RK-3はきだめスタジオブログ

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深みを膨らませて〜2025JリーグYBCルヴァンカップ決勝戦 柏レイソル vs サンフレッチェ広島 マッチレビュー&柏レイソル〜

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ルヴァンを買う時はクリームチーズをセットで買います

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューは2025JリーグYBCルヴァンカップ決勝戦柏レイソル vs サンフレッチェ広島 の一戦です!

 

Jリーグをもっと楽しめる(かもしれない)、2025Jリーグ開幕ガイド作りました!是非お使いくださいませ!

 

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さあ、毎年恒例、この季節がやってきました。

衣替えもすっかり板についたこの季節、陽気ではなくとも爽やかな秋晴れの空の下、今年も伝統あるトロフィーを巡る争いが始まります。

 

 

"躍進"…その言葉がよく似合うチーム同士の決勝戦となりました。

広島はここ数年のJクラブの中で最も成功を収めたクラブの一つでしょう。ミヒャエル・スキッベ監督が就任したチームはクオリティの高いフットボールを見せると共に、多くの選手を日本代表に送り込んだ。その間に新スタジアムも稼働し、クラブは地方クラブから"獲る側"の強豪へとそのステージを更新しようとしています。対する柏…彼らにとっての2025年はまさに覚悟の年でした。リカルド・ロドリゲスという気鋭の指揮官を招聘し、決意の大型補強を実施。その成否はあまりにも鮮やかな形で太陽王を太陽に近づけ、まさしく躍動と称するに相応しいポゼッションスタイルはリーグを席巻しています。

シーズン以降を控えている為、この時期にルヴァンカップ決勝が行われるのは今年がラストでしょう。その中で対峙する、ドイツとスペインという日本サッカーが憧れた国から来た指揮官が率いるクラブ同士の美しき殴り合い…。新年は最後に、どちらの夢を成就させるのでしょうか。さあ、決戦です!

両チームスタメンです。

 

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両チームとも、スタイルこそ対照的ですがシステムは同じ3-4-2-1を用いたミラーゲームの構図となりました。

柏は10月の試合は小屋松知哉をシャドーで起用してジを左WBに置く形が続いていましたが、今日は小屋松を左WBに戻した上でシャドーには瀬川祐輔を起用。瀬川は8月31日以来の先発抜擢で、三丸拡や戸嶋祥郎、そして特別指定選手ながらポジションを獲得しつつある山之内佑成などここ最近のリーグ戦で先発に抜擢されるようになった選手がそのままスタメンに入っています。先発の古賀太陽と瀬川祐輔、控えの仲間隼斗は2020年にFC東京に敗れた決勝戦に出場しており、ベンチに入った杉岡大暉は湘南時代の2018年ルヴァン杯で優勝決定ゴールを叩き出した選手です。

広島はここ数試合で存在感を見せていた夏加入のキム・ジュソンが欠場。しかしながら3バックは佐々木翔-荒木隼人-塩谷司のお馴染みの3バックに戻してきました。前線はジャーメイン良を最前に置く形が多かった広島ですが、今日はジャーメインを中村草太と組ませる形でシャドーに置き、最前線には夏まで柏でプレーしていた木下康介を抜擢。ベンチには2022年にC大阪の選手として広島から得点を挙げた加藤陸次樹、2021年に名古屋の優勝決定弾を決めた前田直輝など決勝戦の歴代スコアラー2人を擁しています。

 

 

 

本日の会場は東京都新宿区、国立競技場です。

 

 

決勝限定企画として、来場者には決勝仕様の特別な選手カードや特別デザインのルヴァンのお菓子がプレゼント。ルヴァンを食べながら見るルヴァン決勝なんて素晴らしい趣。試合前には今季のJリーグテーマソングを歌うLittle Glee Monsterによる国歌斉唱も行われます。また、会場でのスタジアムグルメでは各店舗でヤマザキビスケット製品を使用したコラボメニューも販売されるなど、様々な娯楽性のある施策を実行してきたルヴァンカップらしい企画が今年も多数実施されています。

今年は世界陸上が開催され、そして来年から新たにネーミングライツを導入した「MUFGスタジアム」に改称される事が発表されるなど今年は何かと大きな動きが多かった聖地・国立。新国立競技場でのルヴァン杯決勝は6試合目となりました。今年も6万人を超える大観衆が詰めかけ、一時は決勝でもスタンドが埋まらない試合も多かったですが、J1リーグの入場好調も含めてリーグ、各クラブの努力の賜物でしょう。その熱狂空間に相応しい名勝負を!

 

 

開始1分に小泉佳穂、4分にジャーメイン良が可能性のあるシュートを放つところから始まった試合ですがら立ち上がりから柏のビルドアップを広島がハイプレスで封殺していく事でビルドアップのスタートラインを押し下げた広島が立ち上がりは押し込む形になり、柏の方がむしろ小泉や小屋松のところでタメを作って垣田裕暉をスペースに走らせたカウンターに繋げようとする流れが目立っていました。

立ち上がりの入りに成功したのは明確に広島で、高い位置ではマンツーマン気味に対応していく事で柏の時間を奪うようにプレーすると、柏も長めのボールを使わざるを得ない時間が増える度に生じるセカンドボールへの対応でも鋭さを見せた事で広島が前線のコンビネーションを発揮できる機会が増えていました。19分には中央でショートパスで打開したところからジャーメインが狙い、シュートは枠を逸れたものの広島がリズムを掴む形に。

 

 

 

すると25分でした。

広島は右サイドでスローインを得ると中野就斗がロングスローを供給。柏のGKや複数のDFも絡む競り合いの中、ジャンプ一発競り合いを制したのは荒木隼人!広島守備陣を司るリーグ屈指のDFが"強さ"を見せて広島先制!

更に試合は広島が先制した後も同じような流れで動き、柏としてはなかなか攻め手を作り出せない苦しい展開に。そんな中で38分には中村草太が絶好の位置でファウルを受けてFKを獲得すると、これを東俊希が鮮やかに決め切って広島追加点!!広島としてはあまりにも理想的すぎる前半に。

 

 

広島は前半アディショナルタイムにも柏に鋭利な牙を剥きました。

再び右サイドでスローインを獲得した広島はまたしても中野がロングスローを放り込むと、直接荒木を目指した1点目とは異なり、今度は佐々木翔がコースを変えたところにジャーメインがボレーで合わせて3-0!なんと広島3点リード!

 

 

接戦を想像した大方の予想は衝撃に変わり、片方の熱狂と全体の騒めきが残るスタジアム。

前半は文字通り120点のプレーを見せた広島が大量リードを獲得して後半へ。

 

 

 

誤算と呼ぶにはあまりにも重い代償を背負った柏は後半、いつもの交代パターンである垣田→細谷真大のみならず戸嶋と瀬川も下げて小西雄大仲間隼斗を投入。一気に3枚替えで後半に挑みます。

しかし後半は柏も細谷で強引にボールを入れても収められる軸を作った事や、仲間をプレスに走らせて小泉や小西がボールに絡んでいける流れを作った事で前半と比べるとイーブンに近い状況には持っていけたものの、それでも広島を前に自分達のリズム、自分達の陣形で戦う事は叶わず、むしろ前に出られるようになった分、今度は広島が即効を仕掛ける隙も出てくる状態に。柏は65分に山之内を下げてジエゴを投入し、小屋松をシャドーに上げて前線の回転数を増やしにいきます。69分には中央でのパスワークから小屋松のスルーパスに仲間が反応するも、佐々木の見事なカバーを前にゴールには至らず。

 

 

 

試合が終盤に差し掛かり、広島は上手く構えながらカウンターに転じていくスタンスを確立するようになっていった事で、柏はボールを持てる時間増えたけれど打開の糸口を見出せず、むしろ広島の方がカウンターから4点目を狙えそうな展開が目立つ形に。

それでもオープンな展開を前に広島も脚を攣る選手が増えてきた中で柏は81分、中央から縦パスを2本繋ぐ形を作ると、背後は小泉のスルーパスに反応した細谷が相手DFのマークに遭いながらも左隅にフィニッシュを仕留めて遂に柏が1点を返します!

 

 

広島は失点前の時点で中村に代えて送り込んだ中島洋太朗に続き、失点直後には川辺、東、ジャーメインを下げて加藤陸次樹、新井直人、ヴァレール・ジェルマンを一気に投入して落ちかけていた強度を担保しようと試みます。

ようやく決まった1点に流れを取り戻した柏は可能性のあるエリアで創造性を発揮できるようになり、柏は85分に仲間のループパスに反応した細谷が際どいシュートを放つも枠の上。直後には中川を下げて原川力を投入し、セカンドボールを再び柏のターンの攻撃に繋げていけるようなシステムの構築を目指していきました。しかし広島も名物3バックの老練な守備で背後は許さず、流れが傾き始めた柏をなんとか広島も堰き止めていくような形に。

 

 

 

そして柏の猛攻を踏ん張って広島が跳ね返しながら試合終了!!

前半の3点リードを抱えて走り切った広島。クラブ史上2度目のルヴァンカップにして5度目のタイトル獲得を達成しました!!!

 

 

端的に言えば広島の完勝でしたし、この試合の広島を一言で表現するなら「広島が柏を制圧した」というものでしょう。

この試合の大きなポイントは「柏がやられたくない事」を広島がしっかりと理解していた事、その上で「柏がやられたくない事」が「広島のやりたい事」と近かったので、対柏としてのゲームプランを持ちつつ、普段の広島のサッカーに少し手を加えるだけで成立できる状況だった、そしてその事を広島がしっかり自覚していたという事が全てだったと思います。

柏がG大阪を5-0で下した第34節のゲームがわかりやすいんですが、柏戦で大事な事は「開始10分の陣取り合戦」みたいなところがあるんですね。つまり、柏の強みは敵陣でボールを動かすシステムを早々に固める事で試合のエリアを限定し、ボールを失ってもトランジションのところを徹底する事で"その状況"を崩さないようにする。いわば試合の中で永久機関みたいなものさえ作ってしまえば柏のもので、そういう状況を開始10分、遅くとも20分までに定着させられるかどうかが鍵になるんですね。

 

 

比較対象にして申し訳ないんですが、そこが柏がガンバ戦であまりにも上手く行った理由と、この試合があまりにも上手くいかなかった理由が表裏一体だったりしていて、基本的に非保持の時には構える選択をしたガンバは結果として加算のシステムをガンバ陣内に定着させる時間を与える結果になってしまったんです。

対してこの日の広島は徹底的なマンツーマンディフェンスを仕掛ける事で、まず柏の選手を後ろを向かせる守りを徹底してきた。ポゼッションサッカーを志向する柏にとって「バックパス」は別にネガティヴなものではないんですけど、それはあくまで複数の選択肢からバックパスでの仕切り直しを選ぶ際に言える言葉であって、バックパスしかない状況でのバックパス、ましてやそういうパスを2本続けてシャドー→ボランチ→CBみたいに一段ずつ降りていってしまう展開はやっぱり好ましくないですし、柏がバックパスをする度に広島はマンツーマンで激しく詰めると同時にチーム全体で一気に押し上げていった。これにより柏は自陣の一番低いところでのビルドアップを余儀なくされ、攻撃の為に前進しなければならない距離が著しく増えてしまったんですね。同時に当然ながら、ビルドアップ時の選択肢も大きく減って"詰み"に近い状況が目立つようになってしまう…と。わかりやすい具体例を挙げるなら、今日の広島のプレッシングは日本代表で言うところの先日のブラジル戦南野拓実のゴールやW杯スペイン戦の堂安律のゴールに至る過程と同じようなメカニズムでもあるんですね。

 

 

柏としては、その中でも縦パスを何本か入れてショートカウンターのチャンスを作り出した事は彼らのスキルやクオリティの高さを見せてくれるものではありましたが、ワントップの垣田は基本的にスペースの創出が上手いタイプのFWであってポストプレーが上手いタイプのFWとは言えないので、無理やり最前線に付けて時間を作る…という事は難しかった。つまり柏が本来求める「前線での時間確保」を普段は全体のプッシュアップで担保していますが今日はワントップに頼らなければそこを担保できない状況になっていたので、そこが上手くいかなかった以上はどうしてもショートカウンターに頼らざるを得なくなっていました。そこはそういうプレーができる細谷の投入後に少し柏らしい攻撃を繰り出せる場面が増えたのは偶然ではないでしょう。垣田が悪いという訳ではなく、基本的に「前半垣田、後半細谷」というパターンを持つ柏として、開始10分の陣取り合戦を取れなかった以上、垣田の特性とこの試合のセッティングがあまりにもミスマッチになってしまったなと。で、前線で時間を作れないと柏のシステムを作れないし、そうしている間に広島のプレスに遭って同じ事を繰り返してしまう…それが前半の全てでした。

前半に関してはもう一つポイントがあって…ここ数試合の柏は小屋松をシャドーに押し出した上でジエゴを左WBに起用していましてが、今日は小屋松を左WBに戻してシャドーに瀬川を起用する事でアタッカーを増やしたんですね。ここはおそらく、広島がハイラインを敷こうとした時に背後にアクションを起こせる選手を増やしたかった事、小屋松をWBに置く事で保持時の厚みを増やそうとしたんだと思いますが、ここ数試合の柏はシャドーにはアタッカー的な動きよりもWBと絡みながら垣田や細谷と反対側のサイドのスペースを作る動きが求められていた中で、これまでの小泉/小屋松と比較すると瀬川はちょっとタイプが違った。その上でトランジションの際に対面の相手を潰せる、長いボールに対して下がりすぎずに跳ね返せるジエゴの存在は、柏がハイラインをキープする上で凄く重要だった。柏にはおそらく前節横浜FC戦の流れを汲みたいところはあったと思いますが、横浜FCは最初からある程度構えたスタンスを取ってくるから「どうやってハイラインをキープするのか」をそこまで考えなくていいのに対し、今日のスタメンの人選はちょっと「柏がハイラインをキープした状態で戦える事」を前提にしすぎたと言いますか、柏が陣取り合戦に勝った後の崩し方みたいなところを前提にしすぎて、陣取り合戦をどう制するかが若干灯台下暗し的になってしまった印象はあります。

 

 

 

その上で広島が素晴らしかったのは、ちゃんと陣取り合戦に勝った後の事も考えられていたところでした。

言っても広島は前線に強力なタレントを2チーム分揃えているようなチームですし、これは柏にも言える事ですがチームとしてのベースになるような戦い方は持っていますから、この試合の為のプランを特別に整えなくても点が取れてしまう可能性は低くないんですけど、その上で確実性を高める為にセットプレーやロングスローを徹底的に仕込んできた。特にロングスローですよね。佐々木と東のGK小島に対する動きなんかは、ある意味では攻撃者が守備者をマークするような逆マーク的なプレーでしたし、特に3点目の佐々木のフリックなんかは芸術。加えて佐々木と東の逆マークの混戦に第三者として加わった1点目の荒木、逆に混戦から離れたところで待機していた3点目のジャーメインのプレーは決して反射ではできない反応だった。おそらく広島が前半のような押し込み方をすれば、柏はビルドアップの際に後ろに繋ぎ、GKまで回れば引き込んできたWBがパスの選択肢になって、柏陣内の深いところでのサイドの攻防が起こりやすくなる。そうすれば即ちロングスローが成立するような場所でのスローインの回数が増える事が予想はできる訳ですよ。そこでスローインをセットプレーにしてしまえば、もしシュートが外れたとしても柏は垣田や細谷などもCKなどと同じように守備に戻らなければならない。ロングスローは単に奇策として仕込んだ訳ではなく、この試合ではあの位置からのスローインが増えやすくなる、広島のゲームプランがハマれば必然的にそういう場面が増えるという推測があったんだろうなと。

ちゃんと"その先"まで仕込んでいたのは見事ですし、チームとして確固たるベースが元々あったからこそ応用できた。それは即興と蓄積の両方が感じられるプレーで、まさしくスキッベ体制の集大成的なパフォーマンスだったんじゃないかなと。個人に目を向けるとやっぱり広島の塩谷・荒木・佐々木の3バックは彼らこそ3本の矢なのかと思うほどに圧巻でしたし、特に佐々木翔は素晴らしかった。ロングスローでは自らがしっかり身体を張って得点に繋げましたし、DFとしては柏が1点を返して少し風向きが変わりかけたあの時間帯に見せた獅子奮迅のパフォーマンスは、ベテランとは思えないキレとベテランらしい老練さの両方を併せ持っていた。謂れなき批判を注がれる事も多かった佐々木ですが、彼がこのリーグでトップオブトップの層にいるDFである事を示すには充分すぎる90分だったと思います。

 

 

同時にそれは少なからず広島というクラブ全体にも言える事でした。

ミハイロ・ペトロヴィッチから森保一に至る一時代を終えた後、クラブは大きな転換点に辿り着いた。そこでヤン・ヨンソンがどうにか残留させた後、城福浩という監督と共に当時の若手選手にプロの基準を徹底的に叩き込み、多くの若手選手を"使える状態"まで引き上げた状態で、育成でも名声のあるドイツの名将に引き継ぎ、選手を、そしてチームを一つ上のスタンダードまで導いていった。青山敏弘柏好文柴崎晃誠林卓人など、ベテランを徹底的に切るようなドラスティックな改革ではなく彼等の力も活用しながらチームを膨らませたのも大きかった。現場のみならず、新しいスタジアムを手にし、クラブの体力や規模として、彼等はここに来て脱皮の時を迎えている。2022年のような勢いから今年のタイトルまでの間にもそういう変化があっただけに、今回の優勝には2022年のような激情よりも深みがあるように思います。逆に言えば、スタイルはともかくチームの躍進の勢いは今年の柏は2022年の広島にも通ずる感覚がある。2クラブの歴史の中で2025年11月1日という日の解釈がどう変節していくのか。それもまた楽しみでもあります。

サンフレッチェ広島、おめでとうございました!

 

 

 

【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

 

2025YBCルヴァンカップ

優勝:サンフレッチェ広島(3年ぶり2度目)

準優勝:柏レイソル

ベスト4:横浜FC川崎フロンターレ

ベスト8:湘南ベルマーレ横浜F・マリノスヴィッセル神戸浦和レッズ

 

 

カキ食べたい

ではでは(´∀`)