RK-3はきだめスタジオブログ

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【いよいよ最終予選!】歴代日本代表の一次予選初戦と最終予選初戦とW杯本戦のメンバーの変遷を振り返ってみた②2010・2014編

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ザックジャパンから10年か…

 

どーもこんばんは

 

さてさて、いよいよ9月5日より2026年W杯アジア最終予選が幕を開けます。

「ドラマ」という言葉では片付けられないほどの強烈なサバイバルはこれまでに、今までに幾つもの歓喜や傷にまみれた痛みの記憶を生んできました。W杯に続く道はここからそのルートをはっきりと競争していくことになります。

 

 

 

同時に、別に最終予選に限って…という話ではないですが、W杯に出る為には2つの予選がある訳です。

一つは純粋に5日から始まる国vs国で争う最終予選。そしてもう一つは、いざW杯出場権を獲得した暁に、そこの最終メンバーに入り込めるかのサバイバルという予選……選手達は「国」という単位と「個人」という単位の2つの予選を突破して初めてW杯に辿り着く。そういう捉え方もある…と。

という訳で今回はこれまでのW杯に於いて、一次予選→最終予選→W杯本戦メンバーがどれだけ変わったのか…を振り返っていきたいと思います。いや、まぁ、予選開幕してないんで、これ取らぬ狸の皮算用じゃね?と言えばそうっちゃそうなんですけど、そこはこういうブログを書けどもしっかりミッションを達成してくれるものだと信じて…。

 

 

 

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オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

【2010年南アフリカW杯】

 

《一次予選初戦メンバー20名(2008年2月)》

GK1 川口能活(ジュビロ磐田)

DF2 中澤佑二(横浜F・マリノス)

DF3 駒野友一(ジュビロ磐田)

MF4 今野泰幸(FC東京)

DF5 加地亮(ガンバ大阪)

MF6 阿部勇樹(浦和レッズ)

MF7 遠藤保仁(ガンバ大阪)

DF8 内田篤人(鹿島アントラーズ)

MF9 羽生直剛(FC東京)

MF10 山瀬功治(横浜F・マリノス)

FW11 播戸竜二(ガンバ大阪)

FW12 巻誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)

MF13 鈴木啓太(浦和レッズ)

MF14 中村憲剛(川崎フロンターレ)

DF15 水本裕貴(ガンバ大阪)

FW16 大久保嘉人(ヴィッセル神戸)

FW17 高原直泰(浦和レッズ)

GK18 楢崎正剛(名古屋グランパス)

GK 川島永嗣(川崎フロンターレ)

DF 坪井慶介(浦和レッズ)

DF 岩政大樹(鹿島アントラーズ)

MF 橋本英郎(ガンバ大阪)

MF 山岸智(川崎フロンターレ)

FW 前田遼一(ジュビロ磐田)

FW 矢野貴章(アルビレックス新潟)

監督 岡田武史

 

2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会アジア3次予選グループ第1節

日本4-1タイ

2008年2月6日19:23@埼玉スタジアム2002

日本得点者:遠藤保仁(21分)、大久保嘉人(54分)、中澤佑二(66分)、巻誠一郎(90+1分)

タイ得点者:ウィノータイ(22分)

 

 

 

《最終予選初戦メンバー27名(2008年9月)》

GK1 川口能活(ジュビロ磐田)

DF2 中澤佑二(横浜F・マリノス)

DF3 内田篤人(鹿島アントラーズ)

DF4 田中マルクス闘莉王(浦和レッズ)

DF5 高木和道(清水エスパルス)

MF6 阿部勇樹(浦和レッズ)

MF7 遠藤保仁(ガンバ大阪)

MF8 今野泰幸(FC東京)

MF9 松井大輔(ASサンテティエンヌ)

MF10 中村俊輔(セルティック)

FW11 玉田圭司(名古屋グランパス)

FW12 巻誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)

DF13 長友佑都(FC東京)

MF14 中村憲剛(川崎フロンターレ)

FW15 佐藤寿人(サンフレッチェ広島)

FW16 田中達也(浦和レッズ)

MF17 長谷部誠(VfLヴォルフスブルク)

GK18 楢崎正剛(名古屋グランパス)

GK 西川周作(大分トリニータ)

DF 駒野友一(ジュビロ磐田)

DF 水本裕貴(京都サンガFC)

MF 稲本潤一(アイントラハト・フランクフルト)

FW 大黒将志(東京ヴェルディ)

監督 岡田武史

 

2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会アジア最終予選グループA第1節

バーレーン2-3日本

2008年9月6日21:30@バーレーン・ナショナル・スタジアム

バーレーン得点者:サルマン・イサ(87分)、オウンゴール(89分)

日本得点者:中村俊輔(18分)、遠藤保仁(44分)、中村憲剛(85分)

 

《W杯本戦メンバー23名(2010年6月)》

南アフリカW杯メンバー】

GK1 楢崎正剛(名古屋グランパス)

MF2 阿部勇樹(浦和レッズ)

DF3 駒野友一(ジュビロ磐田)

DF4 田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス)

DF5 長友佑都(FC東京)

DF6 内田篤人(鹿島アントラーズ)

MF7 遠藤保仁(ガンバ大阪)

MF8 松井大輔(グルノーブル・フット)

FW9 岡崎慎司(清水エスパルス)

MF10 中村俊輔(横浜F・マリノス)

FW11 玉田圭司(名古屋グランパス)

FW12 矢野貴章(アルビレックス新潟)

DF13 岩政大樹(鹿島アントラーズ)

MF14 中村憲剛(川崎フロンターレ)

DF15 今野泰幸(FC東京)

FW16 大久保嘉人(ヴィッセル神戸)

MF17 長谷部誠(VfLヴォルフスブルク)

MF18 本田圭佑(CSKAモスクワ)

FW19 森本貴幸(カルチョ・カターニャ)

MF20 稲本潤一(川崎フロンターレ)

GK21 川島永嗣(川崎フロンターレ)

DF22 中澤佑二(横浜F・マリノス)

GK23 川口能活(ジュビロ磐田)

 

 

岡田ジャパンといえばそれまでのメンバーからW杯本戦で大幅にメンバーを変えた事が特徴的な要素とされていますが、あれはあくまでスタメンを変更したのであって23名のメンバーというくくりでは実はそこまで変わってないんですよね。基本的には最終予選のメンバーが大体最終メンバーにそのまま名を連ねた形になっているので。

岡田ジャパンの場合、むしろ特筆すべきは三次予選から最終予選までの間のメンバーの変化。一次予選が開幕した時点では、岡田監督もオシム前監督病気療養による退任から日も浅く、オシム体制でのやり方に手応えを掴んでいた選手も多かった事から前体制を踏襲する形を採っていましたが、タイ戦の1ヶ月後のバーレーン戦で敗れた事を機に「自分のやり方でやる」という方向にシフト。実際にこのタイミングから2008年の間にオシムジャパンで常連だったようなメンバーが多く去り、メンバーが入れ替わっていく事に…。

 

 

 

【2014年ブラジルW杯】

 

《三次予選初戦メンバー(2011年9月)》

GK1 川島永嗣(リールセSK)

DF2 伊野波雅彦(ヴィッセル神戸)

DF3 駒野友一(ジュビロ磐田)

DF4 栗原勇蔵(横浜F・マリノス)

DF5 槙野智章(1.FCケルン)

DF6 内田篤人(シャルケ04)

MF7 遠藤保仁(ガンバ大阪)

MF8 柏木陽介(浦和レッズ)

FW9 岡崎慎司(VfBシュトゥットガルト)

FW10 香川真司(ボルシア・ドルトムント)

FW11 清武弘嗣(セレッソ大阪)

GK12 西川周作(サンフレッチェ広島)

MF13 細貝萌(FCアウグスブルク)

MF14 中村憲剛(川崎フロンターレ)

DF15 今野泰幸(FC東京)

FW16 田中順也(柏レイソル)

MF17 長谷部誠(VfLヴォルフスブルク)

FW18 ハーフナー・マイク(ヴァンフォーレ甲府)

FW19 李忠成(サンフレッチェ広島)

DF20 吉田麻也(VVVフェンロ)

FW21 原口元気(浦和レッズ)

MF22 阿部勇樹(レスター・シティ)

GK23 権田修一(FC東京)

監督 アルベルト・ザッケローニ

 

2014FIFAワールドカップブラジル大会アジア3次予選グループ第1節

日本1-0北朝鮮

2011年9月2日19:20@埼玉スタジアム2002

日本得点者:吉田麻也(90+4分)

 

《最終予選初戦メンバー24名(2012年6月)》

GK1 川島永嗣(リールセSK)

DF2 伊野波雅彦(ヴィッセル神戸)

DF3 駒野友一(ジュビロ磐田)

MF4 本田圭佑(CSKAモスクワ)

DF5 長友佑都(インテル・ミラノ)

DF6 内田篤人(シャルケ04)

MF7 遠藤保仁(ガンバ大阪)

FW8 清武弘嗣(セレッソ大阪)

FW9 岡崎慎司(VfBシュトゥットガルト)

FW10 香川真司(ボルシア・ドルトムント)

FW11 ハーフナー・マイク(SBVフィテッセ)

GK12 西川周作(サンフレッチェ広島)

MF13 細貝萌(FCアウグスブルク)

MF14 中村憲剛(川崎フロンターレ)

DF15 今野泰幸(ガンバ大阪)

DF16 栗原勇蔵(横浜F・マリノス)

MF17 長谷部誠(VfLヴォルフスブルク)

FW18 前田遼一(ジュビロ磐田)

FW19 宮市亮(ボルトン・ワンダラーズFC)

MF20 高橋秀人(FC東京)

DF21 酒井宏樹(柏レイソル)

DF22 吉田麻也(VVVフェンロ)

GK23 権田修一(FC東京)

監督 アルベルト・ザッケローニ

 

2014FIFAワールドカップブラジル大会アジア最終予選グループB第1節

日本3-0オマーン

2012年6月3日19:30@埼玉スタジアム2002

日本得点者:本田圭佑(11分)、前田遼一(51分)、岡崎慎司(54分)

 

【2014年ブラジルW杯メンバー23(2014年6月)】

GK1 川島永嗣(スタンダール・リエージュ)

DF2 内田篤人(シャルケ04)

DF3 酒井高徳(VfBシュトゥットガルト)

FW4 本田圭佑(ACミラン)

DF5 長友佑都(インテル・ミラノ)

DF6 森重真人(FC東京)

MF7 遠藤保仁(ガンバ大阪)

FW8 清武弘嗣(1.FCニュルンベルク)

FW9 岡崎慎司(1.FCマインツ)

FW10 香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)

FW11 柿谷曜一朗(セレッソ大阪)

GK12 西川周作(浦和レッズ)

FW13 大久保嘉人(川崎フロンターレ)

MF14 青山敏弘(サンフレッチェ広島)

DF15 今野泰幸(ガンバ大阪)

MF16 山口蛍(セレッソ大阪)

MF17 長谷部誠(1.FCニュルンベルク)

FW18 大迫勇也(1860ミュンヘン)

DF19 伊野波雅彦(ジュビロ磐田)

FW20 齋藤学(横浜F・マリノス)

DF21 酒井宏樹(ハノーファー96)

DF22 吉田麻也(サウサンプトン)

GK23 権田修一(FC東京)

 

 

ある意味では極端な変遷とも言えるでしょうか。ザックジャパンは就任早々のアジアカップが素晴らしい出来だったがゆえに、良くも悪くも早すぎるタイミングでチームが固まっていました。特にアジアカップ以降は最終予選とコンフェデ杯が終わる2013年6月まではスタメンどころか23人に至るまでがほぼほぼ固定メンバーで、せいぜい怪我人が出た時に少々のインアウトが生じるくらいでした。

それがびっくり、おそらくザックとしてはどこかしらの段階からそういうつもりで計画を立てていたと思いますが、コンフェデ杯終了のタイミングで開催された東アジア選手権でロンドン世代を中心としたこれまで招集していない国内組を一気に登用。23名のリストはここを境に大きく変化する事になりました。特にワントップのポジションなんて総入れ替えになりましたし。

 

2018・2022年編につづく

1998・2002・2006年編はこちら

 

 

ではでは(´∀`)