オフコース〜コパ・アメリカ2019ブラジル大会グループC第1節 日本代表vsチリ代表 マッチレビュー〜

大阪北部地震から今日で1年。あの時はロシアのカザンで、サランスクに向かう日本代表を見送りに空港に赴き、その次の日の現地時間でド深夜でした。色々な意味で忘れられないエピソードでしたね…。

 

どーもこんばんは

 

 

 

さてさて、少し暗い入りとなってしまいましたが、ここからは明るくハイテンションに。いよいよ待ちに待ったコパ・アメリカ、日本代表の初戦です!

今回のマッチレビューは勿論、コパ・アメリカグループC第1節、日本代表vsチリ代表の一戦…!

 

 

 

南米の猛者達が凌ぎを削り合うガチとガチの大会に、日本代表は20年ぶりに出場する事になります。2011年大会、2015年大会は招待されながらも諸事情で出場が叶わなかったので、この大会への期待は益々高まっていますね。

選手招集の拘束力などの観点でフルメンバーは揃わなかったものの、代わりに南米のピッチで中心となるのは来年の東京五輪を目指す若手選手達。この大舞台で、この真剣勝負の舞台で、若い選手が揉まれ一皮も二皮も剥けてくる事に期待されます。

 

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初戦の相手、チリは2015年大会、2016年大会を連覇中で、3連覇を目指すディフェンディングチャンピオンチリとは昨年9月に札幌ドームで予定されていた森保ジャパンの初陣がキャンセルになってしまった経歴もあるので、それを踏まえても初戦の相手としたこれ以上の相手はないのかもしれません。

余談ですが、大阪長居スタジアムで2009年に行われた日本vsチリは観に行きました。あの時監督がビエルサだったのよね。

両チームスタメンです。

 

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東京五輪世代となるU-22日本代表、また先日のキリンチャレンジカップトリニダード・トバコ戦エルサルバドル戦森保一監督が好む3-4-2-1を用いていた為3バックの採用も予想されていましたが、今日は日本代表の基本システムと言える4-2-3-1を採用します。

チリのスタメンはレイナルド・ルエダ監督が予告した通りのスタメンを起用してきました。

 

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本日の会場はブラジル、サンパウロエスタジオ・ド・モルンビーです。

 

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ブラジル最大の都市、サンパウロで最大の収容力を誇る事からQUEENポール・マッカートニーなど、名だたるアーティストのコンサートも多く開催されているスタジアムです。

今大会の会場の多くはブラジルW杯を機に大幅改修されている為、非常に近代的な綺麗なスタジアムになっていますが、その中でも唯一このモルンビーは「南米感」が凄く漂うスタジアム。この歴史の深いスタジアムで初戦を戦うのは、まさに南米の雰囲気を味わう絶好に機会となるでしょう。

 

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立ち上がりから試合はスローでは無く、アップテンポな立ち上がりに。日本の試合の入りも悪く無く、ファーストシュートは6分の久保建英のFK。その後も9分に中島翔哉ミドルシュートを放ち、10分には原輝綺が良い抜け出しからチャンスを作り、12分にはCKから植田直通がヘディングシュートを放つなど積極的かつ攻撃的な入りを見せます。

 

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しかし前半の中頃になると、日本の良い感じのハイペースは少しずつ落ち着き始めてしまい、そうなると今度はチリの攻撃が牙を剥きます。今日の日本は4-2-3-1というシステムでしたが、前田大然や中島翔哉のスピードを活かす為に中盤省略気味な形になり、その戦い方が前半に多くチャンスを作る要因にもなった訳ですが、守備面に於いては中盤を制圧される時間帯が続くようになる事に。

 

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そんな中41分、チリのチャルレス・アランギスのコーナーキックをエリック・プルガルに頭で合わせられて日本が失点。44分には柴崎岳のパスから上田綺世が決定機を迎えたものの決め切る事が出来ず、戦前の予想よりも攻めの形は作れていたものの、前半途中からは劣勢が続いた日本は1点ビハインドで前半を終えます。

 

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なんとか後半、前半立ち上がりのような良いリズムを戻したかった日本ですが、むしろチリの凄味が増していくばかりで、日本は後手を踏み続ける展開。54分、日本は右サイドを崩されると、マウリシオ・イスラに折り返され、中央のエドゥアルド・バルガスがシュート。これが冨安健洋に当たってボールはゴールに吸い込まれて日本は追加点を許してしまいます。

 

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2点リードを許してからはチリもペースを落としてきた事もあり、57分には柴崎のクロスからフリーで待ち構えた上田が、65分にはドリブルで左サイドを切り崩した久保建英がシュートを放ちますが両方とも枠の外。南米らしく、落ち着いたペースになったチリの牙城を何とか崩すべく、日本は安部裕葵、三好康児を投入。

 

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チリが引いた事で前田や中島のスピードが活きる展開が減った為、79分には岡崎慎司も投入し、細かいパスでチャンスを作る展開に切り替えた日本はその狙いが活きた場面も確かに生まれました。しかしゆーっくりしてたと思いきや、チャンスと見れば確実に仕留めてくるチリの恐ろしさが存分に発揮され、まず82分には右からのクロスをアレクシス・サンチェスが頭で。83分には裏に抜け出したバルガスが前に出たGK大迫敬介の頭上を越すループシュートを決めて一気に試合は0-4に。

 

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なんとか1点を返したかった日本は積極的に前に出ていこうとはしたものの、結局最後までゴールを奪えず。

20年ぶりの参戦、日本代表のコパ・アメリカの挑戦は0-4…大敗でのスタートとなりました。

 

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コパ・アメリカというこの大会は、恐らく南米の方々にとっては日本人や欧州人が想像する以上に「生きるか死ぬか」と言える大会です。その大会で3連覇を目指すチリが初戦で油断なんかしてくれる訳が無い事は最初からわかっていましたが、その中でもチリが様子見の時間としていた立ち上がり、あの日本が多くのチャンスを作った立ち上がりに1点でも取れていれば…少しは違ったのかもしれません。日本がどうこう、よりもチリが強過ぎた。こんな奴らですらロシアW杯の出場権を逃すのか…南米サッカーの恐ろしさを痛感した試合だったのではないでしょうか。

 

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結論から言うと、無論、それは仕方のない事情があるので批判をするつもりは全くないのですが、やはり今回のメンバーで戦うにはガチのマジのチリは厳し過ぎる相手でした。実際、立ち上がりの日本は悪くないどころか良い入りでしたし、上田や久保は決定機に多く絡みました。でも誰もがあと一歩が足りなかった…。今日の試合、試合内容に関しては0-4という大差がつくほど酷い試合では無かった事は断言できます。一方で、チリとの力の差は0-4というスコア以上に感じてしまう、そんな試合だったと言えるでしょう。

ただ、東京五輪世代を中心にしたメンバーを構成した以上、それも日本のコパ・アメリカを戦う目的の一つでもあるはずです。今日のチリ戦、そして次のウルグアイ戦も、大きな意義をもたらす…それだけは確かなのではないでしょうか。

 

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大木さん退任…。

ではでは(´∀`)