「いつかのメリークリスマス」が響く時期やね…
どーもこんばんは
さてさて、12月20日の1:30(19日深夜)からはFIFAクラブワールドカップ2018準決勝、鹿島アントラーズvsレアル・マドリードとの一戦が行われます!
準々決勝でメキシコの強豪、グアダラハラに逆転勝ちを収めたアジア王者の鹿島は、遂に欧州王者・UEFAチャンピオンズリーグ3連覇中の世界屈指の名門、レアル・マドリードとの試合を迎えます。
鹿島vsレアルというと、やはり真っ先に思い出されるのは2016年大会の決勝戦です。
準決勝で南米王者のナシオナルを下してアジア勢初の決勝進出を果たした鹿島は決勝でレアルと対戦。レアルの余裕勝ちとの予想が大半を占めた試合でしたが、試合は延長にまでもつれ込む大激戦となりました。
延長戦ではレアルに力を見せつけられて2-4と敗れはしたものの、世界に爪痕を残してみせた鹿島。そして2016年は開催国王者としての出場でしたが、今回はアジア王者として、満を持してレアルとの再戦に挑みます。
というわけで今回のブログは、これまでにJリーグ勢が欧州・南米王者に挑んだ過去のクラブW杯6試合をプレイバック!是非振り返り、懐かしみながらお楽しみ下さい。それでは行ってみましょう♪
2007年大会準決勝
2007年12月13日@横浜国際総合競技場(日産スタジアム)
浦和登録メンバー
GK1 山岸範宏
DF2 坪井慶介
MF3 細貝萌
DF4 田中マルクス闘莉王
DF5 ネネ
MF6 山田暢久
MF8 小野伸二
FW9 永井雄一郎
FW11 田中達也
DF12 堤俊輔
MF13 鈴木啓太
MF14 平川忠弘
MF16 相馬崇人
MF17 長谷部誠
FW18 小池純輝
DF19 内舘秀樹
DF20 堀之内望
FW21 ワシントン
MF22 阿部勇樹
GK23 都築龍太
MF27 西澤代志也
GK28 加藤順大
FW30 岡野雅行
監督 ホルガー・オジェック
ACミラン登録メンバー
GK1 ジダ
DF2 カフー
DF3 パオロ・マルディーニ
DF4 カハ・カラーゼ
MF5 エメルソン
MF8 ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ
FW9 フィリッポ・インザーギ
MF10 クラレンス・セードルフ
FW11 アルベルト・ジラルディーノ
DF13 アレッサンドロ・ネスタ
GK16 ジェリコ・カラッチ
DF17 ダリオ・シミッチ
DF18 マレク・ヤンクロフスキ
DF19 ジュゼッペ・ファバッリ
MF20 ヨアン・グルキュフ
MF21 アンドレア・ピルロ
MF22 カカ
MF23 マッシモ・アンブロジーニ
DF25 ダニエレ・ボネーラ
DF27 セルジーニョ
GK29 ヴァレリオ・フィオーリ
MF32 クリスティアン・ブロッキ
監督 カルロ・アンチェロッティ
2008年大会準決勝
2008年12月18日19:30@横浜国際総合競技場(日産スタジアム)
G大阪得点者:山崎雅人(74分)、遠藤保仁(85分)、橋本英郎(90+1分)
マンU得点者:ヴィディッチ(28分)、C・ロナウド(45+1分)、ルーニー(75分、79分)、フレッチャー(78分)
G大阪登録メンバー
GK1 松代直樹
DF2 中澤聡太
DF5 山口智
DF6 福元洋平
MF7 遠藤保仁
MF8 寺田紳一
FW9 ルーカス
MF10 二川孝広
FW11 播戸竜二
MF13 安田理大
FW14 平井将生
MF16 佐々木勇人
MF17 明神智和
FW18 ロニー
DF19 下平匠
MF20 倉田秋
DF21 加地亮
GK22 藤ヶ谷陽介
MF23 武井択也
FW24 星原健太
MF27 橋本英郎
GK29 木村敦志
FW30 山崎雅人
監督 西野朗
マンU登録メンバー
GK1 エドウィン・ファン・デル・サール
DF2 ギャリー・ネヴィル
DF3 パトリス・エヴラ
DF5 リオ・ファーディナンド
MF7 クリスティアーノ・ロナウド
MF8 アンデルソン
FW9 ディミタール・ベルバトフ
FW10 ウェイン・ルーニー
MF11 ライアン・ギグス
MF13 パク・チソン
DF15 ネマニャ・ヴィディッチ
MF16 マイケル・キャリック
MF17 ナニ
MF18 ポール・スコールズ
FW19 ダニー・ウェルベック
DF21 ラファエル
DF22 ジョン・オシェイ
MF24 ダレン・フレッチャー
MF28 ダロン・ギブソン
GK29 トマシュ・クシュチャク
FW32 カルロス・テベス
GK40 ベン・エイモス
監督 アレックス・ファーガソン
2007〜2008年に掛けて浦和とG大阪がACLで日本勢として2連覇を達成。これまではプレシーズンでの親善試合でしか戦う事のなかったヨーロッパのビッグクラブと公式戦で戦うという事は当時の日本サッカーにとって事件とも言える話でした。当時はミランもマンUも黄金期真っ只中でしたし、メンバー表を見るだけでもヤヴァイです。
ガンバファンとしては、やはりガンバvsマンUは今でも心に残っています。西野朗監督の下で遠藤保仁、明神智和、橋本英郎、二川孝広から成る黄金の中盤を中心に築いた攻撃サッカーはマンUを下すには至らなかったものの、確かな爪痕を黄金期のマンUに残しました。実際、このシーズンのマンUが3失点以上を喫したのは全ての公式戦でこの試合とプレミアリーグのリバプール戦の2試合のみだったとか。試合を通じてもガンバペースの時間が長く、遠藤のPKや橋本のゴールの時にGKファン・デル・サールがポストを蹴ったシーンを覚えている方も多いのではないでしょうか。
この8年後の鹿島vsレアルが日本サッカーと世界の距離が縮まった事を示す試合だとすれば、浦和とガンバの挑戦は日本サッカー進化の序章とも言える試合でした。当時と今の日本サッカーのレベルを考えると、試合の遺した意味に於いてこの2試合に勝る試合は中々ないんじゃないか、と思います。
余談ですが、本来は開催国枠としてJリーグ王者に出場枠がもたらされる予定だったこの2大会ですが双方ともに開催国の日本のチームがACL王者に輝いた為、ACL準優勝チーム(07年はセパハン、08年はアデレード・ユナイテッド)が出場。ちょうど2007〜2008年のJリーグを連覇していた鹿島は2大会連続で出場を逃してしまったというエピソードもありました。
2011年大会準決勝
2011年12月14日19:30@豊田スタジアム
柏得点者:酒井宏樹(54分)
サントス得点者:ネイマール(19分)、ボルジェス(24分)、ダニーロ(63分)
柏登録メンバー
GK1 切畑和繁
DF2 中島崇典
DF3 近藤直也
DF4 酒井宏樹
DF5 増嶋竜也
DF6 パク・ドンヒョク
MF7 大谷秀和
MF8 澤昌克
FW9 北嶋秀朗
MF10 レアンドロ・ドミンゲス
FW11 林陵平
MF13 兵働昭弘
MF15 ジョルジ・ワグネル
GK16 稲田康志
MF17 安英学
FW18 田中順也
FW19 工藤壮人
MF20 茨田陽生
GK21 菅野孝憲
DF22 橋本和
MF28 栗澤僚一
MF29 水野晃樹
DF32 山中亮輔
監督 ネルシーニョ
2015年大会準決勝
2015年12月16日19:30@大阪長居スタジアム
リーベル得点者:アラリオ(72分)
広島登録メンバー
GK1 林卓人
DF4 水本裕貴
DF5 千葉和彦
MF6 青山敏弘
MF8 森崎和幸
FW9 ドウグラス
FW11 佐藤寿人
GK13 増田卓也
MF14 ミキッチ
MF16 山岸智
MF18 柏好文
DF19 佐々木翔
GK21 廣永遼太郎
FW22 皆川祐介
MF24 野津田岳人
MF25 茶島雄介
MF27 清水航平
MF28 丸谷拓也
FW29 浅野拓磨
MF30 柴崎晃誠
DF33 塩谷司
DF34 高橋壮也
MF37 宮原和也
監督 森保一
2008年のガンバのACL優勝以降、次なる日本勢の王者は2017年の浦和まで待つ事になった為、UAEで開催された2009〜2010年大会は日本勢のクラブW杯参戦は叶いませんでした。ですが開催国が日本に戻った2011〜2012年大会には開催国王者として柏と広島が参戦。
2011年のJリーグでJ1昇格即優勝を成し遂げた柏は、この頃から次世代スーパースター候補として欧州ビッグクラブへの移籍が噂されていたネイマール擁するサントスと対戦。2012年大会では準々決勝でアル・アハリに敗れて南米王者コリンチャンスとの対戦を逃した広島も、2013〜2014年のモロッコ開催を経て再び日本開催に戻った2015年大会ではアルゼンチンの名門、リーベル・プレートと接戦を演じて見せました。
余談ですが2015年大会の準々決勝、広島vsマゼンベ戦は観戦してました。大阪だったしね。
2016年大会準決勝
2016年12月14日19:30@市立吹田サッカースタジアム
鹿島得点者:土居聖真(33分)、遠藤康(83分)、鈴木優磨(85分)
鹿島登録メンバー
GK1 櫛引政敏
DF3 昌子源
MF6 永木亮太
MF8 土居聖真
MF10 柴崎岳
MF11 ファブリシオ
MF13 中村充孝
DF14 ファン・ソッコ
DF16 山本脩斗
DF17 ブエノ
FW18 赤崎秀平
MF20 三竿健斗
GK21 曽ヶ端準
DF22 西大伍
DF23 植田直通
DF24 伊東幸敏
MF25 遠藤康
GK29 川俣慎一郎
MF32 杉本太郎
FW33 金崎夢生
FW34 鈴木優磨
MF35 平戸大貴
MF40 小笠原満男
監督 石井正忠
2016年大会決勝
2016年12月18日19:30@横浜国際総合競技場(日産スタジアム)
鹿島得点者:柴崎岳(44分、52分)
レアル得点者:ベンゼマ(9分)、C・ロナウド(60分、98分、104分)
レアル登録メンバー
GK1 ケイラー・ナバス
DF2 ダニエル・カルバハル
DF3 ぺぺ
DF4 セルヒオ・ラモス
DF5 ラファエル・ヴァラン
DF6 ナチョ・フェルナンデス
FW7 クリスティアーノ・ロナウド
MF8 トニ・クロース
FW9 カリム・ベンゼマ
MF10 ハメス・ロドリゲス
DF12 マルセロ
GK13 キコ・カシージャ
MF14 カゼミーロ
DF15 ファビオ・コエントラン
MF16 マテオ・コヴァチッチ
MF17 ルーカス・バスケス
FW18 マリアーノ
MF19 ルカ・モドリッチ
MF20 マルコ・アセンシオ
FW21 アルバロ・モラタ
MF22 イスコ
DF23 ダニーロ
GK25 ルベン・ジャニェス
監督 ジネディーヌ・ジダン
鹿島vsレアルは間違いなくクラブW杯の中でもぶっちぎりで1番ドラマチックな試合でした。
戦前の予想通り、レアルがベンゼマのゴールで先制しましたがその後は一進一退の展開。柴崎の2ゴールで鹿島が逆転した時は「えっ、鹿島勝つん?これマジで勝ってまうやつ?」という表現し難い感情にもなりましたね。
その後同点に追いつかれたもののGK曽ヶ端のファインセーブ連発で延長にもつれ込んだ試合ですが、そこではレアルの強さを見せつけられて2-4で敗戦。しかし鹿島の健闘と激闘のインパクトは世界に轟きました。
…タラレバは言いたくなりますよねぇ。アディショナルタイムの遠藤のシュートがミートしてれば、とか、ちゃんとセルヒオ・ラモスにレッドカードが出てたら、とか。多分この2つのシーンは観戦していた人全員心臓止まったんじゃないかと。
…さぁ、こんな感じです。
果たして鹿島はレアルにリベンジを果たす事が出来るのでしょうか。2年越しの雪辱を果たしに行く時が訪れます。
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ではでは(´∀`)