お待たせしました。
お待ちではないかもしれません。
2025、RK-3 J1リーグアウォーズでございます!!

気がついたら我ながら、最終節より前に書くことも踏まえて恒例行事となりました。
受賞した選手には賞品も賞金もなければ名誉も特にはなく、なんならそもそも届く可能性も薄そうではありますが。元々私が好きな2チームに限った話ではなく、今年も一年間Jリーグという週末を届けてくれてありがとうの想いで今年もやらせていただきます。
今年も以下の6部門を選出。
前回はベストイレブンをお届けしましたので、今回は残りの個人賞をお届けいたします。
・新人王
・おっさん王
・ベストヒット補強
・最優秀監督
・MVP
独断と偏見でやっていきますので、みなさんもそれぞれにそれぞれの賞を考えていきましょう!
↓
過去のRK-3 アウォーズシリーズ↓
2018年/2019年/2020年/2021年/2022年/2023年/2024年
【オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。】
↓
【新人王】
・今年、印象的な活躍をしたルーキー選手
MF 中川敦瑛
(柏レイソル)
生年月日:2002年5月15日
今季成績(第37節終了時点):20試合3得点
中村草太とどちらにするか悩みましたが、ルーキーながら任されたタスクの難しさとそれを完遂した活躍を踏まえて中川にしました。
今季の柏は新監督の下で新戦術を司る上で熊坂光希を抜擢し、熊坂をキーマンとする戦い方がばっちりハマって躍進を遂げていた中で、熊坂が前半戦でシーズンアウトとなってしまった。そこでルーキーかつそもそも2列目を本職としていた中川が熊坂のポジションを任された訳ですが、終わってみれば後半戦は前半戦以上の結果を残してきた訳で、中川はポゼッション戦術に100%貢献して見事なパフォーマンスを披露したと思います。抜擢したリカルド監督の慧眼も含めて素晴らしかった。
【新人王候補選手】
MF 新井悠太(東京ヴェルディ)
DF 森壮一朗(名古屋グランパス)
MF 中野瑠馬(京都サンガFC)
FW 中村草太(サンフレッチェ広島)
DF 橋本悠(アビスパ福岡)
中村は最後まで悩みましたね。中川と比べても、1年目から通年で主力に定着したのは中村の方でしたし、特に開幕当初から活躍したインパクトは絶大でした。E-1選手権の日本代表にも呼ばれましたし、スキッベ体制で大成した大卒ルーキーとして最後に名乗りを挙げた選手として素晴らしい活躍ぶりでしたね。
新井と橋本も1年目からWBとして出場機会をしっかり掴んでチームの残留に貢献。中野はどちらかと言えば中川と近い境遇で、躍進していたチームから川﨑颯太が抜けた後にそのポジションでしっかりと活躍してくれた。森は昨今はこれまで以上に10代の選手のレギュラー定着が厳しい中で良いインパクトを残してくれたと思います。
【おっさん王】
・年齢を感じさせない、或いはベテランの凄みがあるプレーを見せてくれた今年で35歳以上になる選手(1989年以前の生まれ)
GK 太田岳志
(京都サンガFC)
生年月日:1990年12月26日
今季成績(第37節終了時点):35試合35失点
選手寿命が比較的長いGKをこの枠で選出すべきかどうかは少し悩みましたが、今回ばかりは太田をここに挙げさせていただきたい。やっぱり今年の京都の躍進に於いて、象徴的なインパクトがあったのは看板3トップとこの太田だったと思うので。その活躍ぶりは勝点0を1に、1を3に変えるという、まさしくGKに求める仕事そのものでした。ロングキックの精度で攻撃の1歩目としても貢献してくれましたし。
23年のホーム札幌戦、正GKだった若原が怪我して太田がスタメン起用されるようになったと思ったらクソンユンが加入してまたベンチに追いやらていた中でこの試合はソンユンが札幌からのレンタルだったゆえに太田が先発に戻ったんだけど、普段ナイトゲームには呼ばない子どもを「今日が最後かもしれないか… pic.twitter.com/XilyBUnx2z
— RK-3 (@RK3_gsgb) 2025年7月17日
思えば太田はこれまでJ2/J3ですらまともに試合に出てきたGKではなく、J2時代の京都に加入した時も29歳にも関わらず第4GKとしての加入で、しかも少し第2GKまでのし上がったと思ったらク・ソンユンが加入してくるわでキャリアの危機すら感じた事もあったはず…逆境しかないキャリアだったと思いますが、今年34歳で遂にJ1リーグのGKを務めあげた。「早く表舞台に出てこないと生き残れない」というのが世界的な潮流になっている中で、彼のように苦しい時期も鍛錬を怠らず、彼がJ1優勝争いのゴールを守るに至ったストーリーは多くの人に勇気を与えるものだったと思いますし、遅咲きで加速し始めた彼のキャリアは今年が全盛期ではないと信じています。
【おっさん王候補選手】
今年は印象的な活躍を見せたベテランは結構多かったように思います。特に佐々木に関しては正直…これは塩谷司にも言える事でしょうが、あまりにも年齢を忘れるようなバリバリトップDFとしてのプレーぶりで、もう殿堂入りにしたい気持ちすらちょっとある。なんかもうここまで来ると怖い(褒めてます)。
ベテランでも活躍できる選手って、ベテランとして周囲に与える影響力+特筆すべき武器が錆びついていない/磨きがかかっているというところだと思うんですが、その好例が長友と乾だったと思います。その中で今季の倉田は面白かったですね。ユーティリティプレーヤーかつ強度を担保してくれる選手として、中盤のあらゆるポジションで監督から要求される様々なタスクに応えた。あのプレーぶりは凄かったなと。
ポヤトス「左WGよろしく」
— RK-3 (@RK3_gsgb) 2025年10月5日
倉田「御意」
ポヤトス「今日はトップ下で」
倉田「御意」
ポヤトス「怪我人多いしボランチ頼むわ」
倉田「御意」
ポヤトス「徳真退場したしアンカーやって」
倉田「御意」
ポヤトス「WGでルーカス抑えてきて」
倉田「御意」…
長沢駿「僕はゴールを取るのも好きですけど、自分が点を取ったあとのスタンドの雰囲気や、チームメイトやスタッフが喜んでいる姿を見るのがすごく好きなんです。自分のゴールであんなにもたくさんの人が喜んでくれる瞬間って、点を取った人にしか感じられないことだし、プロサッカー選手だから味わえる…
— RK-3 (@RK3_gsgb) 2025年9月29日
そして意外性というところでは長沢も良かった。J2クラブで契約満了となったところから拾われる形になりましたが、それこそエリアスや原大智とは異なる"自分の特色"をしっかりと出してきた。エリアスが負傷離脱の時期も長かった中でここまで勝点を詰めたのは長沢の活躍はかなり大きかったです。
【ベストヒット補強】
・今季最も大成功したと言える補強選手。この選出の基となったポジション別ランキングは先日特集記事を書きましたので、そちらを是非。
DF 安藤智哉
生年月日:1999年1月10日
今季成績(第37節終了時点):35試合4得点
日本代表通算成績:3試合0得点
今シーズンを象徴する選手の1人だったと思います。
"冨安2世"と称されるようなイメージとは裏腹に、実は冨安とは同学年という彼もまた遅咲き的な印象のある選手ですが、J3→J2→J1と段階的にステップアップして初めて挑んだJ1での1年目はまさしく飛躍のシーズンでした。類稀なるフィジカルを活かした守備力だけでなく、金明輝監督のCBにも攻撃への関与を求めるスタイルにもマッチ。着実なステップアップの末に待っていた今年のブレイクがそのまま代表招集に繋がったというところも含めても、それが福岡にとって24年ぶりの代表輩出だったところも含めて今季のベスト補強だったのでは。
【ベストヒット補強候補選手】
DF アレクサンダー・ショルツ(アル・ワクラ→FC東京)※夏移籍
FW ラファエル・ハットン(ECバイーア→セレッソ大阪)※レンタル
チームとして良い補強ができたなという印象が強いのはやはり柏。マテウス・サヴィオの退団が早い段階から既定路線のような状態になっていただけに不安感はあったと思いますが、そこから実力があり、かつリカルド監督のスタイルを踏まえた大型補強を実行した点は見事でした。鹿島もここにはレオセアラのみを入れましたが、キム・テヒョンや小池龍太も含めてツボを押さえた強化だったと思います。京都もチームとして良い補強でしたね。
夏補強で言えば補強の成功が残留に直結したFC東京とマリノスでしょうか。マリノスは前線、FC東京はバックラインのテコ入れが大成功。特に谷村のブレイク、ショルツの安定感は素晴らしかったですね。
【最優秀監督賞】
・今季、最も秀逸な采配、戦術浸透、チームビルディング、マネージメントを見せてくれた監督。
曺貴裁
(京都サンガFC)
生年月日:1969年1月16日
現職:2021年〜
過去の受賞歴:J2優秀監督賞(2017,2021)、J1月間優秀監督賞(2024年8月)、J2月間優秀監督賞(2021年4月,2021年8月)
当ブログのアワード選出:最優秀監督候補(2018)
★J1月間優秀監督賞(2025年8月)
おそらく今年こういう記事を書いている人の多くはリカルド監督にしそうな気はしますが、当ブログとしては今年は曺さんにさせていただきたい。
素晴らしい仕事ぶりでした。これは去年のブログでも書いたんですが個人的に"曺貴裁京都"としてのサイクルは去年で一周したと思っていたんです。悪く言えばサイクルは一旦終わった、と。それと同時に、その2周目があるのなら見てみたい気持ちもあった。今年見せてくれたのはそういうサッカーだったと思います。
サンガファンとして仮にもそれなりの期間チームを見てきた中で、優勝争いなんて夢すら見れず、J1に帰ることすら諦めたような瞬間があった。サンガを再起させるどころか、再び起き上がった時にはこれまで届かなかったところに手をかけられるチームにしてくれた。優勝争いをしてくれた事と同時に、4年連続残留+上位進出という偉業を達成してくれたという意味で、当ブログとしては曺監督にこの賞を捧げさせてください。
【最優秀監督賞候補】
リカルド監督は言わずもがなでしょう。これまでの柏はネルシーニョ監督→井原正巳監督の流れでソリッドなサッカーをベースにしていましたが、そこからポゼッションスタイルに切り替えて最終節まで優勝を争うに至った。魅力的なスタイルと結果を両立したフットボールは大いに評価されるべきところです。そして鬼木監督に関してはこのまま優勝できれば最優秀監督と評されるかなと思っています。要は鹿島にとって鬼木監督に託されたミッションは「遠ざかったいるタイトルをとにかく獲る」というところだったと思うので、達成できればこれ以上ないポイントでしょう。
大島監督は就任当時の状況から、木山監督はクラブ規模とJ1初挑戦という状況からチームを残留させた功績がとにかく大きい。そして長谷部監督に関しては…めちゃくちゃ難しいんですよ、成功した長期政権の後の監督って。にも関わらず早い段階からチームとして機能させてACLE準優勝。その上で少なくとも広義的には上位カテゴリーに入れられる地位で終えようとしている事は評価されるべきポイントでしょう。
【MVP】
・その年最も素晴らしかったと思う選手。
FW 鈴木優磨
(鹿島アントラーズ)
生年月日:1996年4月26日
今季成績(第37節終了時点):37試合10得点
過去の受賞歴:J1優秀選手賞(2018,2022,2023,2024)、J1月間MVP(2018年7月,2024年5月)、ACL MVP(2018)
当ブログのアワード選出:ベストイレブン(2025)、ベストイレブン候補(2018,2022,2023,2024)
プレー面ではベストイレブンの項目でも書いたように、昨年と一昨年は鈴木がストライカーとしての役割も1.5列目的な役割も両方こなす必要があったところを、今季は2022年の上田絢世がいた時と同じようにレオセアラというストライカーが入ってきた事で、1.5列目的な役割に達してプレーできた事で伸び伸びとやれていた印象はあります。チャンスメイクの比重も大きい中でしっかり二桁取ってきた辺りも流石でした。
同時に…公式のアウォーズでも論争になるポイントですが、よくMVP選考にネームバリューが介在する事の是非みたいな話あるじゃないですか。個人的にはベストイレブンはともかく、MVPに関してはネームバリューというか、そのクラブにとって象徴的な意味を持つ選手…という要素は考慮されるべきだと思うんですよ。そう考えると、特に鹿島が優勝した場合は"象徴"としてMVPが鈴木優磨であるべき意味がより深くなると思っています。まさしく鹿島アントラーズを引き継ぐものとして象徴的な活躍でした。それこそ…ね、あの第35節京都戦なんか、ね、もう…。
【MVP候補選手】
GK 早川友基(鹿島アントラーズ)
FW ラファエル・エリアス(京都サンガFC)
今年はおっさん王書き終えたところで全部消えやがった
ではでは(´∀`)