアラ←横浜FM
FW 藤尾翔太←徳島(復帰)
退団
DF 丸橋祐介→パトゥム・U(レンタル)
MF チャウワット→パトゥム・U(復帰)
FW 山田寛人→仙台(レンタル)
FW ブルーノ・メンデス→D・マルドナド(復帰)
FW アダム・タガート→パース・グローリー
元々2021年と2022年に多く選手を獲得していましたし、その上で2022年が彼らにとっては手応えのあるシーズンだった事でしょうから、基本的には現状維持路線といった印象。その上でレオ・セアラ、クルークスという決定的な仕事を出来るタレントを補強したことは、昨季はその部分が欠けていただけにプランとしては明快だったように思います。
放出も基本的には戦力整理が基本路線みたいな感じですしね。まぁ、マリノスからレオ・セアラ引き抜いたのは結構驚きでしたが…。
監督:吉田孝行(2年目)
本拠地:ノエビアスタジアム神戸、神戸ユニバー記念競技場(ともに兵庫県神戸市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト8
天皇杯:ベスト8
ACL:ベスト8
【主な移籍情報】
入団
DF 本多勇喜←京都
MF 浦十藏←東福岡高校
MF 井出遥也←東京V
FW 冨永虹七←神戸U-18
退団
DF 小林友希→セルティック
DF 槙野智章→引退
MF 郷家友太→仙台
MF 小林祐希→札幌
FW ボージャン・クルキッチ→未定
憶測が憶測を生むような状況に陥っているのが現状の神戸。超レギュラークラスの退団としては海外移籍を選択した小林友希のみですが、生え抜き主力の郷家や終盤戦で貴重なプレーを連発した小林祐を筆頭に準レギュラー格の選手がこぞって退団。補強も現状では退団に釣り合ってはいない状況です。
これが2021年のように夏に向けた伏線なのか、はたまた三木谷浩史会長の匂わせが本当なのか……ちょっと謎めいたオフシーズンの動きにはなっていますね。
監督:ミヒャエル・スキッベ(2年目)
本拠地:エディオンスタジアム広島(広島県広島市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:優勝
天皇杯:準優勝
【主な移籍情報】
入団
GK 田中雄大←秋田
DF 山﨑大地←順天堂大学
DF 中野就斗←桐蔭横浜大学
DF 志知孝明←福岡
MF 松本大弥←金沢(復帰)
退団
DF 野上結貴→名古屋
DF 今津佑太→長崎
MF 藤井智也→鹿島
MF 浅野雄也→札幌
FW 永井龍→岡山
やはり昨季が素晴らしいチームパフォーマンスを見せただけに基本は継続路線となるのは必然の流れでしょう。割とスキッベ監督はメンバーを固定して戦っているので、スタメンの絶対値は今季も相当高いと思われます。志知も獲得しましてしね。
一方で、今季の不安点はやはりバックアッパーが結構抜けたという事。ACLを戦う事になれば、そこの影響は確実に出てくるでしょうし、そこは少し心配です。特に佐々木翔と塩谷司は既にベテランの年齢に達しているので、ルーキーを含めて彼らを脅かす事は必須要素となってくるでしょう。
監督:長谷部茂利(4年目)
本拠地:ベスト電器スタジアム(福岡県福岡市)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:ベスト4
天皇杯:ベスト8
【主な移籍情報】
入団
GK 坂田大樹←いわき
MF 紺野和也←FC東京
FW 鶴野怜樹←福岡大学
FW 佐藤凌我←東京V
退団
DF 熊本雄太→山形
DF 志知孝明→広島
MF ジョルディ・クルークス→C大阪
FW フアンマ・デルガド→長崎
FW 渡大生→徳島
元々チームとしてのやり方は整理されているチームですから、誰かが抜けた時にどういう選手を獲ってくればいいのか、みたいな部分の連携は上手く取れているチームだと思います。志知の退団に対して亀川を、フアンマや渡の退団に対して佐藤獲得した動きはまさにわかりやすい例でしたし。特に佐藤は人気銘柄と化していましたしね。
そして、意外かつ楽しみかつ読めなさもあるのが紺野でしょうか。終盤に敷いた3バックならともかく、4-4-2の両サイドなら同じサイドアタッカーでもクルークスとはボールを離すまでのアプローチが結構違うというか。紺野が多彩なFW陣にアジャストできるか、或いはFW陣が紺野の動きにアジャスト出来るか。どう転ぶか楽しみです。
監督:川井健太(2年目)
【昨季の成績】
ルヴァン杯:グループステージ敗退
天皇杯:ベスト16
【主な移籍情報】
入団
DF アンソニー・アクム←カイザーチーフス
MF 樺山諒乃介←山形
MF 河原創←熊本
FW 富樫敬真←仙台
FW 横山歩夢←松本
退団
DF ジエゴ→柏
MF 福井大智→バイエルン・ミュンヘン
FW 宮代大聖→川崎(復帰)
FW 垣田裕暉→鹿島(復帰)
鳥栖の場合はまず、特に近年はチーム事情もあって売却を前提にチームを組み立てる必要がありました。今年もクラブとしては、そういう方針とリスクを踏まえた上のオフになっているはずです。ただ今季は、その度合いが近年と比べるとかなり落ち着いていました。レンタル選手の復帰を除けば、主力の流出を小泉とジエゴに留めた事はかなり大きなポイントです。また、近年は「鳥栖を経由する事」の信頼度が凄まじく高まっている。それは河原の争奪戦を制した事実に繋がったでしょうし、樺山や横山のような有望株の補強も、鳥栖が近年身につけたブランドが成せた補強と言っていいでしょう。
完。
ではでは(´∀`)