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完成形とは〜J1第10節 北海道コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸 マッチレビュー〜

今週のジャッジリプレイは盛り上がりそうやのぉ…。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューも令和最初のJリーグとなる、明治安田生命J1リーグ第10節、北海道コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸の一戦です。

 

 

 

ダビド・ビジャアンドレス・イニエスタルーカス・ポドルスキのVIPトリオを擁しながらも不振の続く神戸。吉田孝行監督就任以降も連敗は止まらず、前節川崎戦での敗北で4連敗となってしまいました。

対する札幌は3連敗の後に3連勝と波のあるシーズンを過ごしています。今日の試合で4連勝を飾り、良い流れを掴む事は出来るのでしょうか。

 

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共にポゼッションを主体としたスタイルのチーム同士の対決。連勝を伸ばすか、連敗が伸びるかの重要な一戦です。

両チームスタメンです。

 

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イニエスタポドルスキを欠く神戸はスタメンを大きく変更。特に左サイドはかなり大胆にメンバーを入れ替えてきました。札幌はアンデルソン・ロペスの欠場に伴い、荒野拓馬を一列上げて対応しています。

本日の会場は北海道、札幌ドーム!Jリーグ唯一のドーム球場、超満員の中でキックオフです。

 

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立ち上がりは札幌のペース。神戸も2〜3度ほどシュートチャンスを作ってはいましたが、それ以上に札幌の攻めの圧力と積極性が凄く、度々神戸ゴールに襲い掛かるシーンが続きます。

 

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パスワークを主体にサイドのスペースを有効に使う連動性のある攻撃を見せて何度もペナルティエリアに侵入していく札幌。徹底的に前へ、前へと押し込んでいく札幌の戦法は、結果的に古橋享梧や郷家友太といった神戸のサイドを守備に忙殺する事にも成功していました。

 

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40分、古橋のクロスにビジャが右足で合わせるなど神戸も惜しいシーンが無かった訳ではないものの、前半は完全に札幌が優勢に進めた試合。しかし前半でゴールが決まる事はなく、0-0で後半に向かいます。

 

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後半も札幌が攻勢を強めて攻め込む時間が増えていきます。しかしそれでも得点が取れないとなってくると、今度は「押し込んでいるのに…」という状況が焦りを生んだのか、61分にペナルティエリアに侵入した札幌ユース出身西大伍福森晃斗が倒してしまいPK。これをビジャが決めて劣勢だった神戸が先制します。

 

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しかしその直後、今度は札幌がすぐさま取り返しにいきます。右サイドの位置からFKのチャンスを得ると、エリア内でボールがリフレクションしたところを進藤亮佑が超絶美技のバイシクルシュート!DF橋本和が負傷退場し、混乱の中の神戸の隙を突くビューティフルゴールで試合は振り出しに。

 

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更に立て続けに前半から続けていた札幌のサッカーが身を結んでいきます。70分、右サイドで宮澤裕樹の落としを受けた途中出場の早坂良太がクロス。このボールを鈴木武蔵が頭で合わせて札幌が先制点を奪われてから10分足らずで逆転に成功。満員の札幌ドームのムードは最高潮に。

 

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ビハインドを背負う事になった神戸はビジャを下げて札幌と相性の良いウェリントン、そして田中順也を下げて小川慶治朗を投入。札幌の重心も少し後ろに下がるようになった為、神戸の攻撃の時間が続くようになりますが札幌の守備を崩せず、なかなかシュートにも持ち込めないまま。

 

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最後まで集中を切らす事のなかった札幌。アディショナルタイムの古橋の決定的なシュートはGKク・ソンユンがファインセーブ。試合はそのまま終了の笛を迎えて札幌が2-1で今季初の逆転勝利を収めて4連勝達成!一方の神戸は5連敗となってしまいました。

 

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前半から札幌は見事な試合をしました。ミシャサッカーの目指す形というものがピッチで体現出来ていたと思います。攻勢を強めていた前半に点を取れたなかった事が先制を許してしまうきっかけとなってはしまいましたが、先制点を奪われても決してブレる事なくアグレッシブなサッカーを貫きました。令和最初のゲームで今季初の逆転勝利、そしてクラブ史上初の4連勝…札幌にとって、この上ない新時代の幕開けとなりましたね。

 

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神戸に関しては、今季リーグ戦初出場となった宮大樹の奮闘もあって守備面では普段の神戸よりも安定していました。一方で、今日は札幌の前に完全に劣勢に立たされてしまっていて攻撃も個人突破に委ねざるを得ない形になり、そうなってくるといくらビジャでも3バックを単独で中央から崩すのは難しくなってしまっていましたね。敗北は必然の結果だったと思います。

 

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さ、ガンバ見よ。頼むデェェェ!!!

ではでは(´∀`)