RK-3はきだめスタジオブログ

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J1リーグ全チーム戦力診断2026〜Part1 鹿島・水戸・浦和・千葉 編〜

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2025年脳汁大賞第5位

万博最終日、狂気のコブクロ路上ライブ

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、今年も例年通り、各ポジション+総合評価を五つ星で査定してみます。1回につき4チームずつを5回に分けて更新。順番はシンプルに最も北の鹿島から順に南下していく形でお届けします。オリジナル10J1リーグに出揃うのはなんと2005年以来!最初で最後の特別リーグをまさに祝うような顔触れとなりました。

あくまで私個人の見解ですので、おそらく「いやそうじゃねーだろ」的に思う部分も多々あるかと思いますが、そこは「そういう見方もあるのね」くらいのご感覚でお楽しみ頂ければと。最後までお付き合いください!

 

 

 

Part1→鹿島水戸浦和千葉

Part2→FC東京東京V町田

Part3→川崎F横浜FM清水名古屋

Part4→京都G大阪C大阪神戸

Part5→岡山広島福岡長崎

 

 

【スタメン表の記号】

★=移籍加入選手

▲=レンタルからの復帰選手

■=ルーキー

※情報は1月29日時点での情報で記述しています。

 

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鹿島アントラーズ

★ACLE 26/27出場

 

監督:鬼木達(2年目)

ホームスタジアム:茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)

胸スポンサー:LIXIL(建設業)

ユニフォームサプライヤー:ナイキ

【昨季の成績】

J1リーグ:優勝(勝点76:23勝7分8敗)

ルヴァン杯:2回戦敗退

天皇杯:ベスト8

 

【主な移籍情報】

入団

GK 藤井陽登←明治大学

DF 大川佑梧←鹿島ユース

DF 元砂晏翔仁ウデンバ←鹿島ユース

MF 林晴己←明治大学

FW 吉田湊海←鹿島ユース

 

退団

GK パク・ウィジョン→華城FC

DF 佐藤海宏→新潟(レンタル)

MF 下田栄祐→栃木C(レンタル)

MF ターレス・ブレーネル→FCリヴィウ(復帰)

 

【予想システム】

→4-4-2

 

控え選手の退団とルーキーの入団以外はスカッドの変更がない為、基本的には昨季と同じ形になるはず。一方、荒木や松村をより活かすべく、鈴木を2列目に組み込んだ4-2-3-1に変更する可能性も。

 

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GK★★★★★

 

昨季までは大迫敬介や谷晃生の存在が目立っていた事で若干過小評価されている部分があったが、昨季は日本代表デビューとMVP獲得を果たした早川友基の存在だけで圧倒的なポジションと言える。特に百年構想リーグでのプレーはW杯出場にも繋がるので、彼自身の黄金期を築いていってほしい。

 

DF★★★★☆

 

2024年は植田直通と関川郁万の次を見出せていない層の不安を抱えていたが、昨季は開幕前にキム・テヒョン、夏に千田海人を獲得。植田は言わずもがな、関川がシーズンアウトの負傷離脱となった穴を完璧に埋めたキム・テヒョンの働きは見事だった。両SBも実力者をレギュラーと控えに置ける層になっており、SBは小池龍太が左右両方をこなしたが、安西幸輝の復帰により今季は右に専念しそう。

 

MF★★★★☆

 

昨季序盤は組み合わせがなかなか安定しない部分もあったが、三竿健人が復調してからは三竿+対戦相手に応じて船橋佑と知念慶を使い分ける形が定着。よりチャンスメイクのところで、昨季は少し不完全燃焼となった柴崎岳と樋口雄太が再び存在感を示せば更に強力になる。松村優太や荒木遼太郎といったジョーカーも控えるなどぬかりない。

 

FW★★★★★

 

象徴的な存在となった鈴木優磨、得点王を獲得したレオ・セアラにエウベルとチャヴリッチを加えたファンタスティック4は間違いなく魅力ではあるが、この4枚の共存法は最後まで固め切れなかった印象。ただでさえ鈴木とレオセアラが圧倒的な存在感を見せているだけに、ここが機能してくれればいよいよ手のつけようのない状況に。

 

 

総合★★★★★

 

獲得はルーキーのみ、退団は出場機会の無かった選手のみという事で、昨季の優勝メンバーでそっくりそのまま百年構想リーグに乗り込む形となりました。2024年までは「レギュラーは良いけど層が少し不安」みたいなところもありましたが、昨季の補強はそれを補うもので、現在の戦力としては何の問題ありませんし……百年構想リーグのテーマは"昨季以上にベストな組み合わせを探る事"にはなってくるのかなと。

とはいえ百年構想リーグはいわば最初で最後のタイトルですので、鹿島としては何としてもという気持ちも強いでしょう。

 

 

 

水戸ホーリーホック

 

監督:樹森大介(新任)

昨季の監督:森直樹(2年目)

ホームスタジアム:ケーズデンキスタジアム水戸(茨城県水戸市)、水戸信用金庫スタジアム(茨城県那珂市)

胸スポンサー:ケーズデンキ(家電量販店チェーン)

ユニフォームサプライヤー:サッカージャンキー

【昨季の成績】

J2リーグ:優勝(勝点70:20勝10分8敗)

ルヴァン杯:2回戦敗退

天皇杯:1回戦敗退

 

【主な移籍情報】

入団

DF 真瀬拓海←仙台

DF 井上聖也←福岡(レンタル)

MF 山下優人←いわき

MF 鳥海芳樹←甲府

MF 川上航立←松本(復帰)

 

退団

DF 鷹啄トラビス→C大阪

MF 塚川考輝→プラチュワップFC

MF 齋藤俊輔→ウェステルロー

MF 村田航一→金沢

FW 梅田魁人→秋田

 

【予想システム】

→4-4-2

終盤戦など一部3バックを採用する試合もあったが、基本的には4-4-2のディフェンスラインを築いてプレーしていた。樹森監督も昨季の新潟では同じく4-4-2を採用していたので今季もシステムはいじらなさそうだが、オプションとしての3バックはあるやも、

 

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GK★★☆☆☆

 

昨季は大分から獲得した西川幸之介がレギュラーを獲得。昇格決定試合こそ出場停止の憂き目を見たが、堅守を武器にした水戸の守りを大きく牽引して昇格の立役者となった。2024年は正GKを担っていた松原修平、西川が出場停止となった最終戦で奮闘した春名竜聖の奮起にも期待。

 

DF★★☆☆☆

 

昨季の堅守を誇った4バックからは鷹啄が引き抜かれるも、J2で活躍した真瀬拓海、井上聖也、ダニーロ(←今治)をそれぞれ獲得。鷹啄退団は惜しまれるが、特に真瀬と井上はJ1経験も持ち合わせていることを踏まえると層は厚くなった印象。とはいえJ1で長くレギュラーとしてプレーした選手はいない為、まずはJ1とJ2のアタッカーの個人能力の差に慣れる必要がある。

 

MF★★☆☆☆

 

J2でのトップタレントと言える鳥海芳樹と山下優人を獲得し、2019年の大分じゃないがJ2オールスターズ的な興味深い顔触れになった。齋藤俊輔の退団はダメージが大きいが、加藤千尋、山本隼太、新井瑞稀といった多彩なタレントも擁しているので、3バックの場合のシャドーとしても選び甲斐がある。

 

FW★★☆☆☆

 

昨季の2トップを採用していた試合では渡邊新太を軸としつつ、渡邊のパートナーとしてはなかなか定まらない状態が続き、パートナー候補としてシーズン途中に獲得した根本凌も早々と負傷離脱となってしまった。逆に言えば多くのFWが戦力として計算できるくらいの出場機会は積んでいたので、百年構想リーグに向けてFWに新戦力を入れなかった事はそのまま奥田、多田、久保、粟飯原らにとってはサバイバルレースを意味する事になる。

 

総合★★☆☆☆

 

補強スタンスとしてはJ1で出場機会の少ない選手よりも鳥海、山下、真瀬、ダニーロのようなJ2でトップクラスのプレーを見せた選手を中心に獲得し、前述しましたが2019年の大分のようにある種のJ2オールスター的な編成にしているのは興味深いところ。水戸はクラブとして予算に限界や制約がある中で、齋藤と鷹啄の退団は痛手が大きいでしょうが、そのチャレンジングな補強スタンスは面白いなと思います。

とはいえ、個人としてもクラブとしてもJ1での実績を豊富に持つ選手というのは過去の昇格クラブと比べても極端に少ないので、まずは半年の百年構想リーグをしっかり"適応期間"にできるかどうか。樹森監督も含めて、半年の間に自分達のスタンダードを引き上げていかなければならないのはハーフシーズンの至上命題となるでしょうね。

 

 

 

浦和レッズ

 

監督:マチェイ・スコルジャ(3年目)

ホームスタジアム:埼玉スタジアム2002浦和駒場スタジアム(共に埼玉県さいたま市)

胸スポンサー:POLUS(建設業)

ユニフォームサプライヤー:ナイキ

【昨季の成績】

J1リーグ:7位(勝点59:16勝11分11敗)

ルヴァン杯:ベスト8

天皇杯:ベスト8

クラブW杯:グループステージ敗退

 

【主な移籍情報】

入団

GK 吉田舜←湘南(復帰)

DF 宮本優太←浦和(復帰)

DF 片山瑛一←柏

MF 植木颯←日本大学

FW 二田理央←湘南(復帰)

 

退団

DF マテウス・ホイブラーテン→未定

DF 藤原優大→新潟

MF 大久保智明→柏

MF 松本泰志→広島

FW チアゴ・サンタナ→未定

 

【予想システム】

→4-2-3-1

スコルジャ体制では一貫して同じシステムを採用しており、昨季以降の選手獲得も基本的にこのシステムを前提に選手を選んでいる部分があるので、システムをわざわざ変更する事はないだろう。ただ渡邊、関根、宮本、長沼など状況次第で起用位置が変わる選手は出てくるやも。

 

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GK★★★★☆

 

今年で40歳を迎える西川周作が未だに見事なパフォーマンスを見せている事は圧巻というほかないのだが、なかなか西川を突き上げるだけの可能性を見せてきた選手が鈴木彩艶以降出てきていない。スコルジャ監督も一度牲川歩見を試そうとしたが、最終的には西川に戻していた。牲川も吉田舜も実力はあるだけになんとかもう一皮…。

 

DF★★★★☆

 

スコルジャ体制を支え続けたホイブラーテンが退団。その上で昨季終盤から加入したディトゥリカが合流し、元々はSBながらCBとして京都の上位進出に貢献した宮本優太が復帰した。昨季加入したダニーロ・ボザ、ホープとして扱われている根本健太、そして宮本のCB争いは見もの。ディトゥリカも含めて、百年構想リーグはいろいろな組み合わせを試してくる可能性もあるか。

 

MF★★★★★

 

昨季は多くの選手が不完全燃焼的な印象を抱くシーズンとなってしまったが、それでもタレント力は確かである。グスタフソンやマテウス・サヴィオといった外国籍選手は言わずもがな、特に渡邊凌磨や安居海渡辺りがキーマンとして成長した事は大きかった。その他にも金子拓郎や中島翔哉などリーグ屈指のタレントが揃っている。

 

FW★★★☆☆

 

昨季はなかなか1トップが定まらず、基本的には2列目の選手である松尾佑介の1トップ起用が続いていたが、昨季終盤に一定のパフォーマンスを見せたイサーク・キーセ・テリンが今季は軸になりそう。浦和加入当初はあまり出番を得られなかった二田理央もレンタル先の湘南で出場機会を積んで帰ってきた。

 

総合★★★★☆

 

やはり浦和は去年はクラブW杯がありましたので、特に2024年と2025年の補強はクラブW杯とそれに伴う過密日程を並んだスカッド拡張の意味合いが強かった…という背景がある中で、今季の補強が柏を契約満了となった片山瑛一のみとなった事は拡張したスカッドの整理という意味合いが強いと言えるでしょう。逆に言えば、レンタルで外に出した宮本、二田、吉田を復帰させた事もその一貫でしょうし、百年構想リーグはある種、ここ数年の精算みたいなところもあるはず。その中で誰が光るか、誰が存在感を見せるか…みたいなところは、26-27シーズンに向けて重要な試金石になってくるのかなと。

 

 

 

ジェフユナイテッド千葉

 

監督:小林慶行(4年目)

ホームスタジアム:フクダ電子アリーナ(千葉県千葉市)

胸スポンサー:富士電機(電機メーカー)

ユニフォームサプライヤー:ヒュンメル

【昨季の成績】

J2リーグ:3位(勝点69:20勝9分9敗)

ルヴァン杯:1回戦敗退

天皇杯:2回戦敗退

 

【主な移籍情報】

入団

DF 石尾陸登←仙台

MF 天笠泰輝←大分

MF 津久井匠海←大宮

MF 安井拓也←今治(復帰)

FW 松村拓実←拓殖大学

 

退団

MF 横山暁之→横浜FC

MF 吉田源太郎→FC大阪(レンタル)

FW デリキ→ゴイアニエンセ(復帰)

FW 森海渡→横浜FC(復帰)

 

【予想システム】

→4-4-2

小林体制1年目は3バックを採用する試合もあったが、それ以外は4-4-2システムで固定して戦っている。補強も4-4-2を前提としている印象。オーソドックスながら最もソリッドな形で定着を目指す。

 

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GK★★☆☆☆

 

若原智哉、ホセ・スアレスというJ2ではトップクラスだったGKを2人を擁している事は心強い。若原は昨季の殆どの期間で負傷離脱となったが、プレーオフにはしっかりと間に合わせてJ1昇格に貢献した。経験豊富な鈴木椋大も更に控えている。

 

DF★★★☆☆

 

鈴木大輔や鳥海晃司などちゃんとJ1級の選手を擁しつつ、シーズン終盤にはその鳥海からレギュラーポジションを代わった河野貴志のような選手の台頭も目立つ。ボランチやCBもこなせる髙橋壱晟と前貴之がいる右SB、がっつりSBの日高大と新加入の石尾陸登の左SBという非対称性も面白みがある。

 

MF★★★☆☆

 

実績のあるベテラン、特徴を持つ中堅選手、新進気鋭の若手といった各カテゴリーに実力者を揃えた。今年も田口泰士を軸とし、横山暁之は退団したが天笠泰輝、津久井匠海とJ2のトップタレントを獲得。2列目にはイサカゼイン、杉山直宏、田中和樹、椿直起など多彩な顔触れを擁するだけに組み合わせも楽しみ。プレーオフで彗星の如く現れた姫野誠はJ1でも輝けるか。

 

FW★★☆☆☆

 

昨季加入した石川大地とカルリーニョス・ジュニオは共に二桁得点を記録。サイドアタックを持ち味とするチームでフィニッシュの仕事を全うして見せた。とはいえ石川はJ1初挑戦となる為、J1の守備陣とどこまでやり合えるかが百年構想リーグの一つのポイントにはなりそう。久々のJ1となる呉屋大翔がもう少し数字を伸ばせれば理想だが…。

 

総合★★☆☆☆

 

基本的に強化スタンスは前述した水戸に近い感じと言いますか、基本的にはJ1で出場機会の少ない選手よりもJ2で活躍したタレントの引き抜きを優先しつつ、現有戦力をJ1にアジャストさせる、或いはJ1で通用するタレントかどうかを見極めるという主旨のオフシーズンだったなと。特に千葉は水戸と比べても横山が抜けた以外は主力をキープしているので、百年構想リーグに向けた狙いは十分発揮できる状況になったと思います。とりあえず百年構想リーグは2025年のチームで戦って、26-27シーズンに向けて不足分をどうするか考えるという事なんだろうなと。

千葉の場合はそれこそ、多くのメンバーがJ1は初めて、或いはJ1で活躍した経験が豊富ではない中で、田口や鈴木のような重鎮的な選手が構えている事は大きいだろうなと。

 

Part2(柏レイソルFC東京東京ヴェルディFC町田ゼルビア)につづく

 

 

ではでは(´∀`)