
そういえばフェブラリーステークスもあんじゃん
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは2026明治安田J1百年構想リーグWEST第3節、ファジアーノ岡山 vs ガンバ大阪の一戦です!
【Jリーグをもっと楽しめる(かもしれない)、2026百年構想リーグ開幕ガイド作りました!是非お使いくださいませ!】
↓
【オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ!】
↓
【2026年W杯の当サイト的テーマソングを勝手に作りました。】
↓
過去を繋いで未来に羽ばたく為の今シーズン。それは大きな変化を前にしたJリーグ全体にも言えますが、ガンバにとってもそうでしょう。
ダニエル・ポヤトス監督との笑顔でのサヨナラを経て迎え入れたイェンス・ヴィッシング監督の下、ポヤトス体制の要素も流しながら新たなマインドセット、新たな解釈でもって新しいスタイルを推し進めるガンバは、その背景も踏まえるとここまでは悪くないシーズンを過ごしていると思います。最初の3試合は内容は示せていたけど結果が、そしてゴールという数字がついてこなかった。しかし浦項とのACL2を制して一つの扉を開けた時、ガンバは新しい時代へと踏み出していく…それを示せるかどうかは今日の試合が全てです。さあ、百年構想リーグで初めての90分勝利を!
両チームスタメンです。


前節名古屋戦からはメンバーを4人入れ替えた形のガンバですが、直近の浦項戦からは中2日ながらも浦項戦からのメンバー変更は安部柊斗のところに美藤倫を入れた1人のみ。福岡将太と佐々木翔悟の負傷離脱が発表されて手薄になったDFの控えには池谷銀姿郎が名を連ねた他、ルーキーの山本天翔もベンチ入りを果たしています。
福岡、広島と2試合続けてPK戦負けの岡山は前節広島戦からのメンバー変更は3人。小倉幸成が出場停止のボランチには藤井海和が入り、右WBには開幕2試合で先発した松本昌也ではなく新加入の白井康介が移籍後初スタメンを飾りました。
本日の会場は岡山県岡山市、JFE晴れの国スタジアムです。
/
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) 2026年2月22日
🗣「ファジアーノが岡山の街を変えています」
\
Little Glee Monsterの『For Decades』にのせて、試合前から高揚感に包まれたスタジアム💪#Jリーグ pic.twitter.com/4emUcQgbNj
過去に2度国体を開催しているスタジアム。女子陸上界のレジェンドである人見絹枝と有森裕子の銅像が建立されているこのスタジアムは津島遺跡にも隣接しており、場内に設置されているミュージアムは岡山県のスポーツと津島遺跡の資料がセットだそうで。会場の基本デザインはN700系新幹線なども手がけた水戸岡鋭治氏によるものです。
岡山にとってはこれがホーム開幕戦とあって、応援ハリセンやJAとコラボしたバッジのプレゼント、さらには紅白餅投げまで実施されるとの事。また、今日の試合ではLittle Glee Monsterも来場します。昨季はホームゲーム全試合完売という快挙を達成しましたが、ホーム2試合目のガンバ戦が平日ナイトゲームながら完売した事は岡山ブーストの始まりだったような気も。そう言えばガンバノミクスの時は岡山戦でコピペ作られたりしてましたね…。
それではここで伝説の2013年ガンバ大阪J2興行(通称ガンバノミクス)岡山編の2chコピペをご覧ください pic.twitter.com/DotMCON5xJ
— RK-3 (@RK3_gsgb) 2025年2月26日
立ち上がりの出足が良かったのは岡山でした。基本的にハイラインの状況をキープしておきたいガンバでしたが岡山が序盤から積極的にプレス+ショートカウンターの場面を作った事でガンバはどうしても低いラインから攻撃を始めなければならない状況になり、そのビルドアップを岡山に狙われる形に。岡山は5分に宮本栄治、6分には河野孝汰が立て続けに好機を作っていきます。
14分、岡山のCKに際してエリア内での江坂任と中谷進之介の競り合いが中谷のファウルを取られてPK献上。これをルカオに仕留められて岡山が先制。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) 2026年2月22日
🏆 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第3節
🆚 岡山vsG大阪
🔢 1-0
⌚️ 14分
⚽️ ルカオ(岡山)#Jリーグ pic.twitter.com/KbYX1AkrJa
その後もガンバは岡山のプレスを前になかなかラインを上げられず、今季はSBを高くワイドな位置に置いてボランチとCBでビルドアップしていく形を採っているがゆえに、やや相手のプレスがターゲットを絞りやすい名古屋戦や浦項戦でも露呈した課題をそのまま突かれるような岡山の守備を前に、山下諒也が何度かチャンスを作ったロングボールからの好機を作る事はできましたが、これまでの試合のように高い位置をキープした上でボールを動かしていく局面まではなかなか作れません。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) 2026年2月22日
🏆 明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド 第3節
🆚 岡山vsG大阪
🔢 1-0
⌚️ 14分
⚽️ ルカオ(岡山)#Jリーグ pic.twitter.com/KbYX1AkrJa
そんな中でも32分、三浦弦太がボールを持った時にジェバリがビルドアップのところに関与すると入れ替わるように前線に出た美藤倫が見事なコントロール&ラストパス!そこに抜け出したヒュメットがご自慢のフルパワーモード爆発の一撃でガンバ同点!!百年構想リーグ初ゴール!!
難しい試合展開ながら状況に応じて機転の効いた振る舞いを見せたジェバリと美藤、そしてヒュメットを含めた3人がそのスキルを見せつけるようなゴールで、岡山に閉じ込められた試合展開に風穴を開けます。
🎥ゴール動画
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) 2026年2月22日
🏆明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド 第3節
🆚#ファジアーノ岡山
⌚32分
⚽#デニスヒュメット
見逃し配信は▶️@DAZN_JPN
登録は▶️https://t.co/cmHuKWbwHj#ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA pic.twitter.com/X8xNRG0WgF
ただ試合展開としては同点に追いついても難しい展開は続いており、ガンバがライン設定に手間取るような状況は常に岡山に作られていました。40分にはセカンドボール争いを制した岡山が江坂のパスを"これぞ"とでも言うべき身体の使い方でマイボールにしたルカオが豪快なシュート。ここはGK東口順昭が好セーブで阻止。
前半は最後までガンバペースに持ち込むには至らないながらも、最低限同点には追いついて見せる個人の質は見せて前半を終えます。
後半からガンバはジェバリと初瀬を下げて南野遥海と奥抜侃志を投入。奥抜は左SB、そしてこれまではヒュメット⇆南野の交代が多かったのでこの2人が同時にピッチに立つのは今季初という形にして後半に挑みます。
後半は前半ほど岡山のファーストプレスがハマらなくなってきた事、ガンバもサイドのところで食野と山下がマイボールの時間を増やせるようになってから高いラインを護持してそこをベースにボールを動かすというここまでの試合で良かった部分が少しずつ戻ってきました。ただ後半最初の決定機は岡山で、60分には左サイドからのグラウンダーのクロスをルカオのポストプレーから宮本栄治、ルカオ、白井康介が連続シュート。しかし宮本と白井のシュートはGK東口ファインセーブ、ルカオのシュートはクロスバー直撃でなんとか阻止。東口は74分にも途中出場木村太哉のミドルを好セーブ。
ただ後半の立ち上がりとは打って変わって、再び岡山がプレスを貴重に前線でリズムを作り始めるとガンバは64分に食野と美藤を下げて名和田我空とデビュー戦となる山本天翔を投入。
すると76分でした。岡山がガンバの左サイドでビルドアップを図ると南野がプレスに行ってパスミスを誘発。これを回収した鈴木の同サイドへのスルーパスに抜け出した山下のシュートは相手にブロックされるも、守備から自らゴール前に入っていった南野がワンタッチで決め切ってガンバ逆転!!ヴィッシング体制ではジェバリやヒュメットのような選手がいる中でも重宝されている男が遂に目に見える結果を出した!!
🎥ゴール動画
— ガンバ大阪オフィシャル (@GAMBA_OFFICIAL) 2026年2月22日
🏆明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド 第3節
🆚#ファジアーノ岡山
⌚76分
⚽#南野遥海
見逃し配信は▶️@DAZN_JPN
登録は▶️https://t.co/cmHuKWaYRL#ガンバ大阪 #GAMBAOSAKA pic.twitter.com/NQ6wsLUTXK
81分にはロングボールに対して三浦のマークを振り切った途中出場のウィリアム・ポポが決定機を迎えますがGK東口がまたしてもファインセーブで弾き、こぼれ球も今季から左SBにも挑戦する奥抜がしっかりと絞ってクリア。
高さとパワーのある岡山の攻撃陣の圧力にも苦しめられましたが、終盤に投入されてプロデビューを果たした池谷銀姿郎もふくめてしっかりと跳ね返して試合終了!ACL2浦項戦に続き、百年構想リーグでも初の90分勝利達成!!昨季はダブルを喰らった岡山にリベンジを果たしました!!!
ヴィッシング体制の公式戦はこれが5試合目ですが、内容的にはこの5試合の中で最も苦しいゲームだったなと思います。名古屋戦や浦項戦も終盤の彼らの猛攻は驚異的だったながらもトータル的な内容ではガンバのゲームでしたが、この試合は内容としては…少なくともゲームプランが奏功したのは岡山の方でした。
木山隆之監督は対戦相手に応じてハイプレスやローブロックを使い分けてきますが、岡山はガンバのビルドアップ時にハイプレスを仕掛けてガンバDF陣の誘発を狙う……これだけなら名古屋や浦項もガンバに対してやってきた事ではあるんですが、岡山は最初にルカオに対して長いボールを入れる事でガンバ陣内の深い位置をスタートラインにする。その上でガンバにボールを奪われたとしてもルカオがファーストDFとしてプレスに行きながらチームを押し上げていく事で、ガンバが低い位置でボールを動かさなければならない状況を作っていました。今のガンバの攻撃はSBを高い位置に置いた5レーン的な立ち位置を取りたいチームという事もあって、ラインを押し下げられる事で攻撃の為に必要な距離が長くなってしまう状況は結構キツいんですよね…岡山はそこを上手く突いてきたと思いますし、なんとか状況を翻そうと長いボールを使った時のセカンドボールは両チームが奪い合う権利を持つような状況にもなりますから、岡山はそれを繰り返してガンバの距離感を遮断していった。ガンバも前半からいくつかチャンスはあったとはいえ、これまでの試合のように押し込んで…というよりは山下の裏抜けが主で、現にヒュメットの同点弾も直線的な展開が通ったシーンではありましたし。
その辺りはさすが木山隆之と言わざるを得ないというか、本当にイヤ〜なところ突いてくるなあと思いますし、それに応える岡山イレブンも見事だったなと。
木山隆之ほんと気持ち悪い(褒めてる)
— RK-3 (@RK3_gsgb) 2026年2月22日
今のガンバが何されたら嫌ってこと全部やってきやがる
ただその中でガンバも、その状況状況に応じた振る舞いを実行出来ていたと思います。
それこそヒュメットの得点シーンは押し込むというよりも縦パスを直線的に通す事で歪みを縫おうとするようなアプローチでしたし、岡山がハイプレス気味に押し込む展開に持ってきてからは、これまでの4試合のように押し込もうとするよりも最前線と中盤の間にスペースを少し空けておく事で余白で流動性を取ろうとした。南野のゴールに繋がる展開はそういう工夫でもたらした得点でしたし、そもそもファーストDFとなった南野、回収して良いパスを供給した鈴木と反応した山下も同じビジョンを共有出来ていた事になる…と。奥抜も慣れないSBなりにチームとしての組織の下でタスクを全うしようとしていましたし、出てきた選手にどのような役割をこなしてもらうのか。その上で…ヴィッシング体制なら特に山下や食野、鈴木に南野が該当するように、選手の個性というか専門性をどう組み合わせていくか。そこの引き出しの多さを示すように手を替え品を替えながら結果に繋げていった。これはすごくお見事でした。しかも中2日、負傷者続出という中でこれをやり切った訳ですし、最初にバッとチームの方向性を提示して表現しながら、少しずつ戦い方のキャパシティーも拡げていく…5試合終わった程度でここから先のことなど何も言えないですが、少なくともこの5試合のプロセスはすごく良い形で進んでいると思います。
内容的には苦しい時間も多く、必ずしも満足いく試合展開ではなかったからこそ強調される素晴らしいパフォーマンス、未来のある手応えというものものある。この岡山戦はガンバにとってそういうゲームだったんじゃないかなと。というか東口すげえよ…。
【J1百年構想リーグ第3節分のうれしはずかしじゅんひょうのコーナーは京都サンガFCvsアビスパ福岡戦のマッチレビューページに記載しています】
ハセケン解説のガンバ清水楽しみすぎる
ではでは(´∀`)