RK-3はきだめスタジオブログ

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生々しく〜2026明治安田J1百年構想リーグWEST第12節(延期分) ヴィッセル神戸 vs 京都サンガFC マッチレビュー&試合考察〜

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寝不足には理由がある

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューは2026明治安田J1百年構想リーグWEST第12節(延期分)、ヴィッセル神戸 vs 京都サンガFCの一戦です!

 

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2026年W杯の当サイト的テーマソングを勝手に作りました。

 

 

 

前節名古屋戦、3-0というスコアで完敗を喫したサンガは一つの夢が終わりました。

この百年構想リーグはサンガにとって、開幕前に監督が高々と掲げたようにクラブ史上初めて「優勝を目指す」という形で開幕したシーズンでもありました。それゆえに優勝の可能性が消滅した事、順位の感覚がおかしくなるほどにアップダウンの激しいWESTとはいえ、9位に留まっている現状。その部分のフラストレーションには拭えないものがあります。

そんな中で衝撃が走ったのは夜中の出来事。

 

 

これから先、どのような形で物事は進んで、どのような形でこのチームが幕引きの瞬間を迎えるかはわかりません。

ただ今できることは、このチームで一つでも多くの勝点、一つでも多くの勝利、一つでも上の順位、そして一つでも良い思い出を残し、共有する事。試合当日の報道という激動が走る中で、チームがどういうまとまりを見せるのか、或いは監督が最後にどのような意地を、真髄を見せてくれるのか。このクラブが築いた、6年前にはなかった胆力を見せてくれる事…その事を期待しています。

両チームスタメンです。

 

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サンガは0-3で敗れた前節名古屋戦からスタメンを6人変更。前節はエリアスとジョアン・ペドロを前半は温存していた事もあり、インサイドハーフより前は総替えの格好になりました。WGは右に新井晴樹、左に本田風智を配置。左SBに麻田将吾が入り、麻田は2024年6月以来の先発となりました。ベンチには長沢駿とアレックス・ソウザも復帰しました。

ACLEのサウジアラビア遠征後は90分勝利のない神戸は、0-3で敗れた前節岡山戦からはサンガ同様に6人変更してきました。オプション的に3バックも使っている神戸は3-4-2-1を採用。ンドカ・ボニフェイスとジエゴは第9節岡山戦、日髙光揮は第5節広島戦以来のスタメンとなっています。

 

 

 

本日の会場は兵庫県神戸市、ノエビアスタジアム神戸です。

 

 

神戸にとってはこの試合が地域リーグラウンドのホーム最終戦です(ちなみに前節の名古屋もそうだった)。この試合では来場者で明治安田のアンケートに回答した人の中から抽選でベースボールシャツがプレゼントされるとの事。

ノエスタも元々サッカースタジアムがあった場所に、旧スタジアムを取り壊して2002年日韓W杯に向けて新スタジアムを建設した…という経緯がありました。それからもう25年ですね。W杯ではブラジル代表の3Rがプレーし、その後も2019年ラグビーW杯で使用。長らく芝問題に苦しんだりもしましたが、豊田スタジアムと同様にあの時期にこういうスタジアムを造ったことは今一度評価されるべきところでしょう。

 

 

 

立ち上がりはやや神戸ペースで試合が動きますが、サンガも神戸の前進をサイドで圧縮するように守りつつ、10分までに麻田と平岡が鋭いミドルに持ち込むシーンも生み出していました。対して神戸もミドルゾーンまで出てくるとWBとシャドーの関係性からエリア内までは侵入してきており、サンガもそこは最終ラインが上手く対応しますが、なんとか跳ね返しながら割りかしオープンな状態で試合が推移します。

16分には競り合いのこぼれ球を拾ったWBのジエゴがシャドーの位置から抜け出して決定機を作りますが、シュートはGK太田岳志が好セーブ。ただ、徐々に神戸の方がサンガ陣内でプレッシングとボールを動かすベースを構築した事で、なかなかサンガはカウンター以外で前に出る場面を作りにくくなっていきました。

 

 

 

展開としては神戸の方が押し気味に進んでいる状況は前半を通して変わらず、サンガは28分にエリアスがミドルを放ったように飛び道具的な攻撃に終始する形にはなりましたが、ある程度最後のところを締める守備はできており、神戸もポケットのところまでは侵入するけどそこからもう一本繋がらない…というお互いにとってもどかしい展開に。

とはいえ前半は神戸の方がコンパクトな陣形をサンガ陣内に構築したところからアクションを繰り返せる状況は作れており、神戸ペースで前半終了。

 

 

 

神戸は後半から日高を下げて広瀬陸斗を投入し、酒井高徳をボランチにスライドします。

後半開始早々にはサンガがチャンス。相手DFが転倒した隙を見逃さなかった麻田がエリアスへ、エリアスがジョアン・ペドロにスルーパスを送りますが、飛び出してきたGK前川黛也に阻まれてシュートまで持ち込めず。しかし後半はサンガもサイドの深いエリアを使いながら幅のある攻撃ができるようになった事で、少しずつエリアス、或いは飛び出してきたインサイドハーフがスペースを使える状況が生まれてきました。

 

 

 

しかし決定的な場面には至っていないながらも再び神戸のペースになりかけたところで曺貴裁監督は61分に麻田、平岡、本田を下げて佐藤響、中野瑠馬、アレックス・ソウザの3人を送り込みます。そこから試合がオープンな展開になると66分には中野が惜しいミドルを放つなど、サンガも持ち味が徐々に発揮できるような展開になっていきました。

迎えた73分、尹星俊のスルーパスに抜け出した新井が折り返すとエリアスが押し込んでサンガ先制!…かと思われましたが、この場面は新井のところでオフサイドを取られてゴールは認められず。直後に神戸は67分にジエゴと代えて送り込んだ永戸勝也に続き、酒井を下げて満田誠を投入。

 

 

 

しかし78分でした。

サンガのゴールが取り消された後、永戸の左CKは一度はブロックしたもののこぼれ球を拾った井手口の横パスを満田がクロス。このボールをンドカ・ボニフェイスとエンリケ・トレヴィザンが競り合い、ンドカのヘッドが吸い込まれるようにネットを揺らして神戸先制…。

 

 

81分には左サイドを突破したペドロの折り返しにエリアスがヒールキックで合わせるも僅かに枠を捉えられず。サンガは85分に新井を下げて長沢を投入しエリアスとの2トップ、中野を右サイドに置いた4-4-2気味の形にすると88分には須貝を下げて石田侑資を投入して最後の反撃に出ます。

石田が投入直後にバイタルエリアでの混戦からフィニッシュに持ち込むなど反撃の形は何度か作りながらも得点までは奪えず試合終了。サンガはこれでPK戦を含めて4連敗となりました。

 

 

 

チームとして落ち度のある負けでは無かったとは思います。最低限やるべきことは務めた。ただ神戸も神戸で落ち度になるようなポイントは無かったですし、結果として最後は神戸が押し切り、守り切った…と。

 

 

前半は神戸に押し込まれる時間が続いていて、チームとしてはなんとか、ちょっと1.5列目的に振る舞ったエリアスから新井や本田を前に出していく、そこで起点を作ってエリアスが追いつくような形で陣地回復を図ろうとしていましたし、そこの意識統一はある程度図れていたかなと思います。

しかしどうしても連戦や集中しろと言う方が酷な試合前の状況もあって、一歩目は素早く出るけど二歩目が少し追いつかない…という状況は前半は多かったかなと。神戸も守備の上手いチームですし、サンガに対して「速攻さえ成立させなければいい」というスタンスでエリアスには対応し、サイドラインからミドルゾーンにボールが出た時には潰しに行く…という形の潰し方は徹底していました。サンガからすれば、ミドルゾーンに戻すときは大抵スピードを出せない、スペースを探している時ではあるので、そこを狙われると捕まりやすくはなってしまう。そこでの不備はあったなと。とはいえ守備ではベターな選択をチーム及び個人がしっかりと取っていましたし、太田の好セーブ自体は多かったですが締めるべきポイントはしっかり締めていました。

 

 

 

対して後半は3MFの関係性と機転がすごく上手くいったなと思います。

アンカーの尹が中央のラインで深みを取るようにして守り、ペドロと中野はミドルゾーンでは激しくくる相手の守備陣を1枚剥がすようなムーブを起こしてくれた。尹も神戸が中央に入れてくるボールを巧みに制しながら彼らに繋いでいく事で、徐々に前半の神戸が維持していたコンパクト感を剥がす事には成功していました。特にペドロと中野がそこの活路を開いた事でサイドは色んな可能性を作れるようになりましたし、実際に幻の得点もそういうところから生まれた。特に途中から入って推進力を見せてくれた中野、アンカーというより"中盤とDFラインの間"のスペースを完全に制圧しきった尹の働きはチームが負けた中でもお見事だったなと。結果がこうなってしまったのでそこの言い訳はできないと思いますが、集中しようにもできない状況下の試合で見せるパフォーマンスとしては、緊張感をキープしながらパフォーマンスに務めてくれていたなと思います。

…うん、ちょっとどこか…私自身もこうして書いていて、どこかフワフワした感覚を取り除けていないんですよね、今。曺貴裁という男が去る…これはサンガの過去のどの監督退任よりも大きな転換だと思うので…。

 

 

さて、次どうなっか…

ではでは(´∀`)