RK-3はきだめスタジオブログ

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エンドロールを前にして〜2026明治安田J1百年構想リーグWEST第17節 京都サンガFC vs サンフレッチェ広島 マッチレビュー&試合考察〜

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【今回のマッチレビューを読む前に】

今回ですが、戦術がどうのとか戦略がどうのとか、そういうスポーツ的な話とかいっさい出てきません。最後までポエムです。予めご了承くださいませ。

 

 

 

紫って名前サッカーチームあったよね少年団で

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューは2026明治安田J1百年構想リーグWEST第17節、京都サンガFC vs サンフレッチェ広島の一戦です!

 

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オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ!

 

2026年W杯の当サイト的テーマソングを勝手に作りました。

 

 

 

運命には必ず結末があり、物語には必ず最終地点がある……5月15日に発表されたリリースは、サンガにとってそのことを示してくるようなのでした。

 

 

誰が何と言おうと、J1という舞台は曺貴裁という稀代の名将が連れてきてくれたものです。それはサンガを取り憑かれたような呪縛から解き放ったような瞬間だった……個人的なところで言えば、"信じられない"という気持ちは去年の優勝争いより、ACLに出られるということより、こうしてまだJ1に居続けている事にあると思っています。

奇しくも退団が発表されて最初に迎える試合は、ホーム広島戦というこの体制の京都サンガに於いてターニングポイントとなった瞬間を想起させる組み合わせとなりました。残り4試合、曺貴裁京都というこのクラブの歴史に刻まれるフィナーレは、最後にどのような絵を見せてくれるのでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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連戦最終戦となるサンガは神戸のACLEの兼ね合いで延期されていた神戸戦からスタメンを5人変更。中野瑠馬、アレックス・ソウザが先発に復帰した他、今日はGKに今季から加入した村上昌謙を起用。村上はサンガデビューとなりました。

前節G大阪戦で連敗ストップとなった広島はスタメン変更は1人。G大阪戦で負傷交代した木下康介に代わって鈴木章斗が先発に入りましたが、古巣対決となる木下もベンチ入りは果たしています。W杯メンバー入りを果たしたGK大迫敬介もスタメンに名を連ねましたら

 

 

 

本日の会場は京都府京都市、サンガスタジアム by Kyoceraです。

auのスポンサーデーとして行われるこの試合。au PAYのキャンペーンや車載型基地局の展示も行われるこの試合ではJリーグ主導のGW招待キャンペーンも実施。グッズ展開然り、サンガグルメ街道や漢字アイスなど百年構想リーグから新たに打ち出した施策も色々行われます。

サンガとしてはまさしく、今はクラブとして成長期であり、ここでどういう施策を打てるかがクラブとしての勝負として理解している事でしょう。そこには当然、このスタジアムと共に歩んだ今がある。曺監督の退任が発表されてから、幸運にもこのスタジアムで曺貴裁京都と戦える機会は残り4試合中の3試合が与えられます。なんとしても、一つでも良い思い出を…。

 

 

 

開始早々に放たれた川辺駿のブレ球ミドルをGK村上が好セーブ。村上は6分には抜け出した加藤陸次樹に対しても好対応を見せるなど広島の攻撃ターンが続きます。

ただ試合はずっと広島ペースで動いており、ただでさえ急激に暑くなった上にサンガ自体が連戦を強いられているところからかなり身体が重く、なかなかプレスの一歩目の初速に踏み切れず、広島が割りかし中にボールを動かせる時間が続いていました。

 

 

 

23分には広島は東俊希の右CKから佐々木翔がドンピシャでヘッド。村上をかわすように放ったヘッドでしたが、なんとかカバーに入った須貝英大が掻き出す形で危機を逃れます。

しかし29分でした。左サイドでパスを繋いだ広島はポケットのエリアにボールを通すと中村草太が抜け出してクロス性のシュートを放つと、これがネットに吸い込まれるように広島先制……。

 

 

 

39分にはアレックス・ソウザが粘って中野瑠馬がフィニッシュに持ち込むなどこの日初めてのまともなチャンスが生まれ、エリアスがやや左に流れながら起点を作ろうとするなどピッチ内での試行錯誤をいくつか作っていきましたが…アプローチはいずれも上手くいかず。

全体的な重さを拭えないまま、攻守における広島のクオリティに絡め取られる形で苦難の前半を何とか1点ビハインドに抑えて終えます。

 

 

 

後半からサンガは松田を下げて本田風智を投入。

しかし後半開始直後の49分、相手のボールをカットしたところからコントロールしきれず斜めにパスを通されると、ボールを受けた鈴木章斗が鈴木義宜を翻弄するステップワークから決め切って0-2。更にその直後、今度は左サイドから東のクロスに加藤がダイビングヘッドで押し込んで0-3………。

 

 

 

【ここまでお読みの皆様へ】

※この辺からこの試合のレビューを書く気力が無くなったので、今回はカットして試合後の考察に移ります。

 

 

 

「気持ちが切れていた」というにはあまりに短絡的ではあるでしょうし、気持ち自体はチームにあったとは思います。5分と24分のCK時の守りは「最後は身体を投げ出してでもなんとかしよう」みたいな一丁目一番地のところの気迫が最初から無かった訳ではない。ただ、体力的なところではない消耗は目に見える形で大きくなっていました。

最近は若干遅筆になってきたマッチレビューも今回は水曜日まで持ち越してしまった訳ですけど…今回特に遅れた理由としては、ガンバのACL2の事然り、W杯関連の記事然り他にも書いておくべきものが多かったり、単純に私的な用事とかもあったりで取り掛かれなかったというのもそうなんですけど、この試合のマッチレビュー、試合考察を書こうと思った時に、これを戦術だとか戦略だとか、そういうところにどう結びつけて書けばいいのかが全く見えなかった。結果は酷かったけどここは良かったねとか、じゃあこの試合はどこが駄目でこういう結果になったのかとか……どう形容すればいいんだろうという。だから正直なところ、ここをこうして書いている今もブログの着地点がわからないですし、戦術的にどうだろうとか、何がまずかったんだとか…最近は相手チームのサポーターが読んでくださる機会も多いので広島サポで覗いてくださってる方には申し訳ないですけど、広島のどういうところが良くてこの展開になったのかも考える気力が私自身もなくて、そこはもうちょっと書けない。この試合に関しては…。

 

 

 

考えたら、今週のサンガは本当に色々な事がありすぎました。

この百年構想リーグはクラブにとって、多くの選手にとって、そして監督にとっても初めて「優勝」を目標に据えて開幕したシーズンでした。その中で名古屋戦で完敗を喫し、優勝を逃した。その後に報道が来て、その日に迎えた神戸戦に負けた。怪我人が続出する中、まともにトレーニングもできない連戦、そして急激な気温の変化と監督退任の正式発表……「普通じゃいられない」のは自然だったと思います。

ましてや…名古屋戦の時点では既に優勝の可能性が数字上残っているだけでほぼ無かったし、神戸戦もあの報道が出た以上は、少なくとも来季も曺監督がこのチームにいるとは考えにくい。でも僅かに可能性がある……その"僅か"に懸けて戦い、それが無惨にも散ったその時のダメージが結局一番大きい。そういう意味では、神戸戦は最後の根性みたいなものを見せられたところはあったんでしょうけど、だからこそ余計に…なところも多分あったんでしょう。優勝の可能性がなくなる中で見せられた名古屋の躍動と神戸の執念、曺体制が終幕へのカウントダウンを刻みながら見た新体制が形になり始める喜びを味わう広島の姿、それは今のサンガにはあまりにも眩しく、苦しくさえ感じるものでした。

頭では理解してる。気持ちだって当然入ってる…気持ちは入っていたと思います。あそこまで影響力の強い監督が去る時、選手に残るモチベーションは「曺さんの為にも最後なんとか」という気持ちか「曺さんが辞めるってなったらダメになるとか言われたくない」という気持ちに集約されてくるもので。だから常に心はある。頭ではそのつもりでいる。でも身体が軽く感じる…それは軽やかに動けるんじゃなくて、フワッと浮くような軽さが全ての局面で付きまとう…それはサッカーに限らず、人生の中でどこかで身に覚えのある状況なんじゃないかと。今のサンガはチームとして、個人として、或いは監督自身もそれに近い感覚なのかなと…。

 

 

 

サンガ戦のマッチレビューが一番わかりやすい0ですが、サンガを主題にしたブログ記事で、自分のガンバファンとしての側面を出す事は極力しないようにしていました(もちろんそれは逆もそう)。

ただ……ガンバファンとしての自分が覚えている光景として2017年11月のものがあって。

 

 

2017年のガンバのホーム最終戦、あの試合は現地に観に行っていました。そしてそれは長谷川健太がガンバの監督として最後にホームスタジアムで指揮を執った試合でもあったので、最終戦セレモニーの監督挨拶がガンバ大阪への別れの言葉と同義でした。

そこで巻き起こった、長谷川健太の挨拶を遮り、まばらな拍手さえも掻き消すようなブーイング、ブーイング、ブーイング……確かに長谷川健太退任が決まった後のガンバのパフォーマンスと言ったら酷いものではありましたし、2017年の評価としてのブーイングは致し方なくとも、彼の5シーズンで積み上げた功績、5シーズンの仕事の最後としてあまりにも相応しくない光景で…。その8年後、ダニエル・ポヤトスがガンバを去る時に贈られた声援、拍手、そして胴上げを見た時、笑顔で別れられて良かったと思うと同時に、あの時の長谷川健太とも本来はこういう別れ方が相応しかったんだけどな…という気持ちがどうしても去来してきた。それだけあの光景は今でも、心にトラウマというか、影を落とすというか、心に刺さった棘のようになっていたりするんですよね。

 

兼サポの立場の人間がもう片方の応援しているチームでの経験を持ち出して嫌味に感じる人は多いと思いますし、その立場で何かを語って比較したってしょうがない事はわかっています。ただそれでも、あの2017年11月末にガンバで見た光景を曺貴裁では見たくない、曺貴裁と京都サンガの物語の結末があの日見た光景と同じであって欲しくない……。このクラブで成し遂げた仕事を顧みた時、彼には拍手に包まれながら歓声に背中を押されてサンガスタジアム by Kyoceraを去ってほしい……今願う事はただそれだけです。

 

 

はてさて

ではでは(´∀`)