RK-3はきだめスタジオブログ

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【クラブW杯 会場】FIFAクラブワールドカップ2025 アメリカの12の試合会場のスタジアム紹介 Part2

 

ちなみに同時期にゴールドカップあるから会場被らないようにしてるらしい。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、6月14日、いよいよFIFAクラブワールドカップ2025がアメリカにて開幕します!

 

 

 

これまでは毎年12月に行われていたクラブW杯を4年に一度、6月の開催に変更。その上でクラブ数を32チームに拡大し、文字通りW杯のフォーマットで開催されることになります。

 

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その第一歩はUSA!!USAから!!

文字通りそこは世界の中心とも呼べる場所。あらゆるビジネス、あらゆるエンターテイメントの発信力から始まる新たな歴史に期待しながら純粋な気持ちで楽しんでいけたらと。

という訳で今回は、そんな歴史上初の大会となるクラブW杯を開催する12のスタジアムを紹介していきます。観戦に行く人のお役立ち情報には全くなりませんが、日本からテレビで観戦する人にはちょっとしたトリビアに。或いは擬似観光気分でお楽しみください。

 

 

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オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

 

★→決勝戦会場

☆→開幕戦会場

♦︎→浦和戦会場

□→FIFAワールドカップ2026開催会場

 

♦︎□ルーメン・フィールド(シアトル)

★□メットライフ・スタジアム(ニューヨーク)

□リンカーン・フィナンシャル・フィールド(フィラデルフィア)

TQLスタジアム(シンシナティ)

アウディ・フィールド(ワシントンD.C.)

ジオディス・パーク(ナッシュビル)

バンク・オブ・アメリカ・スタジアム(シャーロット)

♦︎ローズボウル・スタジアム(ロサンゼルス)

メルセデス・ベンツ・スタジアム(アトランタ)

キャンピング・ワールド・スタジアム(オーランド)

インター&コ・スタジアム(オーランド)

☆□ハードロック・スタジアム(マイアミ)

 

 

【アルファベット表記】

MLS=メジャーリーグサッカー

NWSL=ナショナルウィメンズサッカーリーグ(女子サッカー)

MLB=メジャーリーグベースボール

NFL=ナショナルフットボールリーグ(アメリカンフットボール)

NHL=ナショナルホッケーリーグ

 

 

 

バンク・オブ・アメリカ・スタジアム

 

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その他名称:カロライナス・スタジアム

都市:ノースカロライナ州シャーロット

開場:1996年

改修:2021年

収容人数:75000人

主な使用チーム:シャーロットFC(MLS)、カーロット・パンサーズ(NFL)など

★2024年コパアメリカ開催会場

 

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ノースカロライナ州NFLの新球団としてパンサーズを設立する構想が立ち上がり、球団創立とセットとなる形で建設されたスタジアム。2022年からはパンサーズのオーナーが新たに設立したシャーロットFCがMLS参入に際して本拠地としている。2024年にはコパアメリカでも会場として使用された。シャーロットFCがホームゲームを行う際にはスタンドの下層部分のみの開放で40000人収容となっているが、今大会では全開放となる。

スタンドはパンサーズとシャーロットFCが共にクラブカラーとするスカイブルーに統一されており、屋根のない開放的な造りゆえにシャーロットの街を一望できる。また、場外にはパンサーズの名の通り豹やパンサーズに貢献した人物のブロンズ像が置かれている。

 

 

 

ローズボウル・スタジアム

 

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都市:カリフォルニア州パサデナ(ロサンゼルス郡)

開場:1922年

改修:2014年

収容人数:88500人

主な使用チーム:LAギャラクシー(MLS※2002年まで)

★1994年W杯開催会場(決勝会場)

☆1999年女子W杯開催会場(決勝会場)

★2016年コパアメリカ開催会場

☆2028年ロサンゼルス五輪開催会場(決勝会場)

 

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1922年に開場し、アメリカに於いて国民的行事となっているローズボウル・ゲームの舞台。お皿のように空を向く円形の競技場は1987年にアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定された。

そんな歴史的なスタジアムだがサッカーにとっても歴史的なベニューの一つである。かつて本拠地として使用していたLAギャラクシーは新スタジアム建設に伴い移転したが、2023年の独立記念日にロサンゼルスFCとのダービーが実現した際はローズボウルでホームゲームを行い、MLS史上最多の観客数を記録。なによりこのスタジアムでは1994年男子W杯と1999年女子W杯、1984年五輪サッカーの決勝戦も開催しており、男女のW杯決勝を両方行った会場は世界で唯一かつ、五輪サッカーと男子W杯決勝を両方を行った稀有なスタジアムでもあり、2028年開催予定のロサンゼルス五輪でもサッカー競技の会場として使用予定。浦和の第3戦モンテレイ戦もこの場所で行われる。

1994年W杯決勝ブラジルvsイタリア戦、ロベルト・バッジョがPKを外し、ブラジルの優勝が決まる──サッカー史上最も有名な場面の一つとも称されるあのシーンはこのピッチ、このスタンドで生まれた。また、アトレティコ・マドリードはこの会場で2試合を戦うが、監督を務めるディエゴ・シメオネは選手として参加した1994年W杯の際、この会場で伏兵ルーマニアに敗れてベスト16で大会を去っている。

 

 

 

メルセデス・ベンツ・スタジアム

★2026年W杯開催予定会場

 

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その他名称:アトランタスタジアム

都市:ジョージア州アトランタ

開場:2017年

収容人数:75000人

主な使用チーム:アトランタ・ユナイテッドFC(MLS)、アトランタ・ファルコンズ(NFL)など

★2024年コパアメリカ開催会場(開幕戦会場)

 

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最新鋭かつ、あまりにも画期的な造りに全世界に衝撃を与えた大型スタジアム。今大会のスタジアムは屋根を設けていないスタジアムも多いが、このスタジアムは開閉式の屋根を持つドーム型スタジアムとなっている。

外観は三角形の屋根のパネルを敷き詰めるような形状になっており、そのパネルはそのまま映像を投影することが可能。頭上から見ると薔薇の花を思わせるようなデザインになっている。一方、スタジアム内部から見るとローマのパンテオンを意識したデザインになっており、その周りをリング状に囲むように映像装置が設置されている。その派手さとスケール感はまさしくザ・アメスポ。2018年にはスーパーボウルが行われ、MLS関係の試合やコンサートに至るまで、アメリカの新たなエンタメの聖地となりつつある。

 

 

 

キャンピング・ワールド・スタジアム

 

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その他名称:シトラス・ボウル

都市:フロリダ州オーランド

開場:1936年

改修:2014年

収容人数:65000人

主な使用チーム:オーランド・シティSC(MLS※2016年まで)など

★1994年W杯開催会場

☆1996年アトランタ五輪開催会場

★2016年コパアメリカ開催会場

 

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ローズボウルよりはやや新しいが、こちらも第二次世界大戦よりも前にオープンしたスタジアム。他の大型スタジアムはNFLの開催を念頭に置き、いずれもNFLのチームが本拠地としているが、このスタジアムはどちらかと言えば大学アメフトの試合や大会がメインで行われており、MLSのオーランド・シティも一時期ホームスタジアムとして使用していたことから、オーランド・シティ仕様の装飾が施されていた時代もあった。2014年の大規模改修により、現在はほぼ最新型となっている。

1994年W杯を開催スタジアムの一つでロベルト・バッジョデニス・ベルカンプといった稀代の名手がプレー。特にベルカンプは2試合で2得点を叩き出している。また、WWEレッスルマニアの他、1981年にはヴァン・ヘイレンローリング・ストーンズが共演した。

 

 

 

インター&コ・スタジアム

 

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その他名称:オーランド・シティ・スタジアム

都市:フロリダ州オーランド

開場:2017年

収容人数:25000人

主な使用チーム:オーランド・シティSC(MLS)、オーランド・プライド(NWLS)など

★2024年コパアメリカ開催会場

 

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元々は上述のキャンピング・ワールド・スタジアムを使用していたオーランド・シティがMLS参入に合わせて建設したサッカー専用スタジアム。巨大なスケール感だったり、雨の少ない気候を持つことから屋根の必要がなかったりで日本や欧州とは大きく異なるスタジアムが多い中、モダンなサッカースタジアムの形状を持っている。

女子サッカーオーランド・プライドも使用しているが両チームともクラブカラーは紫を採用している事からスタンドは全て紫に統一されており、Jリーグファンとしてはどことなくサンガスタジアムby Kyoceraに見える瞬間も。映像装置などのシステムはパナソニックが担っており、スタジアム内にはハイネケンのバーもある。男女ともにサッカーアメリカ代表戦の開催も多い。

 

 

 

ハードロック・スタジアム

★開幕戦会場

☆2026年W杯開催予定会場

 

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その他名称:マイアミスタジアム、ドルフィンズ・スタジアム

都市:フロリダ州マイアミ

開場:1987年

改修:2016年

収容人数:65000人

主な使用チーム:マイアミ・ドルフィンズ(NFL)、マイアミ・マーリンズ(MLB※2011年まで)など

★2024年コパアメリカ開催会場(決勝戦会場)

 

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今大会の開幕戦、アルアハリvsインテル・マイアミの試合が行われる会場。この大会の第一歩はこの場所から始まる。2024年のコパアメリカでは決勝が行われ、来年のW杯でも3位決定戦がこの地で予定されている。マイアミに本拠地を置くインテル・マイアミはホームタウンで2試合を戦うが普段は別のスタジアムを使用しており、ここを本拠地にしているのはNFLドルフィンズで、元々アメフト野球兼用として建てられた経緯からMLBマイアミ・マーリンズも本拠地としていた。2010年にはロイ・ハラデイが完全試合を達成し、2009年にはWBCも行われている。

近年ではアメフトや野球、サッカーどころかテニスのマイアミオープンやF1のマイアミグランプリまで開催されるようになっている。マイアミオープンではメインコートをスタジアムとし、周辺に多数のサブコートを配置した状態で大会を実施。マイアミグランプリではスタジアムの施設を一部利用する形でマイアミ国際サーキットが造られており、レース時にはスタジアムがパドックとして使用された。

 

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ではでは(´∀`)