
中国館良かったで
どーもこんばんは
ちなみに中国館良かったで#中国館#中国代表 https://t.co/ddnrRhD0Gk
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年7月12日
さてさて、本日のマッチレビューはEAFF E-1選手権2025第2戦、日本代表 vs 中国代表の一戦です。
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毎度お馴染み、旧名東アジア選手権。2年に一度なのか3年に一度なのかあんまりはっきりしない大会ですが、今回は韓国を舞台に日中韓に香港を加えた4チームのリーグ戦として行われます。
この大会の特徴は「国内組しか呼べない」という事。かつては日本代表自体が海外組が多くて5人とかそんなもんでしたから一部主力が欠場しているという大会でしたが、2013年大会からは日本代表メンバーの大半を海外組が占めるようになった事でこの大会の意味合いが変容。昨今ではJリーグで活躍している選手を代表にピックアップする機会…ある種のセレクション的な意味合いを持つ大会となり、新たな意味合いを持つようになりました。
現に過去の大会では海外組中心の代表チームが主になる昨今だからこそ、この大会でアピールした選手が最終メンバーに食い込むような事が数名出ていますし、W杯メンバーには選ばれなくても森保監督を始めとした代表チームと共に過ごす時間は経験としても評価としても有意義でしょう。香港戦は後半の内容は苦しいものがあったとはいえ、それでもクオリティを見せつけて圧勝。ファンとしても普段の代表ではなかなか見れないJリーグオールスターを見られる貴重な機会にして、魂のサバイバル、そしてオールスター的なユナイト。この1週間、その融合を楽しみましょう!
日本スタメンです。

日本は初戦の香港戦からスタメンを全員入れ替えてきました。早川友基、綱島悠斗、宇野禅斗、田中聡、原大智の5人が今日はA代表デビュー。その上で長友佑都が2022年カタールW杯のクロアチア戦以来、植田直通が2021年の最終予選以来となる代表戦出場となりました。今日は長友が左CBとして起用されており、3-4-2-1を基本システムとしながらも4-4-2に可変していけるような形のシステムとなっています。
本日の会場は韓国、龍仁の龍仁ミルスタジアムです。
キックオフまで...
— サッカー日本代表 🇯🇵 (@jfa_samuraiblue) 2025年7月12日
あと1時間半⏳
第2戦の会場、𝒀𝒐𝒏𝒈-𝒊𝒏 𝑴𝒊𝒓𝒆𝒖 𝑺𝒕𝒂𝒅𝒊𝒖𝒎🏟
この後19時24分から、中国代表と対戦します⚔️
🏆東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国
⚔️第2節
🗓️7.12(土) ⌚️19:24(🇯🇵)
🆚中国代表🇨🇳
🏟Yong-in Mireu Stadium(韓国)
📺フジテレビにて生中継… pic.twitter.com/8sy1uUT6IJ
近隣に位置して老朽化していたスタジアムの代わりに2018年に建設された比較的新しい陸上競技場。開場以来、韓国代表のアジア予選でも使用される事があるなど近年の韓国サッカー界で重宝されつつあるスタジアムで、今大会は男子の6試合全てがこの会場で行われます(女子は水原ワールドカップ競技場と華城総合運動場で開催)。
現在は本拠地使用するスタジアムはおらず、同じ京畿道にホームスタジアムを持つ水原三星ブルーウィングスが本拠地の改修工事中に使用したり、全北現代や光州FCが本拠地のコンディションが悪い際に使用する代替ホームとしての出番が多かったですが、2026年よりKリーグ2参入を目指して発足されるチームがホームスタジアムとして使用するとの事。
立ち上がりは少し中国が圧力をかけてくる場面はありましたが、一つの嵐が過ぎ去るとボランチのところで持ち運び、WGが横の幅、FW陣が縦の深さを取るようなプレーをするようになったことで中央のボランチからシャドーまでのエリアを悠々と使えるようになっていきました。
7分に佐藤のCKに飛び込んだ綱島のヘッドこそ僅かに枠を逸れましたが11分、中央でボールを持った田中聡の縦パスを受けた細谷真大が巧みな反転から右脚を振り抜いて一発!代表初招集のメンバーが多い中で、常連に近い立ち位置にいる男が真価を見せる得点を挙げて日本先制。
🏆東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国
— サッカー日本代表 🇯🇵 (@jfa_samuraiblue) 2025年7月12日
⚔️第2節
🇯🇵#SAMURAIBLUE vs 中国代表🇨🇳
#田中聡 の縦パスを収めた #細谷真大 が反転して決める👟⚽
⌚️19:24(🇯🇵)
📺フジテレビにて生中継
📱U-NEXT#サッカー日本代表pic.twitter.com/KGyjNMYnKZ
17分には自陣での日本のボールロストからジャン・ユーニンが一瞬のスピードでDFを置き去りにして抜け出す決定的な場面を生み出しますが、抜群のタイミングで飛び出したGK早川友基がファインセーブで失点を阻止。
ただ香港戦とは異なり、WBが高い位置を取って開いたスペースに対して積極的に中国も背後を狙うような動きを見せてきたことで、中央のブロックは3バックが上手く締めることが出来たとはいえ、中国の明確な背後へのアクションと日本の攻撃姿勢が噛み合ってしまった事で日本としても守勢に回らざるを得ないような場面はちょこちょこありました。36分にはワン・シーチンのクロスのこぼれ球をウェイ・シーハオがシュートに持ち込みますが、なんとか長友がブロック。
とはいえ基本的に日本が試合を支配していた事には変わらず、21分には混戦から原が抜け出し、28分には俵積田のクロスに細谷のヘッド、前半終了間際には田中のスルーパスに反応した佐藤が狙いますがGKがファインセーブで阻止。
追加点を挙げることはできず、前半は1-0で終了。
後半から日本は原と田中を下げてジャーメイン良と稲垣祥という香港戦で得点を挙げた2人を投入。
前半は中央でボールを動かしながら右WBの望月ヘンリー海輝にボールを入れてクロスを狙うような場面が多くあった日本でしたが、後半は左WBの俵積田にボールを入れてそこから俵積田がドリブルで積極的に抉ってチャンスを狙うような攻撃の角度になっていきました。
やや中国にシュートまで持ち込まれるシーンがありながらも難は逃れながらペースをキープしてきた62分、中央から右サイドに出たボールを受けた望月が右サイドへのアクションではなくカットインでボールを持ち出すと自ら左足一閃!相手DFに当たりながらもボールがネットに吸い込まれてこれで日本追加点!
🏆東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国
— サッカー日本代表 🇯🇵 (@jfa_samuraiblue) 2025年7月12日
⚔️第2節
🇯🇵#SAMURAIBLUE vs 中国代表🇨🇳
#望月ヘンリー海輝 がカットインから左足を振り、待望の追加点⚽✨
⌚️19:24(🇯🇵)
📺フジテレビにて生中継
📱U-NEXT#サッカー日本代表pic.twitter.com/2KTYxB95n0
日本は望月の得点直後には俵積田を下げて相馬勇紀を投入。このタイミングで右から望月、綱島、植田、長友の並びの4バックにシフトし、細谷とジャーメインを2トップにした4-4-2の形に。70分には佐藤を下げて大関友翔も送り込みます。
78分には細谷のシュートが相手GKに阻まれ、その後もシュート自体は放つもなかなか効果的な攻撃が出来ていたかといえばそうとは言えず、どことなく消化不良感は持ち合わせながら試合終了。それでも2-0とクリーンシートでしっかりと勝利を収め、E-1の優勝を懸けた韓国との直接対決に挑みます。
今回って試合順が香港→中国→韓国なので、いわば相手のレベルは1試合ごとにガッと上がっている中で、日本と韓国はどうしてもメンバーが即席気味になるのに対して、中国は通常の代表戦に近いメンバーで戦えるという状況があるんですね。その分で中国の方が、ほぼぶっつけ本番で戦っている日本よりもチームとしての狙いを共有しやすい部分はあったように感じます。
それは特に中国の守備時の体系と攻撃時の迷いの無さに顕著に現れていました。基本的に中国はしっかりとブロックを組みながら日本を構える形で対処しようとしており、基本的には日本もWBがワイドに開きながらスペースを創出しようとはしていましたが、出し手の機転も受け手のポジショニングもずっと手探りの状態のまま試合を終えてしまった印象は少なからずあったなと。結局中国もWBや前に出てきた両脇のCBの背後を走り、対面すれば日本の方が上回ることを踏まえて攻撃時に1対1にはならない状況を作る辺りは徹底されていたかなと。
そういう意味では結局のところ、目立ったチャンスシーンは佐藤や俵積田が強引に突破しようとしていったり、細谷や望月のゴールシーンのようにシュートに踏み切った場面だったりした訳で、今日に限ってはチームとしての指針が定まらなかった分、誰かがどのタイミングでエゴを出すかがチャンスシーンには繋がっていた。この試合の立ち位置も踏まえて、そういう積極性、ともすればエゴのような部分の功罪は感じるゲームでしたね。それが渋滞を招いた部分も決定機を導いた部分も両方あったと思いますし。
中華たべたい
ではでは(´∀`)