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W杯後最初の試合から、何人が4年後のW杯メンバーにまで生き残ったかを調べてみた〜③2014→2018編 & 2018→2022編〜

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WBC決勝の会場、マイアミの奇跡の場所とかいう豆知識

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、ちょうどWBCが終わったタイミング、日本代表は3月24日にウルグアイ戦、3月28日にコロンビア戦と南米の強豪とキリンチャレンジカップ2023を戦います。まさしくスポーツ学なんですね。

 

 

この試合は言うまでもなく、第2期森保ジャパン…森保ジャパンシーズン2の初陣となりますね。そして、ある意味でこれも4年に一度しか訪れない「W杯後最初の日本代表戦」となる訳です。という訳で連載しております「W杯後最初の試合のメンバーの何人が次のW杯まで生き残っていたか」も今回がオーラスでございます!例の如く、フランスW杯後のエジプト戦からロシアW杯後のコスタリカ戦まで、全6試合分振り返っていきたいと思います。

 

 

 

①1998→2002,2002→2006

②2006→2010,2010→2014

③2014→2018,2018→2022

 

 

カタールW杯、森保ジャパンのチーム造りと全4試合の考察

 

カタールW杯が終わっても楽しめる、振り返り企画なども更新中のカタールW杯観戦ガイド〜日本代表編〜も是非ご覧くださいませ。

 

Jリーグをもっと楽しめる(かもしれない)【Jリーグ開幕ガイド2023】作りました!是非お使いくださいませ。

 

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【2014→2018】

ブラジルW杯後最初の試合

 

キリンチャレンジカップ2014

日本0-2ウルグアイ

2014年9月5日@札幌ドーム

ウルグアイ得点者:エディンソン・カバーニ(34分)、アルベ・エルナンデス(70分)

 

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【招集メンバー】

GK1 川島永嗣(スタンダール・リエージュ)

DF2 水本裕貴(サンフレッチェ広島)

DF3 酒井高徳(VfLシュツットガルト)

FW4 本田圭佑(ACミラン)

DF5 長友佑都(インテル・ミラノ)

DF6 森重真人(FC東京)

MF7 柴崎岳(鹿島アントラーズ)

MF8 田中順也(スポルティングCP)

FW9 岡崎慎司(1.FCマインツ)

MF10 森岡亮太(ヴィッセル神戸)

FW11 柿谷曜一朗(FCバーゼル)

GK12 西川周作(浦和レッズ)

MF13 細貝萌(ヘルタ・ベルリン)

FW14 武藤嘉紀(FC東京)

DF15 坂井達弥(サガン鳥栖)

DF16 松原健(アルビレックス新潟)

MF17 長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)

FW18 大迫勇也(1.FCケルン)

FW19 皆川祐介(サンフレッチェ広島)

MF20 扇原貴宏(セレッソ大阪)

DF21 酒井宏樹(ハノーファー96)

DF22 吉田麻也(サウサンプトン)

GK23 林彰洋(サガン鳥栖)

監督 ハビエル・アギーレ

 

 

 

【2018年ロシアW杯出場者】

川島永嗣酒井高徳本田圭佑長友佑都柴崎岳岡崎慎司武藤嘉紀長谷部誠大迫勇也酒井宏樹吉田麻也

W杯後初戦メンバーのW杯選出人数→11名/23名

 

坂井や皆川は日本代表史上でも類を見ない予想だにしない代表招集だったように、アギーレ監督初陣のメンバー構成はかなり独自色の強いメンバーとなっていた。ただこれはアギーレ監督の方針として、2015年1月のアジアカップまでに9・10月の代表戦では新戦力の登用、11月で遠藤保仁らをチームに戻して本番仕様にシフトする計画だった事にも由来し、実際に5ヶ月後のアジアカップは半数以上のメンバーが入れ替わった。

後にハリルホジッチ西野朗へと代表監督は変遷していくが、過去の大会と比較すると11名がW杯まで生き残っており比較的多い。ただ、ハリル体制では新メンバーの登用やブラジルW杯メンバーの落選も少なくなかったので、西野監督就任後はブラジルW杯及びアジアカップ時に近いメンバーに戻るような形となっていた。

 

《補足資料》

【2015年アジアカップ出場者】

川島、酒井高、本田、長友、森重、柴崎、岡崎、西川、武藤、長谷部、吉田→11名/23名

アジア最終予選(2016〜2017)ベンチ入り選手】

川島、酒井高、本田、長友、森重、柴崎、岡崎、西川、武藤、大迫、長谷部、酒井宏、吉田、林→14名/23名

【2016年リオデジャネイロ五輪出場者】

なし

 

 

 

【2018→2022】

ロシアW杯後最初の試合

 

キリンチャレンジカップ2018

日本3-0コスタリカ

2018年9月11日@パナソニックスタジアム吹田

日本得点者:オウンゴール(16分)、南野拓実(66分)、伊東純也(90+3分)

 

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【招集メンバー】

GK1 シュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)

DF2 植田直通(セルクル・ブルージュ)

DF3 室屋成(FC東京)

DF4 佐々木翔(サンフレッチェ広島)

DF5 車屋紳太郎(川崎フロンターレ)

DF6 遠藤航(シントトロイデンVV)

MF7 伊東純也(柏レイソル)

MF8 南野拓実(レッドブル・ザルツブルク)

FW9 杉本健勇(セレッソ大阪)

MF10 中島翔哉(ポルティモネンセSC)

FW11 浅野拓磨(ハノーファー96)

GK12 東口順昭(ガンバ大阪)

FW13 小林悠(川崎フロンターレ)

MF14 伊藤達哉(ハンブルガーSV)

MF15 三竿健斗(鹿島アントラーズ)

MF16 守田英正(川崎フロンターレ)

MF17 青山敏弘(サンフレッチェ広島)

MF18 天野純(横浜F・マリノス)

DF19 三浦弦太(ガンバ大阪)

DF20 槙野智章(浦和レッズ)

MF21 堂安律(FCフローニンゲン)

DF22 冨安健洋(シントトロイデンVV)

GK23 権田修一(サガン鳥栖)

MF 山口蛍(セレッソ大阪)

MF 大島僚太(川崎フロンターレ)

 

※備考

・山口、大島は途中離脱。

・ロシアW杯でレギュラー格となった選手は招集対象外となっていた。

 

 

 

【2022年カタールW杯出場者】

シュミット・ダニエル遠藤航、伊東純也、南野拓実浅野拓磨、守田英正、堂安律、冨安健洋、権田修一

W杯後初戦メンバーのW杯選出人数→9名/25名

 

森保監督の方針もあり、9月の代表戦ではロシアW杯メンバーは控えに甘んじたメンバーのみを招集対象とし、それ以外はW杯からは漏れたメンバーや新戦力を登用。この試合で2列目を担った中島、南野、堂安の3人が「三銃士」と呼ばれる事となった。

後にW杯メンバー入りを果たすシュミット、守田、冨安はこれが代表初勝利となっており、伊東も当時は国内組限定の代表活動しか経験がない状態で、権田も暫く離れていた代表に久し振りに復帰していた立場だった事を思うと、この時のメンバー構成はその後にそれなりに影響を与える事となった。ちなみに守田は当時ルーキーイヤーだったが山口の負傷に伴い追加招集されており、負傷離脱の憂き目を見たがそのままアジアカップ2019のメンバーにまで駆け上がっている。

 

《補足資料》

※印は選出されたが離脱となった選手

【2019年アジアカップ出場者】

シュミット、室屋、佐々木、遠藤、伊東、南野、※中島、※浅野、東口、※守田、青山、三浦、槙野、堂安、冨安、権田→16名/25名

アジア最終予選(2021〜2022)ベンチ入りメンバー】

シュミット、植田、室屋、佐々木、遠藤、伊東、南野、浅野、守田、堂安、冨安、権田→12名/25名

【2019年コパ・アメリカ出場者】

植田、中島、伊藤、冨安→4名/25名

【2021年東京五輪出場者】

遠藤、堂安、冨安→3名/25名(遠藤はオーバーエイジ)

 

 

 

完結!

 

 

強化試合だけなら6年前は結構スッと取れたのよね…

ではでは(´∀`)