RK-3はきだめスタジオブログ

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J1リーグ全チーム戦力診断2026〜Part3 川崎フロンターレ/横浜F・マリノス/清水エスパルス/名古屋グランパス 編〜

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2025年脳汁大賞第3位

天皇賞3連複的中

 

 

どーもこんばんは

 

さてさて、毎年恒例、J1全20チームの戦力診断やります。

 

 

 

今年も例年通り、各ポジション+総合評価を五つ星で査定してみます。1回につき4チームずつを5回に分けて更新。順番はシンプルに最も北の鹿島から順に南下していく形でお届けします。オリジナル10J1リーグに出揃うのはなんと2005年以来!最初で最後の特別リーグをまさに祝うような顔触れとなりました。

あくまで私個人の見解ですので、おそらく「いやそうじゃねーだろ」的に思う部分も多々あるかと思いますが、そこは「そういう見方もあるのね」くらいのご感覚でお楽しみ頂ければと。最後までお付き合いください!

 

 

 

Part1→鹿島水戸浦和千葉

Part2→FC東京東京V町田

Part3→川崎F横浜FM清水名古屋

Part4→京都G大阪C大阪神戸

Part5→岡山広島福岡長崎

 

 

【スタメン表の記号】

★=移籍加入選手

▲=レンタルからの復帰選手

■=ルーキー

※情報は2月2日時点での情報で記述しています。

 

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川崎フロンターレ

 

監督:長谷部茂利(2年目)

ホームスタジアム:Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(神奈川県川崎市)

胸スポンサー:富士通(総合ITベンダー)

ユニフォームサプライヤー:プーマ

【昨季の成績】

J1リーグ:8位(勝点57:15勝12分11敗)

ルヴァン杯:ベスト4

天皇杯:3回戦敗退

ACLE 24/25:準優勝

 

【主な移籍情報】

入団

GK スベンド・ブローダーセン←岡山

DF 谷口栄斗←東京V

DF 山原怜音←清水

DF 松長根悠仁←福島(復帰)

MF 紺野和也←福岡

 

退団

GK チョン・ソンリョン→福島

DF 車屋紳太郎→引退

DF ジェジエウ→未定

DF ファンウェルメスケルケン際→未定

DF 田邉秀斗→東京V

 

 

 

【予想システム】

→4-2-3-1

長谷部監督は福岡では3バックを使用していた事からシステム変更の可能性も指摘されていたが、始動時に公言したようにシーズンを通して4バックで一貫して戦っていた。今季の補強の顔触れを見てもシステムに影響は及ばないはず。

 

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GK★★★★★

 

昨季は山口瑠伊が正GKとして台頭。長年正GKを守り続けてきたチョン・ソンリョンの牙城を崩した。そのチョン・ソンリョン安藤駿介(→引退)という功労者との別れはあったが、新たに岡山からスベンド・ブローダーセンを獲得。昨季のJ1で正GKとして活躍したGKを2人揃える格好となった。

 

DF★★★★☆

 

ジェジエウや車屋紳太郎といった功労者がチームを去ったが、ここ数年ずっとどこかへの移籍の噂が出ていた山原怜音と谷口栄斗の獲得に成功。特に複数クラブとの争奪戦を制して獲得した谷口は、川崎がずっと追い求めていた谷口彰悟の後継者として期待がかかる。一方、ファンウェルメスケルケン際の退団により右SBはやや手薄状態。J3で出場機会を増やした松長根悠仁がどこまでやれるか。

 

MF★★★★★

 

加入1年目はやや不完全燃焼なところがあった山本悠樹と河原創が圧倒的なパフォーマンスを披露。脇坂泰斗をトップ下とする中盤はJリーグでも屈指の構成力を誇るようになり、今季も川崎の絶対的な領域として君臨する。この3人より守備面で秀でた橘田健人、ブレイク中の大関友翔がいるのも強い。WGも昨季ベストイレブン伊藤達哉を筆頭に家長昭博、マルシーニョを擁し、新たに長谷部監督の愛弟子である紺野和也を獲得。まさしく豪華絢爛な顔触れに。

 

FW★★★★☆

 

昨季はエリソンが二桁得点を記録し、レギュラーCFとして一定の活躍を見せた。ただその後の候補がなかなか続かず、エリソンも絶対的という立ち位置にはまだなり切れていない。エリソンも2年目の昨季からパフォーマンスを出し始めた事を思うとラザル・ロマニッチもその曲線に乗れれば層は厚くなるが。

 

総合★★★★★

 

中盤のタレントは間違いなくJ1屈指だと思います。WGを含めれば中盤を5枚擁する中で、全ポジションに2チーム分のタレントを揃えているのはあまりにも強力。あの中盤がいれば、攻撃機会を殆ど得られないような試合はJ1では想像しにくいかと。谷口彰悟の退団後はずっと苦しんでいたDFリーダー問題にも一つのケリをつけるような補強ができた事も良かったと思います。

気になるのは中盤がチャンスメイク、アタッカーの両輪を備えていた事からCFにどんな役割を求めるのか。昨季はフィニッシャーに専念させるのか、伊藤をフィニッシャーにしてCFにはポストプレーなど多角的な役割を求めるのかが定まり切っていなかった印象があるので、そこをどうするのか…は一つのポイントになるのかなと。

 

 

 

横浜F・マリノス

 

監督:大島秀夫(2年目)

ホームスタジアム:日産スタジアム(神奈川県横浜市)

胸スポンサー:日産自動車(自動車メーカー)

ユニフォームサプライヤー:アディダス

【昨季の成績】

J1リーグ:15位(勝点43:12勝7分19敗)

ルヴァン杯:2回戦敗退

天皇杯:ベスト8

ACLE 24/25:ベスト8

 

【主な移籍情報】

入団

GK 坪井湧也←神戸

DF 井上太聖←鳥栖

MF 樋口有斗←中部大学

MF 近藤友喜←札幌

FW テヴィス←クルゼイロEC(レンタル)

 

退団

DF 埜口怜乃→沼津(レンタル)

MF 井上健太→清水

MF ジャン・クルード→上海海港

FW 植中朝日→G大阪

 

 

 

【予想システム】

→4-2-1-3

ホランド監督体制では4-4-2や3バックも試す意向を示していたが、大島体制では看板3トップの解体後もシステムは4-2-1-3に戻している。

 

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GK★★★★☆

 

満を持して復帰した朴一圭は特に最終盤に向けて圧巻のパフォーマンスを披露して残留に貢献。一時朴に代わって正GKとしてプレーした飯倉大樹も一定の働きを見せた。朴が今年で37歳、飯倉は40歳となる中で次の見通しが立っていない事が不安要素ではあるが、新たに補強した坪井湧也はその選択肢になれるか。

 

DF★★★☆☆

 

昨季はレギュラーDFを総取っ替えという衝撃的なオフとなり、シーズン途中にも永戸勝也が退団した事で、黄金期からのレギュラーは松原健のみとなった。その中でキニョーネスと昨季途中に復帰した角田涼太朗が圧倒的なパフォーマンスを見せ、加入当初は上手くいかなかった鈴木冬一も徐々にフィット。J2で台頭した井上太聖を新たに獲得し、堅いマリノスの復活を目指したい。

 

MF★★★☆☆

 

一時期と比べるとパワーダウンした印象は否めず、怪我も多かったが出場時のプレーは圧巻だったジャン・クルード、トップ下や1.5列目としてチームの得点源を担った植中朝日の退団は大ダメージと言える。とはいえ天野純が復調傾向である事はポジティブな要素で、ボランチ喜田拓也、渡辺皓太、山根陸の3人で堅さはある程度担保できている。山根はそろそろ固定レギュラーになれるような存在感を示したい。

 

FW★★★★☆

 

昨夏はマリノスの黄金期の象徴とも言えたアンデルソン・ロペス、ヤン・マテウス、エウベルの3トップが一気に解体という衝撃的なターニングポイントを迎えたが、夏に補強した谷村海那とジョルディ・クルークスが救世主的な働きを見せ、ディーン・デイビッドも一定の働きを見せた。残留に貢献した井上健太は去ったが、新たにテヴィスと近藤友喜を獲得。これまでの看板ほどの破壊力はないが、機動力はこれまでよりも計算できる。

 

総合★★★★☆

 

強い時期でもメンバーの入れ替わりは割りかし激しいチームだったとはいえ、それでも昨季の守備陣と看板3トップの一斉解体は一時代の終わりと言いますか、いわゆるポステコ路線との訣別を印象付ける出来事でした。主力の退団も数名起こったので、テヴィスや井上のフィット次第ですが、昨季後半戦のマリノスの最優先事項が残留なら今の優先事項はチームの変革でしょう。それは改革的な意味合いの強かった去年ともちょっとニュアンスが違うところで。

そういう意味ではマリノスという以上に「今年大島秀夫がどうなるのか」というところはすごく注目ですね。過去のJリーグを見ても、残留争いの救世主として続投した後に優先順位と目標の折り合いをつけられずに失敗した監督もいましたし、2022〜2023年の吉田孝之監督のように腹を決めた変革で黄金期まで持っていった監督もいた。黄金時代ほどのパワーは出せない分、攻守に於いてリレーションが重要になってくるでしょうから、その判断の連続を大島監督がどうジャッジし続けていくのかは見ものです。

 

 

 

清水エスパルス

 

監督:吉田孝行(新任)

昨季の監督:秋葉忠宏(3年目)

ホームスタジアム:IAIスタジアム日本平(静岡県静岡市)

胸スポンサー:鈴与(運送業)

ユニフォームサプライヤー:プーマ

【昨季の成績】

J1リーグ:14位(勝点44:11勝11分16敗)

ルヴァン杯:2回戦敗退

天皇杯:ラウンド16敗退

 

【主な移籍情報】

入団

GK 石川慧←甲府

DF パク・スンウク←浦項

DF 本多勇喜←神戸

MF 井上健太←横浜FM

FW オ・セフン←町田(レンタル)

 

退団

DF 山原怜音→川崎F

DF キム・ミンテ→未定

MF 矢島慎也鳥取

MF 乾貴士→神戸

MF 宮本航汰→愛媛

 

予想システム】

→4-4-2

前任の秋葉監督は4バックと3バックを併用していたが、吉田監督は一貫して4バックを志向するタイプの監督。ただ昨季までの第3次神戸時代は4-1-2-3に固定していたが、清水では顔触れ的にもWボランチを置く4-4-2か4-2-3-1になりそう。

 

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GK★★★☆☆

 

権田修一退団の影響が不安視された昨季だったが沖悠哉が良い働きを見せ、さらにその沖から梅田透吾がレギュラーを奪うという良い循環が生まれた。二頭体制という訳ではないが、2人で争いながら育まれるレベルアップに期待したい。第3GKとして経験豊富な石川慧も迎え入れた。

 

DF★★★☆☆

 

絶対的な存在だった山原怜音、昨季後半戦を支えたキム・ミンテの退団は痛手だが、吉田監督と師弟関係とも言える本多勇喜を神戸から引き抜き、更に現役韓国代表のパク・スンウクを争奪戦の末に獲得。住吉ジェラニレーションや高木践など成長著しい選手も揃えている。懸念は山原の抜けた左SBだが、SBもこなせる本多やパク・スンウクの獲得は左SBも見据える意味合いもあるか。

 

MF★★★★☆

 

来日初年度ながら優秀選手賞に輝く活躍を見せたマテウス・ブエノ、E-1で代表選出を果たすほどに成長した宇野禅斗のWボランチはリーグ屈指のWボランチとなった。一方で昨季後半に宇野が離脱した際には不安定感も見せた為、弓場将輝や嶋本悠大がどこまで2人を脅かせるかはポイントに。乾貴士矢島慎也という創造性を発揮できる2人が抜けたダメージは大きいが、井上健太の獲得や中原輝の完全移籍でよりサイドアタックに振り切った人選になった。

 

FW★★★★☆

 

レンタルではあるが、2022〜2023年に在籍していた韓国代表オ・セフンが復帰。前述したように乾や矢島の退団後に同系統の選手の獲得を行わなかったが、サイドアタックの毛色を強くするスカッドにした事を思うと、北川航也や髙橋利樹などストライカータイプをFWに多く揃えた編成は理には適っている。昨季は期待外れに終わった外国籍FW2人が機能すればかなり力強い前線になるが。

 

総合★★★☆☆

 

秋葉監督→吉田監督への監督交代はスタイル的には遠くないものを持つだけに、コーチ陣が総入れ替えとなった印象とは裏腹に一定の連続性はあると思いますし、個人の裁量の余白を多めに残しておいた秋葉体制から、守備に於ける基準の設定を明確に定める吉田監督への交代は流れとしては自然ではあるでしょう。乾退団の戦力なダメージやショックは大きいと思いますが、その後の吉田監督招聘や補強動向を見ると、チームの方針としての整合性は取れていると言いますか、少なくとも補強方針としての矛盾は無いとは感じました。

そういう意味ではチームとしての仕上がりはそれなりに早いんじゃないかなと思いますし、神戸時代がそうだったように「勝ちながら基準を上げ続ける」というフェーズに上手く乗せられるかどうかが肝なのかなと。

 

 

 

名古屋グランパス

 

監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ(新任)

昨季の監督:長谷川健太(4年目)

ホームスタジアム:豊田スタジアム(愛知県豊田市)

胸スポンサー:トヨタ自動車(自動車メーカー)

ユニフォームサプライヤー:ミズノ

【昨季の成績】

J1リーグ:16位(勝点43:11勝10分17敗)

ルヴァン杯:2回戦敗退

天皇杯:ベスト8

 

【主な移籍情報】

入団

DF 宮大樹←札幌(復帰)

MF 吉田温紀←愛媛(復帰)

MF 小屋松知哉←柏

MF 高嶺朋樹←札幌(レンタル)

FW マルクス・ヴィニシウス←今治

 

退団

GK 杉本大地→相模原

GK 児玉剛→引退

MF 加藤玄→大宮(レンタル)

FW キャスパー・ユンカー→未定

 

予想システム】

→3-4-2-1

ミシャと言えば3-4-2-1、3-4-2-1と言えばミシャ。もはや代名詞ゆえに今季も3-4-2-1が自然。名古屋は長谷川監督時代から完全に3バックに移行していたので、数年前から3バックを踏まえた補強になっていた事は好材料

 

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GK★★★★★

 

ランゲラックが抜けた穴を埋めるべく獲得したシュミット・ダニエルは怪我の影響で殆どプレーできなかったが、プレーさえできれば日本屈指のGKであることに違いはない。何よりピサノアレックス幸冬堀尾のブレイクは昨季の大きなトピックで、序盤戦は不安定だった武田洋平も終盤戦は好パフォーマンスを見せた。正GKを狙える選手を3人擁する豪華な体制に。

 

DF★★★★☆

 

昨季途中のレンタル移籍から復帰した宮大樹を含めて昨季と同じメンバーとなった。2024年に覚醒した三國ケネディエブスの伸び悩みこそ誤算だったが加入した佐藤瑶大が一定のパフォーマンスを見せ、海外移籍していた藤井陽也も復帰。ペトロヴィッチ監督ゆえにボランチをCBコンバートする可能性もあり、既に高嶺朋樹は3バックでテストされているとも。

 

MF★★★★☆

 

30代後半に突入する稲垣祥は未だJ1屈指のボランチである事を証明。CB起用の可能性も高いが高嶺朋樹の獲得にも成功し、森島司も今季はボランチになりそうな印象がある。WBには小屋松知哉を獲得し、右WBも昨季は10代の森壮一朗が台頭。攻撃的なWBを多く揃えた事はミシャ体制との親和性も高そう。

 

FW★★★★☆

 

永井謙佑や山岸祐也を擁するところに昨季はマテウスカストロが復帰して木村勇大も夏に獲得。今季はJ2ベストイレブンにも選ばれたマルクス・ヴィニシウスも迎え入れた事を思うと、タレント自体は間違いなく揃っている。とはいえ2024年以降の名古屋は永井以外がほぼ通年稼働できていない状態が続いていたので、今季こそはちゃんと稼働してほしい。

 

総合★★★★☆

 

オフシーズンの立ち回りはすごく上手くいったなと。監督・GM・強化部長こそ総入れ替えとなったものの、メンバーに関しては去年のメンバーをほぼほぼ維持した上で、小屋松、高嶺、ヴィニシウスというタレントを迎え入れた事はすごく素晴らしいオフになったなと思います。わかりやすく選手層の積み上げができたと思うので。

名古屋の場合は長谷川健太ペトロヴィッチの監督交代は前者に堅守速攻のイメージがある事から方針転換とも思われがちですが、前へのベクトルの向け方は方向性が違えども似ている部分のある両監督だと思うので、マインドセットみたいなところでの違和感はそこまで大きくないのかなと。むしろペトロヴィッチ監督はチームを仕込む速さに定評のある監督なので、一本槍的に見られるよりも先に走り切れるハーフシーズンは名古屋にとってむしろチャンスなんじゃないかと見ています。

 

Part4(京都サンガFCガンバ大阪セレッソ大阪ヴィッセル神戸)につづく

 

 

ではでは(´∀`)