川﨑颯太応えちゃって!!(ブリンバンバンボンのリズムで)
どーもこんばんは
さてさて、いよいよパリオリンピックが開幕します!
4年に一度のスポーツの大祭典。サッカーにとっての五輪は最大の大会ではなく、極端な話で言えばたとえW杯への通過点に過ぎのかもしれません。しかしこの世代がこの世代として戦う最後の戦いであり、戦いはW杯への通過点であったとしても、この大会が若武者の一つの区切りとなります。なにより「オリンピックという舞台に出る」事そのものに何物にも変え難い栄誉がある。今、22人の選手達はその舞台に足を踏み入れ、戦いと未来のフィールドにつながる凱旋門を潜ろうとしています。
という訳で、今回はパリ五輪に挑む18人の選手達の簡単な選手名鑑を作ってみましょう、と。
観戦のお供、テレビの前の片手に是非お使いくださいませ!
↓
↓
【RK-3 UEFA EURO 2024観戦ガイドはこちらから!】
↓
【オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。】
↓
《スタッフ》
監督:大岩剛
コーチ:羽田憲司
GKコーチ:浜野征哉
フィジカルコーチ:矢野由治
《登録メンバー》
GK1 小久保玲央ブライアン(シントトロイデンVV)
DF2 半田陸(ガンバ大阪)
DF3 西尾隆矢(セレッソ大阪)
DF4 関根大輝(柏レイソル)
DF5 木村誠二(サガン鳥栖)
MF6 川﨑颯太(京都サンガFC)
MF7 山本理仁(シントトロイデンVV)
MF8 藤田譲瑠チマ(シントトロイデンVV)
FW9 藤尾翔太(FC町田ゼルビア)
MF10 斉藤光毅(ロンメルSK)
FW11 細谷真大(柏レイソル)
GK12 野澤大志ブランドン(FC東京)
MF13 荒木遼太郎(FC東京)
MF14 三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)
DF15 高井幸大(川崎フロンターレ)
DF16 大畑歩夢(浦和レッズ)
FW17 平河悠(ブリストル・シティ)
FW18 佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン)
《バックアップメンバー》
FW19 植中朝日(横浜F・マリノス)
MF20 山田楓喜(東京ヴェルディ)
DF21 鈴木海音(ジュビロ磐田)
GK22 佐々木雅士(柏レイソル)
《試合日程》
7月24日19:00(26:00) vsパラグアイ@ボルドー
7月27日21:00(28:00) vsマリ@ボルドー
GK1 小久保玲央ブライアン
(シントトロイデンVV)
生年月日:2001年1月23日
出身地:千葉県
過去の所属チーム:柏レイソルU-15→柏レイソルU-18→SLベンフィカ(2019.1-23/24※U-23及びBチーム含む)→シントトロイデンVV(24/25〜)
ナイジェリア人の父親を持つ現チームの守護神。優秀なGKを多く輩出している柏ユースで育ち、クラブはトップチームに昇格させる方針だった中、トップ昇格ではなく欧州屈指の名門、ベンフィカの門を叩いた。出場機会はU-23チーム、Bチームに限られていたが19-20シーズンのUEFAユースリーグ準優勝に貢献し、決勝戦でもフル出場。五輪後はシントトロイデン移籍が決定しており、新たなステージを目指す。
2022年3月の大岩ジャパン立ち上げ時からほぼ皆勤賞で代表活動に参加しており、鈴木彩艶や野澤大志ブランドン、佐々木雅士らとは熾烈なGK争いを繰り広げていたが、レギュラーとして出場したパリ五輪予選(U-23アジアカップ)でその価値を一気に高め、パリ五輪出場とアジア制覇を達成した同大会ではチームのMVPに推す声も多かった。今大会でも正GKとしての出場が有力視されているだけに、アジアで力を見せつけた後は世界に驚きを与えたい。
早生まれの為、学年は東京五輪世代の2000年生まれと同学年の年長組となるが、イジり役とイジられ役の両輪をこなすムードメーカーとしても知られている。人狼ゲームをチームに持ち込んだ張本人であり、合宿時にはゲームマスターとして一度に参加できる人数を増やすべくアプリに自ら課金する辣腕っぷり。本人も「人狼マスター」を自認している。
DF2 半田陸
(ガンバ大阪)
生年月日:2002年1月1日
過去の所属チーム:モンテディオ山形ジュニアユース→モンテディオ山形ユース→モンテディオ山形(2019-2022)→ガンバ大阪(2023〜)
A代表通算成績:0試合(招集のみ)
日本開催のW杯イヤーの元日に生まれた実にめでたい誕生日のサイドバック。山形ではクラモフスキー監督、ガンバではポヤトス監督からタイプの違うポジショナルプレーを学び、ガンバにステップアップした昨季は怪我による長期離脱もありながらもレギュラーを獲得。今季は優勝を争うチームに於いて偽SBのようなプレーも担うなどプレーの幅を拡げて大活躍。モンテディオ山形の育成組織から代表選手、W杯や五輪に出場する選手は半田が初めてであり、山形県サッカー協会がお祝いの声明を出す、地元テレビ局がニュースで大々的に取り上げるなど地元の期待も大きく、半田自身も地元・上山市のPR活動に精力的に取り組んでいる。
チーム立ち上げ時以前の各世代別代表からこの世代では絶対的な存在であり、山形時代にはASローマからの興味が噂されるほどパリ五輪世代の中でも特に将来を嘱望され続けていた一人で、出場こそならなかったがE-1選手権など国内組のみの代表活動を除けばパリ五輪世代で最も早くA代表入りも果たしている(久保建英以外で)。しかしパリ五輪予選では関根の台頭で初めて不動だった右SBのポジションが揺らぐ事に。それでも大岩監督の信頼は厚く、人数が限られる五輪とあってフランスとの親善試合では左SBでもテストされるなど、本大会では万能性にも期待されている。
昨年に結婚。犬を二匹飼っており、オフの過ごし方はもっぱら「午前はゆっくり、午後は犬と奥さんとどっか行く」との事。昨年は愛犬との散歩中に人気フォトグラファーにサッカー選手と気付かれずストリートスナップの撮影を依頼された事が話題になった。
DF3 西尾隆矢
(セレッソ大阪)
生年月日:2001年5月26日
出身地:大阪府八尾市
過去の所属チーム:セレッソ大阪U-15→セレッソ大阪U-18→セレッソ大阪(2020〜)
2021年、セレッソの守備陣が大量流出した事、当時の監督が若手抜擢に躊躇のないクルピ監督だった事もあって19歳にして開幕スタメンに抜擢。そこから20歳の瀬古歩夢と19歳の西尾という圧倒的に若いCBコンビとして活躍した事から注目度が上がったDF。2022年以降は出場機会を減らしていたが、今季はレギュラーポジションを取り返している。対人守備に強みを持ち、コーチングは2021年に同僚だった大久保嘉人に「何でもいいから声を出せ」と言われ続けた事が活きているとの事。
早い段階からJ1での出場機会を積んでいた事もあり、パリ五輪世代の活動では半田らと同様に常にDFラインを担ってきた選手の一人。しかしパリ五輪予選となるU-23アジアカップでは初戦の中国戦で相手選手の挑発に乗る形で一発退場。4試合の出場停止が科される挫折も味わった。それでもこの場にこうしているのはそれまでにしっかり監督やチームメイトの信頼を積み上げていたからこそであり、6月アメリカ遠征ではしっかり期待に応える働きを見せている。
好きなアーティストには玉置浩二、長渕剛、中島みゆきの名前を挙げ、セレッソが作成した「西尾隆矢のお気に入り曲プレイリスト」には上記3人の他にも中西保志、浜田省吾、JAYWALKといった親世代のアーティストが並ぶ。小学校時代はサッカーと並行して野球チームにも所属していた。
DF4 関根大輝
(柏レイソル)
生年月日:2002年8月11日
過去の所属チーム:静岡学園中学→静岡学園高校→拓殖大学→柏レイソル(2024〜)
2024年に入って彗星の如く現れた右SB。正確には大学サッカーでプレーしていた2023年の時点で欧州遠征やアジア大会など大岩ジャパンへの招集もされていたが、当初は大学を卒業して2025年より柏入団が内定していたところを一年前倒しでのプロ入りを決意し、開幕スタメンを勝ち取る。187cmの上背を誇り、それで柏の右SB、しかも鋭いクロスを入れられるというところで酒井宏樹を想起させ、ましてや名前の読みもヒロキ。静岡学園出身ともあり足元の技術にも長け、静学が選手権で優勝した時はレギュラーではなかったがベンチに入っていた。
この世代の右SBは半田が絶対的な存在として君臨していたが、パリ五輪予選では半田のコンディション不良もあったとはいえこの世代で初めて半田から右SBのポジションを奪った男という事になり、パリ五輪出場権獲得に大きく貢献。同大会では小久保玲央が「大会MVP」と称した他、SNSのフォロワー数も爆増したらしい。ロンドン五輪の酒井宏樹、そして柏の監督を務める井原正巳が代表で背負った4番と共に五輪に挑む。
拓殖大学に進むまで静岡に住んでいたが、実家が清水エスパルスのレジェンドにしてオリンピックの英雄である伊東輝悦の住む家にも近く、子供の頃に近所の公園でサインを貰った事がある。現在も拓殖大学に在学中で、3月時点では「単位はおそらく大丈夫」というコメントが微妙なファンの不安を煽ったが、ちゃんとサッカーに集中しながら卒業できるくらいにはほぼ取得済みとの事。
DF5 木村誠二
(サガン鳥栖)
生年月日:2001年8月24日
出身地:千葉県
過去の所属チーム:FC東京U-15深川→FC東京U-18→FC東京(2020)→京都サンガFC(2021.1-7)→SC相模原(2021.7-12)→モンテディオ山形(2022.1-7)→FC東京(2022.7-2023)→サガン鳥栖(2024〜)
身長186cmの上背に加えてキック精度とスピードも備えておりポテンシャルは誰しもが認めるところながら、これまではレンタル移籍を繰り返すなど苦労の時期が続いていた。それでも今季は鳥栖でレギュラーに定着し、自身にとって初めてとなる1シーズンを通してのコンスタントな出場を実現しようとしており、今季は開幕当初の負傷離脱期間も無駄にせず肉体改造や動体視力の改善に務めていた。
大岩ジャパンでは常連メンバーとして常に活動に参加していたが出場機会は少なかった。それでもパリ五輪予選ではレギュラーCBとしての奮闘のみならず2得点を叩き出し、特に準々決勝カタール戦では起死回生の同点ゴールも叩き出している。五輪メンバーが発表された7月3日には横浜FMvs鳥栖の試合が唯一組まれていた事から「試合の数時間前に五輪に選ばれるかどうかが決まる」というハードな状況に陥ったが、メンバーに選出されると同時に試合にもきっちり勝利。試合後には「メンタルに悪い」と笑顔でボヤいている。
休みの日はゲームに勤しんでおり、オフはAPEXに5時間注ぎ込む事もあるらしい。腕前は大乱闘スマッシュブラザーズの方が自信があるらしく、FC東京の公式YouTubeでは塚川考輝とスマブラをするだけの動画がアップされた。使うキャラはガノンドロフ。
MF6 川﨑颯太
(京都サンガFC)
生年月日:2001年7月30日
過去の所属チーム:ヴァンフォーレ甲府U-15→京都サンガFC U-18→京都サンガFC(2020〜)
A代表通算成績:0試合(招集のみ)
サンガが2006年から実施しているスカラーアスリートプロジェクト(SAP)と2021年の曺貴裁監督体制の発足からJ1復帰・残留に至るまでの軌跡をまさしく象徴する選手。ポジションやプレースタイルのみならず若くしてクラブ主将を担っている事や2人とも曺貴裁の教えを受けている事から「第2の遠藤航」と呼ばれる事も少なくないが、曺監督はタイプとしては「遠藤航と齊藤未月の間」と見ている。昇格が迫った大一番の終了間際や連敗脱出が懸かるゲーム、川﨑自身がファンである芸人がゲストで訪れた試合でゴールを決めるなどの勝負強さも持ち、サンガのシーズン初勝利は2年連続川﨑の決勝点でもたらした。山梨県出身者でサッカーの五輪代表に選ばれるのは中田英寿以来で、甲府時代に憧れていた選手は柏好文。
曺監督の前任だった實好礼忠監督時代から出場機会を得ていた事もあってこの世代の中でも早くから試合経験を積んでおり、代表でも必然的に常連メンバーになっていたが、中盤には藤田、山本、松木玖生など多彩な顔触れが揃っている事からレギュラー定着にはなかなか至っていない。だが試合に出た際には自身の強みをしっかり出して大岩監督の信頼も得ており、フル代表にも同世代のライバルより一足早く選出されている。高校時代はオール5という学業成績を叩き出しており、そもそも甲府U-18ではなく京都のU-18を選んだ理由も京都が立命館大学と提携して学業面もサポートする育成プログラムを用意していた事が大きく、関西の有力私大に通いながらのプロ生活を「文武両道Jリーガー」として取り上げる媒体も多い。産業社会学部のスポーツ社会を専攻科目としているだけあってスポーツビジネスにまつわる講義を受けており、サンガの運営にも気になるところがあるとかないとか…。
今回のパリ五輪代表選出に際しても文武両道のところにフォーカスされるが、一方で「オフィシャルの写真の殆どに耳Good(天竺鼠・川原)かエンターテイメン(ヤジマリー)をキメる」「J1昇格時の集合写真でズィーヤ(コウテイ)を顔までキメる」など奇天烈な一面も持つ。昨年秋に結婚した際に入籍日は縁起の良さで決めていたが、早い段階で決めていた入籍日と代表合宿が被るというまさかのダブルブッキングが発生した。
エンターテイメン
ではでは(´∀`)