RK-3はきだめスタジオブログ

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UEFA EURO 2024 ドイツ大会、開催スタジアム紹介①

 

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ブンデス大躍進で迎えるドイツ開催

 

どーもこんばんは

 

さてさて、いよいよ1ヶ月後の6月14日より欧州選手権UEFA EURO 2024がドイツにて開幕します!

 

 

 

今回の開催国はドイツ。今季はレヴァークーゼンドルトムントといったブンデス勢の躍進もあり、ドイツにとっては国として盛り上がっている状況で迎える2006年ドイツW杯以来のサッカーでのビッグイベントです。サッカー日本代表にも馴染みの深いこの国で行われる世界最高峰のサッカーの祭典にファンの期待も高まっているところでしょう。

という訳で今回は、その真夏の激闘が繰り広げられるブンデスリーガでもお馴染みの10会場をご紹介致します。豆知識として是非お楽しみくださいませ。

 

 

 

昨年夏のマンチェスター・シティ&バイエルン・ミュンヘン観戦日記

 

Jリーグをもっと楽しめる(かもしれない)、2024Jリーグ開幕ガイド作りました!是非お使いくださいませ。

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

フォルクスパルク・シュタディオン

 

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場所:ハンブルク

開場:1953年

改修:1998年

収容人数:57274人

主な使用チーム:ハンブルガーSVハンブルクシーデビルズ(NFL)

☆1974FIFAワールドカップ開催会場

★EURO1998開催会場

☆2006FIFAワールドカップ開催会場

 

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ブンデスの中でも屈指の歴史を持つハンブルガーSVの本拠地。かつては酒井高徳がキャプテンも務め、高原直泰が「寿司ボンバー」と呼ばれていた。「フォルクスパルクシュタディオン」は直訳すると「市民公園競技場」となる。ウクライナシャフタール・ドネツクは自国でホームゲームを開催できる状況ではないことから、23-24シーズンのチャンピオンズリーグではこのスタジアムをホームとして使用した。

ハンブルガーSVはかつてブンデスリーガ創設以来一度も2部降格を喫していないチームだった事から設置されていた1部在籍期間を刻み続ける時計がシンボルの一つだったが、17-18シーズンに史上初の降格が決まった事でその時計の歩みは止まっている。スタジアムにはハンブルガーSVと西ドイツ代表のレジェンドであるウーヴェ・ゼーラーの足の像が設置しており、同氏が2022年に亡くなった際にはスタジアム名に彼の名を冠する意向も示唆された。

1974年の西ドイツワールドカップの試合会場にもなったが、この時は1次リーグで歴史上最初で最後の対戦となった西ドイツvs東ドイツの直接対決がこの会場で行われた。試合は大方の予想に反して東ドイツがユルゲン・シュパールヴァッサーのゴールで1-0で勝利している。

 

 

 

ベルリン・オリンピアシュタディオン

★決勝戦会場

 

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場所:ベルリン

開場:1936年

改修:2004年

収容人数:76243人

主な使用チーム:ヘルタ・ベルリン

☆1974FIFAワールドカップ開催会場

★2006FIFAワールドカップ開催会場

☆2011FIFA女子ワールドカップ開催会場

★14-15UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦会場

 

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1936年のベルリンオリンピック開催に向けてメイン会場として建設されたスタジアムかつドイツ最大の座席数を誇る競技場(立ち見席を含めた収容人数はドルトムントミュンヘンのスタジアムの方が多い)。FIFAワールドカップとEUROの決勝戦を両方開催したスタジアムはスペインのサンチャゴ・ベルナベウ、イタリアのスタディオ・オリンピコ、ドイツのミュンヘン・オリンピアシュタディオンイングランドウェンブリー・スタジアムに次いで5会場目。

1930年代のドイツに於ける新古典主義建築の代表的な建造物の一つでもあるだけに、2000〜2004年の大改修時には近代的なスタジアムの要件を満たすリノベーションと歴史保存の両立が求められたが、それを見事に調和させた事で芸術的価値も高いスタジアムとして知られている。ゴール裏の一部が開いた状態になっているのは聖火台が置かれていた場所に由来している他、オリンピックシンボルが掲げられたエントランスやベルタワーなど歴史的価値の高いモニュメントもスタジアム各所に置かれている。なおオリンピック会場として建設され近年では世界陸上も開催された事から陸上トラックが併設されているが、改修時に赤色からヘルタ・ベルリンのチームカラーである青色に変更した。

今大会の決勝戦が開催される会場であり、2006年ドイツW杯でもイタリアvsフランスの決勝戦がこのスタジアムで行われた。即ちジネディーヌ・ジダンの頭突き事件が起こった場所。それ以外にも2009年の世界陸上ではウサイン・ボルトが100m走で前代未聞の9秒58という世界記録を叩き出した場所でもあり、2015年にはメッシ、スアレスネイマールのMSNを擁したFCバルセロナが三冠を達成するなど世界スポーツ史の記憶に強烈に残るシーンが多く生まれた。

 

 

 

アレーナ・アウフシャルケ

 

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その他の名称:フェルティンス・アレナ

場所:ゲルゼンキルヒェン

開場:2001年

収容人数:62271人

主な使用チーム:シャルケ04

☆03-04UEFAチャンピオンズリーグ決勝会場

★2006FIFAワールドカップ開催会場

 

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ゲルゼンキルヒェンは炭鉱労働者の街という土地柄、何一つとて観光地は無いと言っても過言ではない。だからこそこのスタジアムを本拠地とするシャルケ04が唯一の娯楽であり、このアレナ・アウフシャルケそのものが観光地であり、まさしく街のシンボルとも呼ぶべき建物となっている。サッカースタジアムゆえにその印象は薄いがドイツで初めてのドーム型スタジアムであり、日本の札幌ドームと同じく試合のない時は芝生をスタジアム外にスライドさせる形で養生させている。

2004年にはジョゼ・モウリーニョ率いるFCポルトが制したUEFAチャンピオンズリーグ勝戦の会場となり、サッカー以外にもポール・マッカートニーボン・ジョヴィがコンサートを行った。ドイツW杯ではイングランドポルトガルのベスト8が行われており、当時マンチェスター・ユナイテッドでチームメイトだったウェイン・ルーニークリスティアーノ・ロナウドの事件が勃発した舞台でもあり、またグループステージのアルゼンチン対セルビア・モンテネグロ戦ではリオネル・メッシが自身のW杯初ゴールをこの場所で決めた。

ネーミングライツを有するフェルティンスはドイツの大手ビールメーカーで、スタジアムの地下にはフェルティンスが所有する巨大なビールタンクがある。そこからビール用のパイプラインがスタジアム中に張り巡らされていて、どの席に座っていたとしても新鮮なビールを飲めるという特徴は有名。

 

 

 

BVBスタジアム・ドルトムント

 

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その他の名称:ヴェストファーレンシュタディオン、ジグナル・イドゥナ・パルク

場所:ドルトムント

開場:1974年

改修:2006年

収容人数:80720人(EUROでは65614人)

主な使用チーム:ボルシア・ドルトムント

☆1974FIFAワールドカップ開催会場

★2006FIFAワールドカップ開催会場

 

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世界で最も熱狂的なサポーターを有するクラブの一つに挙げられるボルシア・ドルトムントを象徴するスタジアム。W杯や今回のEUROのような国際大会では着席指定になる為に使用できないが、ブンデスリーガでのドルトムントのホームゲームではゴール裏を2万人を収容可能の立ち見席としており、黄色いユニフォームを着たサポーターがこのエリアを埋め尽くして声を張り上げるその姿はまさに「黄色い壁」と呼ぶべき壮観を誇る。スタジアム場外には巨大なグッズショップや巨大ミュージアムも営業しており、ドイツ屈指のサッカーどころとしての印象を強烈に植え付ける。特に2008年開館のミュージアムはヨーロッパの博物館賞も2011年に受賞した。

ドイツにはW杯やEUROの会場に選ばれなかったスタジアムを含めて近代的かつ大規模なスタジアムが多くある事から欧州予選でも開催会場をあまり固定していないが、ボルシア・ドルトムントのみならずドイツ代表にとっても縁起の良いスタジアムとして知られており、2023年までに19試合を戦って15勝3分1敗という成績を残している。しかし非常にも、唯一の敗北が2006年ドイツW杯の準決勝イタリア戦という事になってしまった。1974年の西ドイツW杯では同大会でヨハン・クライフを擁してトータル・フットボールを展開したオランダ代表が3試合を戦っており、2006年ドイツW杯では「W杯でのジーコvsカナリヤ軍団」「ブラジルを本気にさせた玉田圭司のゴール」「中田英寿の引退」で知られる日本vsブラジル戦の舞台にもなった。

 

 

 

ライプツィヒ・スタジアム

 

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その他の名称:ツェントラール・シュタディオン、レッドブル・アレナ

場所:ライプツィヒ

開場:1956年

改修:2005年

収容人数:44345人

主な使用チーム:RBライプツィヒ

FIFAコンフェデレーションズカップ2005開催会場

★2006FIFAワールドカップ開催会場

 

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シュポルトフォールム・ライプツィヒという運動公園の中に位置したスタジアムであり、同公園内には様々なアーティストがコンサートを行うアレーナ・ライプツィヒなどが擁する複合施設で、ドイツが東西に分裂していた時代には10万人を収容する東ドイツ側最大の会場として「スポーツと体操の祭典」などを開催。今大会でも2006年ドイツW杯でも旧東ドイツ領では唯一の会場となっている。

ドイツW杯では決勝トーナメントの試合を含む5試合が行われたが、そのうちグループステージ第2戦のフランスvs韓国の試合では同大会を最後に現役を引退することを表明していたジネディーヌ・ジダンが、累積2枚目となる警告を受けて出場停止が決まった事やチームが不甲斐ないパフォーマンスで格下相手に2戦連続ドローとなった事へのフラストレーションが募り、途中交代時にロッカールームのドアに蹴りを入れて破壊するという事件を起こしている。ジダンが破壊したドアは会場記念者曰く「あの偉大なジダンが壊したんだから」という理由により記念品としてスタジアムで保存される事となった。

このスタジアムを本拠地とするRBライプツィヒの親会社であるレッドブルが2010年に命名権を取得した事で、世界にはドイツとオーストリアアメリカの計3つの「レッドブル・アリーナ」が存在している。ドイツW杯当時は建設の遅れや本拠地とするクラブが4部相当である事などが諸問題として扱われる事もあったがレッドブルRBライプツィヒに関わってからは急速に改革を推進しており、スタンドも水色からレッドブル仕様の赤に変更されている。

 

 

 

Part2につづく!

 

 

ではでは(´∀`)