RK-3はきだめスタジオブログ

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すべての過去は〜ACL2 2025/26 決勝戦 アル・ナスル vs ガンバ大阪 マッチレビュー&試合考察〜

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サウジコーヒーはあんまり口には合わなかった

(サンドイッチはめっちゃ美味しかった)

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビューは2025/26 AFCチャンピオンズリーグ2 決勝戦、アル・ナスルSC vs ガンバ大阪 の一戦です!

 

 

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2026年W杯の当サイト的テーマソングを勝手に作りました。

 

 

 

未来は僕らの手の中…どこかで聞いた、そんな言葉が頭の中をリフレインしています。

遂にこの日がやってきました。AFCチャンピオンズリーグ2、決勝戦です。

 

 

2016年1月1日、東京、味の素スタジアム。新しいスタジアムに移転する直前のガンバ大阪が9つ目のタイトルを獲得したその時、10冠という大台はすぐ近くの未来だと信じていました。

しかし月日は流れ、ガンバに待ち受けていたのはタイトルはおろか優勝争いから遠ざかり、川崎フロンターレやヴィッセル神戸といったチームが黄金期を迎える中、残留争いを強いられる日もあった。関西のJクラブで群を抜いて強かった時代は過ぎ、神戸はガンバがなし得なかった連覇を達成し、セレッソにはダービーでなかなか勝てなくなり、気がつけば去年は京都までガンバを差し置いて優勝争いを繰り広げていた。スタジアムというハード面や営業面で唯一無二のクラブブランドが確立されていく中、ピッチ上の地盤沈下はガンバ大阪というクラブの歴史、アイデンティティに陰を落とす…そういう日々の中で過ごした時代があります。

 

遠かったアジアの舞台。それがたとえ第2大会だとしても、ガンバ大阪はアジアを語る舞台へ帰ってきました。相手はアル・ナスル。サディオ・マネやジョアン・フェリックスなど、欧州チャンピオンズリーグだってそこそこ勝ててしまいそうなタレントを擁する彼らですが、その象徴はやはりクリスティアーノ・ロナウドで、サウジのバブルは彼から始まったと言っても過言ではない。何よりガンバにとって、クリロナとは18年ぶりに邂逅する事になる。奴らには象徴的な7番がいて、俺達にも象徴的な7番がいる…10冠を目指す舞台にこれほどのシチュエーションなど無いでしょう。

 

 

なによりこの大会は今のチームだけで繋いだ大会ではありません。昨年の予選を戦った黒川圭介やアラーノ、2024年の躍進で出場権を掴んだダワンや坂本一彩といった選手の貢献、そしてチームをそこまで導いたダニエル・ポヤトスの奮闘の上にこの舞台が成り立っています。

5月16日、一般的に「Jリーグの日」と呼ばれる次の日に、ガンバ大阪はJリーグのファーストゲームを迎えました。宇佐美貴史はポヤトス監督からヴィッシング監督へのリレーを「タスキを繋いだ」と表現した。同時にそれは、このクラブが織りなす全ての先人達が繰り返してきた事です。スタッフとして支えるかつての英雄がいる、そんなチームを見守るかつての偉人がいる。全ての歴史が繋がり、現在という過去と未来が交錯する唯一の場所に、こうして戦士達が集まりました。さあ行こうガンバ大阪、苦しい思い出の全てにケリをつける偉大なる勝利を!

両チームスタメンです。

 

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ガンバは直近のリーグ戦となった第16節広島戦からは2人変更。安部柊斗の第15節名古屋戦での負傷で組み合わせが注目されたボランチは鈴木徳真と美藤倫のセットとなり、安部もベンチに復帰。状態が不安視されていたイッサム・ジェバリ、準決勝第2戦は出場停止だった中谷進之介もスタメンに名を連ねました。また、ACL2では準決勝第2戦まで東口順昭が全試合フル出場していましたが、準決勝第2戦後からスタメンを奪取した荒木琉偉がこの大一番で継続してスタメン。また、昨季終盤に負傷した一森純も今季初めてのベンチ入りです。なおベンチ入りメンバーのうち、2024年の天皇杯決勝のベンチに入っていたのは中谷進之介、倉田秋、鈴木徳真、山下諒也、東口順昭、岸本武流、美藤倫、ウェルトン、ジェバリの9人です。

一部では負傷者続出という噂もあったアルナスルでしたが、ブロゾビッチこそ欠場となったものの他は軒並みワールドクラスの選手を起用。クリスティアーノ・ロナウドを筆頭にUEFAチャンピオンズリーグの優勝経験を持つ選手としてサディオ・マネが左MFに、キングスレイ・コマンがベンチに名を連ね、守備陣にもブラジル代表のベントや元バルセロナのイニゴ・マルティネスが並んでいます。

 

 

 

本日の会場はサウジアラビア、リヤドのキングサウード大学スタジアムです。

キングサウード大学が所有するスタジアムで、キングサウード大学のキャンパスからは徒歩20〜25分ほど。元々はアルナスルとアルヒラルがキングサウード大学に使用料を払って本拠地として使用していましたが(2019年に浦和がACL決勝でアルヒラルと試合した時はここでアウェイ戦を行っている)、アルヒラルが新設したキングダムアリーナに移転して以降は、スタンドをクラブカラーの黄色に染めるなどアルナスル仕様のモデルチェンジが行われています。2034年のFIFAワールドカップはサウジアラビアで開催予定ですが、リヤドで開催される5会場のうちの一つになることが既に決定しており、現在は25000人収容ですがW杯に向けて46000人収容のスタジアムに拡張される計画との事。

なお、この試合ではパナソニックスタジアム吹田に隣接するEXPO CITY内の映画館にてパブリックビューイングも開催されています。

 

 

7分には左サイドから食野亮太郎が放ったシュートが相手にブロックされて逆カウンターを受けふもガリーブのシュートはGK荒木がセーブ。そういう激しい場面はあったものの、基本的にはガンバも極端なリスクは取らず、アルナスルがボールを保持する展開の中でガンバはジェバリと食野のいる左サイドから攻撃を構築しようとする形で序盤は進みます。

 

 

 

ガンバもいつもと比べると即時奪回、マンツーマンを徹底という程ではありませんでしたが、サイドやミドルゾーンでは味方のカバーを確認したらGO、という形でのプレスを徹底していました。

ただやはりどうしても守勢に回る時間は長く、18分にはヤハヤのクロスにイニゴ・マルティネスが合わせますが荒木がセーブ。24分には右サイドからのクロスをロナウドがフリックし、ファーサイドに走り込んだマネが放ったシュートはサイドネットに。30分にはクリロナのシュートを中谷がブロックするなど耐える時間は続いていました。

 

 

 

しかし"その瞬間"は突然訪れました。

31分、ガンバは自陣からジェバリがボールを前進させて左サイドの食野に繋ぐと、ある程度持ち運んでから鈴木徳真を介して再びジェバリへ。ジェバリのパスを受けたヒュメットが冷静にゴール右隅に仕留め切ってガンバ先制!!青黒のスナイパーが己のスキルをフルに出した得点で試合が動きます!!

 

 

前半終了間際にはフェリックスのFKからクリロナが頭で合わせるワールドクラスのプレーを見せられるもギリギリで回避。

耐える時間の長い展開ではありながらも、チームとしての規律をしっかりと守りつつちゃんと攻撃のビジョンも持ってプレーし、最良のスコアを持って後半へ。

 

 

 

ガンバは後半開始からスコアラーのヒュメットを下げて南野遥海を投入。アルナスルもブーシャルを下げてアルガンカムを投入し、56分にはアルナセルを下げてアンジェロを送り込んできます。

後半は前半よりはお互いにトーンダウンした展開になり、リードを持つガンバとしてはそこでリスクを冒す必要もなく、サイドバックが幅を取りながらビルドアップの形を作ろうとするアルナスルに対してなるべくセーフティー、敵陣では南野を先頭に前線の4人がハイプレスをかける形で後半を進めていきました。61分には鈴木と山下を下げて安部柊斗と奥抜侃志を投入。左サイド今日の多い奥抜はそのまま右サイドへ。

 

 

 

するとアルナスルは66分、ヤヒアとガリーブを下げてアルナジディ、そしてUEFAチャンピオンズリーグ決勝で優勝決定弾を決めた経歴を持つキングスレイ・コマンも送り込んできます。

その後はミドルゾーンからボールを前進させ、そこから外と中の出し入れをスムーズに運ぶようになったアルナスルが再び押し込んでくる時間帯が作りますが、ガンバも最終ラインで迎撃しながら中盤の帰陣で挟み込むような守り方でシュートまでは打たせない粘り強い守りを披露。70分には食野を下げてウェルトンをピッチに入れた直後には、フェリックスのミドルがポストに直撃する場面も。

 

 

ヒリヒリする緊張感の高い試合展開の中、80分には攻撃の起点として奮闘したジェバリが負傷退場。このタイミングで象徴・宇佐美貴史が最後のカードとしてピッチに送り込まれます。

82分には相手がセットプレーでショートパスを選択。左からのクロスにシマカンが合わせますがGK荒木がきっちりと抑えてセーブ。84分には中央でアルハムダンのポストプレーから抜け出したフェリックスが決定機を迎えますが…ここは岸本がスーパーブロック!86分にはカウンターからクリロナがシュートに持ち込みますが、今度は三浦弦太が見事なカバーを見せて枠の外に弾きます。試合はいよいよ優勝までのカウントダウンを刻む時間へ…。

 

https://x.com/DAZN_JPN/status/2055737085449895945/video/1?s=46

 

試合終了!

ラスボス、アルナスルを倒して掴んだタイトルは日本勢初のACL2制覇となり、そしてクラブにとって10年ぶりのタイトル、追い続けた10冠達成となりました!!!!!!!!!!

 

 

 

優勝の喜びを前になるべく冷静にこの試合を振り返られたら、と。

基本的にヴィッシング・ガンバがこれまで強調していたのは徹底した即時奪回とハイライン、マンツーマンの守り方でした。この日のガンバはその"徹底してきた意識"をベースとして持ち合わせつつも、そこに対して応用を加えてきた…そこが一つのポイントだったと思います。

一般的に考えて、やっぱり相手のアタッカー陣…クリスティアーノ・ロナウド、サディオ・マネ、ジョアン・フェリックス、キングスレイ・コマン…この辺りの選手は欧州の第一線でゴリゴリやってきた選手で、外国籍選手以外はサウジアラビア代表クラスの選手がビシッと顔を並べている訳ですから……個人対個人の局面になるとさすがに難しいものがあるので、いつものガンバであれば即座にマンツーマンで当たって1対1で戦う状況を作りに行きますが、今日はなるべくそういう状況にはしないように意識していたように思います。

 

 

試合後に選手も「トレーニングではハイプレスを準備していたけど、暑さも考慮してミドルからプレスをかけていこうと監督から指示があった」「ミドルゾーンでと言われていたのでリスクをかけすぎないように、でもミドルにしすぎないように意識していた」とコメントをしていたように、特にこの日はボランチ、サイドのところで一回ステイすることでスピードを止める…という守りが徹底されていました。例えばサイドのところでマネがボールを持った時、いつもなら山下や岸本がすぐにぶつかりに行くけれど、この日は岸本が間合いを取る形で対峙し、スピードを止めたタイミングで山下が挟み込みに行く。中盤でも同じで、鈴木がスピードを止めたところをジェバリやヒュメットが挟み込みに行くような。「カバーを確保してからもう一人が潰しに行く」という1対2のプレスの形をうまく作れていたと思います。

そういう意味では象徴的だったのは50分の場面でした。シマカンからの縦パスを受けたクリロナのポストプレーからマネが抜け出す決定機になりそうな場面でしたが、まず中谷は猛ダッシュで帰陣しつつも、マネには当たらずマネのスピードを減速させる、シュートを打たせない位置取りにコースを定めて走って対応し、中谷がスピードを止めたところで追いついた三浦がマネを潰す…といったような。一番決定的な場面はマネvs中谷&三浦のこのシーンでしたけど、こういう意識は決定機にならないような段階の場面からチームとして徹底できていましたし、そういう守備のスタンスはチームとして取り組んでいるハイプレス、即時奪回の意識とベースを応用できるようになった、変形した形でも使えるようになったことの表れだったなと。実際…それこそアルナスルなんで、前半終了間際のフェリックスのFKからクリロナが合わせたシーンのように、一発のとんでもないやつで決め切られるリスクは常にありましたけど、前半終了間際のマネの決定機なんかはゴール前のエリアはCBがきっちり切っていましたし、本当に崩されて危なかった形は84分に岸本がブロックしたフェリックスのシュートくらい。ほぼ完璧な守りができたんじゃないかなと思います。

 

 

 

その中で、山下の「前半は特に、ミドルにしすぎないように、というか。しっかり前から出ていって奪えれば得点になるよね、って意識も持ち合わせながらプレーしていました」というコメントにも表れていたように、リトリート状態にはならないようにちゃんと2人目が挟み込みに行く姿勢であったり、アルナスル陣内でのビルドアップでは前線の4人がしっかりハイプレスをかけていく、攻撃はWボランチとトップ下のジェバリが起点となって時間を作り、そこからしっかり人数をかけて押し上げていく……ともすれば引いて守る形になりかねないゲームプランの中で、ちゃんと攻撃的な姿勢を維持する意識の持ち方ができていたのは見事でした。

同時に、カウンター的な持ち上がり方、人数のかけ方をしつつ、いざ前進してからは前線で時間を作って崩すことを意識していた点も素晴らしかった。ゾーンディフェンスの意識もそうですが、その辺りはダニエル・ポヤトス前監督の下でしっかりと築いた遺産の表れでもあるでしょう。クラブとしてもメンバーを大きく入れ替えなかったのはポヤトス体制で培ったプレーモデルを活かしていきたい意識もあったからでしょうし、これはこの試合に限った話ではなく開幕戦の時点から、ヴィッシング監督もビルドアップの作り方など前監督の遺産を否定せず、むしろその上に自分のアイデンティティを乗せる形でのチーム作りをやってくれた。宇佐美貴史は試合前に「このタスキの繋ぎ方ができるのは今回のACL2しかない」という表現をしていましたが、この決勝戦のガンバの立ち回りはまさしくポヤトスが作った土台にヴィッシングが肉付けした作品だったなと思います。ヴィッシング監督も上手く強度を落とさないような、出力を担保できるような交代策を組んでくれていましたしね。決勝戦は結果が全てという大前提がある中で、チームとして完璧なパフォーマンスを出せたなと。

 

 

 

さて、優勝が決まりました。

2016年1月1日、味の素スタジアム。新しいスタジアムに移転する直前のガンバ大阪が9つ目のタイトルを獲得したその時、10冠という大台はすぐ近くの未来だと信じていました。

しかし月日は流れ、ガンバに待ち受けていたのはタイトルはおろか優勝争いから遠ざかり、川崎フロンターレやヴィッセル神戸といったチームが黄金期を迎える中、残留争いを強いられる日もあった。関西のJクラブで群を抜いて強かった時代は過ぎ、神戸はガンバがなし得なかった連覇を達成し、セレッソにはダービーでなかなか勝てなくなり、気がつけば去年は京都までガンバを差し置いて優勝争いを繰り広げていた。スタジアムというハード面や営業面で唯一無二のクラブブランドが確立されていく中、ピッチ上の地盤沈下はガンバ大阪というクラブの歴史、アイデンティティに陰を落とす…そういう日々の中で過ごした時代がありました。

それでも時代の中にはそれぞれの時代の努力があり、奮闘があった。それは決して成績として、パフォーマンスとして評価されるものではなかったとしても、確かな想いはそれぞれの時代に存在していて、何よりガンバに関わってきた先人達はそのアイデンティティを繋ぎ止めてきました。かつて積み上げてきたブランド力がまだ残っているうちにスポーツビジネスとしての基盤を整えたフロントとしての仕事をやり抜いてくれた人もいた。その中でチームを再整備する、チームの流れを変えてくれる新鮮な風となってくれた人もいた。過去を伝統として継承し、なきものにはしない。その上で新しい事に取り組んでいく………ACL2を一つ獲ったぐらいで、かつての時代に見た黄金時代が復活したとか、Jリーグのトップオブトップに戻ってきたとはまだ思いませんが、極めて難しいミッションを目標に定めたチームが歩む道として一つの結果を残したことは確かだと思います。ルヴァン杯や天皇杯は突然優勝できる事もあるけれど、ACLは少なくとも2シーズン分の好パフォーマンスが優勝の条件になる訳ですから…。

 

 

個人的な思いとしては……サッカーを見始めたのが2005年の夏。あの時にガンバはリーグ初タイトルを獲って、その後は…3位になった2006年と2011年、2位になった2010年が「無冠に終わった」と批判されるくらいタイトルが当たり前になっていましたし、決勝なんて毎年何かしらは出るもの、ゼロックスだって毎年あるもの、そしてACLなんか当たり前に出るものだった時代にガンバを見始めた。2012年には降格しましたけど、結局1年でJ2優勝して戻ってきてすぐにハセケンガンバの黄金時代ですから、18歳の時に獲った9つ目のタイトル以降の時代が、私にとって…ガンバファンとして初めて迎えたタイトルのない時代だったんですね。それだけに、チームの何が良かったのか、何が素晴らしかったのかを語ることは出来ても、自分の純粋な気持ちをどう表現すればいいんだろう?という言葉はなかなか見つからずにいました。それは今もまだ整理がついていないところではあります。

でも…試合の翌日の優勝報告会でのビールかけで見た倉田の咆哮はなんというか、そのすべての過去の色んな思いをスカーっとさせてくれるような…そんな気分でした。あの咆哮に、この10年分の思いの全てが解放されたような。そこに「毎年優勝できるチームになって、毎年ビールかけをやれるチームになろう」という倉田の未来への決意も含まれていた。強烈な喜びで爆発させた感情が、あの倉田の叫びでじゅわーっと心の中に染み込んできた…今はそういう感覚に包まれています。

 

 

1993年5月16日、ガンバ大阪、Jリーグ開幕戦。

…その日はガンバ大阪にとっての最初の試合…いわゆる"Jリーグの日"と呼ばれる日の次の日が、ガンバにとってのJリーグの日でした。

未来はいつも過去の上に成り立っています。1993年5月16日を迎えるまでに尽力した人、1993年5月16日からチームを支え、盛り上げてきた人、ベンチに座った一部のコーチングスタッフを含めて、クラブブランドとして大きなものもたらしたかつての黄金期を築いた人から、クラブとしては上手くいかない時期にもチームを支え、繋ぎ止めてくれた人たちがいて、今のチームには宇佐美や倉田、東口のように強い過去を知る立場としてクラブの再建に取り組んだ選手達や、三浦のように苦難の時代から今を知る人もいて、このクラブの歴史を変えてやるんだと新たに加わってくれた人もいる。ポヤトスの土台にヴィッシングが重ねたものはその事の表現としてわかりやすく、そしてその先人達とはもっと多く、長く、深い。その歴史の上にとったこのタイトルだと思っています。

現在とは過去と未来が唯一交わる交差点のようなもので、すべての先人達の努力の上に、このACL2がある。そしてこのACL2優勝という日も、このタイトルを実現させてみせた戦士達も、それを見届けた我々ファン・サポーターもいつか過去と呼ばれる日が来て、それはそのままクラブの歴史に溶けていく……個人と違って団体は、人は死んでも別の誰かの手によって歴史が回り、そこに名前と記憶は刻まれていくもの。その狭間に立ち、訪れたこの歓喜を味わえたことに、全ての過去と、これから過去になる今のチームに、ただただ感謝するばかりです。

2026年5月16日、ガンバ大阪、10冠達成!

 

 

【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

AFCチャンピオンズリーグ2決勝戦

アル・ナスル0-1ガンバ大阪

 

 

2025/26 AFCチャンピオンズリーグ2

優勝:ガンバ大阪(日本)

準優勝:アル・ナスル(サウジアラビア)

ベスト4:バンコク・ユナイテッド(タイ)、アル・アハリ・ドーハ(カタール)

ベスト8:ラーチャブリーFC(タイ)、アル・ワスル(UAE)、プルシブ・バンドン(インドネシア)、アル・フセイン・イルビド(イラク)

 

 

リヤドシーズンにさせなかったぜ

ではでは(´∀`)