RK-3はきだめスタジオブログ

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【パリ五輪】2024年パリオリンピック サッカー競技スタジアム紹介 Part2

 

 

 

エッフェル塔スタジアムて

 

どーもこんばんは

 

さてさて、いよいよ7月26日よりパリオリンピックが開幕します!

そして毎度お馴染み、7月26日の開会式より2日早い7月24日よりパリオリンピックサッカー競技がスタートします!!

 

 

 

という訳で、今回はパリ五輪のサッカー競技が行われる7つの試合会場のスタジアムを紹介していきます。

日本からテレビで応援するという方は片手に添える豆知識として是非お楽しみくださいませ!

 

Part1はこちら

 

RK-3 パリ五輪観戦ガイドはこちらから!

 

東京オリンピック観戦(予定)日記はこちらから!

 

RK-3 UEFA EURO 2024観戦ガイドはこちらから!

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

【パリ五輪開催スタジアム】

パルク・デ・プランス(パリ)

スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール(ナント)

パルク・オリンピック・リヨン(デシーヌシャルピュー)

スタッド・ジェフロワギシャール(サンテティエンヌ)

スタッド・ド・ボルドー(ボルドー)

スタッド・ド・ニース(ニース)

スタッド・ヴェロドローム(マルセイユ)

 

 

ヌーヴォ・スタッド・ド・ボルドー

 

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その他の名称:スタッド・マトミュット=アトランティック

場所:ボルドー

開場:2015年

収容人数:42115人

主な使用チーム:FCジロンダン・ボルドー

UEFA EURO開催会場(2016)

☆2023年ラグビーW杯開催会場

 

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ボルドーは1938年と1998年のW杯でも開催都市に選ばれていたが、当時会場となったスタッド・ジャック=シャバン=デルマスが老朽化の兼ね合いもあって、2015年に新たなジロンダン・ボルドーの本拠地としてオープンした。ただ同時期に完成してEURO2016にも使用されたニースやリヨンのスタジアムとは異なり、2019年の女子W杯では使用されていない。

スタジアムの外観は1000本を超える白い柱で覆われる構造になっており、これはギリシャ神殿の松林をイメージして造られた。このスタジアムを設計したジャック・ヘルツォークは2008年北京オリンピックのメイン会場となった北京国家体育場、そしてミュンヘンアリアンツ・アレナも手掛けている。男子日本代表は初戦のパラグアイ戦、第2戦のマリ戦と最初の2試合が連続してこのスタジアムで行われる予定。

 

[試合日程]

《男子》

7月24日19:00(26:00) D組第1戦 日本vsパラグアイ

7月27日15:00(22:00) C組第2戦 ドミニカvsスペイン

7月27日21:00(28:00) D組第2戦 日本vsマリ

7月30日15:00(22:00) C組第3戦 スペインvsエジプト

8月2日21:00(28:00) 準々決勝 A1位vsB2位

《女子》

7月25日19:00(26:00) C組第1戦 ナイジェリアvsブラジル

7月31日17:00(24:00) C組第3戦 ブラジルvsスペイン

 

 

 

スタッド・ド・ニース

 

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その他の名称:アリアンツリヴィエラ

場所:ニース

開場:2013年

収容人数:35624人

主な使用チーム:OGCニース

UEFA EURO開催会場(2016)

☆2019年女子ワールドカップ開催会場

★2023年ラグビーW杯開催会場

 

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世にも有名なコート・ダジュール地域に位置するスタジアムで、ネーミングライツを導入した際の名前には同地域を表す海岸の意の「リヴィエラ」という名称も冠せられている。開場後に開催されたEURO2016、2019年女子W杯、2023年ラグビーW杯ではいずれも開催会場となっており、2019年女子W杯では日本のグループステージ第3戦、2023年ラグビーW杯では日本のプールステージ第2戦がこのスタジアムで行われているが、奇遇にも対戦相手はどちらもイングランドだった。

ショップやオフィス機能もスタジアムの敷地内に擁するなど多機能型スタジアムとしての側面を有しているが、フランスの国立スポーツ博物館もこのスタジアムの敷地内で運営されており、元々観光客の多い土地柄、スポーツ博物館にも多くの観光客を集めている。

 

[試合日程]

《男子》

7月24日17:00(24:00) A組第1戦 ギニアvsニュージーランド

7月27日21:00(28:00) A組第2戦 フランスvsギニア

7月30日17:00(24:00) B組第3戦 モロッコvsイラク

《女子》

7月25日21:00(28:00) B組第1戦 アメリカvsザンビア

7月28日19:00(26:00) B組第2戦 オーストラリアvsザンビア

7月31日19:00(26:00) A組第3戦 コロンビアvsカナダ

 

 

 

スタッド・ヴェロドローム

 

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その他の名称:オレンジ・ヴェロドローム

場所:マルセイユ

開場:1937年

改修:2014年

収容人数:67394人

主な使用チーム:オリンピック・マルセイユ

FIFAワールドカップ開催会場(1938,1998)

UEFA EURO開催会場(1960,1984,2016)

2023年ラグビーW杯開催会場

 

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フランスの中でも著名な都市として知られるマルセイユのスタジアムにして、熱狂的なサポーターを持つ名門、オリンピック・マルセイユの本拠地。第二次世界大戦以前から存在するスタジアムで、1938年のフランスW杯や第1回のEUROの開催会場ともなった。スタッド・ヴェロドローム(自転車競技場)という名前が示す通り、パリのパルク・デ・プランスと同様に開場当初は自転車競技場として稼働していたが、何度か改修を繰り返して現在の形になっている。2014年の改修時に仮設された特徴的な屋根には日本の太陽工業株式会社が携わっている。

フランス国内ではサンドニスタッド・ド・フランスに次ぐ規模を誇っていることからフランスで開催される国際大会でもメインスタジアムに近い扱いを受けることが多く、1998年W杯、EURO2016、2023年ラグビーW杯ではいずれもフランス代表の試合が開催されており、サッカーの2つに関しては準決勝のゲームもこのスタジアムで行われた。1998年フランスW杯ではデニス・ベルカンプが活躍した伝説の試合との呼び声の高いオランダvsアルゼンチン戦がこのスタジアムで行われている。

 

[試合日程]

《男子》

7月24日21:00(28:00) A組第1戦 フランスvsアメリ

7月27日19:00(26:00) A組第2戦 ニュージーランドvsアメリ

7月30日17:00(24:00) A組第3戦 ニュージーランドvsフランス

8月2日19:00(26:00) 準々決勝 C1位vsD2位

8月5日18:00(25:00) 準決勝

《女子》

7月28日21:00(28:00) B組第2戦 アメリカvsドイツ

7月31日17:00(24:00) B組第3戦 オーストラリアvsアメリ

8月3日19:00(26:00) 準々決勝 A2位vsB2位

8月6日21:00(28:00) 準決勝

 

 

 

【番外編】

パリオリンピックサッカー競技で称されるスタジアムではないですが、パリオリンピックの他競技で使用される会場の中からサッカーとの関係が深いスタジアムを2つ紹介します。

 

スタッド・ドゥ・フランス

 

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場所:サンドニ

開場:1998年

収容人数:75000人

主な使用チーム:サッカーフランス代表ラグビーフランス代表

FIFAワールドカップ開催会場(1998)

UEFA EURO開催会場(2016)

★2023年ラグビーW杯開催会場

 

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1998年フランスW杯の開催に向けて建設されたフランス最大規模のスタジアム。イングランドウェンブリー・スタジアムと同様に、このスタジアムをホームとするクラブチームは存在しない分、代表チームのホームスタジアムとして固定されている。開場以後に行われたW杯、EUROではいずれも開幕戦及び決勝戦が行われており、特にサッカーW杯とラグビーW杯の決勝戦を両方開催したのは世界でもこのスタジアムと横浜国際総合競技場(日産スタジアム)の2つしかない。UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦も過去3回行われている。

今回のオリンピックでも閉会式の会場となるなどメインスタジアムとして扱われ、オリンピックのメイン会場、サッカーW杯決勝、ラグビーW杯決勝の3つを開催した世界初のスタジアムとなっている。ただし今回の五輪では閉会式の他に陸上競技7人制ラグビーの会場となった為、サッカーのイメージが強いながらもサッカーは開催されない予定。

 

 

 

スタッド・デパルトモンタル・イヴ=デュ=マノワール

 

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場所:コロンブ

開場:1907年

改修:2022年

収容人数:15000人

FIFAワールドカップ開催会場(1938)

 

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ちょうど100年前の1924年に行われたパリオリンピックでメイン会場として使用されたスタジアム。そして1938年に行われたフランスW杯の決勝戦会場であり、パルク・デ・フランスサッカー場に回収される以前のフランスサッカーを支え続けたスタジアムである。その後はフランス下部リーグに所属するラシン・クラブ・ド・フランスやラグビーのラシン92が本拠地としてきた。

メイン会場としてオリンピックを開催した100年後に当たる今回の五輪では全面改修が行われた上でホッケー競技が開催される予定になっている。100年という区切りも含め、実に過去と今を調和するベニューとなった。

 

Part1はこちら

 

 

それでもやっぱりエアコンは欲しい!

ではでは(´∀`)