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ロンドンブリッジジェットコースター〜UEFAチャンピオンズリーグ ベスト8 2ndレグ マンチェスター・シティvsトッテナム・ホットスパー マッチレビュー〜

QUEEN来日すんの!?マジ!?

 

どーもこんばんは

 

キャッハー!!

 

 

 

…さて、本日のマッチレビューUEFAチャンピオンズリーグベスト8第2戦。そのQUEENの母国であるイングランドのチーム同士の対戦となりました、マンチェスター・シティvsトッテナム・ホットスパーの一戦です!

 

 

 

マンCはリバプールと優勝争い、かたやトッテナムはCL圏内争いという状況とリーグ戦では立ち位置に大きな隔たりがある両チームですが、CLの舞台ではそれは別物。そしてそれを証明するかのように、トッテナムの新スタジアムで行われた第1戦ではトッテナムソン・フンミンのゴールで1-0と勝利を収めました。

 

 

 

ホームに帰ってきたマンCが、プレミアリーグの順位通りの力の差を見せつけるのか、はたまたトッテナムが勢いそのままにベスト4への階段を駆け上がるのか…注目です。

両チームスタメンです。

 

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本日のスタジアムはマンチェスター・シティのホーム、エティハド・スタジアムです。

 

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Amazo PrimeのALL or NOTHINGを見た方にはもはやお馴染みのスタジアム。ホームの地でマンCが逆転勝利を収めるのか、それともトッテナムが耐え切るのか……さぁ、キックオフです。

 

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試合はいきなり動きます。4分、ケヴィン・デ・ブライネのパスを受けたラヒム・スターリングが中に持ち出してそのままシュート。これがゴールに突き刺さり、マンCがいきなりスコアを1-1のタイに戻す事に成功します。

 

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しかしこの試合はここから、とんでもない展開を迎えました。ルーカス・モウラのパスを受けたデレ・アリが中に侵入しようとしたところ、マンCのDFアイメリック・ラポルテの誤処理を誘い、このこぼれ玉をソン・フンミンが流し込んでトッテナムが勝ち越し。

更に10分にはマンCのミスを見逃さなかったルーカスがボールを奪うと、前線に持ち上がってクリスティアン・エリクセンにパス。エリクセンを経由したボールは再びソン・フンミンに回り、見事なシュートを決め切ったトッテナムが合計スコアでは追加点となる逆転ゴール。ソン・フンミンはこれで元ウズベキスタン代表マクシム・シャツキフを上回り、UEFAチャンピオンズリーグに於けるアジア人最多得点記録を更新する事に。

 

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しかし試合はまだまだ動きます。勝ち抜けの為には3点が必要になったマンCはセルヒオ・アグエロのスルーパスにベルナルド・シウバが走り込みます。そのシュートがダニー・ローズに当たってコースが変わってゴールに入り、マンCが追い上げ。

開始10分で4点も入った試合は更に止まらず、素早いリスタートからデ・ブライネが右サイドを突破すると絶妙なグラウンダーのクロス。後はスターリングが合わせるだけ…というシュートを流し込んで3-2。合計スコアは3-3に。

 

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前半終了間際、このまま行けばアウェイゴールで勝ち抜けが決まるトッテナムにアクシデントが発生。1stレグ守備面で大きく貢献していたムサ・シソコが負傷退場を余儀なくされ、ベンチに本職ボランチが居ない事もあってデレ・アリをボランチに下げる応急処置。トッテナムはその後も、手数をかけない攻めでチャンスはありましたが、このまま行くと敗退となるマンCの攻めの時間が続いたまま前半を終えます。

 

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後半からは更にマンCの攻めが猛威を奮います。51分にはイルカイ・ギュンドアンのスルーパスからダビド・シルバの折り返しにスターリングが合わせますが、これはGKウーゴ・ロリスのセーブに阻まれ、こぼれ球にB・シウバが詰めたもののローズの守備に阻まれます。

更に54分にはデ・ブライネのミドルシュート。しかしこれもロリスの好セーブに阻まれ、途中出場のFWフェルナンド・ジョレンテを残して残りの10人全員で守備をしているようなトッテナムの牙城を崩せません。

 

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ですが、マンCに訪れた大ピンチをGKエデルソンが防いだ直後の59分、ギュンドアンのパスを受けてドリブルで敵陣を切り裂いたデ・ブルイネがパスを出した先はエースストライカー、アグエロ。右サイドでボールを受けると、そこから強烈なシュートを叩き込みます。1stレグではPKを失敗してしまったエースが、ここぞという場面で決めてマンCが遂に逆転に成功。

 

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先程までの展開が一転、今度は点を取らなくてはならない状況となったトッテナムですが、開始から無茶苦茶だったこの試合はまだまだギャラリーに決着を予測させる暇を与えません。73分、セットプレーからジョレンテがタイミングこそズレたものの、なんとか体にボールを当ててゴールネットを揺らします。VARの審議こそありましたが、ゴールは認められて4-4。アウェイゴールにより、トッテナムがまたしても勝ち越すという…なんや、なんやこの試合。もう訳がわからん。

 

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なんだこの試合…しかしえげつない展開はまだまだ続きます。レロイ・サネを投入して最後の攻撃を仕掛けるマンCに対し、トッテナムは11人全員で守備。そんな中、トッテナムパスミスを突いたアグエロが持ち込み、折り返したところにまたしてもスターリング!!沸き返るマンCサイド!落胆するトッテナムサイド!

…しかし!このスターリングのハットトリックとなる予定のこのゴールはオフサイド判定でゴールが取り消されてノーゴール!目の前で奇跡が萎んだマンC!生き返ったトッテナムそして遂に試合終了の笛が吹かれ、2試合合計スコアは4-4。トッテナムが初めてのチャンピオンズリーグ準決勝進出を決めました!

 

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いやぁ…手に汗握るとはまさにこの事…とんでもない試合見たなぁ…って感じです…朝6時…目もバッチリ覚めましたわ…。もう何か、戦術的な事を総括する気力もないので今更言うまでもないような当然の事を言いますが、やはりこのレギュレーションの大会でホームでの試合で完封勝ちする事の大きさですよね。トッテナムの勝因を探すと、今日の試合の粘りや激しさに目が行ってしまいがちですが、結局のところ最大の勝因はは第1戦でマンCにアウェイゴールを許さなかった事でしょう。今日の試合は4失点こそしたものの、GKロリスを筆頭に決定的な失点は阻止し続けたトッテナムDF陣は高く評価されるべきです。

 

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一方のマンCとしては…これで2年連続ベスト8、2年連続同国対決での敗退という事になってしまいました。昨年は敗れてもプレミアリーグの優勝はほぼ決まったも同然…みたいな状況だったので不安視される事はありませんでしたが、今年は今尚リバプールとデッドヒート状態。引きずるなと言う方が無理な敗戦だったかもしれませんが、それでもリーグに向けて気持ちを切り替えてくれる事を祈るばかりです。

 

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もう一つの試合では、リバプールFCポルトに4-1で快勝。2試合合計スコアを6-1とし、準決勝進出を決めました。これで今大会のベスト4はFCバルセロナアヤックストッテナム・ホットスパーリバプールの4チームとなります。

準決勝のカードは

アヤックスvsトッテナム

リバプールvsバルセロナ

欧州リーグも、いよいよクライマックスです!

 

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ちなみに新スタジアム完成までにトッテナムが暫定ホームにしてたウェンブリーがライブ・エイドの会場だよ。ボヘラプ冒頭から出てくるよ。

ではでは(´∀`)