せっかくのJリーグ開幕って時にこんな出だしにするのもどうかと思うんすけどね、今ものすごく猛烈にイカが食べたい。
どーもこんばんは
ものすごく猛烈にイカが食べたい。
ものすごく猛烈にイカが食べたい。
さてさて、本日のマッチレビューは勿論このカード、2020明治安田生命J1リーグ開幕戦、湘南ベルマーレvs浦和レッズの一戦です!
いよいよ始まりました。東京オリンピックイヤーの今年のJリーグ!今年もここ2年と同様金曜開催のフライデーJリーグで開幕となりました。
今年の対戦カードは湘南ベルマーレ対浦和レッズ。2018年のカップ戦王者である両チームは、昨季は大いに苦しんだ一年になりました。浦和はACLでは準優勝しながらも豊富な戦力を有しながらも残留争いに巻き込まれる羽目になり、湘南はチームのゴタゴタもあって残留はプレーオフの末にようやく掴む事に。再起を図る両チームの対戦で、今年のJリーグは幕を開けます。
両チームスタメンです。
大きな選手の入れ替えがあった湘南はスタメンに新加入選手(レンタルバック含む)を5人起用。特にツートップは2人とも新戦力で、仙台から獲得した浦和にも在籍歴のある石原直樹、そして現役ノルウェー代表のタリクが顔を揃えます。
一方の浦和は長く親しんできた3バックシステムと今年は決別し、4-4-2システムを採用。槙野智章や長澤和輝、青木拓矢などの昨季のレギュラーがベンチに座るなどの変化が見られます。
本日の会場は神奈川県平塚市のShonan BMWスタジアム平塚です。
湘南vs浦和といえばやっぱり昨年5月の埼玉スタジアムでの試合が思い浮かびますが、実は2015年も同じ会場で同じカードでの開幕戦でした。その時は湘南が遠藤航のゴールで先制しましたが、浦和が興梠慎三、宇賀神友弥、那須大亮のゴールで3-1で逆転勝利しています。ちなみに、石原直樹はその試合では浦和の選手として出場。
尚、今シーズンからはJ1リーグ戦でもVARが採用されています。
抜群の試合の入りを見せたのは湘南でした。しっかりとパスを繋ぎながら序盤から浦和を押し込んでいくと、4バックでの守備にまだ慣れていない感のある浦和に対して湘南は7分、左サイドでパスを受けた鈴木冬一が絶妙なクロスを上げるとゴール前でドフリーになっていた石原直樹がヘディングシュート。これが決まって2020年ファーストゴールは石原直樹が記録する事になりました。
その後も湘南がアグレッシブな姿勢を見せて試合を優位に進めてある一方、浦和は新システム4-4-2の利点を活かせる展開に中々ならず苦しい試合運びを余儀無くされていきます。しかし30分過ぎくらいから左サイドを中心に浦和のサイド攻撃が活き始めると、まず39分には自陣から山中亮輔がロングフィードを送り、抜け出した汰木康也の折り返しを興梠慎三がシュート。一度はGK富居大樹が何とか防いだもののこぼれ球を興梠が自ら押し込んで同点に。
更に42分、バイタルエリアに押し込んだ浦和は左サイドに大きく開いた山中に展開。山中がゴール前にクロスを上げると、マークに付く石原広教を振り切って新潟から新加入のレオナルドが頭で流し込んで浦和が逆転弾。前半のうちに逆転に成功した浦和が1点リードで前半を終えます。
前半が激しい展開だった分、特に湘南は前半からハードワークで飛ばした影響もあって後半は傾向としてはやや試合はスローペースで進んでいきます。しかし後半の中頃辺りになると試合のペースはまた一気に加速し、堅い試合になりがちな開幕戦ながらオープンな試合展開に。65分、石原直樹からのパスを左サイドで受けた鈴木冬一がまたしてもクロスを上げるとヘディングで合わせたのは今季から浦和から完全移籍となった山田直輝!気がつけば叩き出された4得点すべてが左サイドからのクロスという形で試合は再び振り出しに。
73分にはサイドの攻防戦の末に鈴木大輔がまさかのハンドがVARにより発覚して湘南がPK獲得。しかし新加入タリクの蹴ったPKはクロスバーを超えて逆転弾には繋がりません。ここから湘南は齋藤未月を下げて中川寛斗、この日2アシストの鈴木冬一を下げて岩崎悠人、そして山田直輝を下げて指宿洋史を投入。逆に浦和は76分に柏木陽介、汰木康也を下げてマルティノス、青木拓矢を同時に投入し、両者決勝点となり得る3点目を狙いに行きます。
そして85分、左サイドからマルティノスがロブパスを送ると、これを拾った関根貴大がペナルティエリアを切り崩して左脚一閃。これが決まって浦和が再度勝ち越しに成功します。88分には浦和は山中を下げて槙野智章を入れて守備を固め、値千金の勝ち越しゴールを守り切って試合終了。2020年のオープニングゲームは浦和が3-2で勝利を収めました。
スローな展開になりがちな開幕戦にしては激しい展開、見応えのある攻防戦になりましたね。勝利こそしたもののルヴァン杯では中々攻撃の形を作り切れなかった湘南も、敗れはしましたが内容的には希望が持てる試合は出来ていたと思います。浦和にしても、3得点全てが左サイドからの攻撃を起点にしていた事からも見て取れるように今季の変換ポイントの利は示していたんじゃないでしょうか。ただ、浦和に関してはシステム変更に伴う守備の再編がまだ途上のように見えましたね。
イカ欲はまだ治ってないです。
ではでは(´∀`)