迂闊にTwitterで嵐のライブ過去2回も行けたって言ったら炎上しそうな気すると思ったけど私のTwitterそこまでの影響力無かった。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J2リーグ第39節、京都サンガFCvsヴァンフォーレ甲府の一戦です。
一時期はJ1昇格に向けて優位な位置につけていたはずのサンガ。しかし夏以降の不振や横浜FC、岡山、徳島辺りの躍進が重なり、サンガはサンガで第37節で横浜FCとの直接対決を制したものの、続く第38節で新潟に完敗。気がつけば暫定でプレーオフ圏外の8位にまで転落してしまいました。今日甲府に敗れれば9位に転落してしまうサンガ。文字通り、崖っぷちに追い込まれた正念場です。
勝てば6位、負ければ9位…。
両チームスタメンです。
サンガはシステムこそ4-1-2-3で変わらないものの、一美和成と福岡慎平が3試合ぶりにスタメン復帰。また、レナン・モッタをアンカーに戻し、3トップの一角としての出番が多かった仙頭啓矢を今日はMFとして起用するなどメンバーと配置を少し弄ってきました。また、今季11試合目の先発出場となった田中マルクス闘莉王は、3バックではなく4バックのCBとしての起用は今季初めてです。
来年からは京都府亀岡市にオープンする京都スタジアムへの移転が決定している為、西京極での試合は残り2試合。昔から通ってるスタジアムですので、名残惜しい気持ちはありますね。
本日も現地観戦!直接対決!
前半から中盤での激しいボールの奪い合いが続き、サンガも甲府もボールをなかなかチャンスになり得るゾーンまで進めていく事が出来ません。そんな中、サンガは12分にセンターバックの本多勇喜が負傷。一度はプレーを再開したものの、23分に上夷克典との交代で負傷退場を余儀なくされます。
試合は一進一退の展開で進んでいきます。27分には仙頭、28分には一美が惜しいシーンを迎えますが、いずれも甲府のGK河田晃兵に阻まれてゴールならず。その後も一美を中心にペナルティエリア内侵入を試みますが、あと一歩のところを推し進める事が出来ないまま前半を終えます。
昇格の為には引き分けではなく勝利が必要なサンガは後半も甲府を押し込み、前への圧力を強めていきます。しかし60%を超える支配率で押し込む割には前半同様にもう一歩を押し切る事が出来ず、いわゆるここ最近の「サンガが詰まるパターン」に陥り、攻めている割には決定的なシーンは創り出す事が出来ません。
68分には一美のミドルシュートが枠を逸れ、74分には福岡の折り返しに仙頭が合わせる決定機が生まれましたが、これもまたGK河田のファインセーブによって阻まれて遠い先制点…。そんな中、甲府は76分にエース、ピーター・ウタカを下げて金園英学を投入すると82分、ジュニーニョのFKを金園が頭でクリア…そのクリアボールを曽根田穣が拾うと、パスを受けたアラーノが絶妙なロングスルーパスを供給します。ここに走り込んだ曽根田がワンタッチで折り返したところに投入されたばかりの金園が駆け上がって走り込んで甲府が1点先制。余りにも、余りにも鮮やかなカウンターを決められ、ここに来て痛すぎる失点を許してしまいます。
この試合だけでなく、昇格争いという視点でもいよいよ絶体絶命に立たされたサンガは86分にエスクデロ競飛王、湯澤洋介を同時投入し、更に闘莉王を前線に上げて同点弾を狙いにいきます。そしてアディショナルタイムに突入した92分、仙頭のクロスが湯澤聖人の手に当たって土壇場でペナルティキック獲得!!しかし、仙頭の右足から放たれたシュートの前に立ち塞がったのはまたも河田……。サンガにとって、4月3日の第7節山形戦以来となるホームでの16試合振りの敗戦は余りにも痛く、重過ぎる敗戦となってしまいました。
今年のサンガの調子が良かった頃の攻撃パターンと言えば、主に前線の一美、仙頭、小屋松知哉が良い距離感でテンポ良く攻め込む事でゴールに繋がるパターンが主を占めていました。今日の試合で言えば一美、レナン・モッタが絡んで最後は仙頭がシュートを打った16分のようなシーンですね。しかし今日に限らず最近のサンガに言える事ですが、そのパターンも対戦相手に読まれ出して以降はサイドが無理に開き過ぎるようになってしまう事が多く、そうなれば一美に当ててそこからコンビネーションで崩すサッカーはかえって機能しなくなる訳で。今日で言えば小屋松、特にジュニーニョはかなりサイドに開いてしまっていた事で、一美が孤立してしまう場面が多かったように感じます。後半は仙頭をより一美に近い位置でプレーさせる事である程度改善されましたが…いわゆる「サンガ対策」的なものが対戦相手の中で確立され始めてきてからの閉塞感が拭えないままここまで来てしまった、そして甲府にしたたかにそれを狙われてしまったという…。
…今日に関しては、前節の新潟戦などのようなサンガの負けパターンタイプの試合に比べれば内容は良く、サンガを責めるより甲府のGK河田を褒めるべき試合だったとも言えるかもしれませんが…なんにせよ一つ確かな事は、12356人を集めた西京極でのこの試合は余りにも痛過ぎる敗北だったという事で…。
【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】
1位 柏レイソル(75)
2位 横浜FC(70)
3位 大宮アルディージャ(69)※
4位 モンテディオ山形(67)
5位 徳島ヴォルティス(67)
6位 水戸ホーリーホック(64)
7位 ファジアーノ岡山(64)
8位 ヴァンフォーレ甲府(62)
9位 京都サンガFC(62)
10位 ツエーゲン金沢(56)
11位 アルビレックス新潟(55)
12位 V・ファーレン長崎(53)
13位 東京ヴェルディ(51)
14位 レノファ山口FC(47)
15位 FC琉球(46)
16位 愛媛FC(42)
17位 ジェフユナイテッド千葉(42)
18位 アビスパ福岡(41)※
19位 FC町田ゼルビア(37)
20位 鹿児島ユナイテッドFC(37)
21位 栃木SC(33)
22位 FC岐阜(30)
※台風19号の影響で10月12日に予定されていた第36節大宮対福岡の試合が11月6日に延期となっている為、大宮と福岡は1試合未消化。
大宮対柏の直接対決では大宮が勝利し、また自動昇格争いの渦中にいた山形が水戸との直接対決を落としてしまった為、自動昇格争いは柏、横浜FC、大宮の3チームに絞られてきた印象です。プレーオフ圏内争いについては、徳島が無敗記録を伸ばして5位を維持。また、京都との直接対決を制した甲府がこの争いに食い込んで来ています。
残留争いについては、水曜日に鹿児島との直接対決を落とした岐阜が徳島に0-7の大敗を喫し、鹿児島、栃木が共に今節で勝点を上げた事で更に窮地に。岐阜は次節にもJ3降格が決まる可能性があります。
まだ溜息出るわ…。
ではでは(´∀`)