RK-3はきだめスタジオブログ

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過去の日本vsイングランドを振り返ろう!

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ばーいしこ

ばーいしこ

 

どーもこんばんは

 

さてさて、いよいよ!!

日本代表vsイングランド代表です!!!

 

 

 

言わずと知れたサッカーの母国、イングランド。

2026年大会に向けた彼らは長すぎる歴史を持つイングランドの歴史の中でも史上最強では?との呼び声も高いチームですが、それ以上にサッカーの母国、世界最高峰プレミアリーグのオールスターチームのような連中と戦えるロマン、楽しみもある事でしょう。その結果が存在を見せつける大金星でも、差を突きつけられる大敗だとしても、大きなトピックとして語り継がれていくはずです。

という訳で今回は、過去3度行われた日本vsイングランド戦を振り返っていきます。

 

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#1 聖地で起こしかけた衝撃

アンブロカップ

イングランド2-1日本

1995年6月3日14:00@ウェンブリー・スタジアム

イングランド得点者:D・アンダートン(48分)、D・プラット(88分)

日本得点者:井原正巳(62分)

 

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日本代表が初めて聖地・ウェンブリーに乗り込んだ記念すべき試合。イングランドは翌年にUEFA EURO 1996の開催を控えていた為、そのプレ大会として開かれたアンブロカップにブラジル、スウェーデンと共に招待され、その開幕戦としてウェンブリーでのイングランド戦が実現した。現在のウェンブリー・スタジアムは2000年に閉場した後に建て直されたなので"ツインタワー"とも称された旧スタジアムでの試合はこれが唯一である。

1995年より就任した加茂周は唯一の海外組だった三浦知良を中山雅史との2トップに配置した3-3-2-2のシステムを採用。一方のイングランドはアメリカW杯の出場を逃した再建期の中、怪我人の影響で主力を数名欠きながらも、当時得点王を獲得した直後で波に乗っていたアラン・シアラーを中心に古き良きプレミアのスタープレーヤーが顔を揃えていた。現地のパンフレットで三浦知良を紹介するページの写真が三浦泰年になっているくらいには"知られていないチーム"だった日本だが、試合は想像以上の健闘を見せる。前半から耐える場面が多かったが極端に押し込まれていたほどでもなく、三浦や森島がキレのあるプレーを見せてチャンスも作っていく。後半開始早々に先制点を許した日本だったが、62分に三浦のCKを井原が合わせてウェンブリーで日本人初ゴール!試合を振り出しに戻す。

その後イングランドは当時のスーパースターながら前監督とソリが合わず、これが代表復帰戦となったポール・ガスコインを投入。しかし試合終了間際、イングランドのセットプレーからプラットが放ったシュートを一度はGK前川和也(前川黛也の父親)が弾くも、こぼれ球にスケールズがボレーシュート。これを柱谷哲二が最後の最後で手で掻き出し、自身の退場と引き換えに大ピンチを凌いだが、そのPKを決められて敗戦。世界を知ることすら容易でなかった時代に大激闘を演じるも、あと一歩届かなかった。

ちなみに森保一監督は当時は現地のパンフレットにも注目選手として開催されていたが、この試合では遠征には帯同したもののベンチを外れている。

 

【招集メンバー】

GK1 小島伸幸(ベルマーレ平塚)

DF2 名良橋晃(ベルマーレ平塚)

DF3 柳本啓成(サンフレッチェ広島)

DF4 井原正巳(横浜マリノス)

DF5 柱谷哲二(ヴェルディ川崎)

MF6 山口素弘(横浜フリューゲルス)

MF7 森保一(サンフレッチェ広島)

MF8 北澤豪(ヴェルディ川崎)

FW9 黒崎比差支(鹿島アントラーズ)

FW11 三浦知良(ジェノア)

DF12 神田勝夫(セレッソ大阪)

GK13 前川和也(サンフレッチェ広島)

FW14 中山雅史(ジュビロ磐田)

MF15 森島寛晃(セレッソ大阪)

FW16 福田正博(浦和レッドダイヤモンズ)

DF17 小村徳男(横浜マリノス)

MF18 藤田俊哉(ジュビロ磐田)

MF19 田坂和昭(ベルマーレ平塚)

DF20 相馬直樹(鹿島アントラーズ)

MF21 沢田謙太郎(柏レイソル)

GK22 下川健一(ジェフユナイテッド市原)

 

 

 

#2 ジーコジャパンに夢を見た90分

国際親善試合

イングランド1-1日本

2004年6月1日20:00@シティ・オブ・マンチェスター・スタジアム

イングランド得点者:M・オーウェン(22分)

日本得点者:小野伸二(53分)

 

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「ジーコジャパンで最も印象的な試合は?」という質問を投げかけた時に多くの人が挙げる試合はアジアカップ2004やコンフェデ杯でのフランス戦とブラジル戦、W杯本戦直前のドイツ戦、そしてこのイングランド戦だろう。イングランド遠征に挑んだ日本は3-2で勝利したアイスランド戦から中2日でこの試合に挑んだ。会場はウェンブリーが建て替え工事中だった為、2年前に開場したシティ・オブ・マンチェスター・スタジアム(現:エティハド・スタジアム)で行われている。

現在のイングランドは史上最強との呼び声も高いが、以前に史上最強とも騒がれていたのが日韓W杯〜ドイツW杯頃のメンバーで、スタメンには当時のベストメンバーとも呼ぶべき面子を揃えていた。対する日本も中田英寿こそ欠きながらも、中田を除く"黄金の中盤"を3-5-2のミドルゾーンに配置してこの試合に挑む。序盤からイングランドの猛攻を受けた日本は宮本恒靖を中心に凌ぐも、22分にはジェラードのシュートをGK楢﨑正剛が弾いたところをオーウェンに決められて失点。それでも失点してからは中村俊輔を中心にチャンスを増やし始めた日本は後半、中村のスルーパスに抜け出した三都主アレサンドロがワンタッチで折り返したところを小野伸二がワンタッチで流し込んで同点!この中村→三都主→小野の流れを「日本代表史上最も美しいゴール」と称する人も少なくない。

その後のイングランドはメンバーを入れ替えながらの試合になったとはいえ、圧倒的な実力差があったはずのイングランドを相手に一進一退の攻防を繰り広げた日本。欧州に人脈を持つトルシエ、世界的に圧倒的な知名度を誇るジーコの影響で強豪国との親善試合が増え、日本人選手の欧州進出も劇的に増えていたこの時代。少なくとも世界の壁にぶつかれるようになっていた時期を象徴する激闘として今なお記憶されている。

 

【招集メンバー】

GK1 楢﨑正剛(名古屋グランパス)

DF2 田中誠(ジュビロ磐田)

DF3 坪井慶介(浦和レッドダイヤモンズ)

MF4 遠藤保仁(ガンバ大阪)

DF5 宮本恒靖(ガンバ大阪)

MF6 稲本潤一(フルハム)

MF8 小笠原満男(鹿島アントラーズ)

FW9 久保竜彦(横浜F・マリノス)

MF10 中村俊輔(レッジーナ)

FW11 鈴木隆行(ヒュースデン・ゾルダー)

GK12 土肥洋一(FC東京)

FW13 柳沢敦(サンプドリアUD)

MF14 三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)

MF15 福西崇史(ジュビロ磐田)

MF16 藤田俊哉(ジュビロ磐田)

DF17 三浦淳宏(東京ヴェルディ1969)

MF18 小野伸二(フェイエノールト)

FW19 本山雅志(鹿島アントラーズ)

FW20 玉田圭司(柏レイソル)

DF21 加地亮(FC東京)

DF22 中澤佑二(横浜F・マリノス)

GK23 川口能活(FCノアシェラン)

DF25 茶野隆行(ジェフユナイテッド市原)

 

 

 

#3 ターニングポイントは奇々怪々!?

国際親善試合

日本1-2イングランド

2010年5月30日14:15@UPCアレーナ

日本得点者:田中マルクス闘莉王(7分)

イングランド得点者:オウンゴール(72分,83分)

 

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南アフリカW杯に向けた練習試合。日本は合宿地のオーストリアでイングランド、コートジボワールとの試合を行ってから南アフリカ入りするスケジュールになっていたので、この試合はイングランドではなく中立地開催となっている。また、日本既にW杯メンバー23名は発表済みだったが香川真司などサポートメンバーとして帯同していた4選手もベンチ入りしており、一方のイングランドは30名の最終候補メンバーでこの試合に臨んでおり、2日後に控えた最終メンバー発表前最後の試合というシチュエーションだった。

4月のセルビア戦、5月の韓国戦で惨敗を喫し国内のW杯ムードはお通夜状態、ヒートアップしているところから聞こえる声はほとんど"岡田武史監督更迭論"という状況ながら、日本は7分に遠藤が右CKをマイナス気味にグラウンダーのボールを送り、走り込んだ闘莉王が右足を振り抜くという今で言うデザインプレーのような形で先制に成功。稀代の名将、ファビオ・カペッロを招聘しながらもやや難しい時期に入っていたイングランドだったが、その後はやはりW杯モードに入りつつあるタレント集団の鋭い攻撃を受ける中でGK川島永嗣が奮闘を見せる。56分には本田圭佑のハンドで与えたPKを、直前のシーズンでプレミアリーグのMF史上最多となる22得点を叩き出していたランパードのPKをシャットアウト。史上最悪の期待感とすら言われた日本がイングランドを倒して本大会へ……かと思われたが、72分にはジョーコールのクロスを闘莉王がダイビングヘッド、83分にはアシュリー・コールのクロスに中澤がスライディングで合わせてイングランドが逆転。イングランドがどうしても破れなかった川島の壁を打ち破ったのは闘莉王と中澤という衝撃の結末で、日本は親善試合3連敗となった。

日本の先制がオウンゴール2発でひっくり返った事(+その2発があまりにも美しかった事)のみならず、本田のあまりにも露骨なハンドや岡田武史とカペッロの言い合いなど、割と日本代表史上屈指のネタ試合として知られている。一方、それまでは4-2-3-1を採用していたが阿部をアンカーとした4-1-4-1にシステムを変更し、キャプテンを中澤から長谷部に変更。エースポジションを中村から本田へ、そしてGKを楢﨑から川島に変更した初めての試合がこの試合だった。長谷部の主将デビュー戦がこの試合だった事も含めて、日本サッカーの歴史に於いてターニングポイントとなる試合でもあった。

 

【招集メンバー】

GK1 楢﨑正剛(名古屋グランパス)

MF2 阿部勇樹(浦和レッズ)

DF3 駒野友一(ジュビロ磐田)

DF4 田中マルクス闘莉王(浦和レッズ)

DF5 長友佑都(FC東京)

DF6 内田篤人(鹿島アントラーズ)

MF7 遠藤保仁(ガンバ大阪)

MF8 松井大輔(グルノーブル・フット38)

FW9 岡崎慎司(清水エスパルス)

MF10 中村俊輔(横浜F・マリノス)

FW11 玉田圭司(名古屋グランパス)

FW12 矢野貴章(アルビレックス新潟)

DF13 岩政大樹(鹿島アントラーズ)

MF14 中村憲剛(川崎フロンターレ)

DF15 今野泰幸(FC東京)

FW16 大久保嘉人(ヴィッセル神戸)

MF17 長谷部誠(VfLヴォルフスブルク)

MF18 本田圭佑(CSKAモスクワ)

FW19 森本貴幸(カターニア)

MF20 稲本潤一(川崎フロンターレ)

GK21 川島永嗣(川崎フロンターレ)

DF22 中澤佑二(横浜F・マリノス)

GK23 川口能活(ジュビロ磐田)

MF24 香川真司(セレッソ大阪)

DF25 酒井高徳(アルビレックス新潟)

FW26 永井謙佑(福岡大学)

DF27 山村和也(流通経済大学)

 

 

We Will Rock You!!!!

ではでは(´∀`)