ロッテのドラフト勝率が7割超えてるって聞いて戦慄走った。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第29節、松本山雅FCvs鹿島アントラーズの一戦です。
前節、仙台との残留争い直接対決を制して逆転でのJ1残留に何とか望みを繋いだ松本。そして前節、C大阪との優勝争い直接対決を制して、遂にFC東京に代わって首位に躍り出た鹿島。それぞれの優勝争い、残留争いは残り6試合となった今、ますます白熱しており、たった一度の敗北が命取りになる状況で、2チームの意味合いの異なる「絶対に負けられない戦い」が始まります。
特に松本の残り試合は優勝争いをしている上位チームと残留争い中のチームとの直接対決ばかり。激動の終盤戦に持ち込む事は出来るのでしょうか?
両チームスタメンです。
本日の会場は長野県松本市、サンプロ・アルウィンです。Jリーグでも最もスタジアムが満員になりやすいスタジアムの一つでもあるアルウィンは今日もチケットが完売しました。
今季のフライデーナイトJリーグ、通称金Jは今日がラスト。先着17000名に松本山雅金J限定ベースボールユニフォームがプレゼントされる他、ハーフタイムにはMay J.さんのハーフタイムショーも開催されます。
試合が動いたのは前半10分でした。立ち上がりからアグレッシブに前へと圧力をかけて行った松本がコーナーキックを獲得すると、ゴール前の混戦からのこぼれ球を高橋諒がミドルシュート。このシュートが永井龍に当たってシュートコースが変わり、17位松本が首位鹿島相手に先制点を奪います。
その後も松本は積極的なチェイシングを軸に鹿島のラインを押し下げていく事に成功。事前の予想では鹿島の優位が予想されたものの、前半の鹿島は有効な打開策を見つけられる事の無いまま、松本からすればセルジーニョが負傷退場した事以外はプラン通りに前半を終えます。
しかし試合は後半、内田篤人を下げて永木亮太を投入し、少し前半と選手の配置を変えて臨んだ鹿島が58分にコーナーキックから橋内優也と上田綺世の競り合いの中でペナルティキックを獲得。これを上田が自ら冷静に決めて後半の早い時間帯で鹿島が試合を振り出しに。
振り出しに戻ってからの試合は押し込む鹿島、カウンターを狙おうと試みる松本という、ある程度試合前に予想された展開で後半の多くの時間は進んでいきます。しかし松本も鹿島もしっかりとブロックは組んで双方の攻撃に上手く対処していた為、松本にも鹿島にも決定的なチャンスはなかなか訪れません。
鹿島はレアンドロ、山口一真を投入して攻勢を強めようと試み、松本は阪野豊史、田中隼磨を投入し、システムもツートップからワントップにシフトして両者決勝点を狙いに行きます。終盤は松本が攻勢をかける時間も増えたものの、最後までゴールネットが揺れる事は無く試合終了。それぞれにとって大きな意味を持つ試合は1-1のドローで終えました。
鹿島にとっては17位相手のドローゲームは問答無用で痛い取りこぼしであり、FC東京、横浜FMとの勝点差を考えても余りに痛い引き分けだったと言わざるを得ないでしょう。鹿島からすれば勝たなければいけないと同時に勝つべき試合でした。
逆に松本の視点からすると、引き分けに終わったとはいえ鹿島相手にある程度プラン通りの試合を展開出来て、流れの中からの失点を許さず1-1の引き分け…この結果だけを見れば十分な結果ですし、0よりは2に近い引き分けと言えるのかもしれません。ですが、それは「この試合が序盤戦か中盤戦なら」という前提であり、今の松本が置かれた状況を顧みれば、やっぱり痛い引き分けで、首位鹿島相手とは言えども今日は勝たなければならない試合でした。ただ、今後も上位チームとの対戦が続く事を考えれば、鹿島相手にここまでやれた事は自信にはなるかとしれませんね。
総括すると、両者ともにダメージが大きい引き分け…となったと思います。
ではでは(´∀`)