いつも行くカフェでいつも同じもの頼んでた結果たまに違うもの頼むと店員さんにめっちゃ確認される
どーもこんばんは
うん…ありがたいけども…うん…。
さてさて、遂にこの時がやってきました。アジアカップ2019UAE大会、日本代表の初戦です!!
西野朗監督に率いられたロシアW杯でベスト16に進出した日本代表。そこでは日本が誇れる部分と足りない部分が浮き彫りになりました。
ベスト8、そしてその先を目指すべく発足した森保ジャパンにとってこれが最初の公式戦です。
2011年大会以来となる優勝を目指す戦いが新たに始まります。
とはいえ、何が起こるかわからないのがこのアジアカップという大会です。日本代表は新たに10番を背負う予定だった中島翔哉など怪我人が多発中で、コンディションに少し不安を抱える選手も多く万全ではない状態ですが、まずはこの初戦からキッチリと勝って弾みをつけて欲しいところです。
現在無敗を継続中の森保ジャパン。果たして決勝戦が行われる2月1日に優勝トロフィーを掲げる事は出来るのでしょうか。
両チームスタメンです。
負傷離脱となった中島翔哉のポジションには原口元気、体調不良の遠藤航のポジションには冨安健洋が入る形になりました。広島時代は3-4-2-1を多用していた森保監督ですが、就任から間もない事もあって従来の4-2-3-1がアジアカップの基本フォーメーションとなりそうです。
本日の会場はUAEの首都、アブダビに位置するアール・ナヒヤーン・スタジアムです。
普段はアル・ワフダの本拠地で、アル・ワフダはかつて前回大会で日本代表を率いたハビエル・アギーレ監督が指揮を務めた事もあります。
森保ジャパンの初陣となった9月のコスタリカ戦から続く良い流れを続けていきたい日本は立ち上がりから攻め込みます。しかし初戦という独特の雰囲気もあってか、中々決定的なチャンスにまで結び付かない、悪い意味で初戦らしい試合展開に。
そうこうしているうちに、前半攻め込めた事でボランチは少し前がかり気味に、逆に初戦という事でディフェンスラインが必要以上にリトリート状態になってしまった事でディフェンスラインと中盤が明らかに間延びし始め、失う物のないトルクメニスタンが積極的にそのスペースを狙い始めてピンチを招くようになります。
そして迎えた26分、左サイドでボールを持ったアルスラン・アマノフは、日本がプレスを掛けてこない事を見るや遠い位置から右足一閃。これがゴールに突き刺さって日本がまさかの先制点を許してしまいます。
先制点を許してからというもの、日本の攻撃はどこかチグハグなまま。一応押してはいるものの、先制を許した事で焦りが加算された事でボールロストも見え始め、権田修一のスーパーセーブで事なきを得たものの36分にもあわや失点のシーンを作られる始末。
結局前半はそのまま終了。日本は1点ビハインドを喫した状態で後半を迎える事になります。
メンバーはそのままで迎えた日本は後半、細かく崩し切ろうとし過ぎてチグハグになった前半とは打って変わってサイドを中心としたワイドな攻撃を展開し始めます。それによって、前半よりもトルクメニスタンのプレスの効果を小さくさせる事で、前半より組織的な攻撃がシュートまで完結しやすくなる展開を作れるようになりました。
それが実ったのが56分、左サイドでボールを受けた原口が中へ折り返すと、ボールを受けた大迫勇也が冷静にDFを交わしてシュート。さぁ皆様ご一緒に。「大迫半端ねぁ!」
…というわけで、これで日本が何とか同点に追いつきます。
更に立て続けに60分、吉田麻也のロングフィードを原口が頭で落とし、抜け出した長友佑都が中央に折り返して合わせたのは再び大迫。サイドからの攻撃を起点に試合を優位に戻す事に成功した日本が一気に逆転。前半から飛ばし過ぎて少し疲れも見えたトルクメニスタン相手に、アジアトップクラスのチームとしての底力を見せます。
こうなれば試合は完全に日本ペース。71分にはゴール前のこぼれ球を大迫、南野拓実と繋ぎ、最後はガンバユースの超大作・堂安律がターンで相手を振り切ってゴール!「アブダビターン(by松木安太郎氏)」という謎の技名も生まれながら、日本がこれで3-1とします。
しかし一筋縄ではいかないのがアジアカップ。79分には吉田と槙野智章の両CBの間をアンナドゥルディエフに抜け出されてしまい、それを権田が倒してしまってPKを献上。これをアフメト・アタエフが決め切って再び1点差に詰め寄られる事態に。
3-1になった時点で、あわよくば4点目…なんて思っていた日本でしたが、ここからはトルクメニスタンの猛攻に苦しむ展開に。しかしヒヤヒヤする終盤戦を何とか耐え抜いた日本は1点のリードを何とか守り抜いて3-2で勝利しました!
何はともあれ、まずはアジアカップの初戦を勝利出来た事、勝点3をもぎ取る事が出来た事はポジティブに捉えていいと思います。グループリーグ3位でも決勝トーナメント進出の可能性がある今大会のレギュレーションでは、この勝点3の効果は来年の大会よりも大きなアドバンテージとなると言って良いでしょう。
とはいえ、手放しでは喜べない事は確かです。遠藤航のコンディション不良に伴い、センターバックが本職の冨安健洋をボランチに使う布陣はこれまで練習試合で一度試したのみで、公式戦で初となる布陣だった事もあって守備陣の連携がどこかチグハグで、特にセンターバックとボランチの間、そして吉田と槙野のセンターバック間もどこか間延びしていた事が、トルクメニスタンの攻撃を割としっかり受けてしまう結果に繋がったのかな、と思っています。
試合としては「やったー!勝ったー!」だけでは済まず、課題も噴出した試合ではありましたが、これまでのアジアカップでも初戦はそこそこ苦しんでいました。この苦戦を糧として、振り返った時にこの初戦の苦戦を物語の前フリの一部として捉えられるような結果に繋げて欲しいところです。とりあえずは勝ってよかった…!
松木さん初戦から喉ガラガラやないかい。
ではでは(´∀`)