鼻毛を一度抜き出すと止まらない。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはイングランド 、プレミアリーグ第22節、トッテナム・ホットスパーvsリバプールの一戦です。
リーグ戦では現在19勝1分ともう手のつけようがない独走状態にあるリバプールに対し、ジョゼ・モウリーニョ監督就任後、多少持ち直したものの未だに上昇気流には乗り切れていないトッテナム が挑む一戦となりました。
先週、FAカップのエバートン戦でリバプールデビューを果たした日本代表の南野拓実がプレミアリーグデビューを果たすかどうか、果たしたらどのようなプレーを見せるのかにも注目が集まります。
両チームスタメンです。
本日の会場はイングランド、ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムです。
昨年から稼働を始めたトッテナムの新スタジアムで、今季はなかなか勝ち切れない試合の続くトッテナムもホームゲームでは高水準の成績を残しています。
ちなみにモウリーニョ監督はレアルの監督時にはクロップ率いるドルトムントに敗れ、第2次チェルシー監督時代にはクロップ率いるリバプールに敗れた事が解任の引き金となり、またマンチェスター・ユナイテッド監督時にもモウリーニョを解任に追い込んだのはクロップのリバプールでした。新たなトッテナムの聖地でモウリーニョは雪辱を果たせるのでしょうか。
試合は構図としては分かりやすい展開になります。ボールを保持して積極的に攻め込んでいくリバプールに対してトッテナムは5バック気味のシステムでガッチリと自陣でブロックを組み、攻撃はルーカス・モウラとソン・フンミンのスピードを活かしたカウンターに委ねる割り切った戦術を採用。その通りに試合のポゼッションはリバプールが7割を超える時間が長く続くなど試合を支配しますが、トッテナムもそれをしっかり凌いだ上に効率的に攻める事で一進一退の展開を演出します。
そんな膠着状態にあった試合が動いたのは37分でした。リバプールが左サイドから入れたスローインがルーズボールになると、これを奪取したジョーダン・ヘンダーソンがモハメド・サラーに繋ぎ、サラーの落としを受けたロベルト・フィルミーノがジャフェット・タンガンガをワンタッチで振り切って左脚一閃。これが決まってリバプールが先制し、リバプール1点リードで前半を終えます。
後半に入るとトッテナムは1点を返さなければならなくなった事でシステムを4バックへとシフトし、前半から継続してルーカス・モウラやソン・フンミンのスピードを活かしつつサイドから積極的に攻撃を繰り広げていきます。リバプールにカウンターからチャンスを作られる場面もありましたが、後半は前半とは打って変わってトッテナムが攻め込んでいく試合展開に。
69分にはクリスティアン・エリクセン、ダニー・ローズを下げてジオヴァニ・ロ・チェルソ、エリック・ラメラを同時投入。しかし82分にはセルジュ・オーリエの鋭いクロスにロ・チェルソが飛び込んでこの日最大の決定機を迎えましたがこれも枠外。南野の出場はありませんでしたが、リバプールがフィルミーノのゴールを守り切って1-0で勝利を収め、欧州5大リーグで初めて21試合での20勝を達成しました。
今日のトッテナムはリバプール相手にうまく立ち回ったと思います。前半はシンプルなサッカーでなんとか耐えて、後半にはギアチェンジをして攻勢に出るなど、ハリー・ケインが怪我で出られない分ソン・フンミンとルーカス・モウラのスピードを上手く活かせていたと思いますし。ただ、やはり今の地力と勢いで最終的にはリバプールが押し切った感はありましたね。
夜中のコーヒーは美味い。
どーもこんばんは(´∀`)