ワイ、ルヴァン見れない事が確定する
どーもこんばんは
さてさて、本日もマッチレビューです。今回のカードはAFCアジアチャンピオンズリーグ準決勝、鹿島アントラーズvs水原三星ブルーウィングスの第2戦です。
鹿島のホーム、カシマサッカースタジアムで行われた第1戦では後半アディショナルタイムの内田篤人の決勝ゴールで、2点差を逆転しての劇的勝利を収めた鹿島。
アウェーゴールを2失点喫したのは少し気がかりとはいえ、それでも勝利は何よりも勝るアドバンテージ。日本で最も多くのタイトルを獲得している鹿島に唯一足りないタイトルを手にする為、そして昨年の浦和に続く日本勢の2連覇を目指す為の決勝進出をかけた戦いは日韓対決。激闘必至です。
鹿島のスタメンです。
長らく負傷離脱していた昌子源はチームに戻ってきたものの、入れ替わるかのように内田篤人、遠藤康が負傷。連戦の影響もあって疲労なども嵩みつつある頃でしょうが、チームの地力が問われます。
本日の試合は水原のホーム、水原ワールドカップスタジアムです。
その名の通り、2002年日韓W杯の為に建設されたスタジアムで会場の一つにもなりました。
大会ではポルトガル、ブラジル、スペインといった人気チームや、セネガル、アイルランドなどこの大会で注目を集めたチームの試合も行われています。
前半からどちらに転ぶとも言えない一進一退の激しい展開が繰り広げられ、序盤からACL準決勝らしい緊迫感のある戦いが繰り広げられていきます。
そんな中で先制点を奪ったのは鹿島。25分に遠い位置からのFKでセルジーニョが放り込んだボールを山本脩斗が頭で合わせて鹿島が幸先良く先制。
前半はそのまま試合を上手くコントロールして1-0で前半終了。2戦合計では4-2の2点リードの形で後半を迎えます。
第1戦で勝利した為引き分けでも決勝進出の決まる鹿島に対して2点取らなくてはならない水原は後半から一気に攻勢を強めていきます。鹿島もGKクォン・スンテの好セーブを中心に粘りのディフェンスを見せたものの、52分にイム・サンヒョプに決められて同点。
水原の勢いと攻勢は止まる事なく、直後の53分にはチョ・ソンジン、60分にはデヤン・ダムヤノビッチが立て続けにゴール。試合はアウェーゴールどころか合計スコアでも水原が一気に逆転。鹿島は優勢から一転、一気に窮地に陥りました。
しかし簡単には折れなかった辺りはやはりさすが鹿島と言うべきか。3点目を喫した直後の64分、左サイドからのボールのこぼれ球を西大伍が右足アウトサイドでゴール左に蹴り込み3-2。これで両チームのスコアが全くの同点に。
息を吹き返した鹿島はここから再び主導権を握って水原陣内に度々侵入します。そして遂に迎えた83分、右サイドからのボールを受けた鈴木優磨がペナルティエリア内で粘りを見せ、こぼれたボールをゴールに叩き込んだのはセルジーニョ!!!!
逆転に次ぐ逆転。窮地から一転、再び水原を追い抜き返して鹿島が再び優位に立ちます。
ラスト10分、アウェーゴールでも水原を追い抜いた為、実質2点リードを奪っているような形となった鹿島は水原の猛攻にも落ち着いて集中した守備で後は時間が過ぎるのを待つのみ。
そしてアディショナルタイムが4分を経過し、遂に試合終了!3-3、2戦合計では7-6となった白熱のシーソーゲームをモノにした鹿島がクラブ史上初となるACL決勝の舞台に駒を進めました!
好きなチームはそれぞれにあれど、Jリーグで一番成績を残しているチームが鹿島である事には異の唱えようがありません。そしてそれに恥じないどころか、改めてそれを証明したと言えるような強さをJリーグファンのみならずアジアに示したと思います。
今シーズンの途中からテクニカル・ディレクターに就任したジーコ氏のスピリットが息づく鹿島に唯一足りないものを得る為の戦いは11月3日、イランのペルセポリスとの試合となります。昨年の浦和に続く日本勢の連覇に期待がかかります。ここまで来たら何とか優勝してほしい!
天皇杯山形勝ったの!?
ではでは(´∀`)