DeNAvs楽天の結果にはさすがに衝撃が走りました。
どーもこんばんは
さてさて、今回のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第16節、ガンバ大阪vs湘南ベルマーレの一戦です!
大阪ダービー以降、負け無しと言えば聞こえは良く、実際に内容の向上は見られてはいるものの勝ち切れない試合が続くガンバ。また、ここ数試合で守備はかなり安定感が出てきている反面、ファン・ウィジョのスランプなど攻撃陣が迫力を欠きつつあるのも事実で、このモヤモヤした5月6月の成績を一つ打破するべく、ここいらで気持ちの良い勝利を飾りたいところです。
磐田→湘南→松本と残留争いに巻き込まれつつあるチームとの直接対決が続く6月。磐田戦は引き分けに終わっただけに、今日の試合の重要性は高くなります。
両チームスタメンです。
小野瀬康介の負傷に加え、今日は倉田秋が出場停止の影響もあってか、これまで左サイドで起用していた福田湧矢を中央に配置すると共に、先日のルヴァン杯で活躍した田中達也を右サイドで先発起用。2トップは今日は食野亮太郎ではなく、アデミウソン&ファン・ウィジョの形に戻してきました。
本日の会場は大阪府吹田市、Panasonic Stadium Suitaです。何かと色々あった吹田市。前半戦最後のホームゲームで、宮本監督率いるガンバはGAMBAISMを体現する事が出来るのでしょうか。
湘南は湘南で、伝説の浦和戦以降3連敗中というチーム状況も影響しているのか、両チームともに前半は慎重な立ち上がりを見せます。そんな中でも、ポゼッションを中心にサイドに展開していく事で活路を見出そうとするガンバに対し、ボールを奪うとスピードを前面に押し出す湘南…と、両者のスタイルの違いも見られながら試合は進みます。
しかし、29分に裏に抜け出したアデミウソンの突破がGK秋元陽太に阻まれて以降、ガンバは湘南に押される時間が続いていきます。その中でGK東口順昭の好セーブもあって何とか凌ぎ、前半アディショナルタイム前後にはガンバに攻めの時間も訪れるなど、どちらが優勢か…とは一概に言えない展開のまま、前半は0-0で終了。
後半、ガンバは福田に代えて遠藤保仁を投入。後半の立ち上がりは見事なボールコントロールから山崎凌吾にシュートを打たれたシーンなど、危ないシーンも何度かありましたが、前節の磐田戦同様に遠藤を投入する事で攻撃とパスワークにリズムが生まれ始め、攻撃に流動性が見られるようになります。
73分には食野亮太郎も投入してゴールを狙うガンバ。しかし遠藤投入効果でパスは円滑に回り、チャンスに繋がりそうな場面こそ増えたものの、湘南も湘南で引き分け上等とも言えるようなブロックを構築し、かなり引いて固められた事からガンバにはスペースと攻撃に深さが無くなり、崩せそうで崩せない…もどかしい事この上ない時間が続いていきます。
しかし、ですが、そして…!(無茶苦茶)
あーあ、まーた引き分けか…今日のタイトルドロー沼とかにしようかな…そんな事を思っていた矢先でした。アディショナルタイム、左サイドで粘り、そしてカットインした途中出場の食野。独力でシュートコースをこじ開けると、そこを目掛けて右脚一閃!
キタァァァァァァァァァァァァァガンバ1-0で勝利ィィィィィィィィィ!!!!!
…ごめんなさい、荒れ狂いました。ただ真面目な話、今日の試合が内容的にポジティブに捉えられるかと言えば、それは少し微妙だったようにも思います。遠藤を投入した後、パスは円滑に回って、チャンスの一つ前まで行くシーンは格段に増えたものの、湘南が自陣にかなり引いたブロックを組んできた事で文字通りの手詰まりとなっていました。食野の得点に関しても、崩したというよりは個人でこじ開けた形になっていたので、攻撃に深さが足りなかった事を考えるともう少し早く渡邉千真を投入し、食野、アデミウソン、ファン・ウィジョらをもっと活かす事を考えても良かったのかなと思います。
ですが第14節鹿島戦に代表されるように、悪くない試合をしてもどうしても勝利だけが届かなかったガンバにとって、この勝点3がもたらす意味には大きなものがあったんじゃないかと。今日の勝利が一つの起爆剤になる事を祈ってやみませんし、この勝点3をただの結果で終わらせない事が、後半戦のガンバに求められる事と言えるのかもしれません。
あぁ…よかった…(脱力)
ではでは(´∀`)