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【WBCスタジアム紹介】2023 ワールド・ベースボール・クラシックを開催する3ヶ国4都市4会場のスタジアム紹介!

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まだまだ伝説になんかなんねえぞ

 

どーもこんばんは

 

さて、いよいよ3月8日よりWBC、2023 ワールド・ベースボール・クラシックが開幕します!!

 

 

 

当ブログでは6年ぶりとなるWBCを楽しむべく、大会スケジュールや日本代表侍ジャパンの情報、過去の代表の軌跡などをまとめた【WBC観戦ガイド】も更新しておりますので、そちらも是非ご覧くださいませ!

 

 

で、今回は…その野球の採点が繰り広げられる、3ヶ国4会場のスタジアムを紹介したいと思います。

題してWBCスタジアムガイド】です。白球が舞うスタジアムの情報を振り返る事で、楽しみをワンポイント増やしていきましょう!

 

 

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

台中インターコンチネンタル野球場(台中洲際棒球場)

 

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開催ラウンド:1次ラウンドA組

所在地:台湾台中市北屯区

開場:2006年

収容人数:20000人

主な使用チーム:中信兄弟

過去に開催された主なイベント:IBAFインターコンチネンタルカップ(2006,2010)、第24回アジア野球選手権大会(2007)、2013 ワールド・ベースボール・クラシック、2015 WBSCプレミア12など

 

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野球が盛んな台湾の代表的な野球場。台湾屈指の強豪である中信兄弟(中信ブラザーズ)の本拠地で2006年にオープンして以降、WBCの台湾ラウンドを始めとした様々な国際大会の開催実績も持つ。日本代表も2007年のアジア野球選手権大会(=北京五輪予選)と2015年のプレミア12ではこのスタジアムで試合を戦った。屋根の上にアーチ状になっている事が特徴的。

台湾最大のスタジアムとあって、球場外にもコンコースにも飲食店が豊富でカフェも併設されている。グッズショップが野球ボール型になっていたり、トイレにもポップな装飾が施されていたりなどデザインにも凝っており、台湾野球の歴史が詰まったミュージアムも営業している。なお、台湾プロ野球といえばチアガールが注目される事が多いが、その中でも屈指の人気と知名度を誇る"チュンチュン"は中信兄弟のチアガールである為、このスタジアムで見る事が出来る。

 

 

 

東京ドーム

 

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開催ラウンド:1次ラウンドB組、準々決勝日本ラウンド

所在地:東京都文京区

開場:1988年

収容人数:46000人

主な使用チーム:読売ジャイアンツ日本ハムファイターズ(2003年まで)

過去に開催された主なイベント:プロ野球オールスターゲーム(1988,1991,1993,1996,2000,2002,2007,2015,2019)、メジャーリーグベースボール開幕シリーズ(2000,2004,2008,2012,2019)、ワールド・ベースボール・クラシック(2006,2009,2013,2017)、2015 WBSCプレミア12、プロ野球日本シリーズ、各種格闘技イベント、各種コンサートなど

 

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巨人の本拠地であり、今大会で5回目となるWBCの全大会で開催地となっている唯一の会場。日本ハムも北海道に移転するまでは本拠地として使用しており、その他の一部パリーグ球団も主催試合を開催する機会がある。なお、後楽園球場の跡地に建てられたと勘違いされるケースも多いが、正確には隣接する後楽園競輪場の跡地に建設されたスタジアムであり、現在後楽園球場の跡地に建っているのは東京ドームホテルである。

それまで日本プロ野球のメッカとして知られた後楽園球場に代わる会場として、日本初の全天候型多目的スタジアム(ドーム球場)として1988年に開場した。東京ドームで初の公式戦となった1988年4月8日は関東全域で大きな被害を出す大雪となったが予定通りに試合を遂行し、ドームの凄みを見せつける形となった伝説を持つ。開場当初は「BIG EGG」という異名を持っていたが、この異名は2000年に正式に廃止された。球場内には野球殿堂博物館を内包しており、前述の東京ドームホテルを含め、球場周りが「東京ドームシティ」として様々な商業施設を内包する一大エンターテイメントエリアとなっている。

プロ野球というよりも、もはや日本のありとあらゆるイベントの中心とも言うべき場所。格闘技では各種タイトルマッチやレジェンドレスラーの引退試合など格闘技史に於ける重要な試合を数多く開催しており、やや無理もあったがサッカーやNBAの試合もかつては数試合行っていた。特にコンサートでは多くのアーティストにとって最大の到達点としてのアイコンにもなっており、最多公演記録を持っているのは嵐。東京ドームで最初にコンサートを行ったアーティストについては定義がまちまちであり、誰がこけら落とし公演だったのかは意見が分かれている。

 

 

 

チェイス・フィールド

 

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開催ラウンド:1次ラウンドC組

所在地:アリゾナ州フェニックス

開場:1998年

収容人数:49033人

主な使用チーム:アリゾナダイヤモンドバックス

過去に開催された主なイベント:第97回ワールドシリーズ(2001)、ワールド・ベースボール・クラシック(2006,2013)、MLBオールスターゲーム(2011)、WWEロイヤルランブル(2019)など

 

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現時点で最も新しいMLB球団であるダイヤモンドバックスの本拠地で、世界で3番目となる開閉式の屋根を持つ全天候型のスタジアム。ちなみに世界初がトロントロジャース・センターで、2番目が福岡ドームとなっている。ダイヤモンドバックスでプレーし、メジャー歴代2位の奪三振数を誇るランディ・ジョンソンはこの地で通算4000奪三振を記録した。サッカーやアメリカンフットボールなどの競技が行われる事もある。WBCは2006年大会と2013年大会の会場としても使用されているが、今大会を含めて日本代表が試合を行った事はない。

メジャーのスタジアムは各会場に名物的なアトラクションを設置している球場が多いが、チェイス・フィールドで最も有名なそれは外野席に設置されたプールで、試合日はグループ単位で貸し切る形で購入出来る。プールサイドの椅子からでもプールで泳ぎながらでも試合観戦が可能で、金額は高額ながらも常に予約が絶えない(WBCでもプール席が販売されるかどうかは不明)。ホームランがプールに入った時は「プール・ショット」と呼ばれる。

 

 

 

ローンデポ・パーク

 

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開催ラウンド:1次ラウンドD組、準々決勝アメリカラウンド、準決勝、決勝

所在地:フロリダ州マイアミ

開場:2012年

収容人数:37000人

主な使用チーム:マイアミ・マーリンズ

過去に開催された主なイベント:ワールド・ベースボール・クラシック(2013,2017)、レース・オブ・チャンピオンズ(2017)など

 

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今回のWBCの決勝戦が行われるスタジアム。日本は準々決勝までは東京ドームで戦うが、準決勝からはアメリカのこのスタジアムに舞台を移す。このスタジアムでWBCが開催されるのは3回目だが、決勝戦の会場となるのは初。前述のチェイス・フィールドが打者有利の会場として知られる一方、此方は投手有利の会場として知られる。

かつてイチローも所属したマイアミ・マーリンズのホームスタジアムで、現在はネーミングライツを導入したローンデポ・スタジアムだが、当時はマーリンズ・スタジアムという名前だった。外装はヨットをイメージ。座席はマリンブルーに彩られ、スタジアム周りにはヤシの木が植えられているなどマイアミらしい南国情緒が漂う。スタジアムのコンセプトは建設当時のオーナーで美術商でもあったローリアが提案している。かつて外野席には「ホームラン・フューチャー」と呼ばれるオブジェが設置されており、マーリンズの選手がホームランを打つとこのオブジェの電飾や花火の演出が行われる他、バックネットの下には熱帯魚が泳ぐ大型水槽が設けられていた。この水槽の外壁は耐久性に優れた強化プラスチックを使用しており、一度だけ打撃の直撃で破損した事があるが破損は最小限に抑えているが、オブジェも水槽も現在は撤去されている。ブルペン横にはバーも営業。

このスタジアムは2008年に閉場したアメフト会場のマイアミ・オレンジボウルというスタジアムの跡地に建設された。このオレンジボウルというスタジアムは1996年アトランタ五輪のサッカー開催会場として使用されており、他ならぬ日本vsブラジル戦の会場…「マイアミの奇跡」として知られる、日本のサッカー史に燦々と輝く歴史が生まれた場所でもある。そんな日本スポーツ史に残る舞台で、新たな歴史を作る事が出来るか。

 

 

最初の一言の元ネタはBOØWYです

ではでは(´∀`)