RK-3はきだめスタジオブログ

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ジャッジ〜2026明治安田J1百年構想リーグEAST第3節 鹿島アントラーズ vs 柏レイソル マッチレビュー&試合考察〜

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ミャクミャクが万博記念公園に来たそうで

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビューは2026明治安田J1百年構想リーグEAST第3節、鹿島アントラーズ vs 柏レイソルの一戦です!

 

Jリーグをもっと楽しめる(かもしれない)、2026百年構想リーグ開幕ガイド作りました!是非お使いくださいませ!

 

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昨季の最終節、運命はこの2チームの手の中に握られていました。

京都、広島、神戸とのレースを出し抜いて最終節まで辿り着いた2チームが最後に迎えた結末はまさしく蘇った王者と美しく戦い抜いた挑戦者。両者にとって26-27シーズンは優勝チームにしか許されない夢を狙う者、届かなかったあと一歩を追う者という構図でシーズンを終え、迎えた百年構想リーグ。内容的には芳しくない展開もありながらもどうにか勝点を積み、彼らにとってはマストであろう最初で最後のタイトルを目指す鹿島と、ここまでは悩ましい時期が続く柏と…昨季とは異なる状況でこの序盤戦を迎えています。

鹿島は悩めるチームも多い中で一つ抜け出すのか。柏が昨季のレールに乗り直すためのきっかけを掴むのか。メルカリスタジアムの地、両者が再び相対します。

両チームスタメンです。

 

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1-0で勝利した前節横浜FM戦に続いてホーム2連戦となった鹿島は先発を3人変更。両SBは2人とも交代して今日は溝口修平が今季初先発となりました。ボランチは知念慶がスタメンを外れて前節は出場停止だった三竿健斗が復帰。ボランチとSBはこかまでの3試合でいずれも異なる組み合わせで挑んでいます。

開幕から2連敗中。特に2試合で4得点を取りながら7失点という状況の柏は1-2で敗れた東京V戦からメンバーを4人変更。GKには小島亨介が復帰した他、3バックの左右は杉岡大暉と馬場晴也でスタート。ボランチには今日は小西雄大が入っています。スタメンの杉岡、ベンチスタートの犬飼智也、仲間隼斗、垣田裕暉は古巣対決です。

 

 

 

本日の会場は茨城県鹿嶋市、メルカリスタジアムです。

昨年から親会社でもあるメルカリが命名権を導入したことで「メルカリスタジアム」となったこのスタジアム。思えばメルカリスタジアムとしての初陣は真夏の首位天王山となった昨年の歌詞vs柏のカードでしたが、このスタジアムを日韓W杯に向けて大規模改修した後のこけら落としの試合も鹿島vs柏でした。Jリーグが始まった1993年からこの場所で息づくスタジアムはまさしく鹿島というクラブの全てであり、Jリーグという歴史に於いても決定的なポイントだった訳ですが、新たに2033年の完成を目指して隣接する卜伝の郷運動公園に新スタジアムを建設することが発表され、現スタジアムは新スタジアム完成後に一部を残して解体する方針との事。カウントダウンが刻まれ始めたこのスタジアムで、一つでも多くの思い出を築いて欲しいところです。

 

 

 

お互いに立ち上がりはセーフティーな試合の入りとなりました。

柏もワイドなポジションを取ってボールを回していきますが、立ち上がりは鹿島の守備の状況を伺うようにボールを動かしながら立ち位置を探るような展開に。一方の鹿島も自陣でボールを持った際にはそこまでカウンターを叩き込むような形でもなく、鹿島も鹿島で一旦は後方で繋ぎながらリズムをどこから作り出すのかを伺うような、両者共に探り探りのような状況で進んでいました。

 

 

 

すると柏は徐々に小泉がサイドに流れたところで起点を作るようになり、じわじわと柏が流れを作るようになってきました。

23分、柏は波状攻撃。右サイドで小泉がインサイドに巧みな浮き玉のボールを送ると、細谷真大の落としに反応した山之内佑成をGK早川友基が倒してしまって柏がPK獲得!しかし細谷が試みたパネンカにGK早川は全く動じずに正面でキャッチ。柏は昨季に続いてこのスタジアムでのPKを決め切れず。31分にも小泉のスルーパスに抜け出した細谷がチャンスを迎えますがここも捉え切れません。

 

 

 

そんな中で37分、カウンターのチャンスに抜け出したレオ・セアラが中川敦瑛に倒され、やや遠い位置でFKを獲得。

このチャンスに樋口雄太が右サイドの深くに柔らかいボールを入れると、相手が一気に押し下げたところに走り込んだ鈴木優磨がワンタッチで巧みな折り返し。1人だけ残っていてどフリーだったレオセアラは後は仕留めるだけ!そのミッションを完遂したレオセアラのフィニッシュで鹿島が先制。

 

 

その後はリードを奪った鹿島の方が自分達のリズムを掴み、基本的にはブロックを組みながらも前に出てきたWBはボランチの背後を上手く剥がしながら前線への活路を見出していました。

追加点までは至らずも、先制後は安定した状況を構築した鹿島が1点リードで前半終了。

 

 

 

柏は後半から三丸と山之内を下げて小見洋太と久保藤次郎を投入。WBをより攻撃的な人選にして反撃を狙う柏は前半よりも一層高いポジションを取った状態でボールを動かし始めました。

しかし再び刺したのは鹿島。53分、樋口のシュートがブロックされて得た右CKを樋口が蹴り込むと、中央で植田直通がドンピシャで合わせて鹿島追加点!柏からすれば文字通り出鼻を挫かれた格好に。

 

 

柏は細谷を下げて山内日向汰を投入。1トップを瀬川祐輔として、1トップ2シャドーのところにより機動力を生み出す形に変更。一方の鹿島も64分に溝口とエウベルを下げて林晴巳と小川諒也を投入します。

73分には小泉と瀬川を下げて仲間隼斗と垣田裕暉も投入した柏は76分には小見が好機を得ますがこのシュートも鹿島守備陣の前に阻まれて得点を取りきれず。一方の鹿島はリードを奪った中で、とにかくワイドに拡げて柏をプレスに走らせるのらりくらりとしたポゼッションを展開しながら、巧みに時間を使いながら隙を見せたタイミングに殴り込む上手な戦いぶりを見せていました。

 

 

 

結局柏は鹿島に手綱を握られたような試合展開を覆すことができず試合終了。

横綱相撲のような試合展開に持ち込んだ鹿島が90分での2連勝!一方の柏はこれで開幕から3戦連続で90分負け。3連敗かつ勝点0となりました。

 

 

 

基本的に柏は目指すスタイルをハッキリと持っていて、かつそれを徹底的に遂行しようとしてくる…という全体がある中で、柏に対してはとにかく彼らの連動性、連続性を柏が保持している時にも、或いはトランジションの局面でも出させてはいけない…というところがあります。その点で言うと、今日の鹿島はとにかくゲームを連続性を出しに行く柏をスローテンポに絡めとるようなプレーを心がけていたように見えました。

元々鬼木監督は川崎でポゼッションをやっていた監督ではありますが、今季の鹿島がやっているポゼッションはビルドアップのように攻撃の準備としてのポゼッションというよりは、ローブロックを組んで相手にプレスで走らせる、万が一相手に奪われたとしても相手がショートカウンターをすぐに出さないように距離感を分断させる、そして間延びしたスペースに対してアタッカーが走り込めるようにする為…いわば相手の躍動を殺しに行く為のポゼッションという印象が強いですね。同時にそれは鹿島アントラーズというクラブが持つ毛色であったり、今のタレントのクオリティとタイプに上手く合致したやり方でもあると思います。その点ではライン統率で存在感を発揮できる植田と、ゆっくり回しながら一瞬見えたタイミングに鋭いロングフィードを送り込めるキムテヒョンのCBはドンピシャなんだろうなと。

 

 

加えて鹿島は全員が高い集中力でもって、攻守に於いてチームでも、或いは個人でも「行く」「行かない」のジャッジを誰も失敗しなかった。そういう表現はプレスの場面でチーム全体の意思の統一でもそうですけど、鹿島の場合は個人間でそれぞれ判断するシチュエーションや攻撃面でもその部分が見られました。わかりやすかったのは先制点のシーンで、もちろんあのプレーはデザインされたセットプレーとしてパターン的に練習していたプレーでもあるのでしょうが、樋口のFKに対して「行った」鈴木と「行かなかった」レオセアラが「全員行った」柏守備陣との間にギャップを作った。逆に柏は終盤になるにつれてチームとしての正解とジャッジの基準を見失っていったような感覚があるので、判断の正答率みたいなものがそのまま鹿島と柏の結果を左右したような印象はあります。

 

J1百年構想リーグ第3節分のうれしはずかしじゅんひょうのコーナーは京都サンガFCvsアビスパ福岡戦のマッチレビューページに記載しています

 

 

メルカリ、買ったことあるけど売ったことない

ではでは(´∀`)