RK-3はきだめスタジオブログ

気ままに白熱、気ままな憂鬱。執筆等のご依頼はTwitter(@blueblack_gblue)のDM、もしくは[gamba_kyoto@yahoo.co.jp]のメールアドレスまでご連絡お願いします。

2026年シーズンJ1リーグ補強途中診断 Part3~清水 名古屋 京都 G大阪 C大阪 編~

 

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20260106172056j:image

 

ウィッシュ

 

どーもこんばんは

 

さてさて、2026年シーズンに向けた補強の動きはますます活発化しております。泣き、笑い、各チームに色々な事情と状況がある事でしょう。

何より今年は百年構想リーグが先に訪れて、その後にシーズン開幕を迎える特殊なシーズンです。

 

 

 

という訳で今回は【2026年シーズンJ1リーグ補強途中診断】と題しまして、各チームの現時点での補強を見ていこう…という企画です。全4回更新します。この後にどんな動きがあるのかを含めて注目ですね。

 

※情報は全て2026年1月5日時点のものです。

 

 

 

第1回→鹿島水戸浦和千葉

第2回→FC東京東京V町田川崎F横浜FM

第3回→清水、名古屋、京都、G大阪C大阪

第4回→神戸岡山広島福岡長崎

 

 

2025年のJリーグを振り返る当ブログの記事まとめページ - RK-3はきだめスタジオブログ

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

2026年W杯の当サイト的テーマソングを勝手に作りました。

 

 

 

清水エスパルス

 

監督:吉田孝行(新任)

昨季の監督:秋葉忠宏(3年目)

本拠地:IAIスタジアム日本平(静岡県静岡市)

 

【昨季の成績】

J1リーグ:14位(勝点44:11勝11分16敗)

ルヴァン杯:2回戦敗退

天皇杯:ラウンド16敗退

 

【主な移籍情報】

入団

GK 石川慧←甲府

DF パク・スンウク←浦項

DF 本多勇喜←神戸

MF 井上健太←横浜FM

FW オ・セフン←町田(レンタル)

 

退団

DF 山原怜音→川崎F

DF キム・ミンテ→未定

MF 矢島慎也→未定

MF 乾貴士→神戸

MF 宮本航汰→愛媛

 

吉田孝行体制一年目。コーチングスタッフも吉田監督と神戸で仕事を共にした人選に一新した事で、チーム改革への意欲、意志を明確にした形になりました。

実際に選手も精力的な補強を行いつつ、これまでの絶対的な主力だった乾と山原が退団。乾と矢島の退団で前線で創造性を発揮できそうな選手が減ったところは気がかりですが、神戸で仕事を共にした本多に限らず、獲得選手は吉田監督が神戸でやっていたスタイルと外れたものではない印象です。なんとなくオフの勢いがロティーナ監督就任の2021年に似た匂いがありますけど、スタッフ陣の改革はしつつ、とはいえスタイル自体は秋葉監督時代のスタイルと親和性があるという事で、全体的に整合性のある動きではあるのかなと。

 

 

 

名古屋グランパス

 

監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ(新任)

昨季の監督:長谷川健太(4年目)

本拠地:豊田スタジアム(愛知県名古屋市)

 

 

【昨季の成績】

J1リーグ:16位(勝点43:11勝10分17敗)

ルヴァン杯:2回戦敗退

天皇杯:ベスト8

 

【主な移籍情報】

入団

DF 宮大樹←札幌(復帰)

MF 吉田温紀←愛媛(復帰)

MF 小屋松知哉←柏

MF 高嶺朋樹←札幌(レンタル)

FW マルクス・ヴィニシウス←今治

 

退団

GK 杉本大地→未定

GK 児玉剛→引退

MF 加藤玄→大宮(レンタル)

FW キャスパー・ユンカー→未定

 

GM、強化部長、そして監督……スポーツ部門に関わる責任者が揃って退任した事で嵐が吹き荒れる予感をも漂わせるシーズン閉幕となりましたが、蓋を開けてみれば血の入れ替えと言えるような選手の入れ替えはなく、むしろステップアップのヴィニシウスはまだしも、小屋松と高嶺という大型補強を実現させてきた。放出ダメージも含めた移籍市場での立ち回りでは最もプラスが多いチームと言えるんじゃないでしょうか。

その辺りは監督にミシャを連れてこれた事は大きかったかもしれませんね。長谷川体制の昨季は3-4-2-1を使いつつ、前線へのベクトルという意味ではミシャ式と親和性も見られるスタイルになっていたので、補強ポイントやターゲットは絞りやすかったのかなと。特に小屋松の復帰は戦術、スタイルの両面で考え得る最高の補強だったと言えると思います。高嶺争奪戦を制した事も大きかったでしょうし。

 

 

 

京都サンガFC

 

監督:曺貴裁(6年目)

本拠地:サンガスタジアム by KYOCERA(京都府亀岡市)

 

 

昨季の成績】

J1リーグ:3位(勝点68:19勝11分8敗)

ルヴァン杯:3回戦敗退

天皇杯:ラウンド16

 

【主な移籍情報】

入団

GK 村上昌謙←福岡

DF 石田侑資←いわき

MF 平岡太陽←湘南

MF 本田風智←鳥栖(レンタル)

MF 新井晴樹←鳥栖

 

退団

DF パトリック・ウィリアム→未定

DF 宮本優太→浦和(復帰)

MF 山田楓喜→FC東京

MF 武田将平→湘南

FW 平賀大空→山形(レンタル)

 

 

これはずっと言ってる事なんですけど、J1に復帰して以降のサンガが最も評価できるポイントって…多くの人はエリアスやトゥーリオ原大智に代表されるように補強の成功を挙げると思いますが、何よりも主力をちゃんとプロテクトできている事なんですよ。例えばこれまでのサンガのように、J1クラブとしての立ち位置を築けていないクラブがシーズン終わりにどうなっているかを踏まえた時に、川﨑颯太をちゃんとサンガから海外に送り出せた事実は顕著な例だと思うんですよね。なので去年のチームにちゃんと補強を積み上げられているシーズンが続いている、毎年右肩上がりに強化できている事は、曺貴裁監督にとっても初めての経験なんじゃないかと。

その点では今季も…いちファンとしては武田は寂しく山田は惜しい気持ちがありますが、レギュラーの枠組みにいる選手はレンタルの宮本を除いて全員残した。その上で今季のポイントだった中盤の構成力強化も実現したので、CBはまずは既存戦力を百年構想リーグでジャッジする…という事なら言うことはないオフだと思っています。

 

 

 

ガンバ大阪

 

監督:イェンス・ウィッシング(新任)

昨季の監督:ダニエル・ポヤトス(3年目)

本拠地:パナソニックスタジアム吹田(大阪府吹田市)

 

 

昨季の成績】

J1リーグ:9位(勝点57:17勝6分15敗)

ルヴァン杯:3回戦敗退

天皇杯:3回戦敗退

ACL2 25/26:決勝トーナメント進出(現在進行中)

 

【主な移籍情報】

入団

DF 池谷銀姿郎←筑波大学

DF 中野伸哉←湘南(復帰)

MF 中村仁郎←岐阜(復帰)

FW 植中朝日←横浜FM

FW 唐山翔自←東京V(復帰)

 

退団

DF 黒川圭介→DCユナイテッド

MF ファン・アラーノ→セアラーSC

 

 

まず現時点で、ウィッシング監督がどういうサッカーをするのか?というところはファンの側には知る由もないので……。それと同時に、ウィッシング監督も日本での仕事は初めてですから、ガンバの選手も含めてこれからJリーグの選手を一から覚えていく必要がある事を思うと、まずはメンバーを大きく弄らず既存戦力ベースで新監督に渡す、その上で監督にとって適した選手、新たに欲する選手を整理する作業にここからはなるでしょうし、元々ガンバはある程度のタレントは揃っているチームゆえ、現状維持路線になる事はベターな判断ではあると思っています。

そういう意味では、獲得に成功した植中から獲得に失敗した谷口栄斗、森田晃樹、鈴木章斗まで含めて、チャンスのある目玉銘柄を除けば、基本的には2025年時点のチームを唐山や中村、中野といったレンタル組まで込みで新監督に一旦渡すという流れの中では矛盾のないオフになってはいると思います。ガンバの場合は基本的に海外移籍以外は放出選手をそれなりに選べる立場ではあるので、無理に入れ替えようとすると普通に戦力ダウンに陥るだけの可能性もある。立ち振る舞いとしては無難ですし、その中で植中の大卒ルーキーの目玉だった池谷を獲れたのは大きかったなと。

 

 

 

セレッソ大阪

 

監督:アーサー・パパス(2年目)

本拠地:ヨドコウ桜スタジアム(大阪府大阪市)

 

 

昨季の成績】

J1リーグ:10位(勝点52:14勝10分14敗)

ルヴァン杯:プレーオフ敗退

天皇杯:ラウンド16敗退

 

【主な移籍情報】

入団

GK 中村航輔←無所属

DF 鷹啄トラビス←水戸

DF 田中隼人←柏(レンタル)

MF 横山夢樹←今治

FW 櫻川ソロモン←横浜FC

 

退団

DF 髙橋仁胡→アルメレ・C

DF 進藤亮佑→長崎

DF 西尾隆矢→大宮

MF 平野佑一→未定

FW ラファエル・ハットン→上海申花

 

 

セレッソもなかなか動きの多いオフだなあと。インもアウトも多いオフとなりましたね。

まずセレッソとしてはハットンを残せるかどうかというところが先に来たので、前線の補強のみならず全体的な予算のところでもハットン次第、ハットンのところが固まらないと決めきれない部分もあるという前提があった訳で、その点を考慮すると上手くやったオフではあったかなという印象です。ハットンを失ったダメージは大きいとはいえ、昨季のセレッソは2列目でもある程度の得点を計算できるチームではありましたし、どちらかと言えば櫻川をポストプレーヤーとして2列目に点を取らせる色合いが濃くなるのかなと。

気になるのは守備。セレッソにとってはここが課題だった中で、中村を獲得したGKはリーグ屈指の顔触れになった一方、ただでさえ層の薄さが懸念されていた守備が放出メインになったところはちょっと読めない。鷹啄や田中とか、獲ってくる選手のチョイスは相変わらず良いなあと思いますが、そこは百年構想リーグを活かす形になるでしょうか。

Part4 神戸岡山広島福岡長崎編につづく!

 

 

ではでは(´∀`)