一発のアイデア〜明治安田生命J1リーグ第18節 アビスパ福岡vsヴィッセル神戸 マッチレビュー〜

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どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第18節、アビスパ福岡vsヴィッセル神戸の一戦です。

 

 

 

随分Jリーグも久々に感じますね。それもそのはず、ルヴァン杯天皇杯はありましたが、純粋なJ1のリーグ戦で言えば6月2日に湘南vsG大阪と横浜FCvs川崎が行われて以来で、福岡と神戸にとっては5月30日以来のリーグ戦。試合数にバラつきこそあるものの、そろそろリーグは全チームが半分の試合数を消化します。

福岡は5位、神戸は6位、そして勝点差は1。好調で進んでいる両チームにとって、更に上位に進む為には落とせない試合である事は順位表を見れば一目瞭然です。福岡は連勝こそ6で止まりましたが、ホームでの連勝は4連勝、全公式戦を通じても6連勝継続中。神戸はこの要塞にどう立ち向かうのでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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福岡はスタメンこそ前節から4人変更しているものの、基本的な形としては従来通りの4-4-2を継続しています。

一方、神戸はルヴァン杯浦和戦で採用した4-3-1-2システムでトップ下の位置にアンドレス・イニエスタ、3ボランチとして郷家友太、セルジ・サンペール、山口蛍が入りました。左SBで先発の初瀬亮は福岡所属経験もあり。なお、トーマス・フェルマーレンUEFA EURO 2020にベルギー代表として参加している為に欠場しています。

そういえば、福岡の長谷部茂利監督は開幕前に神戸の監督に就任するみたいなニュースもありましたね…。そもそもそれ以前に現役時代は3年間神戸に所属し、背番号10も背負っています。監督としては初めての神戸戦です。

 

 

本日の会場は福岡県福岡市、ベスト電器スタジアムです。

先日はU-24日本代表vsU-24ガーナ代表の試合も行われたスタジアムですが、かつてはユニバーシアードのサッカー競技や2019年のラグビーワールドカップの開催実績もあるスタジアム。最寄駅からは少し歩かなければなりませんが、最寄駅の名前がなんと「市営地下鉄福岡空港駅」。なかなかレアな空港近くのスタジアムなので、試合中には離着陸の飛行機が見える事も。また、今日の試合では福岡でプロキャリアをスタートさせた冨安健洋が来場しています。

福岡も神戸も歴史の長いチームですから両者の対戦経験はそれなりに多い訳ですけど、このスタジアムで印象深いのはやはり2006年のJ1・J2入れ替え戦の第2戦。J1だった福岡の残留かJ2だった神戸の残留か…という一戦でしたが、まさしく死闘と呼ぶに相応しいゲームは1-1のドロー。神戸ホームの第1戦が0-0だった為、アウェイゴールで神戸のJ1昇格と福岡のJ2降格が決まりました。当時、神戸でキャプテンマークを巻いていたのが現在監督を務める三浦淳宏でした。

 

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0-0の状況をなるべく長く続ける事で勝ちパターンに引き込むやり方をしていた福岡には大きな誤算となる立ち上がりでした。2分、自陣からサンペールがゆっくりとドリブルでボールを運ぶと右に展開。これを受けた酒井高徳アーリークロスが上手くファーサイドに抜けたところを古橋亨梧が飛び込んで神戸がいきなり先制。

 

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ですがボールポゼッションこそ神戸が握っていたものの、やはり勝てている事から来る余裕もあったのか福岡はリズムを崩さずに戦っていきます。右サイドでジョルディ・クルークスが粘ってクロスを上げると、DFが足を滑らせた影響もあって山岸祐也が上手く抜け出しワンタッチで合わせて同点弾!20分までに試合は1-1のスコアになります。

 

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前半はポゼッションを高めながらイニエスタを中心に中央突破主体の攻撃を組み立てる神戸、一方福岡は少ない手数でワイドにピッチを使いつつ、サイドからの攻撃でチャンスを作ろうとするなど、両者のスタイルとやり方が対照的に映し出される興味深い前半に。前半は1-1で終えます。

 

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後半も基本的には前半と変わらない形で、両者が全く異なるスタイルをぶつけ合う形での一進一退が続きます。ただ時間が経過すると共に福岡が押し込む時間が続き、ゴール前まで進んでいく回数は明らかに福岡の方が多くなっていました。福岡はこの傾きつつある流れを上手く活かそうと62分にファンマ・デルガド、湯澤聖人、渡大生の3枚替えを敢行。

 

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ですが78分、イニエスタがDFに囲まれながら絶妙な浮き球のパスを供給。これに抜け出した酒井がクロスを入れると、これが杉本太郎のバンドを誘発して神戸がPKを獲得。これをイニエスタがGKの逆を突いて冷静に決めて勝ち越しに成功。イニエスタはこれが今季のリーグ戦での初ゴールに。

 

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アディショナルタイム、キッカーも中のプレイヤーもクロス戦術に強い選手を持つ福岡は彼らの強さを活かすべくパワープレー気味の攻撃を仕掛けきたのに対し、神戸は山川哲史を投入してそれに対処していこうとします。アディショナルタイム、GK村上昌謙のロングボールにGK前川黛也が飛び出してしまい、一時的にゴールマウスはGKがいない状態に。しかしそこを目掛けたファンマのシュートはカバーに入っていた神戸のDFに阻まれてゴールならず。最後は猛攻を耐え抜いた神戸が逃げ切り2-1で勝利。福岡の公式戦でのホーム連勝は6でストップしました。

 

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ある程度プラン通りに試合を動かせたのは福岡の方だったと思いますし、逆に試合を上手く運べていない感覚を持ちながらプレーしていたのは神戸の方だったと思います。先制点こそ良い形で取れたものの、その後は古橋とドウグラスが上手くスペースを与えられませんでしたしね。ただ、その中でもあのPKに繋がってシーン…イニエスタの発想と技術、酒井の反応とパサーの次のパスに対する想像力……現在開催中のEUROにも言える事ですが、やはりこういう選手の強みは「劣勢をワンプレーで勝ちゲームに変えられる」部分になってくるのでしょうか。福岡も素晴らしいパフォーマンスだっただけに。

 

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今日ウズベキスタン行くのね

ではでは(´∀`)